温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2016 お袋の膝人工関節手術

2016-03-02 20:37:23 | 日記・エッセイ・コラム
今日は、お袋の膝人工関節の手術。
レントゲンを見れば、よくぞ今まで痛みをこらえて歩行し、あるいは家庭菜園の畑仕事をやってきたと思うほど、軟骨がなく直接骨と骨とがこすれ合っている状態であった。

こんな状態だからこそ、87歳であるにもかかわらず、一大決心をして手術を自ら決断したのだろう。
手術の結果は良好。
とはいえ、今夜がおそらく切った膝頭を中心とした15センチほどの縫合部分で一番の痛みが。

かれこれ15、6年前私自身が右ひじ部分の尺骨と橈骨両方とも骨折してボルト接合処理をした折、同じようにひじ部分を切って縫合。

その時の手術後の夜の切った部分の痛みと腫れあがった腕を閉める包帯の締め付けの痛さとで、夜中眠れなかった覚えがある。

おそらく今夜母は、十分な睡眠をとれるか・・・。
ただ、私のころの手術と今とでは技術が格段に向上し、ひざの骨の切断部分では、細い管を差し込み、出血する血を抜き取りそれを浄化してもう1本の管で元に戻すことをしている。

また、麻酔も、単に全身麻酔だけでなく、腰の脊髄部分に管を差し込み、痛さに応じて麻酔薬を適度に注入しているようだ。

もしかしたら、私の時の痛さは、今回のおふくろは経験しないかも。
ただ、お袋が入る集中治療室を後にするときに、吐き気を訴えていた。

いずれにしても、生身の体にメスを入れることは、大変な労力を要するものだと、あらためて感じた。

お袋はもう明日から車いすでの移動訓練を始める。
その後は、歩行器から松葉づえにと、結構ハードなリハビリのスケジュールが予定されている。

何をすることもなしに、ナースステーションの前の休憩室で手術中、またその後の麻酔が切れるまでの間、おおよそ6時間の待機は、ここぞとばかり1冊病院の書店から購入した文庫本を読んで、時間をつぶした。

執刀医の手術の結果を聞き、お袋の顔色も何とかよかったので、安心して帰路についた。

毎日はいけないほどの病院なので、今度は土曜日くらいか。完全看護の病棟とはいえ、今夜の痛みの具合は心配である。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2016うれしい誕生日メッセー... | トップ | 2016 お袋の膝人工関節手術N... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (santa)
2016-03-02 23:56:55
お母さん、がんばりましたね。
また、お得意のGGができますように。
私の実母は2度目の圧迫骨折で療養中です。
11月まで85歳にして静岡まで運転していた元気印の母でしたが、1月末で免許証を返上した矢先の骨折で・・・。
でも、事故ではなくて良かったです。
返信する

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事