温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2014今週の審判(10月第4週)No2

2014-10-26 07:33:00 | 野球審判活動
昨日は朝のうちひんやりとして、家を出るときに今日は長袖か?半袖か?と迷っていたので、両方の支度をして出かけた。
でも、着いた焼津球場は、風もなく、朝日をたっぷり浴び芝生に夜露がつく最高のコンディション。
少し動けば汗ばむほど、したがって、試合前半袖でと、審判メンバーでそろえる。
昨日のクルーは、球審藤枝MOCHI田、1塁焼津MORI崎、2塁島田WA田、3塁温故と、私にとってなじみの連中であり、心強い顔ぶれ。
したがって、今年(すでに10月のシーズン終盤であるが・・・)初の公式球場での高校野球は、心配なく、満足なジャッジであった。
あえてミスジャッジを言えば、3塁ベースをめがけて飛んできた鋭い打球を3塁手が横っ飛びキャッチ、その時のファウルフェアのジャッジを球審MOCHI田氏とともにフェアコールしてしまったこと。
試合開始前の審判打ち合わせで、3塁ベースまでは球審、それ以降の打球は塁審と球審MOCHI田氏と確認していたところであるが、打球は若干3塁ベースよりも後ろだが、この場合は、球審のジャッジが適切。
私が余分なことをしてしまった。
久しぶりの私めがけての強い打球に、やはり余裕がなかったのかもしれない。
しかし、その後同じケース、あるいはきわどく3塁ベースを横切るファウルには適切にジャッジできた。
また、ホームランコールも久々にして、3塁ながら、基本動作のすべてをやったのではなかったか。
試合前のアナウンスで、第26回といった静岡県農業高校大会。
せいぜい農業系高校数校による練習試合程度と思って会場入りしたが、昨日の焼津球場が、最終準決、決勝だという。
私の担当は準決1試合目、富岳館高校対天竜高校。
序盤から打ち合いで、4回を終わったところで7対5と富岳館がリード。
しかしその後は0が続き、このままいくかと思ったが、7回裏天竜高校が、逆転でそのまま勝利。
終わってみれば7対9で天竜高校が決勝に進んだ。
ところで、試合前、準決、決勝の審判メンバー表が審判控え室の机にあった。
よく見れば、決勝の球審がしがない印刷屋審判員となっている。
したがって、写メイでその表の画像を送ってやったら、画像が小さくて文字が見えないといってメールが返ってきた。
おかしい、画像を指で広げれば文字が大きく見えるはずだが・・・、と思ったが、まさか!?ガラケー!!??
早く来るよう催促すると、しがない印刷屋はパソコンにコメント。
「温故氏のチェックに行こうとしましたが、明日も一日ぐりんぱるに詰めなくてはならないため断念・・・。自分の審判時間に合わせる事とした。申し訳ない!
先日の吉田中学での練習試合で二時間四十分も費やしてしまった。別の意味で嵐を呼んでしまった。今日はどうなることか・・・?」

1試合目終了後のタイミングにちょうど会場入りしたしがない印刷屋は、私の華麗な(!?)ジャッジを見ずじまい。
審判室には、あの!?鬼塚指導員もいて、それからは、おしゃべり好きなしがない印刷と鬼塚氏で、審判事情から年金問題まで、次から次へと話題が展開する。
そういえば、1試合目から用意されていた弁当は、おか乃のどんぶりラインナップではなかったが、しがない印刷屋もおいしいと称賛する結構高い(790円)弁当であった。
秋の最高の天候の中、焼津球場で高校生から元気をいただき、また、鬼塚氏としがない印刷屋の絶妙な会話も聞け、最高の審判日であった、とここでは書いておこう。
コメント
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