普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

昔の戦争と太平洋戦争の比較

2022-08-15 09:32:32 | 外交・安全保障

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。

 今日は終戦の日だそうで最初に日露戦争当時と思われる「戦友の歌」と太平洋戦争の際の兄弟4人の動きを紹介します。

・「戦友の歌」

 ここはお國を何百里、離れてとほき滿洲の、赤い夕陽にてらされて、友は野末の石の下、思へばかなし昨日まで、眞先驅けて突進し、敵を散々懲らしたる、勇士はここに眠れるか、ああ戦ひの最中に、隣にをったこの)友の、俄かにハタと倒れしを、我は思はず驅け寄って、軍律きびしい中なれど、これが見すてて置かれうか 、しっかりせよと抱き起し、假繃帶も彈丸の中、折から起る突貫に、友はやうよう顏上げて、お國のためだかまはずに、おくれてくれなと目に淚、後に心は殘これども、殘しちやならぬ此のからだ、「それぢゃ行くよ」と別れたが 、ながの別れとなったのか、戰ひすんで日が暮れて さがしにもどる心では 、どうぞ生きってゐてくれよ、ものなと言へと願うたに、空しく冷えて魂は、故鄕(くに)へ歸(かへ)つたポケットに、時計許ばかりがコチと、 動いてゐるもなさけなや、思へば去年船出して、おくにが見えずになった時。玄界灘で手を握り、名をなのったが始めにて、それより後(のち)は一本の、煙草も二人わけてのみ、ついた手紙も見せ合ふて 、身の上ばなしくりかへし、肩をだいては口ぐせに、どうせ命は無いものよ、死んだら骨を賴むぞと、言ひかはしたる二人中、思ひも寄らぬ我一人、不思議に命ながらへて、赤い夕陽の滿洲に、友の塚穴掘らうとは。くまなくはれた月今宵、心しみ筆とって、友の最後をこまごまと。親御(おやご)へ送る此の手紙、筆の運びはつたないが、行燈(あんど)のかげで親達の、讀まるる心おもひやり 、思はずおとす一雫(ひとしずく)

 時代の違いで表現が異なりますがなるべく原文のままにしています。

「私の経験した太平洋戦争の現実」

 私は一期下の連中も含めて四国の松山城内にある航空自衛隊に入営しました。中には私のいた八幡工業学校の同級生や小倉工業の生徒もいて何か知ったもの同士の気分でした。業務の内容は飛行機の部品の整備が主でしたが直ぐ止めになりました。多分飛ぶ飛行機が居なくなる?ので主な業務は軍隊のしきたりに慣れること。その一つが幹部候補選出の試験。幸い隊の中でトップの成績でしたが八幡工業の配属将校の「幹部に不適」の判定で失格。幹部候補生は場内に残留、その他は近くの台地の農耕作業に従事の為の兵舎行き。幸い幹部の方は私の不幸に同情して幹部の「戦友」つまり幹部の横で寝ることにしてくれ私の先輩の兵士が私を弄らないようにしてくれたのです。

 そこで気付いたのは学徒動員で兵舎の将校になった人の将校マントの下でズボンも履かないままの毎朝の点呼。それに比べて時々周辺に隠した飛行機を取りに来る眼光鋭い将校。

 その後しばらくして営舎から見る松山城下の営舎も爆撃の炎。私ども兵士の一分は今の鳥取空港の防備のために派遣されました。同空港も空爆にあったようですが、離れた位置の兵舎では軍服を着たままの待機ばかり。その内に廣島に特殊爆弾の報。間もなく日本敗退の報。そこで意外なこと発生。今で偉すぎて見たことのない将校が「米軍が来たら切り込みをする」と言って私ども兵士にトラックに米を積み込ませ、知らない民家の運びこむ。その内、部隊解散するので何でも持って帰れと指示。貧乏人の私の癖に面倒なことの嫌いな私は兵士の帯剣だけ腰に駅へ。汽車の中の異常な雰囲気。将校が元偉くても敬礼をすべきか否かと、ややこしい雰囲気の列車の中でやっと着いた下関駅。そこから見えるなんども登った北九州市の山々の懐かしいこと、僅か4ケ月した経っていないのに。小倉駅から汽車の便がないので、今の北九州市まで歩く。途中で検閲に会い帯剣を没収されたが4人のこどもの内私が一番先に家に帰着。次は飛行機學校に志願していた下の弟。秘密保持のためか後始末にてまどったか通信部門に志願していた上の弟。最後に中國に出征していた兄と全て帰る。

 それにしても日露戦争の昔と太平洋戦争を比較すると考えさせられることばかりですね。

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逆因縁を付けた駐日ロシア連邦大使

2022-05-14 07:49:39 | 外交・安全保障

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。  

 Twitterで見た駐日ロシア連邦大使の意見です。与党自民党の最高幹部は、またしても第二次世界大戦中のソ日関係を話題にし始めた。 忘れてしまった方に申し上げておきたいのだが、第二次世界大戦時のソ日中立条約に組織的に違反したのは、ドイツのソ連侵略を援助した軍国主義日本である。

 第二次世界大戦の日本は日独伊と組んでいました。私も徴兵で航空自衛隊に入隊しましたが、日本は中國と南方の戦で精一杯。ドイツのソ連侵略を援助する余裕は全くありませんでした。ロシア連邦大使はその事実を忘れているか、知っていて因縁をつけたのかどちらかでしょう。

  そして大戦に入るとロシヤはの日ソ日中立条約に違反して日本軍を攻撃しました。そしてソ連は第二次世界大戦 の 終戦 後、 日本軍 捕虜 らが、 ソビエト連邦 よって主に シベリア などへ 労働力 として移送隔離され、長期にわたる抑留生活と 奴隷 的 強制労働 により多数の人的被害を生じた。 ソ連によって戦後に抑留された日本人は約57万5千人に上る。このソ連の行為は、武装解除した日本兵の 家庭への復帰 を保証した ポツダム宣言 に反するものであった。

 駐日ロシア連邦大使はこのことを判っているのですかね。然し日本人は日ソ中立条約に違反したソ連のことは決して忘れないでしょう。

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ロシヤのウクライナ侵略を止める方法

2022-03-17 07:52:11 | 外交・安全保障

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・「ロシアの国営テレビで反戦を訴えたマリーナ・オフシャンニコワさんの意見

「今ウクライナで起きていることは犯罪だ。そしてロシアは侵略国家だ。その侵略の責任は、プーチン大統領にある。私の父はウクライナ人で、母はロシア人だ。これまで一度も敵対したことはない。ロシヤとウクライナの国旗の色があしらわれた私の首にかかるネックレスは、ロシアが今すぐに、同胞を殺す戦争を止めねばならないという象徴だ。私たち兄弟国は、まだ和解ができるはずだ。残念ながら、私は過去何年もの間「第1チャンネル」で働き、クレムリンのプロパガンダを広めてきた。今は、それを本当に恥ずかしいと思っている。テレビ画面を通じ、ウソを伝えることを許してきたことを恥じている。国民を、何も考えないようにすることを許してきたことを恥じている。すべてが始まった2014年、私たちはただ黙っていた。クレムリンがナワリヌイ氏を毒殺しかけたとき、私たちは抗議集会に行かなかった。この非人間的な政権をただ黙って見ていた。そして今、世界中が私たちに背を向けてしまった。私たちの子孫は今後10世代にわたり、この兄弟殺しの戦争の恥を洗い流すことはできないだろう。私たちロシア人は思考力があり、賢い。私たちの力だけが、この暴挙を止めることができる。抗議集会に参加してほしい。何も問題はない。彼らは私たち全員を拘束することなどできないのだから。」

