普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

組み手争いに終始する柔道からの脱却(2)・男子73キロ級の試合

2012-07-31 14:53:48 | スポーツ
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昨日は組み手争いばかりの柔道は日本の柔道ではないと書きましたが、昨夜の柔道男子73キロ級では私が心配したとうりの組み手争いに終始する試合で終わりました。
昨年の世界選手権覇者の中矢力が、準決勝でオランダのエルモントを判定による優勢勝ちで下し、決勝進出を決めた。
 昨年世界選手権決勝の再戦となった一戦。2分過ぎ、中矢は得意の寝技に持ち込むも決めることができず。エルモントも投げで返し、一進一退の攻防が続いた。両者ポイントなく、延長戦にもつれ込んだ。
 延長、疲れがみられるエルモントは手を出さず。1分26秒、エルモントが指導を取られ、中矢が優位に立った。その後も中矢は技を続け試合終了。判定は3-0で中矢が勝利した。

 私もテレビを見ていましたが、試合中二人とも相手の両袖口を抑えているので、お互いに殆どこれと言った技が掛けられず、最初から終わりまで中矢選手が強引に得意の寝業に持ち込もうとするのに、エルモント選手が何とか逃げるの繰り返しの試合。
 最後には疲れたエルモント選手への中矢選手の一方的な攻めに終始し当然の優勢勝ちとなりました。
 試合中の解説では、中矢選手は寝業一本では世界で勝てないと、立ち技にもトレイニングを励んできたそうです。
 彼としては立ち技で崩して、流れるように得意の寝業に持ち込んでの一本勝ちを目指していたのでしょうが、結果的には体力勝ちに終わったのは、彼に取って金メダルを逃したと同様に残念だったろうと思います。
昨夜の水泳では200m背泳で男女2選手の銅メタルに続いて、女子100m平泳で(記録の良くない人に与えられる)「1コース」を泳いだ鈴木聡美さんも銅メタルを獲得する、視聴者の胸ドキドキの試合。
 柔道でも選手が持てる力を発揮できるように、スリル満点の試合になるよう、組み手争いに終始する柔道の見直しをすべきと思います。
 最終的には体力差で勝負がついた男子柔道男子73キロ級勝者の中矢選手本人もも不本意だったろうし、第一にあれが道の理想の形とは柔道界の人達も思っていないと思うのですが。

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海老沼選手の試合を見て・柔道は組み手争い終始から脱却を

2012-07-30 17:09:19 | スポーツ
・組み手争いばかりで面白くない柔道・サッカーのようにスリル満点の柔道へ
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・昨日の男子66キロ級準々決勝凄かったですね。
・延長戦での海老沼選手の「効果」と取り消し→青旗三本で韓国選手勝利への大ブーイング→ジュリー審判委員の申し入れ→そして柔道史上始めてと言う白旗三本で海老沼選手の逆転勝利と言う日本にとっては幸いでしたが後味の悪い結末。
 唯一の救いは三位決定戦での海老原さんの絵に書いたような一本勝ちと二人とも銅メダルで表彰式に立ったことです。
頼り無い審判にも困りますが、色々考えさせられることがありました。
 海老沼選手の攻勢に韓国選手の組み手封じ。
 それで技の海老沼選手も延長戦の効果?以外は殆ど技は封じられたまま。
 韓国選手の消極的と取られ「指導」を受けぬための、決まらぬと判っている投げ頻発。
 それを見透かされての「掛け逃げ」の指導。
 韓国選手の腕を決めての投げという反則すれすれの技。
 私は08年の「オリンピックを振り返って」で次のように書きました。
・見ていて面白くない柔道
 柔道については、「日本柔道のこれから」でも書いたが率直に言って、私が見たオリンピックの試合の中で日本のお家芸の柔道が一番面白くなかった。
 試合時間の大半は、組み手争いと、技をかけられない様に、手を突っ張り腰を出来るだけ引くか、身長差がある場合は相手の奥襟をぐっと引き寄せて動きを制する間、「指導」を取られないように、全く効かないと判っている技を相手より余計に出し、攻勢を審判にアピールするのに費やされていた試合が余りにも多かった。 (この状態は前回と殆ど変化していません。) 柔道の関係者に言いたいのは、こんなオリンピックの試合を見て、少年、少女たちが自分も柔道をやりたいと思うだろうかと言う事だ。
 このような試合を続けていたら、野球やソフトボールのようにオリンピックの種目から外されるかもしれないことを考えるへきだ。
・柔道の試合を面白くするために
 この様な柔道になったのは、「技」の日本選手の独走を阻むため世界の柔道界が考え出したルールと思うが、柔道がマイナーなスポーツにしないため、日本柔道連盟の「技」中心の考え方を、世界の柔道界に提案してはどうだろうか。
 日本選手がしばしば見せた必殺技は観衆を魅了し、柔道女子78キロ超級の決勝で塚田真希さんの勝利直前に中国選手の見せた一発逆転の背負い投げは日本人としては残念だったが、これを見た少年少女は柔道の面白さを知ったに違いない。
 世界の柔道界は、この様なスリル満点の試合(今回の場合、日本人からみれば、実力が互角の場合の始めから最後の笛がなるまではらはらドキドキの日本男女のサッカーの試合です。)が続出するような、ルールの改正をすべきだと思う。(*注記)

 今回の海老沼選手の戦いで言えば、残念ながら準決勝でのグルジアの選手の見事な「隅返し」の一本、3位決定戦での海老沼選手の必殺の「大腰」で一本勝です。
多分世界の柔道フアンはこの様な切れ味のある技の応酬を見たい筈です。
*注記:ルール改正の例
 組み手争いが延々と続く場合はその都度、柔道の正式の組み方に従って自然体(腰を引かずに)で双方に引手、釣り手をしっかり持たせた上で、相撲の行事のように両方に手で合図して、試合を再開するなどもっと技の優れた人が優位になるようなルールを作る。

勿論それから改めて組み手争いをしても良いですが、これなら「一本勝ち」、「技あり」続出のスリル満点、柔道の醍醐味を満喫できると思いませんか。
試合の解説ではレスリングのようないきなりの足取りは一発退場、長い時間の帯を掴むのも反則など(多分日本側の申し入れと思いますが)柔道のルールも変わってきているようです。
外国の柔道関係者も組み手争いに終始し、最後は指導の数で優劣を決めるなど、柔道の発展のために良くないと思う人も多いと思います。
日本の柔道連盟は日本の為だけでなく(私の言うルールは技の日本選手に有利)世界の柔道発展と、オリンピックに継続的な採用のために世界へアピールしてみてはどうでしようか。

