変わらないな

以前かかっていた、成城学園前のクリニックの医師に挨拶に行ってきた。
予約して話したいと言ったが、すぐ通された。
先生も全く変わらないという感じだ。
今のクリニックの先生から、当時の医学水準では、発達障害と診断出来なかったのは無理からぬことと言われたことや、医師にちゃんと万引きを制御出来ないことを伝えておけば、その医師の治療法も変わったろうとも言われたことも伝えたが、先生は黙って聴いておられた。
勿論、恥ずかしくてそんな事言えなかった事もー。
今のクリニックは、もう有名でして、と言ったら、ちゃんとご存知だった。
あとは、今出てる薬の話や、DSM,ICDの話をし始めたら、もう、忙しいから、と中断された。
これも変わらない。
あの先生は、何時も忙しいから、で、薬を出して終わり。
DSMがもともと薬を出すマニュアルである事に鑑みれば、この先生は典型的なDSM信奉者だ。
日本では別にDSM有利ということはなく、ICDと五分五分と考えて良いから、昔から、薬を出します。のこの医者の素性が知れる。
評判の悪い院内処方をまだ続けてるが、これは、自立支援法で、患者の負担額の上限が決まる訳だが、すると、薬局の代金と合わせて、上限を計算しないといけず、面倒だからというほかない。
ただ、部屋を出るとき、今のクリニックは予約制なのか、聞いてきた。
自分のところも忙しいから、予約制にしたいのだろうかとふと考えた。
クリニックの前には、警備員が立っているのも2年前と同じ。
私の顔を覚えていて、あれ、という顔をされた。何も変わってなかった。
警察の指定医だから、成城署なんかの勾留者がやって来て、いちいちカルテ作って薬を出さないといけないから、まぁ余計な仕事もあって忙しいのだろうな。
しかし、ネット依存を予告した医者だが、あれこれ、依存性ブームの時代が到来することは予見できたろうか？