11月17日付の千葉日報を見て唖然とした。「自衛隊 新任務の行方」と題する連載記事だ。
掲載された写真の中央に、ジャンバーに手を突っ込み、体にぴったりの白いパンツにブーツ姿の若者が映っていた。写真があまり鮮明でないが、その若者が笑顔で振り返っている。
「原宿か、六本木あたりをうろついている若者が、なんで自衛隊員の中に混じっているのか。」
そう思って写真の説明文を読み、唖然としたのだ。
「南スーダンに派遣される陸自部隊の、新任務訓練を視察するため、陸自岩手山訓練場を訪れた稲田防衛相 ( 中央手前 ) 」
この軽薄ななりをした若者らしき人物は、なんと、稲田防衛相だった。南スーダンへの視察時にも、レジャーに出かけるような服装で顰蹙を買っていたのに、今回も同じことをやっている。
緊迫した現地の事情を知りながら、またこんなおかしな服装で訓練場への視察かと、怒りが込み上げてきた。
自民党が野党だった頃、氏の民主党閣僚を追求する舌鋒は鋭かった。
保守の気概に溢れていたが、いざ防衛相の任に着くと、別人のような醜態を晒している。期待していただけに、落差の大きさに幻滅感が漂う。
命がけの訓練をしている隊員を視察するのなら、自身も気を引き締めるべきだろう。国防の任にある大臣らしく、キリッとした制服を身につけるべきだ。肩までかかる長い髪毛も切り詰めず、踊り子まがいのひらひらした衣装もやめず、どこに防衛大臣の峻厳さがあるのだ。
隊員たちが敬意を払う気になれず、「頼りない大臣」とビラに書かれても弁護する気にならない。ビラを書いた隊員を罰する前に、心得違いの大臣を処罰すべきでないのか。
先日は蓮舫氏に疑問を抱き、ブログで批判したが、稲田氏もその軽薄さと無神経さにおいて、蓮舫氏に劣らない。一時は次期総理かとそんな噂もあったが、総理どころか、防衛相だってちゃんと務まっていない。
野党議員の意地の悪い質問に言葉を詰まらせ、涙ぐむなど言語道断の防衛大臣だ。安倍総理は、自衛隊員の士気を落とすため、氏を防衛相に選んだのではないはずだ。就任以来今日まで氏のがやったことで、自衛隊にプラスのものは皆無だ。
「稲田氏でいいのだろうか。」と、まず総理に聞きたい。
次には、保守自民党の議員諸氏に聞きたい。
「国防のトップが、あんな無様でいいのか。隊員に代わって、一言言わないでいいのか。」
いくら女性を活用すべしと言っても、実力の伴わない人物まで活用するのは間違っている。反日のマスコミが稲田氏に文句をつけないところをみると、勘ぐらずにおれない。
「稲田氏が防衛大臣をしてくれる限り、自衛隊の弱体化が進む。有難いことだ。」・・、マスコミは、ほくそ笑んでいるのではないか。