コンサート後に備忘録として記録しているが、今回は忘れるわけがない!
というのは…
当日:開幕30分前に カーネギー ホール へ到着。
早速チケットをスキャンして入場。
当ブログは「音が平等に届くバルコニーは最高」論者なので、階段を上がっていくのだが、途中2回チケットを提示した際の反応が何かいつもと違う?!?
で席の番号を見ると、A 101
もしかして、凄くいい席をゲットしちゃった可能性もあるかもね、と会場内に入場。
すると…
驚いたことに、席がバルコニー階の 最前列 かつ ド・センター!
通路の左右に席が並んでいくのだが、左側なのでバイオリンなどの弦楽器類がよく聴こえるそのフロアで最高の席(汗)
最前列なので、ちょっと怖いくらい(写真)、シートベルトがあってもいいかもなくらい(笑)
チケットは数日前に直接出向いて購入したのだけれど、ちゃんとジャケット着て行ったのが効を奏し、蔵出し的にこの凄い席を割り当ててくれたのかな?!?
しかも!
今日の演奏者は普段は MET = メトロポリタン歌劇場で演奏するオーケストラ…
メトロポリタン歌劇場で聴くこのオーケストラは、世界ベスト級の音色を聴かせると考えている。
その超優秀なオケが、メトロポリタン歌劇場よりも更にアコースティックな響き・ピアニシモの響きに優れ、これこそ世界ベストかもと思わせる場所 = カーネギー ホール!
鑑賞日:2023年 6月 22日(木)
演奏: METオーケストラ
指揮: ヤニック・ネゼ=セガン(音楽監督)
歌手:エンジェル ブルー(ソプラノ)
ラッセル トーマス(テノール)
演目:
- バーンスタインBERNSTEIN 「ウエスト・サイド物語」 Symphonic Dances from West Side Story ← 世界初演時と同じ場所で!
- マシュー・オーコイン MATTHEW AUCOIN Heath (King LearSketches) (World Premiere) ← 世界初演!
- チャイコフスキー TCHAIKOVSKY 「ロミオとジュリエット」幻想序曲 Romeo and Juliet Fantasy Overture
(休憩)
- ヴェルディVERDI 「オテロ」最終幕 Otello, Act IV
(アンコール)
・マスネ MASSENET 曲不明 (オペラの間奏曲の抜粋と思われる。弦楽器のみの演奏)
先にも書いたように、カーネギーホールは世界最高級の音響のため、細かい演奏のニュアンスも確実に美しく届く。
例えば、
・「ウエストサイド」での バイオリン × 1、ビオラ× 1、チェロ× 1 の掛け合い(数十秒)
・「オテロ」での フルート× 1 の独奏後に、フルート× 2 が加わり、フルート× 3 によるハーモニー….
これはもう、一生に一度級の大変な経験をしてしまったと気づく(汗)
聴くところによると当ブログの父母は昔、この場でベートーベンのバイオリン協奏曲を、
指揮:レナード・バーンスタイン
バイオリン:アイザック・スターン
で聴いたのが人生最高のコンサートだったそうだが、この夜もそれに近いかも…