花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

私の老い仕度・「断捨離」宣言!

2011年01月23日 | 私の呟き

お正月明けから、庭の「紅梅」が咲きだしました
白い「冬至梅」は一ヶ月前から咲いていますから、これで紅白揃いましたね。

昨年の丁度今頃「エジプト旅行」に出発しましたが、
その時はようやく「冬至梅」が咲き出したばかりで、紅梅はまだ固い蕾みでした。

ですから今年は去年より一ヶ月早く梅が咲いたことになります

ブログをさかのぼってみると、一昨年の2009年は1月末に「紅梅が咲き出しました」と紹介していますが
2008年は2月に入ってもまだ咲いていませんでした。

今年は「寒」に入ってから寒い日が続いていますが、
こうして見ると梅の開花は、11月12月のお天気に影響されるようですね。


こちらは12月から咲いている「冬至梅」、もう満開が過ぎて散り出しています。


新しい年が明けて、早3週間が過ぎました。
今更改めて「今年の目標などと叫ぶ気にはなりませんが・・・

「断捨離」という本を読みました。
昨年末にはNHKの「クローズアップ・現代」でも紹介されていましたね。

「ダンシャリ」
「断」=入ってくるいらないものは断つ
「捨」=家にはびこるガラクタは捨てる
その結果
「離」=物への執着から離れ、ゆとりある”自在の空間”にいる私

単なる整理・収納術の本とは違っていました。

毎年年頭に「今年の目標は身辺整理」とぶち上げ、
このブログでも綴ってきましたが
なかなか思うように行かず、特に「思い出の品々」が捨てられません・・・
古いアルバム類もね。


暮れに台所の戸棚を整理していたら、ランチョンマットやナプキンの下からこんなものが出てきました。
息子が幼稚園に入園した時に私が作った「お弁当入れ」とマットです。

この時は絵本を入れるバッグやお砂遊び用のスモッグも作りましたが、何故か?
35年たった今でもお弁当入れだけが残っていました。


押入れの奥の大きなダンボールには、主人と私のスキーウェアーが一式入っています。
この本によると、ガラクタを溜め込んでしまう人には
「現実逃避型」「過去執着型」「未来不安型」の3タイプあるそうです。

古い思い出の品を取っておく私は、さしずめ「過去執着型」なのでしょうか・・・?
この型の人は、かっての幸せな時代へのこだわりが隠されている場合が多いそうです。


1981年から1985年まで、主人の転勤で札幌生活を体験しました。
あの4年間は夏は車で北海道中を廻り、冬は家族でスキー三昧の日々・・・

30代の我々は元気盛りで、まだ小学生だった息子も常に一緒、
我が家の一番輝いていた時代だったと思います。

「叉いつか、皆でスキーに行く日があるかもしれない」と思って取っておきましたが、
もうそれはないでしょう・・・

たとえあったとしても、こんな時代遅れのウエァーは着ませんものね。
思い切って捨てましょう。

んんん?、この帽子や手袋は冬のハイキングに使えるかも・・・?

そんな思いがよぎって、今まで私の身辺整理が中々進まなかったのです。

30代では似合っていたこの帽子、60代の今、私に似合うとは思えませんものね

「断捨離とは最低限必要なものを、旬のもの、好きなものだけにして生活する事」
と理解しましたわ。


ところが我家の主人は「超モッタイナガり屋」で、友人の引越しを手伝った時は必ず何かをもらってきます。

一昨年はダイニング用の椅子2脚
高さが我が家のテーブルに合わないので、和室に置いてあります

7年前は古いテレビで、10年前は革張りのソファー2脚・・・
元々我が家にちゃんと「応接セット」があるというのに
お陰でリビングに椅子がひしめいて、息子に「二人暮らしだろう~
呆れ果てられています

こちらは主人が買った昆布40袋の残り海苔も10帖単位で購入・・・

主人が去年の春「良いものが安かったから」と知人から購入してきたのですが
ダンボール一箱に40袋の早煮昆布が入っていました

暫くは置く所がないので和室の廊下にダンボールごと置いてありました

あちこちの知り合いに配って、毎日のように使って、ようやく台所の床下収納にしまうことが出来ましたが
まだこんなに残っています

戦中生まれの主人は、タイプで言うと完全に「未来不安型」ですね。
物のない時代に育っていますから、それも5人兄弟の大所帯でしたから
イザという時用に大量に買うという性分が身についています。

主人より3歳年上の義姉は更に徹底していて、昔、トレットペーパー騒ぎがあった時
ダンボール入りのトイレットペーパーを何十箱もかき集めて購入し、
それが15年以上残っていたという、凄まじい話を聞きました

