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「バレンタインデー」の前日は主人の誕生日でした。
パースに発つ前の日に横浜で息子に祝ってもらったのですが、この異国での当日はちょっと豪華な所でランチを楽しむ事にしました

前回、友人ご夫婦と行くつもりでしたが、カジュアル着だったために取りやめたAAPTビル33階の回転展望レストラン「Cレストラン」に行きました。
夫婦共々ジャケットをキチンと着ていきましたよ。
私は久しぶりのスカート姿です。
そこでシーフード料理を頼んで、白ワインで乾杯をしました


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パース市はオーストラリア大陸の西側にある「西オーストラリア州の州都」です。
この州だけでもオーストラリアの三分の一を占め、日本の面積の約7倍という広さ・・・
2004年の発表では人口は150万人ですが、近年西オーストラリア州北部地区で掘り出されるニッケル、金、ウラニュウム、鉄鉱石、ダイヤモンドなどが注目を浴び、大都市のあるオーストラリア東部から大量の技術者が入り込んでいるそうです。
その人たちは不便な北部の工場には単身赴任で出向き、妻子は州都パースの豪邸に住まわせているため、パースの不動産はうなぎ登りに上昇していると聞いています。
こちらがその中心のパース駅です

東京駅で言えば「丸の内側」にあたりますが、人ごみはなく、あくまでも自然環境に恵まれた街の中心です。
この日はお祝いのワインぐらいは飲むつもりでしたので、車ではなく、借家近くの電車の駅「ベイズ・ウォータ」から電車に乗って街の中心街に出ました。
電車賃は2ドル1セント・・・
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こちらがパース駅のプラットホームです。
以前は改札口もなく至ってオープンな駅でしたが、去年からごく普通の日本と同じような自動改札口が取り付けられました。
日本と違うのは1時間半以内で帰路の電車に乗れば、この行きで使った切符で帰れるという所です。
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行きはお昼前でしたから電車も空いていて・・・
自転車持込の若い方が2人もいました。
日本では信じられませんね~

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パース駅前から望んだ風景です。マウスオンでご覧下さい。
あの高層ビルの回転展望レストランでランチの予定ですが・・・
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駅前からロンドンコートを通り抜け、隣にある超高層ビルに入ってエレベーターでてっぺんまで登ると、そのレストランに突然辿り着きます。
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予約は入れていなかったので窓辺の席には案内されませんでしたが、充分な見晴らしが得られました。
ポテトフライ満載のパース名物「お魚のフライ」は食べたくなかったので、シーフードプレート(45a$)と「お寿司」(39a$)を頼み、グラスワイン(16a$)で乾杯しました。
素晴らしい風景が見渡せる中で迎えた主人65歳の誕生日です

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マウスオンです。
シーフード・プレートが運ばれ、パンがお皿に載せられ・・・
これって「天ぷらの盛り合わせ?」・・・
でも、ハート型の卵焼きに肉団子?マグロとタコのお刺身も付いているよ

若くて綺麗なウェートレスさんが「シェアーしますか?」と聞くので「イエス・スモールプレートtwoプリーズ」と答えました。
美味しいパンをいただき、フォークとナイフでお上品に天ぷらをつまみにワインを飲みながら外の絶景に目を奪われました。
この日は一眼レフカメラに50mm~200mmの望遠レンズを付けてきましたので、高層ビルから眺めたパースの街をnon_nonさんのソースでご覧下さい。
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こうして見ると、大きく蛇行して流れるスワンリバーの存在の大きさに改めて驚きます。
この日は少々霞んでいて、パースのクリアな空気が感じられなかったのが残念でしたが、一番右側の海が見える水平線上にロットネス島が見えるのが分りますか?
あのネズミによく似た小さな有袋動物「クオッカ」が住む海の綺麗な島です

日本の山があって尖がった形の島と全然違いますね。
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ワインを飲みながら外の景色に見とれていた私たちですが、頼んだお寿司が中々運ばれてこないのが気になっていました。
小皿も来ていません

お隣のテーブルのビジネスマン風のグループは私たちより後から来たのにお寿司が運ばれています。
ウェートレスさんを呼んで聞いたら、オーダーに入っていないとの事・・・

「あいつは新米か?」と主人は怒っていましたが、要するに通じていなかったのです

チーフが出てきて「申し訳ない」と頭を下げて「すぐに運ばせます」と言ってくれましたが、正直朝ごはんが遅かった上に、ワインを飲みながらボリュームのある天ぷらとパンも食べたのではお腹がもう充分に満たされました。
そしてアノお寿司ならノーサンキューと言う気持ちもあってお断りしました。
でも流石一流レストラン・・・
対応は気持ちの良いものでした。
頼んだ小皿は大皿でしたが

何度経験してもフォーマルスタイルのレストランは馴染めません。
我ら夫婦には公園でオニギリの方が合っているのかな?
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食後は繁華街を見て歩きました。マウスオンです。
チョコレート売り場には「バレンタインディー」のポスターも見られました。
特別の包装は何もなく、特に賑わってもいませんでしたが・・・
「愛の日」と言うのは世界共通なんでしょうね

「女性から男性にチョコレートを贈る日」と言うのはなくて、お互い恋人同士がプレゼントや花束を交換し合う日と言ったところでしょうか

夕方の4時を過ぎた帰りの電車は学生達で混んでいました。
女子高校生のかしましい事

これは日本と同じで、万国共通なんでしょうね・・・