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反原発デモに参加している善良な国民へ

2012-07-29 15:55:59 | 電力、原発

・現実無視の原発即時停止・一部の人達に利用されていないかデモ参加の善良な国民・敗戦の教訓も忘れて「空気」動く国民とそれを利用する一部勢力
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・現実無視の原発即時停止
 国会や首相官邸の囲む反原発でもに子ども連れのお母さんたちまで参加しているそうです。
 その中で原発の総てを即時停止して欲しいと考えている人達もいると思いますがその人達に知って欲しいことがあります。
 原発の現場で働く人、その人達にために民宿を経営している人達の総ては皆善良な人達ばかりです。
 貴方、貴女達が眼の仇にしている電力会社の経営陣も基本的には日本の法律に基づいて原発を運転しています。
 中には政府に虚偽報告などした人もいるし、東電の経営者には安全より経営を優先した人もいるかも判りませんが、全般的に言えば日本の法律に基づいて、原発を建設し運転してきた人が殆どだと思います。
 そこでいきなり原発を総て廃止しろとの国民の言葉に従って政府がいきなり全廃を宣言するなどは、中国などの独裁国家ならできるかも知れませんが、日本は民主主義国家ですからやはり法律に基づいて建設した原発は、法律に基づいて廃止しなければなりません。
 その時活断層上の原発の停止は法的に決まっているので停止は当然ですが、その他の少なくとも法的に問題ない原発を国の都合で廃止するには、それなりの保障を支払わねば成りません。
 保障なしで全廃すると言う法律をいきなりつくるのも全体主義国家のやり方です。
 原発ゼロ論者で、環境エネルギー政策研究所長の飯田哲也さんは大阪市の特別顧問時代に「原発を止めれば関西電力は破産になる、そのためには国が金を出すのは国の責任だ」と言っていました。
 文脈から言えばことは関西電力だけでなく、東電ほか総ての原発停止に伴う相応の金を全電力会社に払わねばならないことになります。
国が停止を命令するので報償金を払えという飯田さんの話しは筋が通っていますが、唯でさえ財政状況が厳しく千兆に近い国債残高を持つ日本政府が、全原発廃止でそれだけ保障できる余裕があるでしょうか。
それに加えて廃炉に決まった原発の廃炉までの維持費も保障するとすれば幾ら金があっても足りません。
 電力会社もある程度の犠牲を払ってでも経営の許す範囲で原発の縮小に努めると思いますが、それには限度があります。
 仮に飯田さんの言うように破産状態に陥った電力会社が我慢できずに裁判に持ち込んだら国は完全に敗訴になるのは目に見えています。
 その賠償費用の数十兆?の金は結局は税金として家庭に跳ね返って来ます。
 勿論国の財政や家計の問題以外に、マスコミやネット上で言われている原発廃止に伴う燃料費の高騰や再生エネルギーの買い取り制度→企業競争力の低下→産業の空洞化→雇用の減少、地域経済の停滞とうの問題も考えねばなりません。
 それについても同じ反原発学者の小出裕章さんは「Will」での推進側の学者の討論の中で「脱原発後の資源小国の日本はそれに相応しい慎ましい生活をするべき」と言っています。
 今でも日本の平均賃金の低下、一部非正規社員の収入と生活保護家庭の収入の逆転など日本の貧困化が進んでいますが、小出さんのいうように日本人の平均収入が仮に今より2~3割減った場合の生活を考えて下さい。
 それに飯田説に従えば原発停止に伴う保障の財源捻出のための増税か未来に負担を強いる国債の増発が家庭にかかって来ます。
 反原発デモに参加している善良な皆さん、反原発学者でさえ言っているこのような原発廃止に伴う問題点まで承知でデモに参加しているのでしょうか。
・一部の人達に利用されていないかデモ参加の善良な国民
 心配性の私が心配するのは、政府は、2030年の原発依存度について、0%、15%、20~25%の3つの選択肢を示しています。
 つまり政府は電力会社や国の経済に大きな影響を与えないように、今年から約18年かけて原発を順次縮小し、0%~25%に持って行こうとしているのです。
 民主党政府は頼り無いですし、私も批判もして来ましたが前に書いた理由で上記3案は現実的な対応だと思っています。 (私は順次縮小、最低限の原発維持の立場ですが。)
 30年には0%の選択枝がまだあるのに、何故大集団で首相官邸や国会議事堂を取り囲まねばならぬのでしょう。
 唐突に決められた大飯原発の再稼働反対だけならデモの意味は判ります。 (私は同原発の再稼働はベストではないが、今になって適切な判断と明らかになったように、夏場の停電を防ぐためのセカンド・ベストの選択だったとお思います。)
 大飯原発の再稼働反対ならその旨、30年かけて原発0~25%反対ならプラカードに、何案また全案反対の旨書い自分の主張を明らかにすべきと思うのですが。
 それが唯「原発反対」のプラカードや掛け声だけの大群衆。
 心配性の私から見ると、先に書いた現実無視の原発即時停止→廃止を訴えているようにしか聞こえないのです。
 善良な人達がデモに参加する前に、その主催者が左がかった労働組合、群衆に紛れ込んだ破壊主義的な中核派などの話しを聞けば、自分達の善意の行いが彼らに不当に曲げて利用されるのではないかと、一歩立ち止まって考えみる必要があると思うのですが。
 特にL・鳩山さんのデモ参加の報道を見れば、自分達の純粋な行動が他の目的に利用されているのではないかと思いませんか。
・敗戦の教訓も忘れて「空気」動く国民とそれを利用する一部勢力
ツイッターを見ていて気付いたのですが、終戦時の名書の山本七平さんのが最近売れているようです。
 読者の感想を見ると多分最近の反原発運動や東北地方のがれき処理反対運動の拡がりをみて「空気の研究」のことを思いだした人もいるようです。
 山本さんの言う「空気」で日本は敗戦と言う大きな間違いを起こしたのに、依然として同じ「空気」、私の言葉で言えば「ムード」だけで動いている一部の国民。
 そしてその「空気」を煽っているマスコミ。
 その「空気」や「ムード」を利用して善良な国民を左翼の勢力の反原発に引き込もうとする構図は安保闘争からいまでも変わらないようです。
 私たちは敗戦という大きな犠牲を払って得た教訓を活かして、「空気」や「ムード」に流されないように、自分の頭で考えて行動すべきだと思うのですが。
どうか心配症の私の心配が余計な心配で終わることを祈っています。

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橋下さんと維新の会の使命は公務員制度の改革だ

2012-07-28 16:24:08 | 公務員制度
・国民の閉塞感打破のため政治は官僚機構の改革を・維新の会が天下を取れば困るのは国民・橋下さんの維新の会の人気の本質を知ること・有志の政治家による官僚制度改革プロゼクト・官僚制度改革のあらまし・改革に人もその手法も揃っている・党利党略に走れば官僚の思いのまま
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・国民の閉塞感打破のため政治は官僚機構の改革を
 元経済企画庁長官の田中秀征さんが、「ダイアモンド・オンライン」の
「脱原発デモ」の意味を理解していない野田首相脱原発デモの本質として次のように書いています。
 要するに、政治に任せておけば、間違った方向に誘導されるという強い不信感が根底にある。歴史が示すように、直接民主主義が発動されるのは、間接民主主義が機能不全に陥ったとき。国会を通じて意向を反映することができなくなったとき、人々はたまりかねて街頭に出たり、広場に集まる。
しかし、今回は疑いなくその“声なき声”が声を出して立ち上がっているのだ。もっと端的に言えば、自民党に失望して民主党に期待した人たちの声だと考えてよい。民主党の支持者たちが、米国にも官僚にも財界にも自分の意見を言うことができず、平気で公約違反をする首相に強く抗議して立ち上がっている。
首相は「消費税増税はシロアリ退治をした後の仕事」という自分の最優先の公約に戻るべきだ

 一方週刊現代の最新号には民主94議席 自民113議席 そして橋下「維新の会」が203議席の大勝利と言うタイトルが踊っています。 (なお詳細はタイトルをクリックして見て下さい。)
私は原発は縮小、最低限維持の立場ですが田中さんの指摘する脱原発デモの意味に就いては注目すべきと思います。
・維新の会が天下を取れば困るのは国民
週刊現代の指摘が当たるかどうかにも懐疑的ですが、少なくとも小泉選挙以来の投票の傾向を見れば、またどちらかに大きく振れた結果が出ること、少なくとも維新の会の大躍進→政界に大きな影響を及ぼしそうなのは間違いないような気がします。
然し前にも書いたようにその公約と言われる船中八策は不評ですし、橋下さんの言う消費税の地方財源化も肝心の多くの知事達からも反対がでているように全国的な政策の殆どが問題だらけです。
もし万一、週刊現代が予測するように維新の会が政権を取れば、実現不能のマニフェストの民主党政権の再来で、批判続出、維新の会の議席ほぼゼロの参議院でその法案の大半は潰されるでしょう。
こんな政府・国会など国民にとっては大迷惑です。
・橋下さんと維新の会の人気の本質を知ること
 橋下維新の会が人気があるのは公務員制度を含む大阪府・市の機構改革で、それ以外の政策や政治手腕に就いては全くの未知数で、私は何度も維新の会は原点の大阪を固めろと書いてきました。
然し今までの経緯と国民の期待に応えるための国政進出は不可避でしょう。
・有志の政治家による官僚制度改革プロゼクト
それで橋下さんへの提案です。
・もし国政にでるのなら、船中八策は党の綱領程度にとどめ、公約は公務員制度を含む政府機関の機構改革一本に絞り、その他の政策に就いては討議拘束を外して自主投票とすること。
然も現実問題としては今後どうなるか判りませんが、野田さんが民主党敗退と判っている国会解散をする可能性は少ないことです。
然しそうは言っても田中さんの言うように国民の不満に応えるためには、公務員制度や政府機関の機構改革を後二年も放って置くわけには行きません。
 その点では小沢さんの言う増税の実質的に発効する前にやることに元の議員も含む民主党の全員もその実施には賛成する筈です。
・官僚制度改革のあらまし
・野田さんは田中さんの言うように、消費税増税をやる前にシロアリ退治に取り組む
・橋下維新の会は選挙の有無に関わらず野田さん始め時の政権の改革に協力する
・当面の目標は先進国で日本の官僚数が米国についでで少ないことから、その削減より組織やその運営の徹底的な合理化に取り組みその、民間企業への転身や自然減を待つ
・天下りの問題点の防止策を講じた上で、合理化した外部団体への天下りを認める。
・民間企業並みに定年以後も働けるようにする。本人の希望と業務の都合でそれ以後も働いてもよいが、年金支給年齢に達したら、どんな高給の幹部も給与はボランティアベース(月10万円?)にする。
・官僚の能力を100%活かす。民間企業並みの自主管理・改善活動を推進。
 詰まり官僚は特別のことは無い限りその収入の増減はあってもある程度の生活の保証をした上でその能力を活かすので、表立った反対の余地はありません。
・その基本は官僚達にコスト意識をたたき込む
・そのために民間企業並みの会計制度を採用する→財務省の「歳出・歳入の内訳」に人件費、固定資産費も表示する
このアイディアは行き詰まった政局、超党派による公務員制度改革で道を拓こうでも書きましたが、もし超党派でやるとすれば占領後半世紀以上に渡った官僚制度の改革が実現できると思います。
・改革に人もその手法も揃っている
人材は橋下さん中心で考えると、
・同志の元横浜市長の中田さん、元経産省の古賀さん。
・良好な関係があると言う、公務員制度改革始めた自民党の安倍さん。
・複式簿記導入し東京都の会計制度を改革した石原さんと道路公団改革で官僚相手に一歩も退かなかった猪瀬さんのコンビ
・公務員制度改革が緒に就いて涙を流した渡辺喜美さんのみんなの党は維新の会との連携ずみ。
・小泉改革で辣腕を振るい維新の会の講義もした竹中さん。
・橋下さんが野田さんを褒めたと言って評判になっていますが、野田さんが田中さんの言うシロアリ退治の公約を実施する積りなら、民主党支持でコスト意識を社員に浸透させ日航の再生に成功させた京セラの稲森さんなどの力も借りられるでしょう。
役者は揃っています。
 ソフト面では
・民主・自民・公明の党派を越えての社会福祉と税の一体改革の実績
・複式簿記の導入実績
・橋下さんが始めた外部機関による査察
・橋下流の敵対勢力とのオープンの場での討論
・稲森さんのコスト意識浸透による日航再生の手法
 国民の閉塞感の原因の一つになっている公務員制度改革もし着々進むことができれば、日本にとって明るいニュースの一つになるでしょう。
 もしこれが動き出したら民主、自民、公明なども就いて来ますし、増税の前にやることがあると言った小沢さんも反対の余地はありません。
 超党派で動けば、麻生さんの時のように族議員、派閥の領袖、民主党で言えば自治労や日教組から支持を受けている人の圧力も軽減されます。
・党利党略になれば官僚の思いのまま
 私の提案の一番の問題点は各党の党利党略です。
 橋下維新の会で言えば、民主・自民の支持率の向上は維新の会の支持率の相対的低下です。
 民主・自民・みんなも逆に維新の会に花を持たせることになります。
 小沢新党の野田内閣反対の根拠が一つ減り存在意義が薄くなります。
 そして自民党から言えば、もし民主党政権化でこれを進めれば同政権の延命化に繋がることになります。 (勿論この改革が自民党政権下であっても民主党支持の稲森さんでも協力してくれるでしょう。)
 然しそんの小さいことを言っていたら、世間で言う財務省を中心とする鉄壁の官僚機構から各個撃破され、半世紀に渡る合理化の圏外の官僚機構が永遠に続くことになります。
 各党は党利党略を離れて3党合意の一体改革のように、協力して官僚機構に当たるべきと思うのですが。
今橋下さんは女性問題でシュンとなっていると週刊誌で書かれていますが、彼の得意の政府機構、公務員制度改革という新しい方向へ奮い立って欲しいと思います。

