田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

インフェルノ(Inferno)

2016年12月05日 07時22分53秒 | 日記

 ダン・ブラウン原作の世界的ヒット作「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続き、トム・ハンクスが三度、ハーバード大学教授の ロバート・ラングドンに扮したシリーズ第3弾。ハーバード大学の宗教象徴学者ラングドン教授は、数日分の記憶を失った状態で、フィレンツェの病院で目を覚ます。謎の襲撃者に狙われたラングドンは、美しい女医シエナ・ブルックスに助けられて病院を脱出。何者かから追われる身となったラングドンとシエナは、生物学者ゾブリストが人類増加問題の解決策として恐ろしい伝染病を世界に広めようとしていることを知る。そしてゾブリストが詩人ダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」になぞらえて計画を実行していることに気づき、阻止するべく奔走するが……。ロン・ハワード監督と主演のハンクスが続投するほか、ラングドンと共に謎を追う女医シエナ役を「博士と彼女のセオリー」のフェリシティ・ジョーンズが演じる。(映画.comより)

 

 

 

 今頃やっと見ました。はっきり言うけど、長く上映されてるんですね。トム・ハンクスとダン・ブラウン、ロン・ハワードだもんね、そんなものかな。記憶力が悪いのか、「ダ・ヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」はほとんど覚えてない状態なのですが、まぁ話がつながっているわけでもないだろうと思い、チャレンジ。結果、楽しめました。ラングドン教授は随分老けこんできてるのに、ヒロインは相変わらず若い美人女性で、ハリウッドの伝統をきちんと踏襲しています。

ビリオネアのベン・フォスターは、頭も良く、自ら「殺人ウィルス」を開発しました。地球の人口はものすごいスピードで増え続けていて、このままだと地球は滅ぶ、だからそのままにしていつか滅ぶか、今人口を半分にするかだ、という彼の理論はある意味もっともです。まぁしかし、実行できるものではないですよね。命運の強い人のみが残るか。

ということで、ベンはあるウィルスを撒こうと思っているわけです。個人的には、強くそう思うのであれば、ラングドン教授に謎解きなど挑まずにさっさと撒けばいいと思うのですが、やっぱり少しの迷いがあったのかもしれません。謎解きは確かに複雑でおもしろいものでしたが、なんでこんなに回りくどいことをするのかがそもそも疑問です。生物テロなんて、やりたければやればいいし、今回の謎解きがハナからラングドンを標的にしたものであったのか、そうでなかったのならなんでラングドンが命を賭してまでこんな謎解きをやらなければならないのか。なんか、その出発点から納得できない感じです。まぁ、シリーズだから仕方がないとか言われればそれまでですが。また、原作にはきちんと書かれているのかもしれませんしね。

犯人(?)は、ラングドンと知恵比べをしたかっただけかもしれません。ともかく、かなりの深手を負っているはずのラングドンが、走る、走る。教授としての知識をフルに活用しながら、謎を解き、WHOと共同で生物テロを阻止するまでの活躍が描かれます。またこのWHOの女性長官とラングドンは、どうやら昔つきあっていた様子。こんな設定もアリなんですね。

大変よくできた映画だとは思うのですが、このシリーズはそろそろ終了してもいいんじゃないかと、個人的には思います。

 

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