まず驚きは ! !
アメリカ館の上部に設置されている大型スクリーンで、
GMの車のコマーシャルが、がんがん上映されている ! !
トヨタ町(と言い切ってしまいます)の名古屋で大胆なことするなあ~ アメリカは、ってつい思ってしまいます。
この映像がまず印象的なアメリカ館の外観です。
(実はGMはこのパビリオンの協賛社だそうです。他の映像も流れてはいるのですが、あまりにGMの印象が強いので)
さて、展示に移りますと、
発明家ベンジャミン・フランクリンを狂言まわしに滑らかにテーマにはいっていくところ、そしてショーの展開といい、さすがエンタテイメントの国、見せ方がうまいなと感心させられます。
一方で、どうしてもディズニーのアトラクションと細部比較してしまう自分がそこにはいますが。
もともと、万博とディズニーの関係は深いものがあります。
ニューヨークのフラッシングメドウ(テニスの全米オープンが実施される、あそこです)で開催された64-65年の世界万博では、ディズニーがプロデュースしたパビリオンが数館ありました。好評に気を良くしたのか、ウオルトディズニーはそこの施設の一部を使って、ディズニーランドを強化するとともに、万博のコンセプトの影響を受け、オーランドのディズニーワールドにある「エプコットセンター」設立につながったのです。去年「エプコットセンター」に遊びに行ったのですが、テーマ館の展示はオープン当時の内容ほぼそのままで、古さが逆にその時代への郷愁を駆り立てましたが...
私は子供時代をニューヨークで過ごし、その世界万博にも行った記憶がおぼろげにあります。最もまぶしい時代のアメリカでした。もしかしたらその影響下で大阪万博に夢中になったのかもしれないと今になるとそう思います。
一方、アメリカの子供たちにとって、世界万博のあとアメリカのまぶしいイメージを引き継いだのが、アポロ月面着陸などの宇宙開発だったのです(小学校でも授業のテーマになってました)
今回のパビリオンでは、発明家ベンジャミン・フランクリンを狂言まわしに、オープニングのショーからメインの映像ショーとつないで、最後のコーナーが、宇宙開発コーナーになっており、火星探査、土星探査のコンテンツがそろっています。
先日のスペースシャトルの発射そして宇宙での修復作業も目にまだ焼き付いている中、このコンテンツで勝負されれば、どの子供も夢中でしょう、定石とはいえ、目をうるうるさせる子供たちを見ては、なにも言えません。
ちなみに最後にも、GMの未来カーが展示されてはいました。
火星探査車とか見た後で、立ち止まって見る人は全くといっていほどおりませんでしたが。
さて、これでグローバルコモン2をあとにしまして、明日はグローバルコモン5です。
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