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政府事故調の報告の疑問点・事故後の注水に就いて

2012-07-27 16:46:28 | 電力、原発

・非常に大きな被害を受けた第一を被害の少なかった第二の例を上げて批判・最近の反原発デモを煽りかねない後ろ向きの報告・安全基準作成とうの前向き提案を導くような報告を
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  今日は昨日少し触れた政府事故調査委員会の報告の疑問点を事故後の注水に焦点を絞って考えて見ました。
 最初に沸騰水型の原子炉の構造図をご覧下さい。
 残念なことに下記のような配管がついた図面をネット上で見つけることが出来ませんでしたので、ご了承下さい

・高圧注水系(HPIC)
 原子炉→蒸気→タービン付きポンプ→蒸気→圧力調整室
  タンク→水→   同     →水→原子炉 
・低圧注水系(RCIC)
  ポンブ・消防車など→水→原子炉    
・低圧系配管(ベント配管)
原子炉→蒸気→バルブ→蒸気→圧力調整室
・政府事故調の報告の夜のNHKの解説 (括弧内は私の意見です。)
 原子炉の圧力を下げるため圧力調整室に(設計通り)蒸気を流した→電源喪失による冷却停止のために、設計以上の高温蒸気のために室内の水が沸騰していまい原子炉の圧力が下がらなかった。(高圧注水系のタービンの出入り口の圧力差減少のため出力の低下→原子炉の圧力上昇)
 その間原子炉や格納容器に付属したSR弁(蒸気逃がし弁)から放射性ガスが外部に放出され、炉内注水が遅れたためにメルトダウンが起こった。
 なおNHKの解説に就いては阿修羅さんが一部触れているのでご参考までに。
・非常に大きな被害を受けた第一を被害の少なかった第二の例を上げて批判 (括弧内は私の意見)
福島第二:高圧注水系を使って低圧注水系が使えるまで切れ目なく注水を継続(総ての電源が生きている)
福島第一:2、3号機は高圧系注水停止から6時間半から7時間半まで注水の空白があった。(AC、DCの総ての電源なし、ブラックアウトと言う最悪の条件の状態)
評価:福島第二では代替え手段が実際に機能するかを確認、その対応が取られた。第二の社員は「準備するのは当然」と述べており、事故発生時の作業手順が共有されていた。(第一の人も同じ東電社員だから訊けば似た考えを言う筈)
低圧系注水系作動中も圧力、水温を監視しながらてき適切な手段が取られた。それに比し第一は外部電源の使用可否、作業環境の違い考慮しても対応は適切さを欠いていた。(第二も厳しい環境だがマニュアル道理に進めるだけ。第一は環境が余りにも悪すぎる。)
 この問題に関して福島第一と第二の被災の状況をご覧下さい。

 一番大きな違いは非常用ディーゼル発電機・電源装置を第一ではタービン建屋に置いたのに比して、第二では水密性の高い原子炉建屋に置いたために、その発電機、電源装置が総て助かったことです。
 だから第一の人達は緊急時の操作に第二に比して非常に大きなハンデを背負っていたことは誰にでも判ります。
発電機も勿論ですが、設備の運転に不可欠な機械や計装の多くにDCが使われています第一はACの通常電源だけでなDCの電源まで喪失したのです。(前述の阿修羅さんの文章に電池の獲得に混乱した模様が書いてあります。)
・脱原発のデモを煽るような事故調の報告
 報告書では第二の人の言を引用して、第一では困難な状況な中でマニュアル通りのことが出来ず、必死の覚悟で停止操作に当たった人達を批判しています。
 そして一般の人達に原発の現場でこの様な人達がいては、原発が危なくてしようがないと言う印象を与える愚をおかしいのです。
 まるで国会の事故調査委員長の原発の事故は日本の文化が起こしたものだ、だから日本人に原発の運転を任せてはいけないと似た暴言です。
・現場を知らない事故調 事故調は福島第一、第二にTPM(Total Productive Maintenance 全員参加の生産保全)の運動が行われていたのに触れて居ません。
詰まり品質管理活動→自主管理活動→改善活動の工場版です。
これは設備や運転、管理の諸問題を取り上げ、討議の上改善提案をするものです。
だから第二に非常用ディーゼル発電機・電源装置が第一と違って水密性の高い原子炉建屋に置いたと言う情報を聞いて、第一ではどうすれば良いかと言う議論が出たはずです。
何しろ一旦事故が起きれば自分達の生死に関わる事ですから出ない筈はありません。
私の長い経験からの考えと、今まで報道から考えれば、現状のままで落ち着いていることは、現場の改善提案を経営側がそのような経営を無視した提案は賛成できないの言葉で却下したに違いありません。
調査委員が現場に詳しければ直ぐ気づき、TPMの会議記録を見れば一目で、東電の体質、原発の基本的な問題点に直ぐ気付く筈です。
 原発に関しては特に絶えざる設備の改善・強化、運転・保全管理方式の質の向上が原発の維持の原則であることで。 (IAEAも最終報告で絶えざる検査方法の Updateとの質の向上とその質の向上の必要性を言っていました。)
・同じ報告をするのなら役に立つ前向きの事故の報告を
・前に書いたような管理面での前向きの指摘
・地域の首長達が希望する安全基準の作成の参考になるような具体例、例えば今回の例で言えば
緊急電源の設置場所は水害の影響を受けない所に設置する
外部電源、タンク類や付属配管の地震・津波対策を考えこと
沸騰水型と加圧水型の選定の地震・津波による被害とその対処法を考慮すること
などなど前向きな報告にするべきでした。
・日本の文化的なやり方で選ばれた3事故調査委員
それから国会の事故調査委員長の言葉を借りれば、この種の委員の選定に当たっては、名前だけ有名で現実は素人、公平の意見を訊くとしてずぶの素人の人選と言う日本の文化的なやり方を辞めて、あくまでも実利主義で選択することです。
詰まり昨日も書きましたが、こと原発の安全基準作成の中心は原発運転・保全のベテラン、原発全体の設計の第一人者を全国から選ぶことです。

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問題だらけの政府の事故調査委員会報告・今度は技術者の出番だ

2012-07-26 17:02:37 | 電力、原発

・他の事故調と違って福島第二まで調査した政府事故調・地震を今回の事故の原因から取り除いた政府事故調 ・首長の希望を無視して事故の直接原因を調査しなかった政府事故調・週刊誌まがい役にたたない3事故調の報告?・安全基準こそ原発の専門の技術者で作成しろ
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 政府の福島第一事故調査委員会の報告が出ました。
 その内容は厖大で私の256のボロパソコンの手に負えないので、新聞の報道に添って考えて見ました。
・他の事故調と違って福島第二まで調査した政府事故調
・良かったところ

