だらだら日記goo編

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美術屋百兵衛

2008-04-08 22:51:38 | アート・文化

美術の雑誌や本は毎日のようにチェックしている僕だが、時たま「雑誌」と思っていた出版物が「書籍」扱いで、美術書のコーナーにあったりして見落としていたりする。

たとえば「月刊ギャラリー」は書籍扱いだ。

今日見つけたのは「美術屋百兵衛」という書籍、「美術から美食まで、全国津々浦々とご案内」

今回は「元気な大阪おいでやす」ときた。

まだ創刊して五号で新しい書籍なのだろう、どうも各回に都道府県を一つずつ取り上げているらしい。

第三号は「京都」、第四号は「神奈川」といったぐあいだ。

結構ボリュームがあって840円はうれしい。

今号は大阪だから当然の如くEXPO70がでる。

それだけでもうれしいのに森村泰昌や、安藤忠雄インタヴュー、「大阪立ち飲み文化考」まである。

読者プレゼントもあって「先着順」だから当たるかどうかわからないがとりあえず感想を記して葉書を出しておいた。

次号は山口とか。

株式会社麗人社というところからでています。

皆さんも本屋の美術書コーナーで見かけたら手にとってみてください、はまりますよ。


幸せな女性

2008-04-05 21:59:43 | アート・文化

よほど奥様を愛しておられるのだろう、この画家は1965に結婚して以来ずっと奥さまの良江夫人を描き続けている。

さらに1972にヨーロッパでアンティークドレスを見てそれが決定的となり、夫人にいろいろなドレスを着せては描くようになる。

洋画家、中山忠彦、その回顧展を日本橋高島屋に観る。

彼の信条はこうだ。

「衣装は心身を隠すものではなく表すもの」

「衣装は着る人の人格さえも選ぶ」

フランスにおけるオートクチュールの創始者ウォルトや、オリエンタル趣味のドレスを作るパキャンなどのアンティークドレスを惜しげもなく購入して夫人に着せて描くのだ。

今「購入して」と書いたが、この人のコレクションは尋常ではない。

夫人に着せて描いたドレスはいづれも自身のコレクションなのだ!

その数三百点余り、中にはサラ・ベルナールが着用したというドレスもある。

この画家は夫人と出会う前は裸婦を描いていた、そして今また裸婦を描く。

それは画家の言葉を借りれば「衣服の内なる肉体の存在を確かめ、礎の再認識が目的」という。

素描では皇太子妃雅子様のスケッチなんかもあった。

優雅な絵画に囲まれて幸せなひと時を過ごしたーとはいえ実は今日は画家のギャラリートークと図録サイン会があったようだが、医者に行かざるを得ずあまりのんびり絵画を観られなかったのが残念だ。


当たったのか外れたのか

2008-04-01 22:00:10 | アート・文化

国立科学博物館から「ダーウィン展」のチケットが着た。

書いてあることがふるっている。

メールマガジンのプレゼントで申し込んだのだが、登録者七千名のメールマガジンのチケット希望は応募が多くて抽選に外れましたが、せっかくだからこの機会に「ダーウィン展」をご覧いただきたく有効期限付きのチケットをお送りしますとは。

つまりチケットはもらえたので、これは当たったといっていいのか?

話変わって「ぐるっとパス2008」を吉祥寺のパルコで購入。

セゾンカードのポイントで交換した商品券で買ったのだからただみたいなものだ。

出光、ブリヂストン、三井記念と回ればすぐ元は取れてしまう。

僕は目黒区美術館でこの週末から使い始める予定。

つまり「○○まで有効」というスタンプはまだ押されていないのだ。

写真美術館は「紫禁城写真展」はチケットがあるから「シュルレアリスムと写真」で使わせてもらおう、いろいろ思案中。