・そんな彼女の露国営テレビでスタッフが「反戦」訴えことに対して、少額の罰金無罪放免。詰まりロシヤ国内でも彼女を支持する人も居ること。

・ウクライナ侵攻の及び腰の兵を率いる幹部の戦死者数の多いこと。

それで私の提案です。

 次のような情報を何らかの方法でウクライナのロシヤ兵,できればロシヤ本土に流すこと。

・今回の戦に対して中國以外の殆ど全ての国がウクライナを支持していること

・国際司法裁判所がロシアに侵攻停止を命じていること

・国連でのウクライナの首相に対してたいして全員総立ちの拍手だったこと。

・プーチンに纏わる数々の批判が世界に流れていること。

・今回の侵攻で経済的な問題が起こり始めていること

・ウクライナ侵攻の及び腰の兵を率いる幹部の戦死者数の多いこと。

・露国営テレビでスタッフで「反戦」訴えた女性に、当面かもしれないが少額の罰金無罪放免で済んだこと。(ただしこれだけは彼女の安全が保証された場合)

・今回の攻撃でロシヤの経済面で赤信号がともっていること

上記の正しい事実を主としてウクライナの戦地にパンフレット、立て看板、ロシヤ兵むけの夜の大音量の放送など何らかの形で流すこと。

 私の提案の問題点は今の方式の侵攻が失敗すれば、プーチンがさらに人道無視の攻撃を仕掛けられるかもと言うこと。

「私のお願い」

 もし私の意見にご賛成なら是非多くの報道にご拡散をお願いします。

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ロシヤ問題に関する木村太郎さんと各党の意見

2022-03-15 12:27:38 | 外交・安全保障

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今回のロシヤ問題に関する報道です。

・木村太郎さんの意見(文章のまま)

「ロシア連邦保安局の分析官が今度の戦争について分析。今回の侵攻は全く完全な失敗だった。ロシアはいくら頑張っても勝つことはできないだろう。なぜかと言うと補給線が延びている。20万人を投入したが、全部抑えるには50万人くらいの兵が必要。ロシア経済は6月までに壊滅する」。

「私の意見」

 良い意味の一言居士の木村さんの意見ですが米国大統領の選挙で一般の予想を裏切って今の大統領を当てたように今回も木村さんの予想が当たることを祈っています。

「与野党が憲法9条をめぐってSNSで議論」

  ロシア軍のウクライナ侵攻を受け、日本で懸念が広がっているのが「憲法9条で日本を守れるのか」という問題だ。米国と同盟を結んでいるものの、自国の軍を持たない日本はウクライナと同じ状況に陥るリスクがあると国内外から指摘されている。 憲法9条をめぐってはSNS上で政治家も激しく議論している。

・「9条改憲阻止」を掲げる共産党の志位和夫委員長の意見

 「憲法9条をウクライナ問題と関係させて論ずるならば、仮にプーチン氏のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないようにするための条項が、憲法9条なのです。

「私の意見」

 日本国憲法は日本の方向を決めたもので他国の行動は制約できません。強いて言えば他国は皆善良な国ばかりの前提で9条ができたのです。

 共産党の大先輩の野坂参三さんが国会でこれでは国が守れないとの大演説。それで日本は米国の軍事保護になったの志位さんが知らないか意識的に眼をつぶっているのでしょう。

・この投稿に反応したのが、改憲派の自民党。細野豪志衆議院議員。 「論ずべきは、憲法9条があれば日本はウクライナのように他国から攻められることはないのかということ。残念ながら答えはノーだ。わが国を守るのは自衛力と同盟、そして同志国の存在。志位委員長のロジックでは他国のための憲法9条になってしまう」。

「私の意見」 賛成。

・日本維新の会の松井一郎代表の意見

「志位さん、共産党は、これまで9条で他国から侵略されないと仰ってたのでは?」と投稿した。

・SNSでは「日本が軍事侵攻を受けた場合、米国は守ってくれるのか」、「日本は第2のウクライナにならないのか」、「憲法9条があれば平和は維持されるのか」といったコメントが増えている。ロシア軍に侵攻されたウクライナを他人事ではないと感じている日本人は多い。

「私も同じ心配」

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ロシヤのウクライナの侵攻と国連

2022-02-27 18:37:53 | 外交・安全保障

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   数日前のNHKの放送です。

   表記の問題で国連でロシヤの非難決議が出ました。当然のようにロシヤは拒否権を発動してオジャン。それでウクライナ支援の大多数の国の人達はウクライナの人達の安全を祈ろうとの動議。これにロシヤも拒否権が発動ができずそのままで終わったそうです。

 ロシヤの動き、それに対する国連の動きをじっと見つめている台湾、ことによると尖閣問題を抱えている中國。    

 そのような頼りない国連にどの国、特に憲法9条を米国から押し付けられた日本はどうすれば良いのでしょうか?

 そして少子化などとともに憲法など難しい問題に固まって思考停止状態になる日本

 これに就いては前から投稿し何度も引用している「憲法から仄かに匂う加齢臭、川柳から見た前文と第9条」をご覧ください。表記で検索すれば直ぐにでると思います。

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ロシヤのウクライナの侵攻

2022-02-25 13:16:25 | 外交・安全保障

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  2月25日の読売新聞のロシヤのウクライナの侵攻に関する大きな見出しとそれに関する私の付記(  )内です。

・(問題の親露派支配地区周辺だけでなく)首都・主要都市攻撃

多方面40以上死亡

・プーチンは「ウクライナ東部で政府軍による集団殺害が行わていれると主張、明らかに彼の説明が違うが、彼の本意かロシヤ軍の暴走による4方向からの攻撃

・日米欧の結束試される(と言う読売の意見)

・(それに対して)米欧は強く非難

露「勢力圏譲」らず

・ウクライナ侵攻、外交に見切り

・軍事介入繰り返す、NATO接近阻止

・日米欧の結束ためさる

(と言う読売の意見)

読売の社説(ゴジック文字だけ)

・プーチンの身勝手

・ロシヤに暴挙の代償支払せよ

・国連憲章踏みにじる重大な挑戦

・安保理の存在問われる

・中国外相はロシヤ支持

 私の意見ですが中國は台湾問題(時と場合により尖閣も)抱えているからです。

「私の意見」

・読売は国連のことを色々書いていますがロシヤが何をしても拒否権があるのでそれを出されたたらおしまい。

・それよりも外国は皆良い国だから、日本は大人しくしておけと言わんはばかりの憲法の前文に基づく憲法9条の見直しをすべきと思うのですが。少子化などと共に問題になると固まってしまう日本。

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私がバイデンさんを支持する理由

2020-11-06 21:16:31 | 外交・安全保障
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 5日のテレビで米国が4日付けで地球温暖化防止のパリ協定離脱を決めた。それはかねてからのトランプさんの指示によるもの。しかしハイデンさんが政権を獲ればそれを復活するだろうと言う報道も。
 トランプさんは折角各国で同意していたイランとの核開発の制限合意も破棄。制裁のに踏み切りました。その理由は彼の娘婿が熱心のなユダヤ教信者。そのユダヤ教の聖地のイスラエル保護のためその仇敵であるイランを制裁しようとしてただでさえ厳しいアラフ周辺国の緊張を増したと言われています。
 私はハイデン、公私混交のトランプの両氏のいずれかが大統領になるほうが日本にとってより良いよい方向に向かうか判りません。しかしアメリカ・ファースト、ミーファーストのトランプさんよりハイデンさんの方が日本や世界により良い方向に向かう可能性が高いと思うのですが。ハイデンさんが当選したら彼が支えていたオバマさんのよう日本にも着て欲しいと思うのですが、さてどうでしょうか。

