今日から8月
関東以北の「梅雨明け宣言」がやっと出ましたね。
でも・・・
この週末、台風が日本列島にやって来そうで「さぁ~夏だ、海に山に繰り出そう」と言う気持ちになれないでいます。
3日から2泊3日で予定している「北岳登山」をどうしよう
☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆
「燕岳・頂上」へ
燕山荘から歩いて30分・・・
「燕岳」は風化した花崗岩からなる独特の山です。
お天気が良ければ、左手に「槍ヶ岳」が望めるトレイルですが、この日は雨はやんだもののガスがかかっていました。
これはこれで幻想的な雰囲気ですね
奇岩がそびえる「燕岳」
こちらの岩は「イルカの群れ」に見えるでしょうか・・・
こちらは「メガネ岩」・・・
合戦尾根を一緒に登って顔馴染みになった女性に、シャッターを押してもらいました。
「職場での人間関係にちょっと疲れちゃって、それで一人で山に来たの。この風景を見たら何て小さい事に悩んでいたのかと思って・・・、明日はスッキリした気持ちで山を降りられそうです」
そんな話しをしてくれました。
「山」は人の心を清浄する作用があるのでしょうか?
最後に岩場を登って行くと「燕岳」(2762.9m)の頂上です。
あたり一面ガスがかかって、な~~んにも見えません。
頂上には表示板もなくて、小さな石に山の名前と標高が刻まれているだけでした。
頂上直下で「雷鳥」の親子が姿をあらわしました。
全然人を怖がりません
ヨチヨチとした足取りで私たちのすぐそばまでやってきました。
そして「燕岳」には高山植物の女王「コマクサ」の群落がアチコチに広がっています。
何故か?コマクサの周囲には黄色の「タカネスミレ」がありました。
<
マウスオン・クリックで、コマクサとタカネスミレの、3枚の写真をご覧下さい。
花崗岩の白い砂礫に、ピンクのコマクサが映えますね
北燕岳方面に進んだところのコマクサの大群落が凄いと聞いてきましたが、霧雨が落ちてきたので少し行った所で引き返しました。
「燕山荘」での寝床は、2Fの蚕棚が並んだような部屋でした。
私たちは4枚のお布団が敷かれた棚の上段を指定されたので、ハシゴで登り、場所を確保してから荷物の整理をしました。
この日はここに3組6人が眠る事になりそうです。
シラフに入って休んでいると、外に出ていた主人が「ブロッケン現象が見えたぞ」と、やや興奮気味に戻ってきました。
目の前に霧が広がっている時、後方から太陽に照らされると、時々自分の影が霧の中に浮かび上がり、その周りを光輪が輝く現象を見ることがあります
これを「ブロッケンの妖怪」又は「ブロッケン現象」と呼んでいます。
夕日だったので光線が弱く、ちょっと主人の影がハッキリしませんが、光輪は見えていますね
今まで何度か山で経験していますが、やはり自分が菩薩になったような気分で感激しますね
私も外に出てみましたが、残念ながら太陽はもう沈んでいて見ることが出来ませんでした
が・・・
ナント、霧が晴れてシルエットの槍ヶ岳が、クッキリと見えていました。
そして目の前に、登ってきた「燕岳」がその姿を見せていました。
この時ハッキリと、私は翌日の快晴を確信したのです
関東以北の「梅雨明け宣言」がやっと出ましたね。
でも・・・
この週末、台風が日本列島にやって来そうで「さぁ~夏だ、海に山に繰り出そう」と言う気持ちになれないでいます。
3日から2泊3日で予定している「北岳登山」をどうしよう
☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆
「燕岳・頂上」へ
燕山荘から歩いて30分・・・
「燕岳」は風化した花崗岩からなる独特の山です。
お天気が良ければ、左手に「槍ヶ岳」が望めるトレイルですが、この日は雨はやんだもののガスがかかっていました。
これはこれで幻想的な雰囲気ですね
奇岩がそびえる「燕岳」
こちらの岩は「イルカの群れ」に見えるでしょうか・・・
合戦尾根を一緒に登って顔馴染みになった女性に、シャッターを押してもらいました。
「職場での人間関係にちょっと疲れちゃって、それで一人で山に来たの。この風景を見たら何て小さい事に悩んでいたのかと思って・・・、明日はスッキリした気持ちで山を降りられそうです」
そんな話しをしてくれました。
「山」は人の心を清浄する作用があるのでしょうか?