 他の2つの事故調の報告に触れて無かった福島第二まで調べて第一の事故後の注水の段取りで適切さを欠いていたと指摘したことです。
 この件に就いては後日改めてに書きます。
 私は他の調査委と同様に、深くても狭い知識しかない学者は原発の運転・保全には素人だ、それに加えて文字通りのずぶの素人の調査の限界を始めから指摘していました。
 そう言う私もサッカーは素人ですが、メキシコとの練習試合の放送を見てメキシコに比べて日本チームはパスのスピードと正確さ少し劣っていると言うことに気づきました。
 政府の事故調が福島第二を調べるなら、1年以上かけて調査するのですから、同じ災害にあった女川も調べれば、経営方針の違う東電と東北電力の比較から、福島第一の問題点が更に発見できたかも知れません。
 更に言えば沸騰水型と違う加圧水型の原子力発電所を見ておれば更に多きな発見があったと思うのですが。
・地震を今回の事故の原因から取り除いた政府事故調
・首を捻る点
・国会の調査委が指摘した地震での損傷を否定したこと

 国会の調査委の報告も聞き取り調査から原発内の流体洩れ、緊急電源の不具合など指摘しています。
 流体洩れについては流量計にその形跡がないとしていますが、大口径の主要配管には流量計に就いても、それほど運転に支障がないが危険性の流体を使う配管に流量計は付けないのが普通です。
 また流量計の誤差の範囲内の洩れもあるかも知れません。
 いずれにしても、これだけの大きな事故があったのに、地震の影響もあったと言う前提での調査は必要と思います。
 ましてかって原子炉関係の設計にも携わった大前研一さんは国会事故調の報告書は「原発の安全」に何の役にも立たない  で国会の事故調をボロカスに書いていますが、今回の事故の原因は地震によって6系統ある外部電源がすべて失われているところに津波が襲い非常用電源の喪失が起きたことが事故の原因だったからだ。と指摘しています。
 国会事故調もそうですが、少なくとも事故発生の直接原因の究明では、政府の事故調も細かいところばかり「盲人と象」のたとえ話をみるようです。
・首長の希望を無視して事故の直接原因を調査しなかった政府事故調
・結局、政府事故調は新聞の新聞のかなり細かに書いた要旨でも事故の発生の直接原因には殆ど触れず、IAEAま基準守れとか、「抜本的かつ実行ある事故防止策の構築」として、事故を踏まえ、政府からは外部電源、所内電気設備、冷却注水設備などを網羅する30項目の対応の方向性が示されている。関係者が有効な対策を構築する努力を継続することを求めたいで済まされているようです。
 そんなことで国会事故調の地震による故障の意見をケチを付けるなんて考えられません。
 増して原発を持つ地域の首長が原発の事故原因の究明とそれに基づく安全基準の作成を原発再稼働の条件としているのに事故発生後の処置ばかり取り上げているのはどうしたのでしょう。
・週刊誌まがいの役にたたない3事故調の報告?
 先ず事故を起こさない設備の基準を7~8とすれば、不幸にして事故が起こった後の設備の2~3の操作基準で始めて完成した安全基準となるのに、後のことばかりの原因究明ばかりの事故調査委員会なんてどうかしていると思います。
 原子炉設計の実務の経験がある大前さんが国会調査報告を週刊誌まがい報告だとしているのは良く判ります。
 そして政府の事故調も国会のそれと殆ど同じです。
 何故なら私が最初に書いたように、原発運転・保全に素人同然の人と文字通り素人の人の構成が似ているからです。
 然し今となって文句を言っても仕方がないので、これからの提案です。
・安全基準こそ原発の専門家のの技術者で作成しろ
 いよいよ技術基準の作成です。
 技術者の出番です。
 エネルギーの基本政策の聴取会電力会社の社員の出場批判に対して、政府は電力関係者を事態させて批判を浴びて居ます。
 今度は純粋の技術的な問題です。
 批判されるべきと安全よら会社の利益を優先した経営者であり、設備の安全設計では技術者はそのような経営者とは対極の立場にあります。
 勿論企業の経営は無視出来ませんが、私たちは技術者としての安全優先の姿勢、その良心とプライドを信じて良いと思います。
 技術者は原発現場の運転・保全のベテラン、原発関連機器企業の技術者。対象は設備設計、緊急時を含む運転、保全管理などなど。
範囲は計画・設計・建設・運転・保全・原発内での緊急時在り方など電力会社の責任範囲。 (それ以外の政府の基準作りは今までの事故調の委員でも原子力規制庁のスタッフが作成して良いでしょう。)
 然し。担当の細野さん。今度こそ電力会社側の基準作成に名前だけは有名な学者や信頼を失った元保安院など当てるなど、人選を誤らないようにして下さい。

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自然エネルギーは良いが電力の安定供給義務は誰が負うのか?

2012-07-24 16:44:10 | 電力、原発

・原発、電力会社は悪のレッテルを貼らずに真っ直ぐ考えよう・早いもの勝ちの人が大儲けする太陽光発電
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・自然エネルギーは良いが電力の安定供給義務は誰が負うのか?
 今日の参院予算委での自民党の山崎 力(つとむ)さんの電力の安定供給義務の質問は、私の前から持っていた疑問を追求したものでした。
もし電力供給会社が安定供給義務を怠ったら罰則が適用されます。
太陽光や風力発電会社も電力供給会社ですが、自然相手の事ですから、当然に安定供給は出来ません。
今のところは火力をもっている会社がその義務を負うことになります。
そのために電力、風力の発電会社が増えるほど、その会社の発電量に対応する設備の割合が増えて全体の効率がさがる一方になります。
その費用は今の制度では、固定価格買い取り制度の費用の電気料金とともにそれが電力の消費者にはねかえります。
山崎さんはどの会社が安定供給義務を負うのかと産経大臣の枝野さんに質問した所で、回答のないまま終わりました。
これから自然エネルギー発電所の増大、電力の自由化や発送電分離、東京都の火力発電所建設などで電力の安定供給責任の話がいよいよややこしくなります。
 枝野さんも時間切れで助かったと思っているのでしょう。
・原発、電力会社は悪のレッテルを貼らずに真っ直ぐ考えよう
 私がボランティアをしていた時、研修員と一緒に火力発電所の見学で説明を聞いたことがありますが、使用電力量の変動に応じてのバーナーの数や絞り具合の調節、時には休止しているボイラーを立ち上げるなど大変な苦労をしていると話をしていました。
太陽光・風力の場合突然の豪雨や風の停止でドカンと供給が落ちた時にも安定供給を維持するためには、需要以上の電力量を確保しなければ成りません。これも電気料金の値上げでカバー?
 私たちは福島第一の事故のお蔭で原発もそれを持つ電力会社も悪のレッテルを貼って批難してきました。
 私は批難されることも多いけれど、彼らはそれなりの努力をしてきたことを認めねば、
そして電力供給の問題を真っ直ぐに考えねば、回り廻って家庭への負担や、日本経済の低迷→日本の貧困化に繋がると思います。
 私など戦後の貧乏生活を経験してない人々は、これらに耐えられるかも良く考えておくべきと思います。
・早いもの勝ちの人が大儲けする太陽光発電
 山崎さんは固定価格買い取り制度の20年に就いて説明を求めたのに、枝野さんは年度ごとに、製品の価格が低下するので買い取り価格を見直すと言っていました。
 これでは、今金の使い道に困っている大企業や金持ちが早いもの勝ちで太陽光発電の設備をしただけで、確実に二十年後には減価償却以上の利益を確保、以後もこれと言った運転経費もなしに、金が入ってくることになります。然も電力の安定供給という義務も免除されているの丸儲けです。
私は山崎さんは太陽光発電の買い取り価格にも触れて貰いたかったのですが。
詰まり他の自然エネルギー発電はその容量の限度に応じて買い入れ価格が変わっているのに、太陽光だけは太陽光 10KW以上 42円/1KWH 同未満 42円プラス補助金で48円とほぼ同じ価格なのです。
例えば民家の太陽光パネルの設置価格より、平原に設置大型パネルのほうが遥かに安いからです。
もし設置場所の購入または借用の費用がかかるのなら、それは別途に許可すれば済むはずなのに、容量や場所、所有の有無にに関係なく一律に民家の設置価格と同じと言うのは何故でしょう。
まして賃貸住宅で言えば、11年度の買い取り価格は10kW未満の住宅用は42円、10kW以上になると24円が一挙に42円、しかも買い取り価格の固定期間は10年が今回からは20年と言う賃貸業者はウハウハの大喜びと言うのですから。
 私はこれを書くたびに管さんと握手する太陽光発電を推進する大手企業の某氏の顔を直ぐ思い出すのですが。

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参照:疑問だらけの再生可能エネルギーによる電力買い取り制度


