猫のいる家

2019-05-13 21:36:32 | 古河の家


 これまで住宅をつくってきたなかで、何人かの建て主さんは猫を飼っていました。僕は猫を飼ったことはないのですが、打ち合わせでご自宅に伺った際に初めて「ご対面」し、その後、何回か会うのですが、なつくほどでもなく、つかず離れずの微妙な距離関係を保ちながら、こちらの様子を見ている猫の眼差しがなんとなく印象に残ります。

 音もなくサッと登ったり、走ったり、寝ていたり。猫用の扉をつくったり、寝床をつくったりすることもあるから、どんな感じがいい? と聞いてみたい気もします。できあがった家で、猫がこれまで以上に元気よく端から端まで走り回っている様子を見ると、あ、気に入ってくれたかなという気持ちになって、会話ができない分 余計に嬉しかったりもします。

 写真は「古河の家」の愛猫。乗れるところには所かまわず乗り、カメラを向けると意外にちょっとポーズを決めてくれたりもします。この家の2階のベランダからは渡良瀬川の花火大会が望めます。そんなときに、家の主と一緒に猫も楽しめるように、ちょうどよいのぞき窓をつけましょう、ということになりました。でも、身を乗り出して落っこちると大変だから、乗り出さないくらいの絶妙な感じで。なかなか案配が難しいところですが、スタッフのK君がメジャーを片手に原寸図面を描きながら検討し、できあがったものがこれ。ちょうどよくできたようで、ほっとひと安心。



 このベランダは西向きで、渡良瀬川の方角から夕陽がやってきます。静かに夕陽を眺める時間も、きっといいものだろうなあと思います。
コメント