写真エッセイ&工房「木馬」

日々の身近な出来事や想いを短いエッセイにのせて、 瀬戸内の岩国から…… 
  茅野 友

コロナ見舞い

2020年04月23日 | 生活・ニュース

 千葉県に住んでいる現役時代の後輩から、「新型コロナウイルスの感染拡大で全国に緊急事態宣言がだされ、日々、本当にもどかしい毎日をお過ごしではありませんか」と書きだした「コロナ見舞い」のメールが送られてきた。


 奥様の里が岩国にあることから里帰りの機会をとらえて、年に1度くらい当時の仲間と一杯やる仲の男である。奥様は現在、1人暮らしをしている母親の面倒を見に里に帰っていて、彼は単身赴任のような毎日を一人が千葉で送っていると書いてある。


 コロナ禍の中、遠くに住む親のことが心配に違いない。すべての人が外出自粛を強いられた窮屈な中で、それぞれが工夫しながら頑張って生きていることが分かる。

 

 そんなメールの中に、面白い諺が書き添えられていた。テレビ番組の「笑点」で出された「18歳と81歳の違い」というお題の答が7つ書いてある。

  1. 道路を暴走するのが18歳  逆走するのが81歳

  2. 心がもろいのが18歳  骨がもろいのが81歳

  3. 偏差値が気になるのが18歳  血糖値が気になるのが81歳

  4. 恋に溺れるのが18歳  風呂でおぼれるのが81歳

  5. まだ何も知らないのが18歳  もう何も覚えていないのが81歳

  6. 東京オリンピックに出たいと思うのが18歳

     東京オリンピックまで生きたいと思うのが81歳

  7. 自分探しの旅をしているのが18歳 

     出かけたまま分からなくなって皆が探しているのが81歳

 私は81歳までにはもう少し時間はあるが、この諺を読んで笑ってばかりはおられない。日々の生活の中でコロナに感染しないように気をつけながらも、この諺を肝に銘じて生きていきなさいという後輩からの励ましの言葉だと解釈した。いずれの答えも言いえて妙ではある。それでは私も。
  体調が悪くなった時に病院へ行くのが18歳
    体調が良い時に病院へ行くのが81歳
  散歩しているのが18歳  徘徊しているのが81歳
  毎朝歯を磨くのが18歳 毎朝入れ歯を磨くのが81歳

  ストレッチ体操をしているのが18歳 

    ラジオ体操をしているのが81歳