私の考えるいじめ防止策

2012-07-23 16:10:06 | 政策、社会情勢
・いじめをする人として恥ずかしい卑怯者だ・他人の権利は尊重するもの、義務・責任は自分に課するもの・閉鎖した学校から地域に開かれた学校へ・いじめが発生したときは生徒全員を集めて教育・学校は治外法権ではない
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 今朝の読売新聞の一面に、平野文部科学相は22日、大津市で昨年10月に市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題を受け、全国の学校や教育委員会に対し、いじめに関する専門的な指導・助言を行う新組織を8月中にも文科省内に設置する考えを表明した。と言う記事が出ていましたので、私なりに考えたいじめ防止策を考えて見ました。
文科省は一般的な防止法とかイジメの発見と対処法を考えていると思いますが、それに私なりの経験に基づく方法を告げ加えたらと言う提案です。
[学校の対策]
喧嘩、いたずらなどのルールを作る

a.喧嘩やいたずらのルールを作り、それに違反したのを見た生徒は直ぐ教師に連絡する
連絡しにくいときは投書箱に類するものか父兄を通じても良いとする
b.一対一が原則。多数と一人の喧嘩は違反(いじめと認定)
c.喧嘩は平手打ちと取っ組み合いに限る。身体に損傷を及ぼす拳固で殴る、足蹴、間接技、首締め、道具の使用は違反
d.いたずらはクラス全体の生徒を対象の時は見逃すが、特定の人への集中は違反(いじめと認定)
e.特定の人を疎外するのは違反(いじめと認定)
f.いたずらも身体や個人の持ち物に損害を与えることは違反。何度も注意して直らないときは犯罪として警察に連絡する。    
一般の教育
a.特定の人を多数で苛めるのは卑怯だと言う考えを教え込む
b.「自分の権利は主張、義務・責任は他に要求するもの」と言う教育から、「他人の権利は尊重するもの、義務・責任は自分に課するもの」と言う方向に変える (モンスターペアレンツや荒れた生徒の発生防止)
c.学校でも国の法律は守らねばならない。学校は治外法権でなくて、暴力行為や金品の強要などは犯罪だから時には警察の介入も当然ある。
d.校則を守る
教師も国旗・国歌に対しても校則を守ること
e.上記のことを入学の時から教え込む
人権など言っても生徒には判らず、命の大切さの教育も良いがイジメする生徒はそれで自殺した生徒の批難に使われるだけ。 
学校の開放
a.学校に閉鎖社会を作らない
b.学校を地域に開放する、学校も地域の活動に参加する。地域の有資格者や特技を持つ人の教育支援、登下校の見守り、自由な父兄参観など。
d.クラスを閉鎖社会にならないように配慮する。クラス変え、違う学年との交流など。
いじめの情報が入ったときの対策
(クラスだけでなく)学校全体の生徒と教師全員を講堂に集め(チクリへの仕返しを防ぐため)加害者・被害者を特定せずに、一般論として上記のことを全員に教えると言うより気合を入れる。(一般論だからいくらでも厳しいことを言える。)
これでも事態が収まらぬときは、学校としても国の法律を守らねばならないので、警察に通報すると言う。事実いじめが収まらぬときは警察の介入を求める。
家庭と地域の対策
・出来るだけ複数の子どもを持ち子ども社会の訓練をする
・下校後子どもが自分の家で一人になったり、クラスの特定のグループが固まるのでなく他のグループとの交流の機会を増やすため子どもの家などを整備する。
・地域の人達は散歩などで子どもの集まりそれとなく見て貰う
・塾や課外活動以外は原則として夕食後は外出禁止、子どもが余所の家に遊びに行くときは父兄がいるのを確認して許可する
・家庭での娯楽はテレビの他は読書を勧める

要は
・昔だったら自然に覚えていた子ども社会のルールを教えること
・学校、クラスなどを開放し密閉社会を作らないこと
・地域の人達も関与する
・いじめは卑怯者のする恥ずかしい事、権利義務の教育をしっかり行うこと
・問題が起こったら関係の生徒を含む学校の全員を集めて再教育すること
・いじめという名の犯罪行為に対して学校は治外法権でないこと、国の法律を守ることを教えること、そしていざとなれば警察も導入すること
など当たり前のこと確実に実施することに尽きると思います。

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不真面目な公約の民主党とまたいつもの鳩山さん

2012-07-22 15:48:18 | 日々雑感
・全国知事会の意見を聞かせてやりたい小沢グループ・またお騒がせの鳩山さんの原発デモ参加
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 全国知事会議が19日、20日行われその結果の報道が出ています。
新聞によってその会議の成果について差が可なりあります(これも会議のあり方の問題かも?)がその内私の引っかかった読売新聞の記事の紹介をします。
全国知事会議は日本再生に向けた12か条の提言などを採択して閉会した。
民主党の09年の衆院選で掲げたマニフェストで財源不足が問題視されたことから、12か条の提言では「財源に裏打ちされた実現可能な責任ある政権公約を作成することを要求。
1.国民の命と財産ょを守る防災対策
2.緊急経済対策の実施
3.エネルギー対策と原子力安全の確立
などを盛り込んだ。
としています。
・全国知事会の意見を聞かせてやりたい小沢グループ
 つまり民主党始め各政党は真面目な公約を作れ、さらに言えばもっと真面目に仕事をしろと知事会は各政党に言っているのです。
確かに民主党の年金政策一つをとっても、年金制度など引き合わないと掛け金を払わない人まで、消費税を財源とする「最低保障年金」を創設し、全ての人が7万円以上の年金を受け取れるようにしては消費税を幾ら増税しても金が足りないのは判り切っています。
一時的な埋蔵金を当てにして恒久的な政策を進めようとするのも誰が見ても無理があります。
民主党は真面目な岡田さんが幹事長時代からねじれ国会と言うこともあり、自民・公明とともに公約を現実的なものに変えて来ました。
然し小沢さんは増税の前にやることがあるとして、マニフェストの原点回帰を唱えて反対をして、遂には消費税増税反対を理由に新党を立ち上げました。
野田さんの消費税増税もマニフェスト違反と言っていますが、菅さんの参院選のときら明らかにマニフェストに消費税に就いて書いてあります。09年のマニフェストと10年のそれとどちらが有効かは言わずと知れた事です。
 そして新党の基本政策発表。
 消費増税法案を撤回、増税の前にやるべき政策として、東日本大震災の復興と生活の再建に取り組む。「脱原発」の方向性を鮮明だけで、前々から言っていた増税の前にやるべき政策として言っていたマニフェストの原点回帰が消えています
 そして小沢グループも民主党内にいたころから、グループのなかで野田内閣の政策反対の対案を作る動きが報道されましたが、新党発足後もいまだに出てきません。
 やはり全国知事会で指摘したような、「財源に裏打ちされた実現可能な責任ある政権公約の作成」に戸惑っているような気がします。
 それにしてもいつも言うように、小沢さんべったりの小沢グループの人達と、カルト信者のように小沢さんを崇拝する一部の人達。
 一体どうなっているのでしょう。
・またお騒がせの鳩山さんの原発デモ参加
鳩山元首相が脱原発デモに参加「思いは同じ
 民主党の鳩山由紀夫元首相は20日夕、毎週金曜日に東京・永田町の首相官邸前で行われている関西電力大飯原発3、4号機再稼働に反対する抗議デモに参加した。
 「皆さんの新しい民主主義の流れを大事にしなければならない。思いは同じです。流れを変える役割を果たしたい!」
 鳩山氏はマイクを握り、声を張り上げた。何を思ったか、「今から官邸に思いを伝えてきます」と唐突に宣言。参加者から拍手で送られ官邸の門をくぐったが、野田佳彦首相は九州視察のため不在で、藤村修官房長官が応対。鳩山氏は「再稼働への反対意見を首相に聞いてもらいたい」と訴えるのがやっとだった。
 政権与党の首相経験者が官邸前でデモに参加する異例の事態に、党内の多くはあぜんとするばかり。鳩山氏に近い議員も「鳩山氏の目立ちたがり屋ぶりは止められない」と嘆いた。
 (産経新聞より)
・鳩山さんは原発維持を前提とした温室効果ガス25%削減と国連で大見得を切った人、そしてベトナムへ原発輸出につとめた人。デモの主催者が、もししっかりした主張を持つ人なら、いくら元首相でもマイクを持たせないと思いますが、国の体制破壊目指す極左もデモに受け入れるくらいだから、その程度の人でしょうね。
・マイクを握った鳩山さんもおかしいが産経の言うように、「何を思ったか」自分の大チョンボ発言で参院選敗戦の一翼を担った、鳩山さんが元首相の顔を効かせてフリーパスで首相官邸のアポ無しで入る神経が判りません。
・鳩山さんに就いては批判の対象として大きく外れている人ですが、そんな鳩山さんを外交関係の最高顧問に祭りあげた民主党(の多分幹事長の輿石さん?)。
・日本と民主党に迷惑をかけ散らかしている自分達の親分に何も言えずに鳩山さんにくっついている人達。何かあると必ずテレビの中心にいる川内博史さんなどどう思っているのでしょう。
・自民党へお願い
 今度の衆院選で鳩山さんの選挙区の北海道9区で、自民党から元オリンピックのスケート選手の堀井学道議が出馬するそうですが、輿石さんの時のように、日本のためにも是非党の幹部を総動員して、鳩山さんの国会議員の道を閉ざして上げて下さい。

