温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2020 コロナウイルス禍での葬儀

2020-08-23 07:18:06 | 日記・エッセイ・コラム
昨夜は、同じ班でお亡くなりになられた104歳を全うしたご老人の通夜。
普通なら一定の時刻に、親族、一般弔問者を含め全員で、読経をあげ、焼香をして終わる。

ところが、新型コロナウイルスの関係で、昨今の通夜は、まずは親族で僧侶の読経を受けながら、故人を弔う。
そして1時間後、一般の日ごろのお付き合いの方々が通夜に来るが、香典を受付に預けた後、焼香をしてそのまま帰るというパターン。

私は裏方で香典帳をひたすら書いていたが、式がざわつくでもなく、会話が聞こえるでもない静かな会場の雰囲気だった。

考えてみれば、いままでの丁寧な葬儀に対し、葬儀の簡素化を求める声も多くなってきた。
その最たるものは、家族葬。
身内だけで済ます葬儀。
ただ、それでも故人との付き合いで、焼香をし、告別をしたい人は多くいる。

家族だけの葬儀も、故人の立場によっては、礼儀に欠けることになるかもしれない。
ただ、簡素な葬儀が主流になれば、葬儀に気を使うこともなくなる。
もしかして、この新型コロナウイルスで、葬儀事情も変わっていくかもしれない。

さあ今日は、いよいよ本番。
ところがこのご時世で、地元いわゆる土人も数を減らすようにとの会場運営側からの進言。
言葉に従い、裏方お手伝いの数を減らすが、私はこのところ香典帳筆耕係、代わっていただく人がいないので、私は予定通りお手伝いに。

今日は曇りで、気温はこのところのような高温にはならないようだ、関係者は助かる。
104歳の故人の気づかいか・・・。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする