立川拘置所は、日本で、東京拘置所、大阪拘置所についで3番目に大きい拘置所だそうだが、毎週木曜日第2、第四、は、矯正処遇日と言って、受刑している在所者が、教育的な活動をする日で、まぁ未決拘禁者は、関係ないので、普段通りに過ごしていりゃ良いんだが、第四木曜日は、全国の刑務所、拘置所では、唯一、ハートとハートという、受刑している人の生の声、今の気持ちを外部のFM立川、というところのアナウンサーが紹介するという放送が流れる。まぁ日本で唯一、とかは、僕は刑務所行ったことないので知らないが、保釈されて調べて知ったのだ。
初めのうちは、第四木曜日の午後6時半になると、いきなり、ピストン西沢の番組が中断されて、ハートとハートの時間です、なんて急に流れるので驚くのだが、一年もいると、ああ今日だなと分かる。
毎月、テーマを決めて、そのテーマについての、受刑者の声と、リクエスト音楽が流れる一時間。
けっこう、身に染みる。
中には、僕は、これで、人生5回目の受刑です、なんて、強者もいらっしゃるが、例えば、今年一年を、漢字一文字で表わすと、なんていうテーマに、それは、甦、です、甦るとは、更生する、という漢字で出来ているじゃないですか、なんて書かれる人がいるとなるほど上手いなぁと思う。
あるいは、貴方にとってのお節は、、なんていうテーマに、それはここ立川拘置所のお節です、今までで一番美味しいなん聞くと、そうなのかなあと思う。
貴方が感謝したい人は?なんていうテーマもあった。
僕だったら、それは、国民の皆さんだと言いたい。
確かに、毎日毎日同じような食事、パンやコーヒーはほとんど出ない。
それでも、栄養バランスを考えてきちんと作っていて、月末の土曜日には、メニュー表見る?って、部屋毎に配り歩いている。
で、衣食住医療皆国民の税金、僕たちは、自分が納めている税金が、悪い事した人たちの為に使われているという事をどれだけ知っているのだろうか?
それで本当に先の方のように甦り、更生されればいいが、多くの人はまた再犯するのだ。
2006年に、監獄法というのが変わって、刑事施設収容者法というのになったそうだ。
要は、受刑者にも権利がある、として、処遇を変えたのだ。
看守を、オヤジと呼ぶ人がいる。どんな刑務所生活になるかはオヤジ次第だ、なんて書いてある本もあるが、それは昔の話で、今はセンセイと呼ぶことになっている。
初めのうちは、医務の職員から、センセイに伝えておくからと言われて、お医者の先生かと思ったら、看守のセンセイだった。
僕がいた階を担当されていたのは、部長クラスの看守で、つまり、偉くて優しかった。
他の階は知らないし、A棟B棟C棟とかあって、どういう基準で人を入れているのか知らないが、部長クラスの看守の朝は早い。もう7時の起床過ぎには働き出して、今日の洗濯物はー、とか、裁判行く人の用意、執行猶予が出れば、部屋には戻ってこないから、その部屋の荷物整理、僕みたいに保釈が下りれば、その指揮書が来れば、またその部屋の荷物整理、新しく入ってくる人への説明、実刑が確定して、その指揮書が来れば、今度はその人を移動させなければならず、部屋の中で規律違反がないか看視もしないといけない。大変な仕事だし、Googleマップで見ると、看守や職員は同じ拘置所内の敷地に住んでいるようだ。
まぁ大変だ。
司法の人は、そんなことは全く考えずにどんどん刑務所送りにするから、そんなことを感じます
初めのうちは、第四木曜日の午後6時半になると、いきなり、ピストン西沢の番組が中断されて、ハートとハートの時間です、なんて急に流れるので驚くのだが、一年もいると、ああ今日だなと分かる。
毎月、テーマを決めて、そのテーマについての、受刑者の声と、リクエスト音楽が流れる一時間。
けっこう、身に染みる。
中には、僕は、これで、人生5回目の受刑です、なんて、強者もいらっしゃるが、例えば、今年一年を、漢字一文字で表わすと、なんていうテーマに、それは、甦、です、甦るとは、更生する、という漢字で出来ているじゃないですか、なんて書かれる人がいるとなるほど上手いなぁと思う。
あるいは、貴方にとってのお節は、、なんていうテーマに、それはここ立川拘置所のお節です、今までで一番美味しいなん聞くと、そうなのかなあと思う。
貴方が感謝したい人は?なんていうテーマもあった。
僕だったら、それは、国民の皆さんだと言いたい。
確かに、毎日毎日同じような食事、パンやコーヒーはほとんど出ない。
それでも、栄養バランスを考えてきちんと作っていて、月末の土曜日には、メニュー表見る?って、部屋毎に配り歩いている。
で、衣食住医療皆国民の税金、僕たちは、自分が納めている税金が、悪い事した人たちの為に使われているという事をどれだけ知っているのだろうか?
それで本当に先の方のように甦り、更生されればいいが、多くの人はまた再犯するのだ。
2006年に、監獄法というのが変わって、刑事施設収容者法というのになったそうだ。
要は、受刑者にも権利がある、として、処遇を変えたのだ。
看守を、オヤジと呼ぶ人がいる。どんな刑務所生活になるかはオヤジ次第だ、なんて書いてある本もあるが、それは昔の話で、今はセンセイと呼ぶことになっている。
初めのうちは、医務の職員から、センセイに伝えておくからと言われて、お医者の先生かと思ったら、看守のセンセイだった。
僕がいた階を担当されていたのは、部長クラスの看守で、つまり、偉くて優しかった。
他の階は知らないし、A棟B棟C棟とかあって、どういう基準で人を入れているのか知らないが、部長クラスの看守の朝は早い。もう7時の起床過ぎには働き出して、今日の洗濯物はー、とか、裁判行く人の用意、執行猶予が出れば、部屋には戻ってこないから、その部屋の荷物整理、僕みたいに保釈が下りれば、その指揮書が来れば、またその部屋の荷物整理、新しく入ってくる人への説明、実刑が確定して、その指揮書が来れば、今度はその人を移動させなければならず、部屋の中で規律違反がないか看視もしないといけない。大変な仕事だし、Googleマップで見ると、看守や職員は同じ拘置所内の敷地に住んでいるようだ。
まぁ大変だ。
司法の人は、そんなことは全く考えずにどんどん刑務所送りにするから、そんなことを感じます