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原発現場からみれば素人ばかりの原子力規制委員

2012-07-21 17:44:10 | 電力、原発

・担当の細野さんの考えと現実・現場のことと核の怖さを日本で一番知っている原発現場の人の規制委員会へ登用を
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今回発表された原子力規制委員会のメンバーです
 原子力の安全規制を一元的に担う新組織「原子力規制委員会」の委員長に、放射線物理が専門で、前原子力委員会委員長代理の田中俊一氏(67)、委員に島崎邦彦・地震予知連絡会会長(66)(活断層の精通)、中村佳代子・日本アイソトープ協会主査(62)(放射線の健康影響)、更田豊志・日本原子力研究開発機構(原子力機構)副部門長(54)(原子力工学と原子力)、大島賢三・元国連大使(69)(国会事故調査委員会)が人選された。委員長の田中氏は福島市出身。原子力委の委員長代理のほか、日本原子力学会会長などを歴任した。昨年3月の東京電力福島第1原発事故後は、福島県で除染に取り組むなど、住民側に立った活動でも知られている。 (読売新聞と産経新聞より)
 これに対しツイッターでは.田中さんは「児童への20ミリシーベルトを主張し児童を被曝させ東電を擁護してきた原子力村のし張本人など批判が集中しています。
 一方、東京新聞や読売新聞はは田中さんについて、ずっと原子力ムラの中で過ごしながらも、市民的なバランス感覚を失わず、福島の事故後は、かなり辛辣な政府批判をしていた。自ら飯舘村に住み込んで、作業服で除染もした。原子力村でも安全設計を主張、政治家にも歯に衣着せぬ人、原発再稼働でも古い原子炉は構造的な弱点があり総て再稼働できないと言っていると紹介しています。
・担当の細野さんの考えと現実
私は原子力規制委員には元福島第一の所長の吉田さんをで原発事故担当大臣の細野さんの考え方を纏めていました。
・原子力規制委員会の委員にはしっかりとした考えを持つ人を当てたい
・現場の実務に精通した人も入れたい
・「幅広い知見を機能させる必要がある。原子炉と地震、放射線防護の3種類の専門家には入ってもらった方がいい」
・また委員長は緊急時にベント指示などを単独で決定する権限を持つことから、原子炉の専門家が望ましい。
今回の人選を見るとほぼ細野さんの考えが入っているようです。
然し、現場の実務に精通した人を入れると言う細野さんの望む人はいないようです。
放射線物理、地震予知で活断層の精通、放射線の健康影響、原子力工学と原子力、元国会事故調査委員の元国連大使、と言う科学の進歩で狭く深く特化した専門の学者も、浅くても広い知識を要する原発の運転・保全に就いては殆ど素人同然です。
細野さんはベント弁の緊急操作の例を上げましたが、今回の福島第一の場合で言えば、判っただけを上げても、外部電源の機能喪失、建屋の水密性喪失、タンクの流出、計装の故障、確認はされていないが配管の破損などなど、現場の実務に精通した人でなければ何から手を着けてよいかも判りませんが規制委員がこのコントロールに大きな力を持っています。。
 勿論、現場の実務に精通した人でもこれらを総て自分で処理出来ませんが、それぞれのことに何処に問題があるか、その大まかな対処法を知り、判らない時に何処に知見を求めたら良いかなど、判断できれば良いのです。
唯一の頼りは委員長のやる気と、規制庁職員の適切な指導と有効活用に頼るしかないという心細い体制。しかも政府も国会も関与できない半独立組織です。
 私は半ば愚痴のように、政府・国会の原発事故調査委員会が、名前だけ有名な原子炉学者で原発全体の設備のことは素人同然の人達や文字通りの素人が、関係の首長達が原発稼働の反対の理由として事故原因の調査が済んでないこと、それに基づく安全基準の欠如を上げているのに世の中の政府の関係者の事故後の処理批判のムードに流された、事故の後処理の調査ばかりしているのを批判して来ましたが、肝心の原子力規制委員の人選も同じ流れです。
・現場のこと核の怖さを一番知っている原発現場の人の規制委員会へ登用を
私は引用したブログのタイトルのように、原子力規制委員には一番核の怖さを知っており現場を熟知している元福島第一の所長の吉田さんまたはそれに代わる人をと書いて来ました。
 原発の運転・保全全般に精通した学者を見つけるのは、今の様な専門分野で狭く深く特化したなかで見つけるのは非常に難しいと思います。
産経の社説でも、規制委への注文は他にもある。従来、書類主義だった安全規制を改め、現場を重視した規制に切り替えるべきだ。原子力発電に対する国の責任は大きいが、事業者による安全性向上への主体的な取り組みが行いやすい環境を整えることも重要だ。
 規制委の事務局となる原子力規制庁の体制整備も急がれる。高度の専門知識を持つ職員を育成し、確保しなければ安全規制は絵に描いた餅となる。
と書いて居ます。
 私は規制委員に出来れば、日本の原発の運転・保全に関与して、現在退職している人の中から適任者を入れること。
出来なければ委員長の助言者または安全基準作成のチームとしてしてとして彼らを採用することを提案したいのですが。

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原子力規制委員の人事案、自民反発で提示見送り

2012-07-21 17:36:16 | 自民党
・自民党はいつも自党の低支持率を考えて行動を
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原子力規制委員の人事案、自民反発で提示見送り
 政府は20日、9月に発足する新たな原子力規制組織「原子力規制委員会」の委員長と委員4人の人事案について、20日午前に予定していた国会への提示を見送った。
 人事内容が事前報道されたことに自民党が強く反発したためだ。
 自民党参院幹部は20日午前、「事前報道されたてんまつを政府から聴取する。政府案をこのまま受け入れることはできない」と記者団に語った。
 衆参両院の議院運営委員会は、国会同意が必要な人事案が事前報道された場合、国会提示を受け付けないルールを定めている。しかし、原子力安全の中核を担う原子力規制委については、発足が遅れることを避けるため、両院の議運委員長は事前報道があっても例外扱いとすることで合意していた。
 (読売新聞より)
 読売は別の報道では公明党は衆参両院合同代表者会議に出席するがこのままでは、規制委員会の発足遅れ→他の再稼働遅れ→電力不足発生の可能性と、報道と社説を通じて自民党を批判しています。
・自民党はいつも低支持率を考えて行動を
 これに対してツイッターでは、読売は原発推進だと批判、自民党に対しては「直ぐ政権党になるのだから民主党に健全野党の野党の姿を見せて置くべき」、「自民は何様だと思っているのか」などの批判と反原発派の自民支持のコメントが寄せられています。
 私はいつもいうことですが、惨状の民主党と変わらない支持率(にビビル必要はありませんが)の意味をいつも頭に入れて行動すべきだと思います。
 民主党は駄目で仕方ないから自民党にするか思われて政権を取っても上手く行く筈はありません。
 国民から頼りにされる自民党をいかにして作るか、それを国民に見せて信頼をして貰うことをいつも気にかけて置くべきだと思います。
 それを考えるとこのような詰まらないことより、肝心の同意人事に対応するかを考えるべきだと思います。

規制委員の人選の問題は次のエントリーをご覧下さい。

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行き詰まった政局、超党派による公務員制度改革で道を拓こう

