気温がグングン上がった9日(月)、父の施設を訪ねたら
「今日は皆でお花見に行ってきました」と言われました。
冬がいつまでも居残り、梅が1ヶ月近くも遅れて咲いたとき
「サクラはどうなるのだろう・・・」と心配していましたが
季節はちゃんと巡ってきたようです
「舞岡公園」のサクラ
9日の暖かさでサクラもあっと言う間に満開になり、
私も翌日慌てて近くの「舞岡公園」に行って見ました。
駐車場横の「こぶし広場」には、小さい子供達を連れたママ友同士がお花見を楽しんでいました。
風もなく穏かな花日和です。
私はこの冬、河津サクラをはじめ、たくさんの早咲きのサクラを見る機会を得ました。
でも圧倒的に数が多いのがこのソメイヨシノです。
サクラと言えばイコール「ソメイヨシノ」
春本番になってから咲くので、花の下でお弁当を広げてのお花見も楽しめるのですね
駐車場に一番近いところには車椅子に乗ったお年寄りのグループが・・・
父と同じような施設の方々でしょうか?
父もサクラの下で、甘酒を飲んだそうです
「サクラ綺麗だったでしょう」と聞いたら、「忘れた」という返事でした
冬中、空調の効いた室内に居たので、久しぶりに外の空気が吸えましたね。
見守ってくれたスタッフの皆さまに感謝です
「ソメイヨシノ」は江戸時代終わりから明治初め頃、
江戸染井村(東京都豊島区)の植木師から「吉野桜」として販売されました。
オオシマザクラとエドヒガンの雑種で、
花の色・形や咲き方など両親の良いところを受け継いるらしい
1本の木から増殖したクローンが日本中に広がったそうです。
一時期「ソメイヨシノ60年寿命説」なるものが出ましたが、定かではないようですね。
東屋やベンチのある「おおばなの丘」のソメイヨシノは盛りを過ぎていましたが・・・
お馴染みの「ベニシダレ」はこれからのようでした。
カメラを抱えて「ばらの丸の丘」まで行って見ました。
ここでも皆さん、グループでお花見を楽しんでいました。
平日の午前中、殆んどがヤングママたちと、中高年のグループ、
そして熟年夫婦の方々です。
お昼近くになると、お弁当を抱えた初老のご夫婦が散歩がてらやってきて
その姿があちこちに見られました。
我が家は夫婦二人での散歩はまずしないですね。
外での仕事が多い夫は「散歩をする」という概念は持ち合わせていません。
私の外歩きは「単なる暇つぶし」と思っているようです
葉っぱが出てきているサクラもあって、盛りは過ぎた感じでしょうか・・・
翌日の天気予報が「雨」なので、そろそろ見納めかもしれません。
友人達との「お花見」は12日の木曜日なのですが、
きっと花吹雪が楽しめることでしょうね。
あちこちにタンポポも咲いていて | タチツボスミレもたくさん見られます |
暖かい陽射しの中を「小谷戸の里」まで、更に歩いて行きました。
門の横にはベニシダレの濃いピンクが色を添えていました。
明治座「石川 さゆり・40周年特別公演」
幼馴染のtomoちゃんと、明治座に行ってきました。
何でも、息子さんからどうしても席をうめて欲しいとチケットが送られてきたらしい・・・
ご主人が都合が悪く、私がピンチヒッターで楽しませてもらいました。
明治座は地方に住む伯母たち(母の姉)が上京の折よく行き、私も何度か付き合いました。
叉最近では主人が都民劇場の会員になり、私も一緒に観劇する機会もありますが・・・
新橋演舞場などと同様ビルの中に入って、昔とすっかり変わりましたね。
ビルの横に小さな祠が佇んでいました
私にとって演歌歌手のステージ観劇は初めてです。
「新宿コマ劇場」も行った事がありません。
第一部は演劇の「貞奴・世界を翔ける」
明治時代、世界を舞台に大輪の華を咲かせた日本初の女優「川上貞奴」・・・
激動の生涯を石川さゆりが熱演します。
つい最近、茅ヶ崎で別荘を見てきた「川上音二郎と貞奴」の物語でした。
オッぺケペーで有名な音二郎役は大和田獏さん
正直、私途中で少し眠くなりました
そして第二部「オンステージ」は大ヒットした「津軽海峡・冬景色」から始まりました。
最初は高音に少々無理があったけど、1時間半の舞台を終えたばかりですものね。
途中の日本全国の「民謡」も良かった
tomoちゃんは故郷の「佐渡おけさ」に感激し、私は「ソーラン節」に手拍子を打ちました。
「夜桜お七も聞けるかしら?」とtomoちゃんに聞くと、あれは坂本冬美との返事(残念)
でも「天城越え」は石川さゆりよね・・・
デビュー40周年と言うことで熱が入り、最後の「天城越え」は迫力がありました。
私演歌はさっぱり分りませんが、流石に息の長い歌手で上手いなぁ~と
石川さゆり 「天城越え」
途中休憩を入れて、12時から4時近くまでの公演は少々疲れましたが
この日の話しを山仲間のYさんにすると、
「天城越え」は彼女が家族とカラオケに行った時の十八番だそうです。
お琴の先生で、尚且つ「オペラ」を習っている彼女
「この歌が上手く歌えると本当に気持ちが良いのよ」「ストレスが吹き飛ぶの・・・」と・・・
山仲間とカラオケには行った事がないけど、今度是非聞かせてね。
今の私の生活に足りないのはこの音楽の部分です。
まず名曲を聴きに行こうか?
はたまた一人カラオケで、私の好きな高橋真梨子の唄でも練習してこようかしら・・・