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国の安全保証に就いての提案

2016-05-02 11:11:20 | 外交・安全保障
 ガセネタで戦争違反の恐れのある小泉さんのやり方の反省を忘れた安倍さん。私の考える安保政策。
 4月24日読売の京都府選の報道です。
 京都府選で自民党で町村前衆議院議長の松村さんの娘婿の和田由明が僅差で勝利。その原因は自民党議員の不祥事や失言「自民におごりのムード」が醸成され追い上げをゆるした。
 それに対する野党4党は破れはしたものの猛追したことで「共闘は参院選でも通用する」との手応えを掴んだ。4党は選挙戦で政党色を薄めて幅広い支持を得る為に安全保障関連法廃止を掲げる団体を全面に出し「安倍政権対市民」の構図を演出した。
「小泉内閣のイラク派遣活動の問題」
 私は上記のことに関して次のようなことをブロクに投稿しました。
 給水などの活動は良いとして、米国の後方支援として飛行機による米軍の兵士などの輸送は、敵国のイラクから見れば明らかに戦争行為だ。ただイラクに空軍もなく対空兵器もないも同然だったので、日本もそれを行ったし無事に終わった。
 もう一つの大きな問題は米国の完全なガセネタで自衛隊と憲法違反の危険を冒してイラクに派遣したことだ。
 この反省を踏まえて今まで疎かになっていた情報機関の整備をすべきだ。
「安倍二次内閣」
その後の安倍一次内閣は閣僚の事務所経費問題でのマスコミの総攻撃・お友達内閣の批判・小沢さんの苛めによる?体調不良で政権放棄しましたが、私はその以前から安倍さんは一度下野して再出発すべきと書いた通り、二次内閣として復活しました。
 私がそのように考えたのは、
(多分小泉さんのやり方の反省に基づく)
・就任直後の中韓訪問
・国際情勢を考えて靖国参拝の自粛
・主張する外交のための情報機関設置の政策の発表
と教育基本法など重要法律の成立などの成果
・次期はマスコミから批判されたお友達内閣の失敗くりさないだろう。
と言う理由でした。
 その第二次安倍内閣の出発に際しては、第一次内閣でのマスコミなどの批判を反省し、首相としては充分な資格・経歴を持つ慎重な石破さんや谷垣さんをなどの意見を取り入れて慎重な運営をすることと書き、そして安倍さんもそれぞれ重要なポストにつけました。
 しかしその後の現実は素人の私の期待まる外れ。
・靖国参拝で中韓の反日政策の再発と定着化。両国の首脳との会談は先方から拒否され他の国の首脳との会談ばかり。信念を持っての参拝ならそれを続ければ良いのに一度きりで止めてしまう。
・情報機関設置は何処へやら。韓国・中国の慰安婦問題や反日キャンペーンでは完敗。官房長官の反論を他国で聴く人はいない。中国からと言われる政府・重要企業へのサイーバー攻撃にやられっぱなし。最近やっと国連への申し入れや政府のホームページで反論は焼け石に水。
 イスラム国の罪にたいする(戦争とも取られない)償いを求める安倍さんの外国からの過激発言。問題が発生した国の同意を得ての自衛隊による拉致された日本人の救出、任務遂行のための駆けつけ警護、私が言う憲法違反と言われても仕方がない戦争行為に当たる人員・武器・爆弾輸送などの後方支援と、その推進。それを攻撃する野党の質問に対してしばしば戸惑う自民党では防衛問題では一番詳しい担当の中谷防衛大臣に変わっての安倍さんの国会答弁。さては安保問題に就いて安倍さんの独走? 私の心配したように安倍さんは国と自民党政権の大きな影響を与える問題に就いて慎重な石破さんや谷垣さん、担当の中谷さんと相談しているのでしょうか。
 そして同時に行われた京都府選を放棄してでも北海道に集中した選挙選での自民党での僅差の勝利。安全保障関連法廃止を掲げる団体を全面に出した選挙戦術に手応えを感じている民進党を中心とする野党。
 このままでは次期参院選で勝っても僅差で安倍さんの念願の憲法改正(大賛成)など遠くなるばかり。
 適当な政権交代を望んでいる私としては、自民、(旧民主党の旧社民党や日教組などの左翼を除くと言う条件での)民進党連合がどちらが勝っても良いのですが、現在政権を持ち参院選でも勝利するかもしれない自民党政権が国の方向を誤らせないことを願うばかりです。
「私の考える安保政策」
・空爆に絞るなど同盟国の米国国民が血を流さないところで、憲法違反の批判を冒してまで自衛隊が血を流すことはない。
・機雷除去や民政支援など自衛隊が血を流す危険性の殆どないところでは積極的に活動する。
・兵士、武器、弾薬などの輸送などは戦争行為て憲法違反といわれても仕方がないことは避ける。
・自衛隊が駐屯していない地域での「駆けつけ警護」や邦人救出などには安倍さんが言う様色々の前提条件があるが、その条件下なら自衛隊でなくて専門の警察の機動隊を使う。
つまり日本での活動を外国にまで延長するだけ。自衛隊の出動→戦争と言う批判を避ける。
・当面の活動の重点は前の維新の会も賛成していた周辺海域に重点を置く。民進党も多分賛成。
・(安倍さんが前言っていた)主張する外交のための情報機関設置の政策
 読売はこの設置が遅れているのは世論の反対のを考慮しているのではと書いて居たが、世論の反対する中で安保政策を強引に推進している安倍さんがやろうと思えばできること。現状ではいざと言うときのサイバー攻撃とそれにやられっぱなしになるのはは必至。これを護るのも国防の一つ。そのためにウインドウウズに代わって日本発OSの「トロン」によるクロウズド・サーキットを作り政府・重要企業に普及させる。
 完敗の慰安婦・反日キャンペーンに対して、日本の意見の積極的発信。政府発信に問題があるとすれば、表向きは国民からの発信の形も併用。これも国防の一つ。
・憲法問題は前文の前提と九条の矛盾など現実離れした問題を取り上げるなど「そもそも論」から議論し改憲の機運を盛り上げる。

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尖閣問題どうしてこのようにこじれたのか

2014-05-07 11:49:28 | 外交・安全保障
空気に流される日本・尖閣国有化と民主党政権の弱腰外交・尖閣国有化に反対しなかったマスコミ・情報機関の強化・今こそ空気に流されないネット評論家の立ち上がるとき・何故日本に情報機関が出来ないのか  
尖閣問題は中国の強硬姿勢と米国の対中政策の変化で、日本としては二進も三進もいかない状況になっています。 
この問題が起こった時私は、「尖閣問題の経過とネット上の意見の流れ」と「レッテル貼りを止めよう」で概要次のように書きました。
*尖閣問(以下括弧内は今回追記の注記)
・石原都知事の尖閣購入発言と十数億の寄付金
・丹羽大使の「石原東京都知事の尖閣購入を許せば日中関係に重大な危機をもたらすことになる」発言で(中国の反応を気にした民主党政権により)辞任にの追い込まれる。
・(中国の本音が読めない)丹羽大使の発言に添って石原さんの代わりに国が尖閣購入
・世論調査ではそれに対して65%の人達が支持(マスコミも私の知る限りでは反対の意見はなかったようです。)中国に日本の尖閣国有化に態度硬化
・然し(民主党政権の意志に反して)

