田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

アントマン&ワスプ クアントマニア(Ant-Man and the Wasp: Quantumania)

2023年02月22日 14時30分50秒 | 日記

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Six 'Ant-Man & the Wasp: Quantumania' Character Posters Released as Film  Kicks Off Marvel's Phase 5!: Photo 4882116 | Ant-Man, Evangeline Lilly,  Jonathan Majors, Kathryn Newton, Marvel, Michael Douglas, Michelle  Pfeiffer, Movies,

First Ant-Man And The Wasp: Quantumania Poster Reveals Kang's New Look

 「アベンジャーズ」をはじめとしたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を構成する人気作品のひとつ、「アントマン」のシリーズ第3弾。未知の量子世界に入り込んだアントマンやワスプが、アベンジャーズの新たな脅威となる存在、カーンと遭遇する。

「アベンジャーズ エンドゲーム」では量子世界を使ったタイムスリップの可能性に気づき、アベンジャーズとサノスの最終決戦に向けて重要な役割を果たしたアントマンことスコット・ラング。ある時、実験中の事故によりホープや娘のキャシーらとともに量子世界に引きずり込まれてしまったスコットは、誰も到達したことがなかった想像を超えたその世界で、あのサノスをも超越する、すべてを征服するという謎の男カーンと出会う。

体長1.5センチの世界最小のヒーロー、アントマンことスコット・ラング役にポール・ラッド、アントマンのパートナーとして戦うワスプことホープ・ヴァン・ダイン役のエバンジェリン・リリーをはじめ、マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファーらおなじみのキャストが集結。スコットの愛娘で大人に成長したキャシー役を「ザ・スイッチ」「名探偵ピカチュウ」のキャスリン・ニュートン、謎の男カーンを「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」のジョナサン・メジャースが演じる。シリーズ前2作「アントマン」「アントマン&ワスプ」を手がけたペイトン・リードが今作でもメガホンをとった。(映画.comより)

 

 

<2023年2月19日 劇場鑑賞>

 日本では連日、すごい広告が打たれてますよね、この作品。力が入っているなぁと思うわけですが、実際の映画を見てみると、設定こそ複雑で、マルチバースだの、時間の壁を超えるだの、想像できない背景が次々登場するわけですが、メインのお話はなんてことない、普通の家族愛の物語です。すこぶる普遍の物語。映像がたいそうだってだけです。でも、次のMCUにつながる最初の映画ですから、理解できてない部分で「しっかり把握」しておかなければならない背景は多々あったのでしょうね。アホな私は、次の作品を見る都度、ちょっとずつ理解していくようにします。わからなかったから楽しめなかった部分は諦めるとして。

 サノスの指パッチンのせいで、娘キャシーの成長を5年見逃したことを根に持っているアントマン。キャシーは今はすっかり成長し、学問を収めた上、自身の信条に基づいた社会行動まで起こすようになっています。それゆえ、冒頭は留置所まで娘を迎えに行くアントマンの姿からです。もう静かに暮らしていきたいと思っているアントマンはキャシーが心配でなりません。しかし、才能のあるキャシーに目を付けたピム博士までが協力しているのですから、どうにもなりません。しかしながら、今回はキャシーが作った量子世界の探査機のために、皆が量子世界に囚われることになるのです。

 この量子世界は、しかしながら、さながら最近見たアニメ「ストレンジ・ワールド もう一つの世界」みたいな完全なる別世界で、しかもいろんな形の住人がそれなりに存在しているという、驚きの世界です。アントマンも「量子世界にこんなに住民がいたのか・・・」とつぶやきます。ここを支配していたのがカーンです。口調は穏やかで態度も紳士的ですが、やってることは植民地支配です。今回は、彼とアントマンが戦うハメになるのですね。

 

<ここからネタバレ>

 彼は、自分を量子世界に追放した者たちに復讐するため、過去に量子世界に取り残されていた科学者、ピム夫人(ミシェル・ファイファー。相変わらずきれいね)を利用したことがあり、知らずに機器を作ってしまったことを理解したピム夫人がそのコアを破壊した、ってこともあったようです。カーンは「アントマン1」のヴィラン(死んだはず)をなんと頭(と意識)だけで蘇らせ、自分の戦闘員として使っていたりします。とにかく、強い。自分をいっぱい再生させることができたりするので、最終的にはマルチバースや時間軸を破壊しようと思っているのかもしれません。まぁそうなると、自分はどうやって生きるのか、とも思うのですが。自分が存在する時空だけ置いとくのかな。

<ネタバレおわり>

 

 カーンは強いのです、とにかく。アントマン一人では太刀打ちできず、今回は家族愛とアリ部隊で歯向かいましたが、カーンがそんなに簡単にやられてるはずはないのです。今回もクレジットの後に「おまけ」のシーンがあるので、見逃さないでくださいね。そこで懐かしい”彼”を見れてうれしかったです。そうそう、キャシー役の女の子、見たことあるなぁと思ってたら「ザ・スィッチ」でヴィンス・ヴォーンと入れ替わっていた女子高校生でしたね!あの映画は本当におもしろかった。カーン役の俳優さんも「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」で見ました。今回と同じく、ひたすら穏やかな男性役だったと記憶しています。あの映画はあまりに淡々としていたので「男の人たち、のんびりし過ぎているよな。どうやって生活してるのかな」と思ったくらいです。そこ見る映画じゃないだろうけれど(笑)。

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