まだまだ猛暑には要注意が必要かと思います。
真夜中に起きてのオリンピック観戦も熱が入り、すっかり睡眠不足
それに加えて両手使いの普通の生活に戻ると、何かと雑事に追われ忙しいこと・・・
爽やかな高原の風が恋しくなり、急遽蓼科に宿をとり北八ケ岳周辺を廻ってきました。
主人と私の時間がとれた8月5日(日)、中央高速を走って蓼科高原に向いました
我が家から中央高速道路に入るまでが大渋滞に巻き込まれ一苦労、
すっかり時間がかかってしまいました。
でも笹子トンネルを抜けて山梨県に入るとスイスイ・・・
八ケ岳連峰が見えてきて、思わず車の中から「ヤッホ~」と叫びました。
諏訪インターで高速道路を下りると、長野県側からの八ケ岳が見えてきます。
尖った山は北八ケ岳と南八ケ岳を分ける境目の山「天狗岳」でしょうか・・・?
目指す「蓼科温泉」はあの「北横岳」の麓です
骨折した方の手も使えるようになったとは言え、まだまだグ~・チョキ・パーが満足に出来ません
温泉に入ってジックリと関節の屈伸運動をし、ついでにその周辺を歩きたい
てなことで、温泉治療と再起初登りの両方が楽しめる場所としてとして選んだのが
「蓼科温泉」と「北横岳登山」です。
所用があって、朝家を出たのが10時過ぎ、
蓼科の北八ケ岳ロープウェー駅(旧ピラタスロープウェー)に着いたのが3時近くになっていました。
この日の山登りは諦めましたが、翌日の天気予報は下り坂・・・
晴れているうちに展望を楽しむことにしました。
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ロープウェー「山頂駅」から見た鋭い山々が並ぶ南八ケ岳と、雲がかかった「南アルプス」の峰々
あの山、この山、40代50代の頃にほとんど登った山々ですが
今はもうすっかり筋力も衰えて、初心者のつもりで簡単な山から再トライです
縞枯れ現象が見られる「縞枯山」は目の前です。
北八ケ岳に多いシラビソの立ち枯れ現象は、バラバラに枯れるのではなく列を成します。
それが縞状になって独特の風景を造り出しているのです。
この縞枯山には12~13年前に、天狗岳からニュウ~白駒池~茶臼山~縞枯山と縦走して
ロープウェーで下ったことがあります。
あの夏、私は膝を痛めて「歩けなくなったらいつでも下れるエスケープルートの多い山」
と言うことで北八ケ岳を選びました。
2人の山仲間に助けられ無事に縦走できて感激した、思い出のある北八ヶ岳です
「山頂駅」前には一周30分で楽しめる「坪庭」があります。
標高も2000mを越え、涼しい風が気持ち良い
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自然が造りだしたロックガーデンが広がります。
お花が一番綺麗なシーズンは6月から7月にかけての初夏・・・
今は端境期のようでした。
ここから「北横岳」への登山道がありました。
登りおよそ1時間、再起・初登りの山としては丁度良さそうです。
「明日は曇っていても登ろうね」
こちらが「北横岳」です。
たしか北峰と南峰と2つの頂上があったはず・・・
10年位前の秋に山仲間3人で「蓼科山」から「北横岳」と歩きましたが
360度の大展望が楽しめる山でした。
坪庭から木道を歩いて5分ちょっとの所にある「縞枯山荘」まで足を延ばしました。
三角屋根が印象的な古い山荘です。
赤とんぼや蝶が舞う楽園のような場所ですね。
私の花模様のバックに「アサギマダラ」が止まりました。
「カメラ!カメラ!」と叫ぶと、ヒラヒラと舞い上がり逃げていきました。
主人が追いかけて撮った写真です。
まだ息子夫婦が新婚の頃、私たちと息子夫婦とお嫁ちゃんの両親や妹も一緒に
蓼科に泊まり、翌日ここまで来てこの山荘でコーヒーを飲んだ思い出があります。
主人はすっかり忘れているようですが・・・
息子夫婦と両家の旅行はその後も続いていて、今年も二泊三日で行く予定。
あれから10年以上が過ぎ、今では2人の孫が加わり、
両家あわせて9人の賑やかなバカンスとなっています。