・ツイッター上での反応
圧倒的な石原都知事批判(一例を紹介していますがくだらないので省略)
・中間的な意見  
石井孝明さん:石原氏が問題はあっても主犯とは思えないけど。(中国が)権益を侵害している段階でアウトだし。こういう殴られて相手にすり寄る戦後民主主義的発想が気持ちいです。悪
・ごく一部の民主党政権批判・吉村作治さん(著名な考古学者):尖閣を巡って中国人がひどいことをしています。しかしこのもとを作ったのは民主党政権です。石原都知事が尖閣を買うといったときそれほどの騒ぎにならなかったのに、政府が買ったからです。本当に先を読まない、ぶれてばかりいる外交音痴の野田政権、即座に辞めるべきでしょう。私もデモしたいです。
登山家の野口健さん:仮に東京都が尖閣諸島を買収していれば、国は中国に対し「あれは都が勝手にやった事です」と言い訳もできたでしょう。しかし国は都と尖閣地主との間に割り込み国による買収を決めた。これは中国に対する強い意思表示だとするのならば決してブレてはならないし、それが出来ないのならば購入しなきゃいい。
・会館の美女さん(ツイッターでは有名なジャーナリスト):尖閣国有化。はっきりいって、あれは野田政権の失敗。いずれは国有化されるんだから、ほっとけばよかったのに。都が買っても、「所有権の移転だから」ととぼけていればよかったのに。みえすいた人気取りの思いつき。
・佐藤正久さん:中国の戦いは3戦(法律戦、心理戦、宣伝戦)。国連への東シナ海大陸棚申請は法律戦、反日デモやツアー中止等の経済打撃は国民に尖閣国有化を放棄させる心理戦、尖閣どころか沖縄は日本ではないとの主張や他国との外交対話に尖閣を議題とするのは宣伝戦。野田総理は3戦のカウンターを準備しているか?
・私の意見  民主党政府の強腰、弱腰の是非はとにかくとして、今のように弱腰外交を続けるのなら、石原都知事の尖閣購入問題が起きたときは、土地購入は都知事に任せて彼が船溜まりなどを作る動きを禁止して中国に良い顔をして見せて友好関係を保つ一方、政府と石原さんの阿吽の呼吸で中国との摩擦を最小限にして次第に実効支配の目的を達成すべき。中国を説得するのと石原さんを説得するのとどちらが難しいかは誰でも判ることだ。 武力を使えず、景気の低迷でかってのODAや国際機関への資金提供による影響力の使えない日本は、安倍さんの言う情報機関を設置すること、その内容は・情報の収集と解析、相手国の政治家や国民への情報の発信。  
今回オバマさんが来て尖閣も安全保障の対象にすると明言したかわり、TPPの譲歩を迫っています。 そのTPPは安倍さんが一歩も退かぬと公約した範囲の行き詰まりですからどうなることでしょう。 共同声明でも具体的な合意の発表はなく、読売は実質的合意、朝日は合意なしと報道、自民党の農林族などがざわざわしている由。(4月26日現在記)
私は「どうした安倍さんでこう言う厳しい現実もあるかも知れないので、安倍さんはその支持率を落とさないような慎重な配慮をすべきだと」に書いたのですが。)  
がTPP締結の成否まで国の安全保障に影響する日本。  
もし尖閣問題が吉村さんや野口さんの言う通りにしていたら? 成り行きは神のみぞ知るで判りませんが、今のような行き詰まりはないとうのですが。
*空気に流され安い日本 
政府は原発立地の自治体に迷惑料として補助金を払っているのを無視した原発安全神話の崩壊とマスコミやネットを賑わし、「原子力村」などのレッテルを貼って、現場のことを知らない大学の教授や全くの素人を入れての政府、国会の事故調査委員会の「それまでのマスコミ報道から一歩でない」役に立たない報告。 今世紀末には温暖化で大災害が起こると言う予測や、原発ゼロの先進国のドイツでも再生可能のエネルギー開発に行き詰まっていることに目をつぶり、反原発をネタに利用する小泉さんが都知事選に出て来るでて来る日本です。流石に都民も現実派の舛添さんを選びましたが。  
朝日や毎日は論外として、売れ行き減少に繋がる尖閣国有化65%の世論や、国の行く先に大きな影響を与える反原発の「空気」を無視できない読売、産経を含む日本のマスコミ。 
原発漸減派の読売はどうして女川、福島第二と第一の違いを取り上げその主張を裏付ける解説記事をださないのでしょう。福島第一の事故に悩む福島県民への配慮?
*いまこそネット評論家の出番  
私は上記のエントリーでも書いたのですが、今のように難しい時代ですから学者としての吉村さんの真理を求めるための現実を直視する冷徹な眼、登山家として進むか退くか自分の命と名誉を賭けて自分で決めねばならない野口さんのような自分の頭で考える人が要ると思うのですが。 
そして私を含むネット評論家こそ、自由にものが言えるフリーの人こそ、世論や空気に惑わされず自分の信じる正論を堂々と発信して行くべきとうのですが。思

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追記:それにしても私が寝言のように書く、そして佐藤正久さんも指摘した情報戦では何時も中国や韓国に遅れを取り、慰安婦問題では韓国に完敗の日本が、そして第一期の安倍内閣の公約の「主張する外交」のための情報機関の設置が第二次安倍内閣で一向に進まないのは何故でしょう。

中国のこれからと日本

2013-03-16 09:41:29 | 外交・安全保障
・日本は長い目で中国と付き合うしかない・中国はシンガポールを見習え・反日教育を止めるべき・共産党政府は共産党らしい政策も取り入れるべ・共産主義と資本主義の共存の実験の失敗か?
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私のブログを時々覗いて戴く方もお気づきと思いますが、私は今までいくら書いてもどうにもならないことは書かない超B型の性格で外国のことは殆ど触れていませんでした。
今日は習近平総書記の就任に当たって、いつもの慣例を破って中国のことに触れて見たいと思います。
・中国はいつまで続くか
 中国関係のことを専門に書いておられる方が、良く中国の崩壊は近いと書いておられるのを見ますが、私が時々書いてきたように崩壊が仮にあったとしても少なくとも百年単位だと思います。
 それは中国の歴史から見ても中華民国を除いて、明らかにどの王朝も百年以下で没落した例はないことと、一党独裁の共産党政府も最近の動きを見ても判るように、それまでの拙い所を手直しするからです。
 日本としては反日を国是とする中国がそれだけ続くかも知れないと言う前提で考えるべきだと思います。
・中国はシンガポールを見習え
 約30年前に私がシンガポールにいたとき気づいたのですが、社会主義政党の一党独裁の政府でありながら資本主義を導入して成功していることと、中国系の親達が英語が出世のために有効だとして、家庭内でも英語を使っているという合理性から見て、当時共産主義に囚われている中国が資本主義を導入すればどうなるかと思いました。
 そして小平さんがその決断をしたのが今の発展に繋がっています。
 中国はもう一つシンガポールに習うべきことがあります。
 それは同国建国の立役者のリ・カンユウーさんが徹底的なクリスチャンで、賄賂禁止どころか政府関係者の業者の食事さえも禁止したことで、私も国の資本が入っている企業の人から食事を断られたことがあります。
 一党独裁の国では日本で考えられないことも見聞きしましたが、中国も政府関係者の清潔性保持にもって留意するのが政権長持ちに繋がると思うのですが、果たして。
・反日教育を止めるべき
 今までの反日教育のお蔭でときには政府のコントロール出来ないほどの動きを見せ、それが反政府運動の隠れ蓑になり政府を悩ませているそうです。
 共産党の建国の大義として、共産党が日本軍をやっつけたことになっているそうですが、事実は当時中国を支配していた蒋介石軍との戦闘が主で、共産党軍は地方のゲリラ戦に留まっていました。
 共産党政府は蒋介石軍を破り今は世界第二位の国を創っただけでも建国の大義になり、政府の宣伝にも使える筈です。
 それと実利主義の政府としても、第三位の日本と仲良くして損は無いはずです。
 そう言ったことからそろそろ反日教育は引っ込めても良いと思うのですが。
 日本としては何時も書くことですが、中国政府が方針を変えない限り、日中の正しい歴史をネットなどを通じて中国民に植え込むしかないと思います。
・共産党政府は共産党らしい政策も取り入れるべき
 先に書いた反政府運動の原因は社会格差の増大が大きな原因の一つだそうです。
 共産主義政府の元での社会格差の発生など、マルクス主義理論でどう説明するのでしょう。
 政府のやるべきことは、共産党らしく金持ちから金を取り上げてそれを弱者に回すことです。
 ソ連と同様に社会主義体制維持のため、田舎の人達の都会への進出に制限を加えるのなら、その人達の生活を豊かにするため何らかの形の生活保障、社会福祉の強化など金を投入するのが社会主義的なやり方です。
 そして前にも書いたように政府関係者の賄賂など不正な金の蓄積を防ぐことです。
・壮大な実験は成功するか?
 もし共産党政府が崩壊するとしたら、資本主義の金儲け欲望のために自由な活動と、止まらない環境汚染、限られた世界資源とそのための拡張主義と世界との摩擦、下手をすれば第三次世界大戦、中国系の人達の実利主義と政府の成立の原点の共産主義の破綻のような気がするのですが、果たしてどうなるのでしょう。
 一口に言えば壮大な共産主義と資本主義、市場中心主義経済の共存の実験はどう考えても失敗するような気がしてならないのですが。
 日本としては中国の動きに大局的なそして長い目で見ておく必要があると思います。

