クリスティーン・アギレラと、シェールという新・旧?歌姫対決が話題のこの映画。
シェールは、映画主演でいきなりアカデミー賞主演女優賞を取った「月の輝く夜に」(1987)の段階で、既に行き遅れのおばさん役。
それから20年以上が経過していて、若いアギレラとどう対抗するのか?
ストーリーはいたって簡単。
王道のサクセス・ストーリ-で、70%くらいがアギレラ。
彼女は田舎から出てきて、LAのキャバレーショーを上演する「バーレスク」で、ウエイターからのし上がってスターになる。
それをもり立てるサポート役というのが、シェールの役どころ。
借金をかかえていて、その金策に奔走している店主役なので、あまりニコニコはしていない。
スティーブン・アンティン演ずる店のパートナーとのやり取りがそこそこ可笑しい。
という構造なので、基本的に対決というよりは「次のスターに世代交代する」ノリなのだと理解した。
ところが!
ラスト直前、金策に困り果てたシェール。
帰りがけに、スタッフから促され、1曲だけリハーサル。
この1発で、私的には全てもっていってしまった!!
曲名は、You Haven't Seen the Last of Me
「まだ私は終わってない」、という意味。
強力な歌唱力で、歌詞どおりの意思を示す。
この説得力に圧倒された。
冒頭にも書いたが、出世作からはや20数年。
御年64才のおばあさん!
徹底的に人工的な整形を施しているのだろう(さすがL.A.)
ので、そうは思わせないが。
「ウルトラ美魔女」ということだろうか?
そのあとのクライマックスを迎え、その音・映像美に満足して終了後、席を立った。
だが、いくらアギレラが奮闘しても小娘にしかみえなくなってしまった自分に驚き(笑)
彼女でさえ、30才なのに....
追記:ゴールデン・グローブ賞で、You Haven't Seen the Last of Me が この映画唯一の賞、オリジナルソング賞を獲得!!
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観たときは年齢を知らなかったのです。
パワフルで艶があってEDの最後もシェールのバーレスクで〆で、
一番深くのこったのが彼女の歌でした。
TB返しありがとうございました。^^
素敵な映画でしたね。。観たのはずいぶん前ですけど(笑)
御z時blog内で葉ない野でTBやり方わかりませんのでコメントを残します<m(__)m>
物語は単純明快な、逆転劇で、いかにもアメリカらしいんですが、圧倒的な歌唱力の迫力がありました。
こちらからもTBお願いします。
ふぇいさん、どうトラバがはれないのですか?
おしえてくださいませ!