花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

逗子の「桜山」から、葉山の「大峰山」へ(その1)

2016年01月28日 | ハイキング・散策
先週末は日本列島大荒れで、九州や四国も大雪になり
沖縄にも史上初めて雪が舞ったそうな

23日(土)の親友taeさんの49日法要と納骨式は幸い雪にはならずにホッとしましたが・・・
TVでは翌日の日曜日も、できるだけ外出しないようにと呼びかけていた

ですから24日のワンゲルの会「逗子・葉山のワンデリング」の参加も決めかねてしまい
当日の朝6時半に起きて、空を見上げて行く決心をしました。

このトップの写真は、この日歩いた葉山の真名瀬海岸からの眺め
富士山の左に連なる山々は箱根連山です。



「相模湾を見ながら葉山御用邸まで歩きます」と謳った
逗子の桜山から大峰山(三ヶ岡山)へのハイキングは、
風が冷たいながらも、青空の下で楽しむ事ができました

「六代御前の墓」から「桜山」へ(1月24日)
京急「新逗子駅」に9時半集合、参加者は男性7人、女性4人の合計11名でした。
駅から10分ほど歩くと・・・

この様な石碑が現れます六代御前のお墓がありました。


三浦半島には“源氏”関係の史跡などは数多くありますが、
ここはなんと!、平家最後の嫡男、六代御前のお墓です。

有名な平清盛の曾孫にあたる方のお墓が、なぜ源氏の地に


大きなケヤキの根元に抱かれるようにして六代の墓の墓がありました。
石の墓石は江戸時代になって建立された物だそうです。。

長柄桜山古墳群
その後、背後の山を登っていきますと・・・長柄桜山古墳群の標識が現れます。


風は冷たいものの身体が汗ばんできて、上のダウンを脱ぎました。
登り切った所で展望が開け、眼下に相模湾が広がっていました。


正面に江ノ島が見えています。

風が強くて、海には白波が立っていて・・・
普段の穏やかな湘南の海とは違って見えました。


この逗子と葉山の境界線の丘のような所が「前方後円墳」とは驚きです
詳しいことはこちらをご覧ください。

この長柄桜山古墳群は、平成11年3月、葉山桜山団地西側の山頂(現在の第1号墳)で、
携帯電話の中継基地建設工事に伴う小規模な伐採及び整地が行われた際、
埴輪片を発見したことをきっかけに、その存在が公に知られるようになったとか

首都圏といえどもまだまだ知らない遺跡が眠っているのですね~
歩いている限りでは、ここが古墳とはさっぱり判りませんでしたが。。。

戻らずに、荒れ果てた道を進みます。地面を這うツタに足を取られるので、要注意!


三浦半島の標高200mにも満たない丘のような山歩きなら、スニーカーでもと考えましたが
ヤブ漕ぎが好きなリーダーですから、登山靴にして正解でした。

昔歩いたすぐお隣の山には、鎖場があった事も思い出しましたしね。


宝石のラピスラズリのような美しい青い実を見つけ
同行の山小屋さんに「ノシラン」と教えてもらいました。

狭い所に「浅間大明神」の石碑が・・・歩きだして1時間、ここで立ち休憩です。


我が家から近い三浦半島の山々は大方歩いていますが、そこかしこに富士山信仰が見られますね。

ここから先は四つんばになっての急降下・・・
そして脇の金網にしがみついて、落ち葉で見えなくなっている細い階段を下ります。
(写真に収める余裕はありませんでした)


途中朽ちたような鳥居がありましたから、昔は浅間神社の参道だったのでしょう。
今では殆ど歩く人もなく・・・

11人のシニアの軍団が、上の茂みの中から下ってきて、
住宅街の道行く人は、ビックリしたに違いありません


瀟洒な家が建つ住宅街を進みます。
次に向かうのは「大峰山(三ヶ岡山)」?


やがて海辺のバス道路に出ると、真名瀬海岸から富士山が見えました
小さなコンデジでズーミング

沖の岩礁地帯である名島には鳥居が立ち龍神が祀られていて
鳥居のそばには有名な裕次郎灯台が(正式名は葉山灯台)・・・

兄の石原慎太郎氏が会長を務めていた日本外洋帆走協会が基金を集めて名島に建設。
高さは約11mで3秒に1回白色光が点滅するそうです。


右手の江ノ島の奥に見える連山は丹沢の山々でしょうか?
先日降った雪で、山肌も白く光っていました。


この日前後の3日間が寒さの底だったような気がしますが
明日から又関東周辺は雨と雪マークが続きます

今日は穏やかな日和でしたが・・・
私は慌てて車で食料品と灯油の買い出しに走りました

西日本では先日の大雪以来、断水している地域が多いとか
北海道では冷える日の夜は「今夜は水道の凍結に注意という
テロップがTVの画面に流れます。

そんな日、一軒家は水道の水を流しっぱなしにしておきます。

マンションのセントラルヒィーティングは、12月1日から3月31日にまで種火は点けっぱなし
長期間の留守の時は、水を抜いてから種火を消して出かけます。

一人暮らしでの寒さや雪は堪えます
「春よ来い!早く来い!」と願っています。


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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (恵那爺)
2016-01-29 06:36:14
ノシランのブルーが綺麗ですね。
灯台と鳥居の向こうに富士山のどっしりした姿が素敵です。