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TPP交渉参加へ

2013-02-25 16:43:45 | 外交・安全保障
・決まった以上は小異を捨てて日本が損をしないように交渉を推進しよう・この際農村のに改革を・タフネゴシエイターの派遣と万全の支援体制の整備を
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 昨日の新聞やネットでは、TPP参加への新聞見出しが躍り、早速今朝の民放各社でもこの問題を取り上げています。
この内主要な問題点を取り上げて考えて見ました。
・農業団体やその支持を得ている自民党内の一部の反対
a.TPP参加の有無に関わらず農村改革はここ10年の内に基本的な解決をしなければならない緊急事態なので、TPP反対者はその対策を出させ、産業競争力会議から出る農村改革案と対比しながらTPP参加問題を議論する。
b.出来るなら県単位の特区を作り地もと密着形の株式会社化を図る。国からも何らかの補助金を出す。地もとの農家、農業団体、製造業、サービス業の企業を参加する。
 業種は農産物生産、加工、販売、輸出、観光と言う農業・農村に関連する所謂6次産業全てを含む
 大規模企業の元で人(高齢者も出来る漬け物、弁当、おかずつくりなどで参加)、田畑、農機具等の生産資材の使い回しにより生産性を最大限に活かし、流通業者の買い叩きを防止する。
c.林業、漁業も同じ考えたかで進める。
d.それでも就いて行けない弱者には補助金を出す。
・小型車優先問題
米国からの日本の小型車優先の政策批判に就いては米国メーカーも小型車を作れと言う。
・日本の健康保険問題
米国の日本の健康保険批判に対しては、オバマさん自身も国家的に健康保険を進めているので、批判に当たらず米国も日本並みの健康保険制度を整備すべきだと反論する。
・医者の間でいう米国流の混合診療は日本の健康保険制度を破壊するものだと言う批判に対しては、医師と国民のどちらが有利になるかで判断する。
・交渉にはタフ・ネゴシエイターを
交渉に当たっては米国相手でも堂々と戦えるタフ・ネゴシエイターを当てる。例えば石原慎太郎さんやミスター円と言われた榊原さんなどか同等人物。
 米国相手に他国との連合軍を組める、権謀術数に優れた外交官。
・後方の支援体制の整備
強敵相手に後ろから鉄砲を打たれないように、後方の支援体制の整備。
私はTPP参加の是非に就いては詳細が判らないが、参加するなら少なくとも前記の条件を備えるべきだと書いて来ました。
・日本国民は全面的な支持と言うより、他に投票する党がないから安倍さんを総裁に戴く自民党を選びました。
 そして安倍さんは尖閣問題など国の安全保障問題と絡んでTPP参加決断しました。
 若し日本が自己防衛能力を持っていれば、違っ決断があったかも知れませんが、それにはそれで難しい問題が絡んでいます。
 私たち国民。特に国会議員。特に安倍さん戴く自民党議員は、前向きに日本が損をしない方向に、安倍さん始め交渉に当たる人達への全面的な支援に当たるべきです。
 日本、そして安倍さんはTPP絡みの諸問題の他に、尖閣問題、沖縄県猛反対の中の普天間基地埋め立て申請、一部勢力の反対の2030年代の原発稼働ゼロの見直し、東北地方の復興、日本経済の建て直しの問題含みのアベノミクス、そして参院選など大きなしかも早急に手を付けねばならない大問題を抱えています。
 そして自民党から言っても自民党政権の存亡にも関わりかねない大問題ぱかりです。
 安倍さんの頑張りと彼を支援する自民党体制の整備、今まで社説でTPP推進して来た大新聞社始め系列のテレビの支援を期待して居ます。
 野党も交渉団の後ろから鉄砲で打つなど詰まらぬことを考えずに、いかにすれば日本が有利な立場になれるか考えて欲しいものです。

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参照:ツイッターより  (括弧内私の注記)
田母神俊雄:アメリカは世界の繁栄を願ってTPPを推進しているわけではないと思います。アメリカはアメリカの国益の増大のためにTPPを推進しているのです。アメリカはTPPを利用しようとしているだけですから、日本もこれを利用すべきです。利用できる価値がないときには参加を見送るべきです。 (全面的に賛成)
田母神俊雄:安倍総理の訪米は大成功だと思います。日米関係を強化しながらTPPでも前のめりにはなりませんでした。 (賛成)しかしこれから日本のサヨク、即ち第二次大戦の敗戦利得者たちがマスコミを使って反安倍闘争を激化する事が予想されます。 (ツイッターで見る範囲は敗戦利得者もいるかも知りませんが、すべてサヨクではないような気がします。だからなお大変)頑張れ日本全国行動委員会でも安倍政権を支持する運動を強化していきます