2012-07-19 20:44:02 | 政策、社会情勢
・政権陥落の総括をしない自民党・何を考えているか判らない小沢新党・離党続きの民主党・大阪府・市の原点を忘れふわつき出した橋下維新の会・超党派で公務員制度や教育制度改革を
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 私の尊敬している政治家の一人の自民党の石破茂さんのブログで下記のような少し心に引っかかったところがありました。
・政権陥落の総括をしない自民党
・支持率が民主党とたいして変わらないのに、解散ばかり声高に叫ぶな、とのご批判は十分承知しておりますが、とにかく歴史の歯車を早く回し、政界再編へのきっかけを作らなくては本当に日本は危うい状況に立たされてしまいます。
 支持率の低迷の一番大きな理由は国民の自民党アレルギーです。
 そしてその原因はマスコミの反自民キャンペーンもありましたが、麻生さん時代の公務員制度改革の諸施策の殆ど総てがオジャン。官僚を大勝に終わらせたことです。
 その原因は党内少数派の麻生さんに対する族議員。派閥の領袖の足の引っ張り合いのため、質量とも圧倒的優勢な官僚の完勝に終わったことです。
 その総括もなく民主党と変わらぬ低支持率のまま、野党時代の民主党が敵失で政権獲得したと同様に、今度自民党が政権復帰しても上手く行かないのは目に見えています。
そんな事判っている筈なのに自民党政権陥落の総括どころか、旧態依然の方向を示すような「みんなでやろうぜ」の谷垣さんを担いだことです。
 私は安倍さん、石破さんかそれと同等の人物が次の総裁選で出ない限り混迷する政治はこのまま続くと思うのですが。
・何を考えているか判らない小沢新党
 新党「国民の生活が第一」が初登場、なんだかよくわからない議論を展開していましたが、筆頭理事席の私の表情が彼らに対して侮蔑的であった、あれではテレビ映りの印象があまり良くない、とのご指摘をいただきました。それは誠にその通りで、以後よく気を付けることにいたします。
私もこの国会審議を見ていましたが、「生活」の議員の時の質疑のときのざわめき、中には失笑も、そしてで質疑をしている「ひたすら小沢さんべったりの」議員の横いる石破さんのうんざりした顔。
 昨日も書いたように消費税反対だけで自分達の対案も何もない、「生活」の議員の質疑の内容が上滑りになるのは当然です。
それでも小沢さんにくっついている議員、そして小沢さんを支持する小沢信者???
・離党続きの民主党と野田さんの本気度?
 残った民主党も大変です。
 消費税増税反対、尖閣諸島対応批判の中津川博郷、消費税増税と大飯原発再稼働反対の 、谷岡郁子、行田邦子、舟山康江さんの女子議員の離党に加えて、鳩山氏、野田首相に対抗馬…代表選次第で離党もの報道。
 マスコミは自民党野田派と揶揄して居ますが、誰でも政権を取って現実的な対応を考えれば、どの党の施策が似てくるし、外交・安全保障の問題は相手がいる事から大きく変わっては困る場合もあります。
 と応援したいところですが、不退転の野田さんの本気度が判りません。
 今や敵に廻った筈の小沢さんと連携して、野田内閣の足を引っ張る鳩山さんを減刑した輿石さんを温存する野田さん。
野田さんが彼を幹事長の職から降ろしたら国民も彼の本気度を見直すと思うのですが。
・大阪府・市の原点を忘れふわつき出した橋下維新の会
最近橋下さんの人気が少し落ち加減だとメディアが報じています。
その理由は船中八策の不評、消費税をすべて地方に配分批判、原発問題についての発言の振れなどなど。 (追記:ネット上では橋下さんの女性関係トラブルと彼の釈明のおまけまでて居ました。21.00) 橋下さんの得意なのは公務員制度改革など大阪府・市の政治主導の構造改革で、逆に言えばそれ以外のものは彼の突破力とか発言力を除いては未知数です。
・超党派で公務員制度や教育制度改革を
私は前にも書きましたが、彼が国会に乗り出すとすれば、彼の得意の霞が関の政治主導の構造改革一本槍のマニフェストで突き進み、次の選挙までは他の政策には討議拘束を外して是々非々でやることだと思います。
僅か一つだけでも、半世紀も誰も手を着けられなかった改革の実行は、消費税増税にと同じかそれ以上の一大プロゼクトです。
 橋下さんの場合は消費税をすべて地方に配分批判の部分は後回しにして地方分権を優先すれば良いと思います。
それには民主・自民・公明の党派を越えての社会福祉と税の一体改革の実績もあります。
複式簿記導入し東京都の会計制度を改革した石原さんも橋下さんを支持しています。
話しに依れば自民党で公務員制度改革の先鞭を切り、教育基本法を制定した安倍さんも橋下さんを支持しているそうですし、橋下さんも教育問題に取り組みで成果を上げています。
もちろん公務員制度改革が緒に就いて涙を流した渡辺喜美さんのみんなの党は維新の会との連携済みです。
役者は揃っています。
先に書いたようにお先真っ暗の政界で公務員制度改革、教育改革がもし着々進むことができれば、日本にとって明るいニュースの一つになるでしょう。
 もしこれが動き出したら民主、自民、公明なども就いて来ます。
 超党派で動けば、麻生さんの時のように族議員も派閥の領袖も自治労や日教組から支持を受けている人の圧力も軽減されます。
夢の様な話しですが問題はフィクサー、リーダーです。
誰がなるかは判りませんが、事実上の中心は安倍、渡辺、橋下さんと政権与党からの誰かがなるような気がします。
このようなアイディア、何とか物に出来ないものですかね。

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小沢さんは何を考え支持者は彼のどの政策を支持している?

2012-07-18 16:30:03 | 政策、社会情勢
・「小沢主義」批判
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 私は前々からタイトルに書いたような疑問を持っていました。
 検察の被害者を自認する人達が、同病合い憐れむ気持ちで小沢さんを支持するのは良く判ります。
 然しネット上の何人かの有名人を含む多くの小沢さん支持者達は、小沢さんを救国の志士のように支持すると言うだけで、小沢さんのどの様な具体的な政策を期待しているか全く判りません。
 そして小沢グループも民主党内にいたころから、グループのなかで野田内閣の政策反対の対案を作る動きが報道されましたが、いまだに出てきません。
 新党発足時の、基本政策でも、消費増税法案を撤回、増税の前にやるべき政策として、東日本大震災の復興と生活の再建に取り組む。 (前にやるべき政策として言っていたマニフェストの原点回帰がありません。)「脱原発」の方向性を鮮明だけです。
言わば重要だが際物、人気取りの政策ばかりで、基本的に大きな政策が見当たりません。
その後の小沢さんとそのグループの動きがニュースや政治関係ブログを見ても判りませんので、ツイッターで見ていると「小沢主義」と言う言葉が見つかりました。
何でも小沢さんの著書のタイトルから来たもののようです。
・小沢主義
アマゾンのホームページの中から見た読者の感想です。 (括弧内は私の意見です。)
・どぶ板選挙の重要性を説いている→ちょっとどうかな?
・歴史観:米ソ冷戦終結まで、自民党と社会党は結託していた、日本史上の3大改革は大化の改新・安土桃山・明治維新→妥当
・官僚批判及び政治の怠慢批判。権力は腐敗する。お上任せではいけなく国民全体の意識改革が必要(政権を取った鳩山・小沢ラインでどれだけのことをしたの?)
・リーダー論。優れたリーダーとは明確なビジョンと優れた価値観を持っていることと
責任をきちんととることと考えている。 (鳩山・小沢ラインで政治主導の行政改革、前財務事務次官の日本郵政への天下りなど行政改革の失敗の総括はしたの?)
・日本人も国防のために金だけではなく血と汗を。 (賛成。でも小沢さん支持者は彼の考えを支持?)
・教育問題に関する提言。ゆとり教育批判・戦後の間違った自由主義、個人主義、教育が現在のモラル低下を招いたと主張。 (賛成。あれ!!この原因の大半は日教組の負うべきもの。事実は小沢さんは自ら日教組に選挙応援を依頼、同出身の輿石さんとタグを組んでいた。)
・全体的に内容・考察が浅い印象はぬぐえない。本当にこれくらいの事しか考えていないの?
(私が前から不審に思っていたことが、小沢さんの著書からも判らないとは!!小沢さんは本当にこれくらいの事しか考えていないの?)
小沢さんの動きには彼が作ったと言われている民主党マニフェスト以外でもおかしな動きがあります。
中国大訪中団は仮に良いとしても対等の外交を追求するのなら、同等の人の同数の訪日団の派遣を中国に要請すべきで、このままでは日本は属国扱いです。
わざわざ韓国に行って大統領に外国人参政権付与を約束しましたが、小沢さん支持者は外国人参政権にみな賛成なのでしょうか?
 小沢さんは教育政策と日教組の関係(民主党と切れた今日教組批判に転ずるのは大賛成。然し密かに連携を保っているかも知れない輿石さんとの関係を考えれば果たして)、人気取りには良い米国からの自主独立主張と密接な関係にある対中国の防衛問題、尖閣問題への対処法、韓国との参政権の約束をどうするかなど、少なくも小沢さんはその熱烈な支持者に示すべきだと思うのですが。

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イジメの根源のすべてに日教組が噛んでいる

2012-07-17 16:03:00 | 教育

・報告書類作成で教師を忙しくさせ、教師間の協力を阻害させ、イジメの生徒、モンスターペアレンツの発生の総てに貢献した日教組
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 経済音痴の私が毎日勉強させて頂いている「経済ニュースゼミ」の小笠原誠治さんが珍しくイジメ問題を取り扱っておられたので、その概要を私なりに纏めてみました。
・文部科学省を頂点とする教育制度と学校や先生を評価するシステムに根本的な欠陥がある。
・いじめの度に学校や先生や教育委員会に批判が集まるが、いじめはなくならない。
・学校の先生は何を訴えたいのは、忙しすぎる生活を送っているので、どうしても他人のことについて考える余裕がなくなってしまう。教師が何故そんなに忙しいのかと聞いてあげたらどうか。
・本当に全ての先生が忙しいのか、一部の先生が能率が悪くてそのせいで忙しい羽目になっているのか、つまらない報告文書などを作成させるので全般的に忙しくなっているのか、そんな実態が少しは分かると思う。
・少しでも先生の仕事内容を改善するきっかけを皆で見つけてあげれば、自分は忙しすぎると感じている先生も心の余裕ができるかもしれない。
・子供がいじめられて困っている事態を見聞きしながら、何もしない先生とは一体何なのか。
・他人のことなど考える余裕がないほど思いつめた状態にある先生の訴えも、本来は学校として或いは教育委員会として、もっと真剣に考えてしかるべきだ。
・結局学校といっても、文部科学省を頂点とした役所の組織だから、本省が言う事には現場の実情を無視した要求には逆らえない。
・文部科学省は、現場の実情など顧みることなく非現実的な命令を下すのは、自分たちの責任を回避することばかり考えているからだ。
文部科学省は全国の教育委員会から報告をもらう→各地の教育委員会は、今度は同じような命令を各学校に出し→学校長は、今度は各教師に対し、いじめの状況について報告をさせることになる
・当然のことながら文部科学省は、いじめが増えたような報告が全国から上がってくれば、何故いじめが増えたのかと、根掘り葉掘り聞くことになる。
・教育委員会も、いじめをいじめとして認めたくないという雰囲気が生徒の側にも分かってしまうので、加害者の生徒は益々暴走してしまう。
・文部科学省にいじめの問題を任せている限り、事態は改善するどころかむしろ悪化している。文部科学省の権限を大幅に縮小して、各都道府県や各市で最終的に責任を持つ体制にするか、今のまま文部科学省に責任を問う体制を維持するにしても、いじめが何件起きたかどうかを、学校や教育委員会に報告されるような仕組みは廃止し、学校の生徒や父兄、先生から直接苦情や情報を受け付ける体制にして、いじめの全体像を把握するようなシステムして、正確な情報を得るべき。
・いずれにしても、いじめた生徒を厳しく叱らないこと自体が間違っている

