「ネットで評判の高い青山氏が、何故大手メディアと保守系ネットに無視されるのか ? 」
上記研究の第一歩を踏み出します。とっかかりが、前回紹介したカズヤ氏の2週間前の動画です。
「 青山繁晴参議院議員は、自民党総裁になれるのか? A : 可能です。しかし・・・」
タイトルを確認して、内容の紹介を始めます。
・水曜日に生放送をやったんですが、その時のゲストが和田政宗さんだったんです。
・丁度岸田総理が、次の総裁選に出馬しないと表明した日だったので、自民党の話で非常に盛り上がりました。
・で、和田政宗参議院議員は総裁選でどう動くのかという話を、聞いてみたんですよ。するとなんと、青山繁晴参議院議員を推すという話でした。
・青山さんはずっと前から、自民党総裁選に出馬すると表明していたんですよね。何ならもう、今回の総裁選に出馬すると言っていた最初の議員じゃないかと思いますね。
・今んところ新聞等には、青山さんはで出てきていないと思います。ダークホース中のダークホースですね。
・ま、実現可能性を考えるとという点で、新聞等では出てきていないんのかもしれませんけれど、和田政宗氏本人は、これまでずっと青山氏と活動をやってきたので、青山氏を推すという話なんです。
・青山さんて、何気に自民党員をメチャクチャ獲得していまして、もともとテレビタレントでしたし、ああいうキャラクターなので、ま、何て言うのかな、引き寄せられる人も多いなっていうのも分かります。
・実際に青山さんが総裁選に出たら、結構党員票は獲得すると思います。
・ただ、生放送でも言ったんですけど、青山さんはちょっと吹かす癖がありますよね。正論も言うんですよ、正しいことも言うんですよ。
・ただ、吹かしちゃうから全てが台無しです。どこまでが本当なのか、分かりませんからね。ただああ言うキャラクターだから、総裁選に出たら、絶対面白くなると思います。
・候補者の討論会なんかやったらねえ、絶対間違いなく○X○X ( 聞き取れず )。青山さんは周りを考えない正論を言ったりするので、テレビ的には面白いと思います。
・しかし当選するかって言うと、厳しいですよね。ま、その前に出馬にこぎつけられるのかというところも、何とも言えない。
・推薦人が集められず、出られなかったら、青山さんはああ言う人ですから、工作を匂わせるような発言をすると思います。
・総裁選に出るんだったら、まず衆議院議員に鞍替えしてから出た方が良かったのかなと思いますね。
・もちろん参議院議員のまま、総裁選に出ることはできますし、総裁選で万一勝ったら、そのまま総理大臣になるというのは可能性はあります。
・ただこれまで参議院議員のまま総裁になって、総理大臣になったと言う例はないです。総裁選に参議院議員のまま出馬することはありましたよね。官房長官をやっている林芳正さんが参議院議員の時、やってましたよ。しかしやっぱ、難しいですよね。
・何でかって言うと、こう言うことです。
( ここで理由を説明する文章が画面に映し出され、カズヤ氏が読みます。長いので、結論の部分だけを紹介します。 )
・解散時の選挙に出ず、審判を受けない参議院議員出身の総理大臣が、衆議院の解散権を持つのはいかがなものか。
・繰り返しますけれど、参議院議員でも総裁選挙に出ることはできます。そして当選した場合は、総理大臣になることもできます。ただ実際には難しいですよね。
・ただ青山さんの支持者は、期待していると思うんですよね。関連のネットの投稿などを見ると、ちょっと色々あったりするじゃないですか。
・たまたま流れてきたんですが、渡邉哲也さんが総裁選に関連して、青山さんはどうなんでしょうかと問われて、「参議院だから、話になりません」と答えているんですよね。
・こんなことを書いたら、青山さんの支持者はお怒りになり、「話にならないのは、貴殿の方です」とか、「どう話にならないのか、教えてくさい。雑すぎます。」とか。
・でもさっきも述べたように、制度的には別に不可能ではないのですけれども、参議院の人が衆議院の解散権を持っていると言うのはね。
・だから支持者の方は、まず青山さんに指摘すべきじゃないかと、僕は考えています。「本気で総裁選に出るんだったら、まず衆議院に鞍替えすると表明してください」と、そこからじゃないんでしようかね。
・ただ繰返しになりますけれど、青山さんが出たら面白くなると思いますし、出てもらったらいいじゃないかと考えています。
・ただ青山さんが出るとね。それはそれで揉めそうな感がしていて、何て言うのか、保守系ていうのが被っちゃうじゃないですか。高市さんを応援している人もいるし、青山さんを応援している人もいて、ここからちょっとね、ガチャガチャになると思うんですよね。
・本人たちは意識していなくても、支持者が燃え上がって、あちこちで乱闘が発生するというね。
・そういうところで、今回は以上です。チャンネル登録をお願いします。
研究の第一歩のとっかかりとして、カズヤ氏の動画を一気に文字起こししました。なるほどとうなづく点もありましたが、65万人の登録者を持つユーチューバが、この程度の理解度かと失望しました。
青山氏への理解度という意味でなく、日本の総理大臣を決める大事な選挙に対する理解度です。つまりこれは日本の戦後政治史を、どう考えているのかという問題です。
面白いとか面白くないとか、ゲームの話をしているのではありません。動画を見ながら、動画に入れられた読者のコメントを読みますと、考えさせられる意見がたくさんありました。
冷やかしのような意見も混じりますが、多くは無名の国民の声です。カズヤ氏の根っこのない意見より、ずっと参考になります。次回は読者のコメントを、スペースの許す限り息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に紹介いたします。