日本は日本らしい道を

2012-12-16 16:44:40 | 外交・安全保障
・自分に都合の悪いことに目を瞑る韓国と、一部の日本国民
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昨夜のTBS特集は韓国大統領選挙に関連して韓国の事情の紹介をしていました。
・与党の大統領候補朴槿恵さんの父親の朴正煕さんの略歴 (一部私がwikipediaで調べた所もあります。) ・朴正煕の略歴
・日本陸軍士官学校卒業、満州国軍中尉で終戦を迎える (当時の日本や朝鮮の貧乏な子でも能力があれば師範学校(彼もここも出ています)幼年学校、海軍兵学校などを経て出世した人は多くいます。)
・軍事クーデターを起こし後大統領に就任
(日本から最大の援助を受けて)20年弱で国民所得を約20倍にまで跳ね上げるという「漢江の奇跡」を成し遂げた
・北朝鮮の指令を受けた在日韓国人の銃撃により夫人の陸英修さんが暗殺される
・本人も韓国情報部により射殺される
韓国で人気の大統領は親日の朴正煕さんががダントツの一位だそうです。
・韓国の経済事情
・財閥10社の売上高は韓国の国内総生産の76.5%
・然も財閥系の会社が中小企業迄手を伸ばし始めたので社会問題になっている
・貧富の差が拡大
・産業の空洞化
・過度の成果主義の導入で40歳でリストラされる例も
・自殺者の急造
・若者の就職難
韓国の大統領で無事に生涯を過ごした人は僅かに一人。
このような韓国の状況を考えますと今流行りの漢字一字で言えば「激」または日本に対する「怒」です。
それに対して日本は「和」が一番当てはまると思います。
・米小学校で銃乱射、26人殺害 犯人は自殺
 このような事件は何度もありましたが、銃の規制の強化は行われませんでした。
 理由は建国以来の自主独立の精神から自分の身は自分で護るのと当然のことだと言う考えだそうです。
 この考えは、日本並みの国民健康保険も反対、社会格差の是認に繋がっています。
 米国と日本の違いは今まで論じられたので省略しますが、善悪は別として日本と米国の考え方が基本的に変わっているのです。
・小泉さんの業績とその負の部分
 小泉さんは郵政改革や道路公団の民営化、拉致家族の連れ戻しなど大きな仕事もしましたが、米国の年次改革要望書に従い米国流の市場中心主義、自由主義経済をそのまま受けいれました。
 それに伴って米国流の成果主義や株式会社は資本家のもの、従業員は会社の設備と同列の考えが多くの会社に導入されて、其れまでの従業員を大切にする、従業員の会社にの対する忠誠心に基づく自主管理活動、改善活動の良い所がなくなって仕舞いました。
 その一番の極端な形が前記の韓国の状況です。
 日本が韓国程にならなかったのは、日本の経営者に僅かですがまだ過去の良さを堅持した人もいることと、その他の会社の韓国ほど激しすぎた経営までできなかったのもあるのでしょう。 (日本でも韓国並みの「ブラック企業」がいるそうですが)
 私は日本の経済運営も会社の経営も韓国でもない米国でもない日本人の心情にあった合理的なものにする必要があると思うのですが。
・肝心なことに目を瞑る韓国と日本の一部の人達
韓国で人気の大統領は親日の朴正煕さんががダントツの一位の事実には多くの意味を含んでいると思います。
 朴正煕さんが日本側の全面的な協力を受けて韓国を奇跡的に発展を遂げたことは評価するが、この事実は認めたくないという反日感情と反日政策です。
 朴さんが貧乏な日本人の子弟と同様に師範学校や陸軍士官学校への立身の道を歩いたこと、韓国の発展のために日本から大きな支援を受けたこと、発展の原動力となった統治時代に整備したインフラや日本企業が残した工場群、など認めたくない余りの無視どころか、朴正煕さん一家除く日本統治時代の協力者の追放です。
 韓国建国は米国から与えられたもので、自身の建国の大義がないため、日本の貢献に就いては目をつぶっています。
 韓国人の気持ちは判りますがこれで日韓両国の間がうまく行くはずがありません。
 然し日本の一部の人達も同じような間違いをしています。
・日本は米国の軍事保護国であること
・米軍の日本駐留は日本を押さえ込むためにもあること(その証拠にかってのロシヤ、今の中国など米国に対立的な国から日本から米軍の引き揚げの要求など一度もありません。)
・詰まり日本は自国の安全保障に就いては米国から首根っこをギュツと抑えられていること。
 そのため小泉さんの拉致交渉が進みかけたのが停止してしまったこと、ブッシュさんのガセネタでイラクに出兵したこと、親日のしかも主要な原油供給国であるイランの経済制裁など参加させられたこど上げればきりがないほど。 
・石原さんの言うように占領政策に都合の良い憲法を押しつけられたこと。 (この憲法制定にあたっては国会で共産党が反対したこと、当時の内閣閣僚が涙ながらの署名をしたことが当時報道されていました。)
・第二次世界大戦の責任はすべて日本に押しつけられたこと。 (戦場での一部の軍の混乱を除いては国際法違反をしていませんでした。最大の国際法違反をしたのは原爆投下をした米国です。それなのに「過ちは繰り返しません」と言う広島の原爆碑?)
・当たり前だが米国は自国と日本のためのどちらを優先するか直ぐ判ること
・今回の緊迫した尖閣問題も米国からの立場から言えば、日本をコントロールするには良い条件だということ
 そして今の福島瑞穂さんや田嶋陽子さん象徴される一部の人達は憲法改正反対、第二次大戦は何がなんでも日本人が悪い、日本の自衛力の強化は軍国主義への道だと反対、考えて見れば一見反米的な主張をしながら、実は米国の政策の手助けをしています。
 私たちは日本の経済運営、企業の在り方、日本の安全保障など自分達の頭で、主張に反することにも目を瞑らずに考える必要があると思います。

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沖縄県でオスプレイ反対をする人達へ

2012-11-11 17:11:14 | 外交・安全保障
・尖閣紛争を前にしての反オスプレイ大会・国民特に沖縄県民は左翼や地域の意見に惑わされずに自分自身で考えよう・反オスプレイ大会を見て中国、米国はどう思うか
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最近のオスプレイ反対、米軍兵士の暴行事件への抗議の動きと、中国の海上権益趣旨の発言の間に違和感でこの問題を取り上げようとしました。
しかし今までこの種の問題に余り触れてこなかったので、なるべく正確を期するために「沖縄」「オスプレイ」「左翼」のキーワードで検索して、反オスプレイの大会の中の写真を探して見ました。
・中国の国旗をデザインした団扇を持つ男性。
http://www.news-us.jp/article/296455702.html
 ブログ主は「中国共産党のスパイが紛れ込んでいる動かぬ証拠と言えるのではないでしょうか」と指摘しています。
 全体の流れから見るとこの方はオスプレイ反対のようで、県民の純粋の反対の気持ちを表すために、県民投票をしてその結果を持って国や米国に訴えるべきだと言う意見のようです。
・香川県、山口県、静岡県の文字がかかれたのぼり、「オスプレイも自衛隊も原発もいらん」のゼッケンを身につけた人、、「安保破棄をめざして闘おう!」「革マル派」の横断幕、その一方では「オスプレイ反対運動は中国共産党の工作活動」の横断幕などこの大会を牽制する右派の横断幕の数々。http://blog.goo.ne.jp/fukudaikichi/e/76074ecead5c05a42ac6d847393cf6bb 
・「反戦平和」「反基地ネツト」の帽子を被った人、座り込みのおっさん同士の会話
「安保やめなきゃだめだ」「オスプレイ止めることができれば海兵隊もなくなる」
 http://www.youtube.com/watch?v=gyaZ-1c30FM
私はこの写真やYoutubeを見て反原発の主催者は、少なくとも左翼の人達はその存在を示す標識は降ろさせるべきと書こうと思ったのですが、大塩さんという反オスプレイでも真面目な人が参照のように同じような意見を書いていましたので引用に留めます。 (尤もコメントの殆どは大塩さんの意見に反対でしたが。)
[私の意見]
・オスプレイや沖縄基地問題の在り方は沖縄県人に訊け