収集癖のある主人は泊まった宿のタオルは必ず持って帰ります。
「薄くて仕事中の汗拭きに丁度良い。汚れたら雑巾にしてすぐに捨てられる」と・・・

それも捨てるどころか、毎回洗って使い続けていますので貯まる一方、
我が家の洗面台の棚の半分を、白い旅館のタオルが占領しています。

今回行った二泊三日のドライブ旅行で、更に2人分4枚が増えました。

嗚呼我が家に「断捨離」は到底無理かしら

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38 コメント

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「断捨離」 (写楽爺)
2011-01-24 14:23:05
こんにちは。
「断捨離」の心は私ももっともと思うところですが、
我が家ではまったく逆である事が多いです。
例えば子供用のダイニングの椅子など子供が小さい時に買ったのを今で小さな孫たち来た時には使っていますし、
そろばんの入れの袋など私が小学生の頃使っていたのを孫が使うなんて事もありましたよ。
一年間使わないものは処分しなさいと言う方もいますが、30年たって利用できる場合も結構あると思いますけどね。
写真のアルバムなどは何十冊とありますが、一番大事なものの一つです。
大分昔になりますが不発弾の処理で避難する事があったのですが、車に乗せたのはアルバムでした。
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「断捨離] (ころん)
2011-01-24 14:44:42
クローズアップ現代見ました。
迷うところですが・整理整頓のため最小限必要と思って私も最近始めました。
まず写真ですね。
本家ですから、主人の兄弟たちの小さいころの写真みなさんに聞きました、いらないですって。
どうしましょう・・
私独断で処分しました。
衣類これは思い切って処分市役所へ持って「行きますと再利用してくれますので生かされるとおもいまして、ごみ袋まづ4個持ち込みました。
靴類都度処分します。
片づけ主婦として大切痛感しますよ。
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捨てられない物 (山小屋)
2011-01-24 18:40:34
いろいろありますね。
やはり子供達の成長を綴ったアルバムが
なかなか捨てられません。
それと2人の子供が男の子だったので、
端午の節句に飾る「かぶと飾り」がまだ押入れを
占領しています。
長男の最初の孫は女の子でしたが、次が男の子なら
あげようと思って持っているのですが、もう必要
なさそうです。
春になったら処分する積もりです。

私の背広はすべて処分しましたが、カミさんの
着物がたくさんタンスの中で眠っています。
カミさんをつけますからタンスごと一緒に
引き取ってくれるところはないでしょうか?(笑)
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今年から気をつけよう (西恋おじん)
2011-01-24 21:17:18
そろそろ我が家も断捨離を徹底しないとゴミ屋敷化しそうです。この回のクローズアップ現代は見なかったのですが、いいことを知りました。我が家の原因は、大体私にあります。よく縦のものを横にもしないといわれてますが、今年から気をつけます。ハイ。
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☆写楽爺さんへ (naoママ)
2011-01-25 07:39:15
我々世代は「物を大事にすること」を小さい頃から教えられてきました。
ですから一人っ子だった我が家の息子の「ベビーベッド」は主人の兄弟たちに回り、今でも姪の所で使われていると聞きました。

必要な所に必要なものが廻る事が大事なんだと思います。
つまりリサイクルの精神ですよね。
ですからここでは「捨てる」と書きましたが、詳しくは資源ごみにまわすという事です。

アルバムは私も大事で、中々捨てられません。
が・・・
今、両親のアルバムを整理しなければならない立場としては、父の会社の旅行の写真など、正直言って興味がありません。
ですから思い出深い家族写真意外は処分しようと思っています。
私の山の写真を遺されても、息子夫婦は困るだけかと・・・
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☆ころんさんへ (naoママ)
2011-01-25 07:55:46
ころんさんもNHKの「クローズアップ・現代」を観ましたか・・・
その後、すぐにこの本を買ってきました。

今、私は両親の物を少しづつ整理してる立場として、息子夫婦にはあまり迷惑をかけたくないと思っています。

今の若い人は物の豊富な時代に育っていますから、さして物欲もなく、流行遅れのものなど興味も示しません。

ですから我々は「残そう・・・」などとは思わずにスッキリサッパリ整理したいと思っています。
物は使いたい人のところに回されてこそ生かされるというものです。

写真類は大事なものだけ、CD化することをもっか検討中です。
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☆山小屋さんへ (naoママ)
2011-01-25 08:11:52
5月人形や雛人形、我が家の孫たち用には「コンパクトなものが良い」との息子夫婦の希望で、お嫁ちゃんの七段飾りのお雛様も、息子の鎧兜も「要らん」と却下されました。

我が家には息子の「鎧かぶと」の他にも、私の「雛人形」もありますわ。
ゴミに出すのは忍びなく、神社に持って行くつもりでおりましたが、今は分別がうるさくて燃やせないそうです。

「施設」に寄付するのが一番良いようですが、私の雛人形は古すぎてね~
江戸時代位の古さがあれば叉価値が違ってくるのですが・・・

タンスの中の着物は、私の物どころか、もっか母親の分で頭を悩ませていますわ。
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身につまされる~ (とんちゃん)
2011-01-25 08:27:54
整理整頓とはまた別問題で私は全く自信がありません。
衣類など捨ててはみたものの後になって探すこともしょっちゅうです。
アルバムは到底無理 でも考えてみると人のアルバムなんて見る気はしないです。
子供たちも一切私が撮った写真など興味なし
だから子供たち以外の写真はできるだけ残さないように処分ということも考えています。
でも結局は出来ないと思います。
形見分けした衣類なんかもそのままです。
「決断」「処分」この方向でいつかは意を決しないと・・・
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☆西恋おじんさんへ (naoママ)
2011-01-25 08:29:42
西恋おじんさんは、我が家の主人と似ているのでしょうか?
主人は物を大事に使い、修理する事が大好きで・・・
さらにいずれ役に立ちそうとあれやこれやと収集します。
一昔前なら「美徳の人」ですよね。
最近やっと「残しても息子は興味を示さない」と気付いたようです。

この歳になると、多くの品々を管理できなくなりつつあります。
大事な時間を物探しや整理に追われている事の方が勿体無いと思えるようになりました。
「断捨離」とは整理術ではなく、生き方の問題だと感じました。
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どうしても捨てられないものが (おみや)
2011-01-25 09:29:01
お早うございます。
結構思い切って捨てているのですが、どうしても捨てられないものが、子供達のアルバムです。せっせと写したものがアルバムに貼ってあります。もう見ることもないので処分しようと思いながら、まだ押入れの奥に入っています。

でも夫の背広、私の着物類(安物ばかりですが)は全部子ども会の廃品回収に出しました。
登山道具も殆ど捨てました。
皮の登山靴・リュックを捨てる時は勇気が要りましたが思い切りました。
まだまだ捨てなければならないものが沢山あります。
私も生き方の問題だと思っています。

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