本屋の文藝春秋で表記の表題の目次を見ました、余りにもおどろおどろしいので、本屋には申し訳ないことですが、日を替えて二度立ち読みました。
著者は日本で三番目の議員歴を誇る中村喜四郎さん。
なお私は恒常的な政権交代論者なので自民党、共産党を除く面な野党に就いては是々非々の立場で見ている積もりです。
なお同文には世論調査の数字をあげていますか、私は自分の見た4月3日の調査の数字を書きますので、すこしばかり違いがあるかも知れませんがご了承下さい。
それと同日に投稿予定の「温室効果ガス削減のための原発利用」とも多く関連していますので合わせと見ていただければ幸いです。
4月3日の読売の世論調査の結果、私の記憶では自民党に取って最悪の数字が出ていた様な気がします。
・安倍内閣を支持しない?52(前回42)
・支持しない最大の理由?首相が信頼できない (54)
最大の理由は勿論彼の「自分と家内が関係していたら首相も国会議員を辞める」と言う大チョンボ発言、それを訂正させなかった自民党員の責任は大きいてと思います。
・政党の支持率
自民党 36(38)
立憲民主党9(9)
希望の党 0(1)
公明党 3(4)
民進党 1(1)
共産党 2(3)
維新の会 1(1)
社民党 1(0)
自由党 0(0)
・森友問題で安倍首相の責任は大きい?そう思う64
・森友問題で安倍首相の指示が無かったの証言を納得できるか 出来ない75
・安倍夫人を国会に呼ぶべき60、その必要はない36
・国会は森友問題を優先して審議すべきか?優先して審議34、反対60
「安倍さんの恐怖政治で自民党がだめになったのか」
上記の数字から判った事、自民党の支持率36、野党の支持率の合計 9+1+2+1+1=14
他の野党との別路線をとる維新の会を入れても自民党の支持率は他の野党の2.6倍
中村さんの言う「安倍さんの恐怖政治」でも国民は自民党を支持しているのです。
彼は小泉さんと安倍さんの支持評が同じと言って居ますが、彼の支持する野党の内誰がが首相に相応しいかあげていません。私は今の野党の党首で首相に相応しいと人を思い尽きません。それに対して自民党はやる気も実力も満々、多士済々であることは中村さん自身も知っていると想うのですが。。
「森友・加計問題の影響」
中村さんは森友・加計問題も取り上げています。前記のようにこれは明らかに安倍さんの責任、そのチョンボ発言を訂正させなかった自民党の責任ですが、国民はそれよりも審議すべきことが多いのではないかと考えているようです。それを無視して特に立憲民主党はこの問題に集中てその支持率を落とすことになりました。国民は中村さんよりもっと大切なことがあることを知っていることになります。
「新潟、柏崎原発を反対の中村さん」
新潟、柏崎原発反対は個人の自由ですから、特に言う事は有りませんが、中村さん前新潟県知事が福島第一の事故原因の究明をされてないと、柏崎原発の認可を保留したのを知っていると思います。しかし現実は事故原因の究明をされたことに成っているのです。政府・国会の事故調査団の派遣です。現実はその両方とも純粋に素人、または素人同然人が選ばれ、その調査結果殆ど無視されているのです。私は素人ばかりの政府調査団のメンバーを見て、国家議員に本当の専門家を入れるように提案しましたが当然のように無視。素人ばかりの調査団の派遣です。中村さんも国会議員をされていたのなら、幾許かの責任はあると思うのですが。
「膨大な借金、増税見送りの問題」
低金利政策を取るか否かは大きな議論を起こした問題でした。基本的な理由は中国などの台頭による日本の国力の低下です。どちらの方法を取っても必ず起こる問題です。
私の考えは年金、健康・介護保険とうの社会主義的政策を取るのなら、国民にも社会主義てきな負担を追って貰う事です。同じ政策で成功しているシンガポールは、小学校4年の全国一斉テストでの工員、職員向けのこーすを振り分けるようにしています。日本でも皆が進学するから俺もと言うような生徒に援助を打ち切るなど、色々なやり方があると思います。そんな対案も出さないで批判など素人でも出来ます。政治家なら対案を打ち出すべきです。
「本当に国民が恐怖しているのは何か」
私は中村さんの記事を二回も見ましたが、どこで何が何で怖いのか具体的には何も触れて居ませんでした。私の想像ではほ編集の人が読者を引きつけるために適当に入れたのかも知れません。
然し本当に怖いの毎年の様に起こる豪雨災害と被害者の増加、異常気温の上昇による熱中症患者死者の増加です。
然し2015年のパリ協定では気温上昇を1.5度未満に抑えるよう努力するとしているが、国連の気候変動に関する政府間パネルでは、表記の1.5度上昇で世界中に豪雨が起きると予測。詰まり今同様か、それ以上の気温上昇による被害と豪雨災害が起こると予測しているのです。
しかも1.5度の達成には世界の(温室効果ガスの)排出量を今世紀半ばで実質ゼロにする必要があるとの厳しい道筋を描いている。そのためには再生可能ネルギーを20年比で6割増やし、産業部門の排出量は10年比で7~9割減らさねばならないとの試算。
つまり1.5度を達成しても大きな被害がでるし、しなければ尚大きな被害がでると言っているのです。
つまり野党の言う様に原発無しでの場合地熱、水力以外の太陽光、風力では止まったときに備えて火力の常時運転するなどのんびりして居ては1.5度の達成もできないこと。 逆に言えば原発の能力をフル活用し、特に産業部門の全電力を原発が引き受ければ、1.5度の達成も楽にできること。
中村さんは原発反対ですが、将来を見据えて世の中の一部反対を押し切って原発を推進する自民党、安倍さんを評価すべきと思います。
「野党の育成」
唯一中村さんと私の意見の共通するのはこれだけです。
中村さんは何かあれば安倍内閣打倒を叫ぶ事?
私は自民党が一番恐れる自党の支持率を挙げること。そのためには自民党に優る政策を打ち出して国民の理解を得ること。
「結論」
政治家らしい自分の政策ない?まま安倍さん批判を繰り返すだけ中村さん。そんな人を登用する天下の文藝春秋。昔のオピニオン・リーダーだった文藝春秋は何処へ行ったのでしょう。
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