だらだら日記goo編

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ベートーヴェンの宇宙

2013-11-06 22:06:03 | インポート
体調が上向いてきた。
出歩くと、最近寄ってなかったタワーレコードへつい。実にいろいろなCDが出てる。
つい、ベートーヴェンに手がのびる、最近、ベートーヴェンの交響曲全集が沢山出ている。
買ったもの。亡くなった、コリン ディヴィスがシュターツカペレドレスデンを指揮したもの。
結構力強い。
ハイティンクがロンドンを指揮したもの。ハイティンクはアムステルダムコンセルトヘボーを指揮して、デジタルでも全集作っているが、これは、70年代のアナログ、まだ若いというのにいやにおとなしい。
ヤンソンスの指揮したものは、二種類出ている。
一つは、バイエルンを指揮したもので、地元での録音。もう1つは、バイエルンのサントリーホール、つまり、日本公演だ。
二つききくらべたい。
ティーレマンがウィーンフィルを指揮したもの。
伝統あるウィーンフィルだから、この人も伝統的な指揮をしている。
オイゲン ヨッフム、この人は、フィリップスにも、EMIにも、全集を作っているが、戦前のスタジオ録音が輸入盤で出た。
今日買ってきた、どんなもんか。
他にも、リッカルド シャイーが、デッカに録音したものとか、いろいろあるが、懐具合と相談して買うのを決めよう。
しかし、現代の指揮者の演奏するベートーヴェンはやはりなにか物足りない。
神がかったフルトヴェングラー、炎のようなミュンシュ、老ワルターの渾身の力を振り絞ったベートーヴェンが懐かしい。
だから、フルトヴェングラー等は、レーベルを換えて、何度も何度も同じ演奏が出てくるのだろう。それだけ需要があるということだ。
音楽界も変貌が激しい。EMIレーベルはグラモフォン傘下になり、日本では、今まで東芝EMIで発売されていたのが、ワーナーパイオニアから発売される。RCAレーベルはソニーレーベルと一体化した。
聞く方も、良い音で聴きたいと、sacd専用ディスクなるものが登場、これをきくには、専用のプレイヤーが必要という具合だ。
しかし、どんなに時代が変わっても、ベートーヴェンは人を励まし、癒し、勇気を与えていくだろう。
僕の具合が良くなったのも、ベートーヴェンを聴いていたからかな。