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だらだら日記goo編

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牧師が読む般若心経

2005-01-14 00:09:51 | 本と雑誌
という本を近代美術館の帰り、神保町で買う。
橋本左内著、「イエス・親鸞・マルクスに共通点を見る」とある。
ほんとかいなと思う。トンデモ本の一種かも。
「仏教の立場は、基本的には弁証法的唯物論の立場と一致する」という丹羽文雄の言葉が引用されている。
これもよくわからない。
けどキリスト教から仏教に親近感を持つ人はいろいろいる。
たとえば「法然ーイエスの面影をしのばせる人」を著した井上洋治さんとか、八木誠一さんとか。
共通するのはイエスが復活してキリストとなったことを信じられないということだ。
まあこれがまともだろう。人が復活するなどありえないことだ。
だから正直に復活がわからないという井上さんのような人は好感もてるのだ。
ただこの橋本さんという人はまったく知らない。気楽に読むことにする。


文藝春秋

2005-01-12 10:24:45 | 本と雑誌
月刊誌「文藝春秋」を買う。
月刊誌はほとんど買わない。読む暇がないからだ。
それが買う気になったのは、電車の中吊りで「戦後60年総力特集 1945」とあったからだ。
ちょうど送られてきた「週刊金曜日」が敗戦特集をやっている。
読み比べるのも一興と思ったからだ。
歴史認識の問題は僕なんかにはわからない。
いろんな立場があるだろうし、どれが正解ともいえないと思う。
右から左まで、まあいろんな人がいるもんだと読み比べるのが面白いのだ。
どこぞの国ではないが言論統制なんてなったらおしまいだ。



還る家

2005-01-11 15:57:47 | 本と雑誌
今日の東京新聞「寅さん的交流のすすめ」が示唆に富む。
「寅さん的コミュニケーションのすすめ」をあらわしたカウンセラーの富田さんの紹介だ。
「社会で努力して何の成果も出せなくても、個人をありのままに迎え入れる親子や身内のあり方」を寅さんにみる。
たしかにそうだ。
社会では成果主義、学校ではテストだ、入試だ、せめて家に帰ったときは安らかにしたいと思う。
それを「あなたの給料はー」とか「学校の成績はー」といえでも言われたらたまったものではない。
「還る家」の不在、それが今のさまざまな社会現象の根底にあるとも思える。
落ちこぼれでもいい、能無しでもいい、自分の存在をそのまま受け入れてくれる場所があればー。
僕も家庭を持ったら、そんな家を創りたいと思う。


脳科学の未来

2005-01-10 16:17:49 | 本と雑誌
少し前の「サンデー毎日」の連載「脳ルネッサンス」にこんなことが書いてあった。
再生しないといわれていた神経細胞について研究が進んでおり、壊れた脳も治せるようになる可能性がある、
そうすれば痴呆も克服されるだろうと。
脳科学の現状は僕のような凡人の考えをはるかに超えて進んでいる。
新年から各新聞では少子高齢化を見据えた連載がはじまっている。
団塊の世代が定年を迎える2007年以降、一体どうなるかという問題だ。
しかし日本人は持ち前の叡知でこの問題もクリアするに違いない。
ロボットを導入して老人介護に当たらせるという記事もある。
とかく悲観になりがちな日本の現状だが、未来は明るい、成人の日にそう信じたい。



毎日の言い分

2005-01-08 23:06:34 | 本と雑誌
最新号の「サンデー毎日」を買ってきた。
奈良の事件の毎日の対応を知りたかったからだ。
すでに「週刊文春」がこの小林という男について「着メロは冬ソナ」とか、「恋愛未体験」とかどうでもいいことを報じている。
それに比べると「サンデー毎日」の主張は手厳しい。
ミーガン法だけでは不十分、睾丸を摘出する手術も必要という「臨床家」の提案を紹介し、
「性犯罪対策があまりに遅れている」「このまま放置すれば間違いなく犠牲になる子どもは増える」と
先の東京新聞の斎藤氏の主張を一歩進めた論をはっている。
身内に厳しいというか、もう「元社員」だから突き放しているともとれる。
それにしても東京新聞と「サンデー毎日」の主張は重なることが多い。