 私は東北のガレキ処理を決めた北九州市の周辺にいた関係で何とも知れぬ理由で反対するグループの人達の言動を全国版・地方版で見て来ました。
 そして最終的な北九州市の決め手は、なんどもの説明会の参加者を北九州市民に限り他の地区の人をシャットアウトし、その賛同を得たこと、そして実施の結果は反対派の宣伝は総て間違いだったことが判りました。
 私が最初に引用したブログの方はオスプレイ賛成か反対か良く判らない表現でしたが、沖縄県民に限っての世論調査をしろと言う意見に賛成です。
 沖縄県民が自分の県だけに何故負担を負わなければならないかと言う気持ちからの反対も良く判りますし、反対、賛成の人達の割合がはっきりすれば、今後の沖縄県、日本政府の対応の大変な参考になると思います。
・オスプレイ・沖縄基地反対する人に考えて貰いたいこと
・今回の中国共産党大会での海上権益確保宣言と海軍の強化は、日本から見れば対応を謝れば尖閣諸島を失う危機に面していることを示してる。
・米国は領土問題は中立だが紛争が起きたときは日本を支援すると言っている。
 しかし日本人が血を流さずに米国人だけが血を流した日本を護ってくれる確証はない。
・前記の写真やYoutubeで見たように「安保破棄をめざして闘おう!」・「反戦平和」・「反基地ネツト」・「安保やめなきゃだめだと」「オスプレイ止めることができれば海兵隊もなくなる」と考える左派系の人達と、沖縄ばかりに負担を感じる沖縄県の人達が考えて貰いたいのは、それならどうすれば良いかも具体的に考えての言動ををするべきと思います。
・今のオスプレイ反対運動を拡張主義の中国、経済問題でなんとか中国と協調したいが日本も捨てては行けない米国がどう見ているか。
 中国はこれで勢いづき、米国が日本に対する信頼を益々失いをしないか。
・尖閣諸島を確保するために反日を国是とする中国と平和的に物事を解決するために日本はどうすべきか。
・尖閣問題が拗れて戦争勃発の危機が生じたとき日本はどうすべきか。
そんなこと政府が考えるべきだと言うのは国民主権の民主主義の国では通りません。そんなことしでかしたのは政府がやった事だから、総て政府の責任だと言うのは簡単ですが、それで問題が解決する訳がありません。
・国民、特に沖縄県民は自分自身で考えるべき
沖縄県の人達に大きな負担を掛けているのは日本政府や他の地方自治体の責任です。
日本人も皆考えねば成りませんが、一番の当事者の沖縄の方達も前記のような左翼の人達の言うことや地方の左翼的なマスコミの考えは横に置いて、県民自身の考えでどうすれば良いかを考えて欲しいと思うのですが。
私は普通の場合ブログのキャッチコピーのように前向きの提案をするのですが、今回は
・抗議やデモの相手は日本の関係官庁にすること
・他の地方自治体も沖縄の負担を考えて出来るだけ協力すること
・ネットを使って日本の立場や尖閣保有の合法性、日本から見て中国の歴史観の誤っていることを直接に中国国民に訴えること
・沖縄県の人達は左翼的、右翼的な人達の意見やマスコミ報道に紛らわされずに、自分自身で考えるべき
と言う提案しかできないのが残念です。

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参照:大塩さんの意見 
 本土の人たちを沖縄の運動に協力させるためには、「米軍基地反対運動=左翼運動」というイメージを変えなければなりません。そのためには、まずは左翼団体を思わせる旗をなくす必要があります。左翼の団体旗は運動の足をひっぱるだけで、何のメリットもありません。左翼の人たちを説得し、旗を降ろさせるべきです。
 左翼団体の人たちも、本当に沖縄のことを思って運動に参加しているならば、団体旗にこだわったりはしないでしょう。逆に、それでも団体旗を掲げようというのであれば、それは沖縄について真剣に考えていない証拠です。
 運動を成功させるためには戦略が必要です。自分の主張したいことだけ主張していても、問題は解決しません。沖縄の運動に本土をどうやって巻き込んでいくか、そのための戦略が求められています

元中国大使の丹羽宇一郎さんの講演で思うこと

2012-10-21 16:18:30 | 外交・安全保障
・丹羽さんの意見を無視して国有化した民主党政府・ネット上の壮士、国士が日本の主張を海外に発信を期待
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修復に40年以上」=中国大使だった丹羽氏講演-名古屋大学(時事ドットコムより)
 中国大使を務めた丹羽宇一郎氏は20日、名古屋大学で講演し、最近の日中関係の悪化について「このままほっておいたら最悪の場合、40年間の総理(全員)の努力が水泡に帰すかもしれない。(関係修復に)40年以上の歳月がかかる」と強い危機感を表明した。
 尖閣諸島の「日本の主権は間違いのない事実で、立場を譲る必要はない」と強調。ただ、国有化以来、中国では「日本が盗んだ」という認識が広がっていると指摘し、「イメージが若者にすり込まれるのは大変憂うべきこと」と訴えた。
 丹羽氏はまた、尖閣問題により日本企業の中国市場進出に悪影響が出ることに懸念を示した。 
 質疑応答で中国人留学生が、丹羽氏に感謝している中国人もいると述べると、「中国には日本のことを知らない人が圧倒的に多い。信頼し合える関係を築いていくことが大事だ」と答えた。
 講演後も記者団に「戦略的互恵関係で日本が何をできるか、交渉でも何でもいいから努力を続けることが必要だ」と訴え続けた

 他の報道では中国は世界で無二の官僚社会であること、仏独両国の歴史に触れ「両国首脳の指導力と信頼関係、政局の安定が、領土問題克服の鍵になった。日中関係でそうした状況を作り出すことが必要で、地道な努力を続けるしかない」と訴えた。そうです。
・丹羽さんの意見を無視して国有化した民主党政府
 丹羽さんの発言に就いては過去にも、玄葉光一郎外相は東京都の沖縄・尖閣諸島購入計画について「日中関係に重大な危機」と発言した丹羽宇一郎・駐中国大使が(玄番さんに)謝罪したと明らかにした。と言う報道があり、丹羽さんはマスコミ、石原都知事、ネット上で大批難を浴び更迭されることになりました。
 問題は政府が石原都知事の尖閣購入、船着場などの設備の設置を心配して、政府が購入したことです。
 丹羽さんの意見に従えば石原都知事が尖閣を購入しても大問題になると言っているのに、政府が購入すればどうなるか位は判るし、外務省の官僚からも丹羽さんと同じような慎重意見も出たかも判りません。
 結果から見て政府は「石原さんによる尖閣に設備の設置が中国政府を刺激する」とだけ考えたのでしょう。
 石原さんの当初からの発言から考えると、その持ち主が中国の個人に売られたら大変だから東京都が買う、そして諸設備を作って実効支配すると言う考えのようでした。
 私は民主党政権が石原都知事の尖閣の実効支配が怖いのなら、石原さんに尖閣を買わせるかわりに、諸設備の設置は認めないことにする。
 これなら政府の国有化に就いて中国を説得するより、同じ日本人の石原さんを説得するのが遥かに楽なのにとと書きました。
 ツイッターでも「東京都が買っても所有権の移転になるだけ、国としては預かり知らぬことだ」で済ませられるのにと言う趣旨のツイートした人が私が見た範囲でも5人近くいました。
・ネット上の壮士、国士が日本の主張を海外に発信を期待
 世論調査では政府の尖閣諸島国有化を圧倒的に支持していますが、英国のサッチャーさんのニュウハウンドランド紛争での武力解決などできない日本。
 後は政府の今の方針のようにも平和的解決を目指しているとしたら、今回の国有化は大チョンボだと思います。
 然し済んだことを色々言っても仕方がありません。
 日本の主張の方が筋が通っているのに、政府が中国に謝ることも出来ません
 後は国民の反日運動を止めて呉れと言っても、反日教育を国是としている中国がうんと言う訳もありません。
 それでひたすらに鎮静化を待つか、また米国にお願いして武力、外交的な圧力を中国にかけて貰うか。
日本独自にやれることはネットを通して日本の主張を中国の人達に訴えることてす。
 幸い昨日も書きましたが、最近の報道では尖閣問題のお蔭で外務省や中国大使館のホームページへのアクセスが急上昇しているそうです。
 同ホームページには日本文、英文、中国語文で下記のような資料が並んでいます。
The Basic View on the Sovereignty over the Senkaku Islands
・Q&A on the Senkaku Islands
・Fact Sheet: Position of Japan on the Senkaku Islands
・Three Truths about the Senkaku Islands
然しホームページは見たい人が見るのを期待するしかありません。
政府も待ちの姿勢だけでなく、今後は自ら積極的に売り込むべきですが、あまり大げさに売り込めばまた問題が出るかも判りません。 
 その穴を埋めるのは国民です。
 政府も密かに国民に依頼して広報に努めるべきですが、有志の人達もそれぞれの特技を活かし、外務省のホームページなどを参照して、自分の意見を海外に発信してはどうでしょうか。
 昔は国士・壮士と言う人達がいて孫文・周恩来などの活動家を匿って、中国との国交正常化に陰ながら貢献しました。
ネット上でも平成の壮士・国士が出現し世界のネットの意見をリードするなんて素晴らしいと思うのですが。

