日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 






毎月 × 1のお楽しみ、MET ライブ・ビューイング 。 
2006年からはじまり既に8期めに突入、アメリカNYにある代表的オペラハウス、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET)のライブ・ビューイング。
最新のオペラ公演を、高品質のHD映像と最新の音響で収録し、映画館で上映、というシリーズ。


今回は、ヴェルディ最後の作品 ファルスタッフ Falstaff
で、主役は誰か?

それは、ジェームズ・レヴァイン!
(なので写真もこんなのを探してきた 笑)

数年前に腰痛でほぼ引退状態に追い込まれていた彼が、今作で堂々のライブビューイング復帰。
過去のライブビューイングの特典映像で、彼の復帰状況が様々な形でレポートされていた。
インタビューや、今作の出演者勢揃いの稽古風景など、そのたびに胸躍るものがあったが、遂にこの日がきたのだ。
劇場でも彼が登場するだけで、観客の拍手が止まらない。
それに感謝する彼の姿だけで、素直に感動してしまう...


本来の主役は、2001 年のスカラ座で初めて演じて以来、150回以上もこの役を演じるアンブロージュ・マエストリ。
彼の最高の当たり役を、レヴァインをバックに嬉々として演じている。
幕間のインタビューでも、彼について一言「シャッポ!(脱帽!)」とユーモラスに答えていた。


映画ではカラッと正当はアクションだった「大脱獄」に続き、初オペラが今作なのは、新春早々にふさわしい感じ。
カラッとしたコメディを、難易度高い部分も軽々と飛び越えていくレヴァインの指揮のサマが素晴らしかった。
次に指揮してくれるコシも楽しみだあ~

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