ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

これが闘う民主党なのだろうか

2014-10-07 16:06:07 | 徒然の記

 久しぶりにテレビの「国会中継」を見た。民主党の小川議員の質問だった。
円高で、石油購入代金が年額3兆円増加しているから、アベノミクスは失敗だったと総理を責めていた。国民の負担が増え、生活を直撃している事実をどう考えるのか。

 そんなことは問うまでもないこと。原発が全て止まっているため、化石燃料の購入代金が増えている。これが一番の原因だ。
総理もそう答えると思っていたが、原発を言うと揚げ足を取られるからか、当たり障りの無い返事だった。どこまでも詰問調のあら探しで、内容のない応答が続く。

 次に小川氏が責めたのは、ヘイトスピーチの法制化についてだった。不慣れな松島法務大臣を、法を絡めて攻めていた。官僚の助けを借りて何とか答弁した松島氏から、次には山谷議員へ矛先を向けた。ヘイトスピーチをする在特会の幹部と写真を撮ったのは、おかしな関係があるのではないかという追求だ。
政治家は誰とでも頼まれれば写真を撮るので、一人一人のことは分からないことが多いし記憶にないと山谷氏が答えた。

 それでも彼は、ホテルに訪ねて来て写真撮影するのだから、記憶にないでは済まされないと、被告人を攻める検察官みたいな態度だ。彼の隣の席で、薄笑いを浮かべているのが、あの小西議員だった。東大卒の専門馬鹿で、他人の話に耳を傾けず、自慢話とへ理屈を並べ、かって安倍総理を不快にさせた礼儀知らずだ。

 ずいぶん顰蹙をかった新人議員なのに、いまだに活用しているのだから、民主党の人材不足はさぞ深刻なのだろう。
ヘイトスピーチを問題にしているのは、共産党の有田ヨシフ議員も同じだが、それをいうのなら、世界中にねつ造の慰安婦で日本を貶めている、韓国大統領のヘイトスピーチの方が先だろうと言いたい。

 大切な問題が山積している現在なのに、写真を撮っただのなんだの、馬鹿馬鹿しくなってスイッチを切った。
闘う民主党なんて、こんな程度の内容なのかと興味も無くした。中身のない国会審議を続け、正義の味方ぶって自分の言葉に酔っているようでは、ますます国民に見放されるに違いない。

 河野談話の見直しや、非正規雇用の若者の実態や、疲弊する地方の立て直し、無謀な中国に対する国防の必要性など、闘う野党なら国民の代弁者として、安倍総理と自民党を攻め立てたらどうなんだと言いたい。

 反日と売国の政党にそんなことがやれるはずもなく、国民だって期待していない。むしろ民主党や共産党の議員こそが、朝日新聞やNHKに巣食う、わが国を駄目にする獅子身中の虫なのだからどうしようもない。

 地方議会で「政府を非難する慰安婦決議」をし、中国と韓国を喜ばせているのは、共産党と民主党、社民党と公明党の議員たちなのだと、まだ知らない人がいるのなら知らせてやりたいくらいだ。朝日新聞がねつ造を白状しても、地方の議員たちは決議の撤廃にも動いていない。
こんな地方議員に支えられた野党の国会議員が、どうしてまともな国会審議ができるというのか。

 むしろ私が希望の星と眺めているのは、「次世代の党」がやっている「河野談話の見直し」と、チャンネル桜が実行している「朝日新聞を糺す国民集会」の運動だ。何でもかんでも総理に反対する、不毛の「闘う野党」より、総理と是々非々で対決する「次世代の党」と「チャンネル桜」。
無意味な百の議論より、国民一人一人に語りかける「次世代の党」の議員と、「チャンネル桜」の地道な活動の方が何倍も日本の役に立つ。

 民主党になんか期待する方が無理だった・・・・・。こうして今日も、秋の日が暮れていく。
 

コメント (21)
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