「足利フラワーパーク」と「佐野市散策」に出かけてきました。
藤の花で有名な「フラワーパーク」はたくさんの人であふれ返っていました。
しかし、今年は寒い日が多かったせいか、肝心の藤の花がまだ1~3部咲きでした。
もちろん、花をしっかり付けた藤の木もいくつかありましたが・・・・。
白藤です。
これが大きくなって何倍にも長く垂れ下がって頭の上間近までくるのだそうです。
でもこうして青空をバックに撮るとこれはこれでとても見事です。 Beautiful!
というわけで、壮大な藤の花棚を見ることができずに残念がる奥さんを尻目に、
“おかさん”は何十匹も飛び回っている「クマンバチ」に目を奪われていました。
何処へ移動しても頭の上にクマンバチの姿を捉えることができるくらい、たくさんのクマンバチがいました。
しばらく観察していると、小さな他種の蜂や同類のクマンバチが寄ってくるとすぐに飛んで行き撃退します。
“おかさん”は「花より団子」ではなく「花よりクマンバチ」状態でした。
そう、藤の花とクマンバチはとても相性が良いようです。
大きなつつじの花にはアゲハチョウのような大型の蝶が群がるように、
藤の花にはクマンバチの丸っこいからだが受粉に良く似合うのだと思われます。
大勢の人とクマンバチ観察の後は、フラワーパークに隣接する自然公園を探索しました。
近年では、訪れる人も少ないらしく自然公園の中には誰もおらず、静かなひと時を過ごすことができました。
(公園の入り口付近に「マムシ注意!」の看板があり、これが人よけになっていたようです。)
公園の一角にある小高い山の上にある展望台です。
山を降りると湿原が広がっており、木道が整備されていました。
ところどころ壊れかけたところもありましたが、こんなに良い場所を誰も訪れないとはもったいない限りです。
次に向かったのは「佐野市」。
「佐野市」の観光マップを家に置き忘れてしまい、仕方がないので適当に街を散策することになってしまいました。
とりあえず、厄除けのコマーシャルで有名な「佐野厄除け大師」に立ち寄りました。
しかし、この大師さんは、“おかさん”の想像通り、“けばけばしく”好きになれないお寺でした。
このお寺の近くに、ひっそりとたたずんでいた「星宮神社」の方がよっぽど気に入りました。
で、そんな佐野市で偶然「味噌饅頭屋」さん(かなり有名なところらしいです。)を見つけました。
そしてそこで、日光の天然氷を使った「カキ氷」をいただきました。
写真でもお分かりのように、削られた氷が粒ではなく、“そうめん”のように細長くなっていました。
暑い日であったにもかかわらず、しばらくの間その氷はこのままの状態でとけようともしません。
口の中に入れた途端に液体に戻ります。
なんともいえない美味しさ、不思議さでした。
今年初めて日光の天然氷を扱う業者と取引が行なえるようになったばかりだそうです。
しかもゴールデンウィークが始まった29日(今日)からの提供だそうです。
まだ、かける抹茶の汁の味などが試作段階だそうで、食べた感想を求められました。
ほとんど甘くない抹茶の味が濃厚で、そこに添えられた手作りのすこし甘いつぶ餡が良く合いました。
その旨伝えましたが、店の中では抹茶汁の甘みをもうすこし増そうという意見が強いとのことでした。
また、おまけにいただいた、冷やした「蕨もち」も甘みを抑えた上品な味で美味しかったです。こちらも絶品です。
残念ながらこの冷やした「蕨もち」はお土産にできないので、代わりにそのお店名物の「味噌饅頭(こしあん)」を買ってきました。
(5月12日を臨時休業しなければならないので、その日授業が予定されている中学3年生達用にしたいと考えています。)
鼻先の出っ張った
行きも帰りも多くの鉄道ファンに見送られながらの旅でした。
こんな列車での愉しい日帰り旅行でした。