最後に岩場を登って行くと「燕岳」(2762.9m)の頂上です。
あたり一面ガスがかかって、な~~んにも見えません。
頂上には表示板もなくて、小さな石に山の名前と標高が刻まれているだけでした。
頂上直下で「雷鳥」の親子が姿をあらわしました。
全然人を怖がりません
ヨチヨチとした足取りで私たちのすぐそばまでやってきました。
そして「燕岳」には高山植物の女王「コマクサ」の群落がアチコチに広がっています。
何故か?コマクサの周囲には黄色の「タカネスミレ」がありました。
<
マウスオン・クリックで、コマクサとタカネスミレの、3枚の写真をご覧下さい。
花崗岩の白い砂礫に、ピンクのコマクサが映えますね
北燕岳方面に進んだところのコマクサの大群落が凄いと聞いてきましたが、霧雨が落ちてきたので少し行った所で引き返しました。
「燕山荘」での寝床は、2Fの蚕棚が並んだような部屋でした。
私たちは4枚のお布団が敷かれた棚の上段を指定されたので、ハシゴで登り、場所を確保してから荷物の整理をしました。
この日はここに3組6人が眠る事になりそうです。
シラフに入って休んでいると、外に出ていた主人が「ブロッケン現象が見えたぞ」と、やや興奮気味に戻ってきました。
目の前に霧が広がっている時、後方から太陽に照らされると、時々自分の影が霧の中に浮かび上がり、その周りを光輪が輝く現象を見ることがあります
これを「ブロッケンの妖怪」又は「ブロッケン現象」と呼んでいます。
夕日だったので光線が弱く、ちょっと主人の影がハッキリしませんが、光輪は見えていますね
今まで何度か山で経験していますが、やはり自分が菩薩になったような気分で感激しますね
私も外に出てみましたが、残念ながら太陽はもう沈んでいて見ることが出来ませんでした
が・・・
ナント、霧が晴れてシルエットの槍ヶ岳が、クッキリと見えていました。
そして目の前に、登ってきた「燕岳」がその姿を見せていました。
この時ハッキリと、私は翌日の快晴を確信したのです
それも写真でもはっきり分かります。
これは幸先いいかもしれない・・・
槍ヶ岳の美しいこと!
それに燕岳 雪渓と共に素晴らしい雄姿を見せてくれましたね。
コマクサにタカネスミレ もうこれだけで満足です。
おまけに雷鳥のお姿も目に出来てこれ以上の感激はありませんよね。
岩にもそれぞれ名前がついていてなるほどなーと思いました。
コマクサってどうしてこんな過酷な環境が好きなのか不思議です。
ブロッケン現象はまだ見たことがありません。
雷鳥は子供連れでも人を警戒しないのがうれしいですね。
メガネ岩は記念写真を撮ってみたくなります。
この「ブロッケン」と言うのは、確か?ドイツにある山の名前で、このような現象が特に多い場所なんだとか・・・
そこでは「ブロッケンの妖怪」と言われていたようです。
日本では仏像の後ろの光輪と同じようなこの虹の輪に出会うと、何だか妖怪どころか、崇高な気持ちになりますよね。
今回この現象に遭遇したのは、主人で、お陰で元気に山を踏破できたようです
ホント!「コマクサ」は何故にこのような過酷な環境でお花を咲かせるのか・・・?
