田原氏の「時代に向き合う」という主張を、記事に沿って読んでいくことにします。米国追従の話から、突然変えた人口問題へ高説です。
・100年後には、日本人の人口が5千万人を切るという推計もあるのに、真剣な議論にならない。
・安倍さん始め政治家たちは、20年30年後を見据えた政策を立てない。
と、これで終わりです。安全保障より大事な問題だと言いながら、氏の意見はたったこれだけです。
田原殿。安倍自民党は「一千万人移民受け入れ計画」という、とてつもない亡国の政策を立て、推進しつつあるではありませんか。この恐ろしい日本滅亡計画に、どうして一言も触れないのでしょう。
しかし氏は次のテーマへ進み、私は気まぐれな氏につき合います。
・さらに原発事故が起きたのに、自民党には、原発問題を統括する責任者がいない。
それを言うのなら、原発事故当時の政権党民主党の対応時にも、一言あって良いと思いますが、そこは省略です。まるで、民主党政権が存在していなかったような、自民党攻撃です。
・使用済みの核燃料は、約 1万8千トンあるが、どこに最終処分場を作るかという計画すらない。
ここまで来ますと、外野席発言ばかりの氏に言いたくなります。
「 最終処分場が必要というのなら、世論を喚起するため、貴方たちジャーナリストは何の働きをしたのですか ? 」
原発反対
処分場建設反対
ゴミ処理場建設反対
反対、反対
と、なんでも反対の左翼勢力と一緒になり、政府の邪魔ばかりしているのは、貴方たちタレント・ジャーナリストでないかと、怒りがこみ上げてきます。
フィンランドでは、「オンカロ」と呼ばれる、核ゴミ最終処分場が、地下420メートルの場所で建設されつつあります。日本のあちこちに放置され、有害物質を放出している原発事故のゴミ処理場でさえ、なんでも反対の勢力が邪魔をしています。
左翼活動家や政治家に対し、処分場建設の必要性を氏は一度でも訴えたでしょうか。新聞の一面を使う記事を出せるほどの大物芸人なら、テレビで一言しゃべれば、世論の喚起に役立てるはずです。
だが、料理を食い散らかす子供のように、氏は次のテーマに移ります。
「ねこ庭」のブログもテーマがあちこちしますが、氏ほどいい加減ではありません。報酬を得て記事を書くプロが、私のような市井の親父に劣る記事しか書けないとは、氏のレベルも落ちたものです。
氏の意見を紹介します。
・問題を抱えているのは、政治の世界だけではない。東芝、日産自動車、神戸製鋼所などで、次々と深刻な事態が生じた。
・原因は、社員らが「サラリーマン化 」しているところにある。
・社会を良くしようと目的を持って働くのでなく、上司に言われるまま、働くだけになってしまった。
・日本人は皆、自分で物事を考えず、判断もしないようになった。これが一番の原因だ。
・アイデンティティー・クライシス。自己喪失である。平成はどんな時代だったかと問われれば、自己喪失の時代だと答えるだろう。
事実を語る勇気のない芸人田原氏に、平成時代を問われれば、私は「国民が自分を取り戻し始めた時代」と反論します。
反日売国の朝日新聞やNHKの捏造報道にかかわらず、田原氏や保坂氏のような芸人ジャーナリストの妄言にもかかわらず、「国民が自分を取り戻し始めた時代」と言います。
国民は今、失われた国の過去を検証し、日本人の魂を取り戻そうとしています。
自分で物事を考えないようになっているのは、田原氏自身です。米国従属から脱するには憲法を改正し、自分の国を守る軍隊を持つことと、こんな常識も口に出せない臆病ジャーナリストです。
自分の国を守る軍隊があれば、全国各地の米軍基地は不要になり、沖縄からも米軍がいなくなります。これを最も恐れ警戒しているのは、中国や韓国ではありません。同盟国アメリカです。
どこの国でも、大使館は諜報機関の役割を持っていて、これが世界の常識です。日本には世界の常識から外れた、日本特有の二つの諜報機関が存在しています。
一つは朝鮮総連で、
二つ目は全国に点在する米軍基地です。
汚れた金を使って政治家に接近し、罪のない日本国民を拉致し、スパイ活動をしている朝鮮総連でさえ追放できない日本です。
彼らに取り込まれているのが、親米派の政治家、文化人、ジャーナリスト、学者たちです。いわば、「日本をアメリカの属国」にしている尖兵です。「ねこ庭」の言葉にしますと、「獅子身中の虫」「駆除すべき害虫」です。
「ねこ庭」の推理に過ぎませんが、正月早々、新聞で愚論を述べる田原氏や保坂氏は、仲間かと疑いたくなります。
「ねこ庭」が疑っっても、氏は意見を続けます。
・だが、現在、社会を変えるために、起業する若者が増えている。もうけるためではなく、社会を変えるためである。
・私が知っているだけでも、千人以上いる。こうした若者たちに、期待したい。
全面を使った氏の特集記事の結論が、これです。
憲法も語らず皇室も語らず、一番大切な国の姿も語らず、
・起業する若者に期待する ・・?
「ねこ庭」から、氏への「新春プレゼント」をします・
・「寝言は寝て言え」・・
千葉日報にも、「新春プレゼント」です。
・小さな新聞社で、共同通信の配信記事を使うしかない点には同情しますが、こんな記事ばかり掲載していたら、千葉県の読者に愛想をつかされますよ。
・左の愚論ばかりでなく、右の愚論も並べたらどうでしょう。キラリと光る地方紙に、今年は脱皮して欲しいですね。