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だらだら日記goo編

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自然の中で

2005-01-31 19:43:50 | 本と雑誌
今日は銀行行ったり郵便局行ったりあわただしい。
さて少し前のサンデー毎日の記事から。
連載中の「脳ルネッサンス」は「犯罪に向かうセロトニン欠乏脳」。
セロトニン濃度の低下で凶暴になるという。まあこれは人の性格とかあるが事実だろう。
セロトニンはうつ病の人に不足しているものだが、この脳内伝達物資を擬似的に補う抗うつ薬を飲んでいる僕の経験からしても飲まない前より心は平穏になった。
記事では「夜寝て朝起きる」太陽光を浴びることが大切とあるがこれも真実だ。
人間は自然のリズムで生活しているわけだから、深夜起きているのは異常ともいえる。
関連して同じ号で建築家安藤忠雄さんが、「もう建物はいらない」としてはじめた阪神大震災の現場に花を植える運動が載っている。
「美術館や博物館などのハコ物はもういらない」という安藤さん。
変わりに花を植えて人の心をつなごうとしている。
震災で被災したひとたちの心も自然の中で潤いを取り戻すだろう。
「自然に生きる」、まったく関係ない二つの記事が僕のなかでつながった。


老人介護とエロス

2005-01-27 23:16:47 | 本と雑誌
という本を帰りがけに買う。
芹沢俊介さんと三好春樹さんという人との共著だ。
雲母書房、聞かない出版社だ。
介護の本など山とあるが、この本を買おうと思ったのは親鸞が引用されていたから。
親鸞というとビハーラ運動との関係の本も出ている、まあ何にしても日本人になじみやすい。
で、芹沢さんは人生を「ある=being」から「する=doing」、そしてまた「ある」へと還るものとしてとらえているようだ。
で、親鸞が出てくるのは「歎異抄」の第九段、浄土に行きたいと思う気持ちがしない、煩悩のせいだというところ。
ここを芹沢さんは、「「する」から「ある」への途上で迷っている」人間、「する」に価値観の基盤がある人間の本質をついたものと見ている。なかなか面白い。
先に僕が母をかわいらしく思えたというのも、すでに母がこの世に執着を断って「ある」の世界に遊んでいるからかもしれない。
どうでもいいが「黄落」という小説がある。三世代にわたる介護を描いた小説だ。テレビドラマにもなった。
で、その続編が放送されるらしい。菊池麻衣子さんが出るらしい。楽しみだ。


週刊誌あれこれ

2005-01-24 13:46:31 | 本と雑誌
僕は週刊誌をよく読む。
決まって読むのは「週刊朝日」「サンデー毎日」「週刊ポスト」「週刊新潮」「週刊金曜日」「ヨミウリ・ウィークリー」「アエラ」だ。
一日一冊読むサイクルである。
最近はNHKの問題あれこれで週刊誌も騒がしく、「週刊金曜日」までもがNHK特集を組んでいる。
それに加えて慰安婦番組問題だ。
「週刊新潮」などは「朝日「極左記者」とNHK「偏向プロデューサー」が仕組んだ「魔女狩り」」などというこちらが驚くタイトルをつけた。しかしタイトルの割に中身がないのがこの週刊誌だ。「アエラ」の一行コピーも最近つまらない。
まあ何はともあれ雑誌相互が活発な応酬をして楽しませてくれればいい。
それにしても最近電車の中で週刊誌を読んでる人が少ない。
たいていは携帯見ているか漫画を読んでいるか、ぼーっとしてるか。
雑誌の売れ行きはどうなのだろう。


いたずらに不安をあおるな

2005-01-19 15:38:57 | 本と雑誌
先週の「週刊新潮」の「スクープ」という「女医を襲った少年A」にひとこと。
記事によると神戸の児童殺傷事件の少年Aがカウンセリングの最中に女医を押し倒し、暴行をしようとしたという。
で、それを持って記事はこの「少年Aの病気は治っていなかった」と決め付け、「再犯した場合に誰が責任を負うのか」といたずらに不安をあおっているのだがちょっと待っただ。
この犯人ももう22歳である。普通の女性に性欲を抱かないほうがおかしい。
保護観察中には当然女性とやりたいとおもってもできなかったろう。
異常性欲が少女から普通の女性に向けられたことはむしろ歓迎すべきではないか。
カウンセラーに対して恋心を抱いてしまうことは精神医学の現場ではよくあることだ。
それを「病気が治っていない」「「保護観察におくべき重大事件」と決め付けるこの週刊誌の無神経さ。
繰り返すがこの青年はもう22歳の普通の人間である。
そうでなくてもネットではすでにこの男性が暮らしていた都営アパートや精神病院の実名が飛び交っている。
この青年だけでなく、犯罪を犯したものでも当然生きる権利がある。
それをいたずらに興味本位でプライバシーにかかわることまで詮索すべきではないと感じる。


アエラから図書券

2005-01-17 15:21:27 | 本と雑誌
昨日は疲れて書き込みできなかった、うーむ。
さて僕がアエラのサポーターメンバーであることは前に書いたが、アエラから図書券五千円が送られてきた。
ありがたい。最近は本というとブックオフで書き込みがあるために105円とかそんなものばかり買っているので。
それにしてもこの図書券は厳正な抽選で決まったのだろうか。
新年号の天皇制についてのアンケートで僕の意見が二つ紙面に載ったことと関係はないのか。
僕は天皇制は元首制にすべきと思う。生身の人間が「統合の象徴」とはまったくわからない。
また天皇家ではいつも自然体の紀宮様に一番好感を持っている。
国民に「開かれた天皇」を目指すなら、紀宮様のような生き方が皇室のあるべき姿と思う。
さてこの図書券、以前近代美術館で開かれたという「手塚治虫」の展覧会の分厚いカタログ、三千円というのを買いたい。
あ、ブックオフでは図書券使えないか。