私にも謎です。
以前、スイスのジュネーブの空港を飛び立った時にも同じようなブロッケン現象を見ました。
丸い虹の輪の中に、自分の乗っている飛行機の陰が、雲の上に見えていました
山だけの現象ではないようですね。
雷鳥のDNAには、人間に攻撃された思いがないそうで、逃げるどころか寄ってきてビックリしました。
天敵はトビや鷹などの大きな鳥だそうで、空の上から見えないガスのかかったあまりお天気の良くない時に現れるようです。
台風が来てしまいましたね 「北岳」行き心配です
それにしても8時間かけて登った山にはやはり素晴らしい事が
あるのですね
花に、鳥にそして山々のご褒美が・・・
山荘での様子も知ることができました
これからのUPも楽しみで~す
良かったと思いました。
通常ルートの大樺沢は、水量が増えると厄介な道かと思います。
9月になると、残雪は無いかもしれませんが、快適な山行を楽しんで来て下さい。
雷鳥にはまた逢えると思いますよ。
山仲間から「無理するのはやめよう」とのTELがあり、2日朝の強い雨で、諦めがつきました。
台風は直撃がなくても、山のお天気はとても不安定になりますものね。
案の定、3日の山梨県は大雨注意報が出ているようです。
残念ですが、私も北アルプスの疲れが残っているので、神様が「休め!」と時間を作ってくれたのかも知れません
9月初めに行けたら行こうとなりました
先日行った北アルプスのコースは、「槍・穂高」の展望コースなので、晴れていなければ苦労して登った意味がないのですが、ガスっていてもそれなりの楽しみがあるものなんですね。
快晴だと「ブロッケン現象」は見られませんもの・・・
雷鳥をこんなに近くで見ることができたのは初めてです
山小屋も雑魚寝ですから、同じ部屋の人同士が親しくなり、色々な山の情報が得られて楽しいものです
今回は札幌、広島、宝塚など、遠方からやってきたご夫婦と親しく歓談をしました。
南アルプスの小屋は予約をしなくてはならないので、昨日の午前中で「中止」の結論を出しました。
案の定今日は、台風の余波で、静岡、山梨は大雨のようですね。
9月初めに延期しましたが、北岳は高山植物の楽しめる山なので、9月では咲いているか?と心配です。
もしかしたら他の山になる可能性も・・・?
「北岳」は私たちにとっては中々実現できない因縁のある山で、今回は「三度目の正直」で登れるかな・・と期待していたのですが、「2度あることは3度ある」になってしまいました
主人も、雨がひどいと広河原に行く道も交通止めになるから、行かなくて正解だったかも・・・と申しております。
大樺沢も、雨の中登る気はしませんものね.。
上記の小桃さんの返礼コメントに今朝手を加えましたので、上下が逆になりました。ご了承願います。
山では下界では遭遇できない珍しい現象があるんですね。
ブロッケン現象は知っていましたが、ご自分が実際に体験されると感動でしょうね。
それにしても山の神々しい光景と清清しい風景を見せていただき、若い頃もっと真剣に山登りやっておけばよかったと思いました。
やっぱり本格的な登山は感動が違いますね。
素晴しい記事読ませていただきました。
この北アルプス登山から帰ってきたこの数日間は、次の「北岳」に備え、膝や太ももにシップを貼り、雨具や靴などを洗って防水スプレイをたっぷりかけたり、電車やバスの時間を調べたりと・・・
それなりに気も張り、忙しくしていましたが、「登山中止」を決めたとたんガクッと来て、今日はボォ~っとしています。
予定通りなら、今頃もう登りだしている頃だわ・・・などと想像が走ります。
でも・・・
私はこの北アルプスに行って、大展望もお花畑も堪能しましたからもう満足です。
台風は日本海を北上中とか・・・
こちら横浜は時々陽はさしますが、風が強く空は灰色で、やはり普通の夏のお天気ではありません。
山はもっともっと不安定なお天気かと思います。
行かなくて正解だったと思う事にします。