このごろテレビは、どのチャンネルを回してみても、どこかでグルメ番組をやっている。
私が未だかって食べたことのないような、高級な肉・魚・カニ・アワビなどをふんだんに使った料理のオンパレードである。
それらを、要領を得たグルメタレントが食べ歩き、何らかのコメントを出しておいしさを伝えてくれる。
ところが、普通のタレントがこの役をやった時のコメントでよく聞く言葉がある。「甘い」という表現である。
「あま~い」と言って、この1語で受けているタレントもいるが、多くの人が「甘い」という言い方をするようになってきた。
新鮮な刺身を食べても、生野菜をかじっても、甘くないものを口に入れても「とっても甘いですね」と感想を言う。
「甘い」といえば、何となくおいしさを伝えたような気になっているが、見ている方は、その言葉より食べている表情からおいしさを伝えられていることは多い。
何を食べても「甘い」だけでは、単調すぎる。かく言いながら、おいしさの表現は大変難しい。
甘い・酸っぱい・苦いの基本的なもののほか、まろやか・すっきり・香ばしい・ねっとりなどと直接的でない言い方も沢山ある。
私もこんなブログを書いているときに、おいしさをうまく表現できず、素直に「ただ、旨いとしか言いようはない」と書いたことがある。
良い文章を書くためには、「嬉しい」「悲しい」「寂しい」「楽しい」などの感情を、これらの言葉を使わずに表現することだと書いてあるのを読んだことがある。
感情の表現も、おいしさの表現も、身体で実感することは誰もが出来るが、他人へ伝えることは大変難しいものだ。
そんな時、面白い本をネットで見つけた。「おいしさの表現辞典」川端晶子編(東京堂出版)2,940円と書いてある。
今度、本屋に行ったとき、どんなことが書いてあるのか立ち読みでもしてみたい。買わずに立ち読みするとは、私の「あま~い」考え方か?
(写真は、甘い香りの島田川「菜の花河川敷」)
私が未だかって食べたことのないような、高級な肉・魚・カニ・アワビなどをふんだんに使った料理のオンパレードである。
それらを、要領を得たグルメタレントが食べ歩き、何らかのコメントを出しておいしさを伝えてくれる。
ところが、普通のタレントがこの役をやった時のコメントでよく聞く言葉がある。「甘い」という表現である。
「あま~い」と言って、この1語で受けているタレントもいるが、多くの人が「甘い」という言い方をするようになってきた。
新鮮な刺身を食べても、生野菜をかじっても、甘くないものを口に入れても「とっても甘いですね」と感想を言う。
「甘い」といえば、何となくおいしさを伝えたような気になっているが、見ている方は、その言葉より食べている表情からおいしさを伝えられていることは多い。
何を食べても「甘い」だけでは、単調すぎる。かく言いながら、おいしさの表現は大変難しい。
甘い・酸っぱい・苦いの基本的なもののほか、まろやか・すっきり・香ばしい・ねっとりなどと直接的でない言い方も沢山ある。
私もこんなブログを書いているときに、おいしさをうまく表現できず、素直に「ただ、旨いとしか言いようはない」と書いたことがある。
良い文章を書くためには、「嬉しい」「悲しい」「寂しい」「楽しい」などの感情を、これらの言葉を使わずに表現することだと書いてあるのを読んだことがある。
感情の表現も、おいしさの表現も、身体で実感することは誰もが出来るが、他人へ伝えることは大変難しいものだ。
そんな時、面白い本をネットで見つけた。「おいしさの表現辞典」川端晶子編(東京堂出版)2,940円と書いてある。
今度、本屋に行ったとき、どんなことが書いてあるのか立ち読みでもしてみたい。買わずに立ち読みするとは、私の「あま~い」考え方か?
(写真は、甘い香りの島田川「菜の花河川敷」)
私の舌は鈍いのでしょうか?
私などは、何を頂いてもただ[おいしいね~」と言うばかりです。
年度末、身の回りあわただしそうですね。