「リチャード・ジュエル」「トロン:レガシー」などの女優オリビア・ワイルドが長編監督デビューを果たし、女子高生2人組が高校最後の一夜に繰り広げる騒動を描いた青春コメディ。高校卒業を目前にしたエイミーと親友モリーは成績優秀な優等生であることを誇りに思っていたが、遊んでばかりいたはずの同級生もハイレベルな進路を歩むことを知り、自信を失ってしまう。勉強のために犠牲にしてきた時間を一気に取り戻すべく、卒業パーティへ繰り出すことを決意する2人だったが……。主演は俳優ジョナ・ヒルの妹としても知られる「レディ・バード」のビーニー・フェルドスタインと、「ショート・ターム」のケイトリン・デバー。「俺たち」シリーズのウィル・フェレルとアダム・マッケイが製作総指揮。(映画.comより)
<2021年6月10日 録画鑑賞>
日本とだいぶ文化が違うなぁって感じました。自由過ぎ・個性的過ぎるハイスクールとか。でも、主人公たちがアセる気持ちはわかる気がしました。優等生でいるために勉強に費やした時間って、結構多いと思うのに、パーティ三昧だったクラスメートたちが、軒並み優秀な大学に進学が決まってたんだものね。少し映画的だとは思うけど、でも世の中、すべて持ってる「デキる奴」って、いますからね。わからんでもないです。
でも、優等生の主人公たちも「遊んでこなかった」悔いはあるだろうけれど、でも、お互いに優等生な親友とずっと一緒だったわけだし、その親友とは「今日も素敵ね」みたいなことを言い合えてたわけだから、それはそれで実のある学生生活だったと思うのです。もちろん、「今日一日は遊び倒すぞ~~」も、大いにアリだとは思いますけど。
で、あり得ないほどのパーティ三昧の夜を経て、優等生も遊び人も、みんなお互い「いい奴なんだな」と認識できて、後味のいい映画となってます。そりゃそうです。まだ高校生。それほど根っから悪い奴なんていない、と私も思います。お互いを認めればいいだけのこと。みんな、それぞれの経験があって、自分にはない知識を必ず持っているわけですから。
さて、主演のビーニー・フェルドスタインは、ジョナ・ヒルの妹で、「レディバード」でシアーナ・ローシャンの友人だった子。もう一人の優等生ケイトリン・デヴァーは、「ショートターム」で、主人公のブリー・ラーソンに助けられてた自傷癖のある女の子だった(立派な父親が実は・・・という家庭だった子ね)。見ていた当初は、わからなかったけどもね。
楽しんで見ることができました。私も、こんな夜を一度は過ごすんだったなぁ~(笑)。
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