きっかけは何かのアンケートだったのだろうけれど、ワインを輸入している会社の営業マン(かな?)から、時々電話をもらうことがある。
彼の名前は、本人曰く「ウラン」くん。
はじめて話したとき「ところでお名前は?」と訊いたら、たどたどしい日本語で「私の名前はウランです」と言うから
「ウランって、変った名前だよね」(まるでアトムの妹みたいだ)と改めて訊いてみると、
「私はウランバートル出身です、知ってますか . . . 本文を読む
インド、マラッカ、モロッコ、マレーシア・・・・。
母リジーは父親のふりをして
息子に手紙を書き続ける
“ Dear フランキー 元気でいるかい ”
耳の障害を持つ息子に
世界中を旅する架空の父親のふりをして
手紙を送り続ける母親
しかし、母子の前にその“ 父親 ”が現れて・・・・
めちゃめちゃ「優しい」映画でした。
「フランキーも待っていた。君も長い間待っていただろう?」
ジェラルド・バトラ . . . 本文を読む
全米公開から遅れること6ヶ月。実はさほど期待はしていなかった。というか、期待するのが怖かった。
しかし、だ。オープニングのサブ・エピソードのあと、カメラが俯瞰で引いていって高層ビルの姿がやがてタイトルになる映像処理、たったそれだけで思わず仰け反ってしまうほど興奮。
「パート・カラー」ならぬ「パーツ・カラー」なる映像処理も、これまでいくつかのミュージック・ビデオで使われていたとは言え、こうして映画 . . . 本文を読む
校舎建築に絡む不正を糾弾したことを機に政界浄化を唱え知事選にうって出た弱小候補者ウィリー・スターク(ブロデリック・クロフォード)。そして彼の主張は多くの民衆の支持を得ることとなるが、そんな支持の拡大と裏腹に二度の落選で彼の理想主義は大きく崩れていき、果てしなく自己中心の人間へと堕ちて行くのだった。そしてそんなスタークの様子を、初めは彼に共感し取材を始めた新聞記者ジャック(J・アイアランド)の視点か . . . 本文を読む