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尖閣問題と政府の企業活動への介入

2012-10-10 15:52:16 | 外交・安全保障
・中国での日本製品離れも・小泉政権の経済活動への介入とその結果・民主党政権の原発問題を通じての経済活動への介入
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対中ビジネス「尖閣」で不振、日本製品離れも 
日本政府による尖閣諸島国有化をきっかけにした日中関係の悪化により、日本企業の販売不振が目立ってきている。
・製造関係
・トヨタ車の専売店の男性店員:「9月から販売台数は6、7割減った」
・三菱自動車と富士重工業は9月の販売が前年同月に比べて6割超減った。
・自動車各社とも休暇明けの生産を再開させたが、最大で通常の半分程度に生産台数を減らしている。
・鉄鋼幹部:中国景気の減速と相まって「車や家電など日本メーカーは減産に入ってくると見込んでいる」と影響の長期化を予想。

・サービス関係
・生活に密着した業界では、回復の動きが出ている。
・セブン&アイ・ホールディングス:「食料品はほぼ元に戻った。当社が重視する食の安全性をお客様が理解してくれている」
・上海地区のビールのシェア3割超をおさえるサントリーホールディングスも、一時、小売店から納入見合わせを通告されたが、収束に向かっているという。

・中国市場の今後
 みずほコーポレート銀行産業調査部:中国市場の成長を見込んで、引き続き中国事業を強化する企業は少なくないが、「中国事業への過度な集中の是正などを従来以上に検討する必要性も高まっている」
[私の意見]
・中国の反応も考えないか読み違った尖閣の国有化
 日本の高度成長期に良く「政治は何もしない方が上手く行く」と言う趣旨のことをマスコミが揶揄していました。
 今回の問題は政府が石原都知事の購入の動きに対応して尖閣諸島国有化したことに始まっています。
 世論調査では政府の国有化の支持が多数ですが、私は「石原都知事に土地を購入させるかわり、当面は島内の設備の構築は差し控えるよう説得すべきだ」書いて来ました。
 注記のように吉村作治さんや登山家の野口健さんも似たような意見をツイートしています。 (なお話がそれますが野口さんは政治関係でも非常にしっかりした考えを持っているようでツイッターではお勧めの人です。)
 事実は民主党政府は石原さんの島内の設備を作ることを恐れて国有化しました。
 然しそれを決定する前に中国がどう言う反応をするか位の予想を建てて対処すべきでした。
 そして「政治は何もしない方が上手く行く」の言葉の反対に、「政府が余計なことをしたために日本のメーカー達が中国のために酷い目にあっているのです。
・小泉政権の経済活動への介入とその結果
 経済に政治への関与に就いては小泉政権のとき米国の年次計画要望書の線にそって規制緩和や市場中心主義経済の政策を進めてきました。
 その政策の可否は別として、中国、インドなどの地域、人口の大国の発展の時期と小泉 政策がかち合っていたのが、日本に取って不幸なことでした。
 企業は中国の台頭に伴う競争力低下を補うために、規制緩和の線に沿って非正規社員の増員、そして日本発展の原動力となった従業員の企業への忠誠心、チームワーク、自主管理活動などのよい点をなくしてしまう成果主義を導入しました。
 国としては規制緩和の方針のため、世界から揶揄、批判された「日本株式会社」の体制をなくして仕舞いました。
 そしてリーマンショック→非正規社員を中心とする大量解雇→その人達の救済をする国や地方自治体の活動を他人事のように見ている経団連 。
 一部の企業を除いて、「地域に貢献する企業活動」の精神はどこかへ行ってしまいました。
 今、勢いのある国はEU内で優位の立場のドイツや開発途上国を除いて、中国、韓国、(社会主義政党一党支配の)シンガポールなど皆国全体が株式会社化しています。
 尖閣問題は中国政府が国のためなら経済活動でさえ思うが儘にコントロール出来ることを私たちに教えてくれました。
民主党政権はそんなこと百も承知していた筈なのに。
・民主党政権の原発問題を通じての経済活動への介入
 民主党政権は更に将来の日本の経済活動に大きな影響を及ぼす原発・エネルギー問題にこれと言うしっかりしたビジョンのないままに関与しようとしています。
 然しその方針はブレ捲くり、最近では原発の建設は禁止するが、政権が変わればどうなるか判らないなど無責任の放言をしています。
 政権の動きを見ても経団連の申し入れもただ聞き置くだけ、経済の専門家たちの意見を聞いている様子はありません。
だから今回の動きはすべて次期衆院選を意識しているとマスコミから言われるのです。

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参照:吉村作治さん:尖閣を巡って中国人がひどいことをしています。しかしこのもとを作ったのは民主党政権です。石原都知事が尖閣を買うといったときそれほどの騒ぎにならなかったのに、政府が買ったからです。本当に先を読まない、ぶれてばかりいる外交音痴の野田政権、即座に辞めるべきでしょう。私もデモしたいです。
・会館の美女さん(ツイッターでは有名なジャーナリスト):尖閣国有化。はっきりいって、あれは野田政権の失敗。いずれは国有化されるんだから、ほっとけばよかったのに。都が買っても、「所有権の移転だから」ととぼけていればよかったのに。みえすいた人気取りの思いつき。
野口健さん:仮に東京都が尖閣諸島を買収していれば、国は中国に対し「あれは都が勝手にやった事です」と言い訳もできたでしょう。しかし国は都と尖閣地主との間に割り込み国による買収を決めた。これは中国に対する強い意思表示だとするのならば決してブレてはならないし、それが出来ないのならば購入しなきゃいい
野口健さん: 原発事故が起きた今でもなお、日本の原発は世界から注目を浴びている。「日本の原発はマグニチュード9の地震に耐えた」と。今回の原発事故はもっぱら津波によるものだった。それを見たアメリカは、34年ぶりに東芝に原発を発注した。(渡部昇一,Voice