[私の経験] (なお昭和の年号と私の歳は同じですので参考まで)
・昭和22~23年:吉田内閣の後社会党の片山内閣が発足した当時は教育の独立と言う名で学校の閉鎖化が当然のようなムードがあった→現在はオープン化が目指されている
・昭和30年ころ「家族の思いやりより権利優先」と言う半煮えの民主主義教育が行われていることを子どものテスト答案を見せられて知った。
・学校も体罰禁止だけでなくて、お手手繋いで一緒にゴール式の教育、学芸会では皆公平に出演させるなどのやり方など、戦前派からみれば余りにも優しくなりすぎた。
・片山内閣からの文部大臣は学校に国旗・国歌の導入を指示、さらに道徳教育の導入を目指し、社会党や日教組からの批難を浴びた天野貞祐さん以外には、首相の臨時代理や若手の政治家の文部大臣ばかり→現在まで少子化の問題が言われるいるのに、付け足しのように決められた少子化担当大臣に少し似ている。・従って文部省は各省から一番軽蔑されていたと言う話しを昭和50年ころに通産省の人の話しを人づてに聞いた。
・同じころ本屋で当時教科書裁判で名を馳せた学者の裏書きのある教師用の指導要領書に「憲法に権利の既定はあるが義務は何も既定されていない」と言う驚くような記述を発見。
・平成に入って小学校の教諭になった娘女を通じて地域によりまた同じ学校でもクラスによって、実情が大きく代っていると言う実情が判って来た。
「私の意見」
・つまり学校と言う閉鎖社会で反国旗・国歌のほかにも、日教組は権利は他人に要求するもの、義務・責任は他人に問うものと言うと言う権利重視、義務・責任の軽視の教育と言う純粋培養が行われていた。→優しすぎる教育とともに、現在のモンスター・ペアレンツの発生、学級崩壊とイジメの一要因となった→今回の大津の場合でも加害者の児童・家族とも日教組の教えを忠実に守っているようです。
・昨日野田さんが言ったように「イジメする人は卑怯者」と言う日本の美徳の継承がなくなったし、今でも道徳の正式科目化には日教組、朝日新聞の抵抗で余り進んでいない→イジメの発生の一要因
・片山内閣から自民党内閣に代って、日教組に率いられた学校と文部省の間の確執(例えば日教組は生徒に皆オール5を付け政府は生徒の評価を正しくすべしと言うような)が起こった。文部省としては学校管理のためには独立の教育委員会もあり直接手を出せないので、委員会を通じて学校から報告書を出させた。結果は小笠原さんの言うように、いじめだけでなく全般に亙って教師に報告書作成という余分な仕事が増えた。
・教師間の協力も教師内の日教組支持と反対者の間でのぎくしゃくした関係が、教師一体の協力や業務改善の動きの障害となっている。
・教師は聖職でなくて国から搾取される労働者とする日教組と自民党下の文部省の争いは別途に発生した。結果はゆとり教育と言う名の土曜日休日獲得で、この面では日教組の勝利となった。
・民主党の政権発足で日教組出身の輿石さんの政権党幹事長、同出身者の神本美恵子さんの文部省政務官就任で長かった文部省・文科省の戦いは現在では日教組の完勝に終わっている。
 勿論、教師の忙しさには戦前と違って情報過多の生徒に集中力を付けさせるための余計の手間が増えて来ましたし、いじめ防止も前回書いたように少子化に伴う子ども社会でのルールの訓練不足やクラス毎の閉鎖社会の発生など要因もあります。
 私が纏めたように教師を忙しくし、イジメの減少を妨げ、モンスターペアレンツや学級崩壊などに日教組の存在が大きく関わっているのは間違いないと思います。
 民主党が政権与党でありたいなら、官公労、自治労は無理として、日教組を社民党にゆずり、自民党は政権奪回した時は、先ず安倍さんの始めた教育改革を進めるべきだと思います。 

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韓国の親日老大学教授の勇気ある発言

2012-07-16 11:40:28 | 韓国

・「日本人以上の日本人」だった韓国人・「親切でやさしい日本人」では困る今の韓国・90%も歪曲された韓国の歴史教育・地獄の朝鮮王朝時代・日本近代国家の基礎を作るのに協力した人を処刑。
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 ブログ上に親日の韓国の大学教授の崔基鎬さん に関する情報を見つけましたので早速私のデータベースに入れることにしました。
 訪問された方達の中ではとうの昔に知っておられる方も多いと思いますが、興味のお有りの方は覗いてご覧下さい。 (読みぬくい所まありますが訳文のまま。なおこの件についてはご紹介だけに留めて置きます。)
韓国の大学教授が危険すぎる文章を公表、親日罪で処刑か!
韓国の88歳の大学教授がハングルで書いた文章です。日本語訳します。

"私は88才です。 もう事実を話したいと思います。" [チェ・キホ伽耶大学客員教授]
 朝鮮末期の私は1923年の生まれです。 もう韓国のためでも、日本のためでもなく「事実」を話したいと思います。 それは相当な覚悟が必要です。 生命の危険も覚悟しています。 しかし、これは私の使命であると信じています。
 私はソウルに住んでいました。 そして、時々、平壌や東京に行きました。 その当時の韓国人は「日本人以上の日本人」でした。
 劇場に行けば映画の前に、戦争のニュースがありました。 例えばニューギニアで日本が勝った映像が流れ、拍手と万歳の暴風雨でした。 私は映画が好きで、東京にも行きましたが、日本人は冷静でした。 しかし、韓国人は全員が狂ったように喜んでいました。  それが普通の姿でした。 なので「親日派」という言葉は使用できません。 その「使用できない言葉」を使って、先祖まで批判しています。 「親切でやさしい日本人」という印象を、必死に消すために「反日」を指導者はそそのかしてきました。
 韓国と日本の歴史教育を比較すると、日本が10%の歪曲といえば、韓国は90%が歪曲です。 朝鮮末期の正常ではないで政治腐敗を教えず、日本が関与しなければ独立ができたことのように使われています。
 韓日合邦によって「教育」 「医療」 「工業」 「社会インフラ」が整備されました。近代国家の基礎が出来たことは明らかな事実です。
 その実績を「日本帝国主義の侵略政策の産物だ!」と糾弾する韓国にはあきれます。 より一層「日帝が民族産業を停滞させた!」 という主張にはコメントする気持ちもなくなります。
 民族産業を殺したのは、朝鮮王朝です。 近代化を主張する先進的な思想家は反逆者とし、親族までも処刑されました。 韓国人は「日帝の虐待! 性奴隷!」と叫んでいますが、私は信じることができません。 歴史の真実を知っているためです。
 朝鮮語でキウン「地獄」でした。 それは大韓帝国時代になっても同じでした。 1904年、日本は朝鮮の惨状を救うために、財政支援を決断します。 例えば1907年度、朝鮮王朝の歳入は748万円だったが、歳出は3000万円以上でした。 その差額は日本が負担していました。 1908年にはより一層増加し、3100万円を支出しています。

現在88才の老人の絶叫です。 どう思われますか?


 これには原文と思われるものがついています。
 ハングルで判りませんが1910年代から1940年代のグラフと農業用貯水池に貢献した日本人の顕彰碑の写真、古い朝鮮の写真、日の丸を持つ子ども達、海水浴場の写真、戦前派には懐かしいサーベル姿の警察官、などが入っています。
 なおネット上では
韓国加耶大学客員教授 崔基鎬 氏の真実の歴史1- YouTube  
韓国加耶大学客員教授 崔基鎬 氏の真実の歴史2- YouTube  
韓国加耶大学客員教授 崔基鎬 氏の真実の歴史3- YouTube

の日本語のインタビューもあります。

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