凍結防止も大変ですね。
私の所は、何もしたことが無いです。
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Unknown (山小屋)
2016-01-29 07:50:24
この日は富士山がきれいでした。
逗子や葉山にも自然がまだたくさん残っています。
海から久しぶりに富士山を眺めました。
白波が立っていてより一層きれいにみえました。

ノシランは宝石のように輝いていました。
ネックレスにするとよさそうです。
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Unknown (ななごう)
2016-01-29 15:05:45
相模湾を眼下に見下ろしながらの、山歩き楽しめました。
私も、ノシランの実が綺麗だなーと思って居ました。
写真で見ますと、尚綺麗に見えて居ます。
山の頂上部に、古墳が有るとはビックリでした。
フェンスにつかまりながらの下り、面白かったです。
田舎に居た時、川に降りる為に蔦につかまりながらの下りを思い出しました。
白波を打ちながらの、江の島や遠くに富士山は初めてです。
良い歩きでした。

今夜は、果たして雪が降るのか?心配です。
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Unknown (ラッシーママ)
2016-01-29 22:01:09
24日は風が強くて寒かったと思いますが、歩くと汗ばんでダウンを抜いたようで
心地よい歩きだったようですね。

nao♪さんが参加されてる「ワンゲルの会」で
六代御前のお墓があったり、私、この方の名前も知りませんでした。
長柄桜山古墳群が最近見つかったりで、身近なだけに驚きですね。

真冬でも、こんなに綺麗な色のノシランなのですね。
初めて見ました。
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Unknown (ローリングウエスト)
2016-01-30 07:27:17
伊豆逗子だと源氏の本拠地というイメージがあるのに平家の史蹟があるとはびっくり!この週末は寒いですが明日はいい天気になりそうな予感!富士山がきれいに見えそうなのでRWも出かけてみようかな・・
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ノシラン (おみや)
2016-01-30 17:23:38
今日は寒いですね。
お天気の良い日に歩かれて良かったです。
海を見たり富士山を見たりでしたね。
細い階段を下りてこられましたが、骨折を
して以来下りはとてもこわいです。

昨日から誰とも話して無く、こんな日はやはり寂しいです。最近よく主人の夢を見て、
先日など夢で主人が呼んでいると思い寝ぼけていたのか階段のところまで行って「そうだお父さんはしんでしまったのだ」と思い又
布団の中に入りました。強がりを言っても
まだ半年しか過ぎてないんですよね。
こんなお天気だと余計にさびしくなります
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☆恵那爺さんへ (nao♪)
2016-01-30 17:29:55
雪は降りませんでしたが、今日も寒い一日でした。
この逗子・葉山の山々を歩いた日も、北風が強くて寒い日でしたが、最後に富士山が全部姿を表してくれて・・・
感動しました。
ノシランのブルーは首飾りにしたいくらいの美しさでしたね。

恵那さまはとんちゃん家族様との花嫁街道歩き・・・
名前は知っていますが、まだ行ったことがなく、いつか歩いてみたいロードです。



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☆山小屋さんへ (nao♪)
2016-01-30 18:00:28
昨日今日と、雪は見なかったものの寒い一日でした。
この逗子&葉山と歩いた日も北風が強くて寒い日でしたが、歩くとポカポカとしてきましたね。
白波たつ相模湾の向こうに富士山が見えて・・・
雪の予報に参加を迷っていましたが、行って良かったです。
当日決心して参加できるワンゲルの会、気に入りました!

ノシランのブルーは、私が持っているラピスラズリのネックレスより綺麗な色でした。
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☆ななごうさんへ (nao♪)
2016-01-30 18:23:01
ななごうさんとは3年前の春の目黒川を一緒に歩きましたね。
母を亡くして三ヶ月半でしたが、まだ夫が元気で働いて居て、私も呑気な主婦でした。
あれから色々あって・・・
すっかりやつれましたが、こうして歩くことで癒されています。

雪の予報が見事に外れ、最後は綺麗な富士山が見えてサイコーでしたね。
ななごうさんもこのワンゲルの会に入られ、2回とも今回のリーダーの企画に参加・・・
冒険的な面白さが味わえたことと思います。
又どこかでご一緒いたしましょう。
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☆ラッシーママさんへ (nao♪)
2016-01-30 18:47:23
雪の予報の寒い日で、私はライトダウンのチョッキと上着を着ていました。
歩くとポカポカと暖かくなり、汗をかくと休憩時に冷えて風邪を引きますから、早めに上着を脱ぎました。

私も六代御前とは何者?と、知りませんでしたが、有名な平の清盛の直系と知り、何故この源氏の地に?と・・・
平家物語でも記されていた人物のお墓でした。

我が家からバスと電車で30~40分で行けるこの三浦半島の山が長柄桜山古墳群がだったということも・・・
最近分かったそうでビックリでした。
詳しい調査はまだまだこれからだらそうです。


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