夜、中学1年生たちと勉強をしている最中に、扇風機を目にしながら ふとした疑問が浮かびました。
「何で扇風機の前面に丸いふたのようなものがあるのだろう?」
「あのふたのような邪魔者がなければ、もっと前方に風が行くのではないだろうか?」
と。
中学生達にも“おかさん”の疑問を投げかけてみました。
すると、「あーたら」、「こーたら」理屈を言う子が一人いましたが、他の子はただただ笑っていました。
家に帰り、奥さんに話したら、中学1年生以上に「あーたら」、「こーたら」と理屈を言い始めました。
でも結局、“おかさん”を説得するような内容ではありませんでした。
これは自宅の扇風機です。動いています。
同じく動いている扇風機をフラッシュをたいて撮ってみました。
見事に羽が止まって写っていました。
なぜこの写真を撮ったかというと、奥さんいわく、「扇風機の真ん中には羽がないから、前にふたをしても邪魔にならないんじゃない!」
といっていたからです。
そう この写真でお分かりのとおり、確かに真ん中はファン(扇)の軸になっています。
でも前面のふたのようなものは、ファンの軸の倍くらいの大きさがあります。
それを確かめたくて撮りました。
夏期講習という忙しい中、何故か暇をこいて “くだらない疑問”に頭をめぐらしている“おかさん”でした。
<追記>
今日、中3生のひとりから、携帯ゲーム器を取り上げました。
みんなが自習をしている中で、自習を装ってゲームをしていました。
3ヶ月前くらいに中学2年生とも同じようなやり取りがありました。
“おかさん”は以前、新しいもの好きで、いろいろなものに手を出していました。
まだゲーム器がそれ程はやっていなかった頃、「ドンキーコング」が主役の携帯ゲームを買って奥さんと愉しんだ経験もあります。
ただ、携帯ゲームはそれきりでよしました。
なぜなら、ゲーム器に支配されてしまうほど柔な自分ではないと自負はしていましたが、
ゲーム器を手にすることで、長い時間ゲームに没頭してしまう自分が想像できたからです。
そんな無駄を避けるには、一時の享楽であるゲームの楽しさを放棄するしかありませんでした。
“おかさん”が未だに携帯電話を持っていない理由もそこにあります。
便利であることはわかっています。
ただそんなもののために、大切な瞬間瞬間を奪われたくないからです。
電話が鳴れば出なくてはなりません。
メールが来れば読んで返さなければなりません。(もっともわたしの奥さんは、都合の良い時だけ携帯を使っている節はありますが・・・。)
その点パソコンでのメールのやり取りは、相手には迷惑かもしれませんが、こちらが見たいときに見ればよいので便利です。
あくまで、自分が主体者であり続けられます。
ま、大きな目で見れば、パソコンも「五十歩百歩」の世界かもしれませんが・・・・。
と、話は大幅にそれましたが、
「やってはいけない時間帯にまで ついついゲームをやってしまう。」
そんな子ども達を見ていると、ゲーム会社や携帯会社の人たちを恨みたい気持ちになってしまいます。
まだ、そんなに自分自身をコントロールすることが出来ない子ども達を、商業主義で煽って「やってはいけないことを、とことんさせる。」
こんな事が起こるたびに、いつもそんな余計な腹を立ててしまう“おかさん”でした。