普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

その場凌ぎの政治から脱却しよう

2008-08-31 12:06:25 | その場凌ぎの政治

 政府・与党は29日、物価高や景気低迷などの先行き不安の解消を目指す総合経済対策、「安心実現のための緊急総合対策」を決定した。
 それに対して、各社はそれぞれ下記のように社説で取り上げている。
 読売:総合経済対策 国民の安心につながるか 
 
  朝日:定額減税―ばらまきに踏み出すのか 

 毎日:定額減税 人気取り策に惑わされるな
 日経:目先の負担軽減を優先した経済対策  
  産経:予算編成 財政再建頓挫させるのか
 

  各社の社説はそれぞれの立場から政府・与党のばら蒔き政策を批判しているが、その中で各社の攻撃の的になったのは、中低所得者向けの所得・住民税の定額減税の年度内実施だ。

[不人気な定額減税]
 その中で一番政府寄りとの噂のある読売の社説の同部分を取り上げてみたい。
 読売はその中で、低所得者に対する生活資金の貸し付け拡充や、雇用を維持する中小企業への支援、中小企業金融のてこ入れ、省エネ投資の促進などは一定の評価を与えたが、定額減税については次のように述べている。
 
一方、所得税・住民税の定額減税について、今年度中の実施を決めたのはいただけない。
 定額減税は、所得金額にかかわらず税金を一律に軽減する、典型的なばらまき型の減税だ。1998年度に4兆円規模で実施されが、景気浮揚の効果に乏しく、財政悪化を招く一因になった、というのがこの時の教訓だ。このため、政府・自民党は最後まで導入に慎重だっが、低所得者向けの対策を強化するよう求める公明党に押し切られた。
 しかも、減税の規模や対象者、財源など肝心な中身は年末の税制改正論議に先送りされ、秋の補正とは別に予算が必要となる。
 景気後退で税収は落ち込んでおり、減税の規模によっては、赤字国債の発行が不可避となろう。
 増大する社会保障費を支える安定財源のメドも立たない中で、国債増発による安易な減税を行うようでは、国民はかえって安心できないのではないか。定額減税は取りやめるべきである。

[自民党は公明党との関係を見直せ]
 自民党は今まで頼りにしてきた公明党が足かせになって来ている。
 自民としては各社が指摘しているように、テロ特措法の延長法案などの重要法案成立や、次の衆院選に勝つための戦略となる臨時国会の開会時期まで公明党の主張を入れねばならなかった。
 公明党としては衰退の傾向の止まらないことに大きな危機感を持ってのごり押しだろうが、これを受け入れた自民党の評価が大きく下がる要因となるのは間違いないことだ。
 ネット上では公明党について色々の批判があるが、それはそれとして自民党はそろそろ公明党との関係を見直し、政権維持のための他の方策を模索すべきときが来ているのではないか。
 何の責任もない私から言わせて貰えば、公明党と絶縁→衆院選の敗北を見込んで所得税増税などの将来を見据えた自民党の本音の政策を並べ、それと比較して民主党が政権を取った後どうするかを国民に見て貰った方がのちのちの自民党のため(勿論国のためにも民主党のためにも)になると思うのだが。

[ばら蒔き政策の政府案]
 読売は定額減税以外の政策には一定の評価を与えているようだが、公平に見ても政府が今後日本をどのように導こうとしているのか見えてこない。
 その内容は町村さんは「ばら蒔き政策」ではないと言うが、定額減税を始めとして、明からに「ばら蒔き政策」と言われても仕方がないし、今の大きな経済状況の変化から見ればそののいずれも「その場凌ぎの政策」であるのは間違いない。
 これに対して民主党の鳩山さんは、政府、与党の今回の対策は「ばら蒔き」だと批判したが、言い方は少し下品だが、彼の発言は「目糞鼻くそを笑う」たぐいで、民主党のマニフェストはそれこそ完全な「ばら蒔き政策」でしかも財政上の裏付けもなく、素人目でみても選挙目当ての政策だ。

[詰まらぬことで動く政局とマスコミ]
 横浜市長の中田宏さんは、昨日の読売テレビの「ウェークアップ!ぶらす」で「ねじれ国会」になったとき、「これからは民主党が大人の政党になって、政治がプラスの方向に働くか、それとも混迷状態に陥るか、と思ったが後者の形になっているのが残念だ」と言った。
 然しこれまで政局の動きを振り返ってみると、
・小泉さんの郵政改革の選挙の時には、彼の刺客派遣などの奇策に乗せられて、テレビは選挙の真っ最中に彼や刺客の行動ばかり追って事実上の自民党の応援を行い自民党を大勝させた。(私は地もとの民主党の候補者に党の選挙戦のやり方を変えろと投書した)(*注1)
・民主党は菅さんの談合三兄弟、前原さんのガセねた問題で代表辞任→色々と批判の多い小沢さんの就任→民主党の変質につながった。(私は前原さんの就任時に菅さんの轍を踏まないようにと投書したのだが)(*注1)
・安倍さんは自民大勝の勢いに乗って数々の法案を成立させたのは良いが、政治と金の問題で処理を誤り、参院の選挙の真っ最中というのにまたテレビで赤城さんの絆創膏問題を執拗に報道されたのが安倍さんにとってマイナスキャンペインとなり、彼が放置していた地方の疲弊の問題とともに自民大敗の要因となった。(私は安倍さんに何度も問題閣僚の処分や裸の王様にならぬよう投書した)(*注2)
・そして現在の倒閣一本槍の小沢さんに対する福田さんの話し合い路線で、これで政治が動く訳はない。
 詰まり日本では大きな政治の流れが変わったのはあるとしても、ずぶの素人の私でも判る、ほんの些細な問題、それをマスコミに煽られたことで政局が動いて来たのだ。

[超党派で諸問題を研究する機関の設置]
 一方日本を取り巻く情勢は、中国の台頭→日本の競争力の低下→非正規従業員の増加→貧困化と格差の拡大、800兆を越す国債、経済に暗い影を落とす少子高齢化、輸入価格の上昇→富の流出、高い原料作った安い製品の輸出、投機、投資資金の影響増大と言う経済の環境の変化→市場経済中心主義の見直し、地球温暖化、国防・経済問題で日本の米国依存体質の見直しなど、上記の様な些細な事で変わる政局の動きに比べれば、余りにも大きな問題が日本を取り巻いている。
 こんなときに国会は捩じれ状態の放置、政府・与党も民主党もこの先が全く見えない「ばら蒔き政策」などのその場凌ぎの政治で済むのだろうか。

 日本人は特に政治家は、将来を見据えた総合的に考えることが不得手のようだ。
 それで少子化に備えて1,000万の単純労働者の導入のような思いつきとしか思えない提案が自民党の有力者から出てきたりするのだ。
 それで私の持論だが、超党派の立場で上記のような大きな問題を研究するシンクタンクの設置が必要と思う。(*注3)

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*注1<前原さんへの投書> 
*注2:<安倍さんへの提言>
       <安倍内閣に期待するもの>    
           安倍さんの理想と現実    
           私の安倍さん評(2)
*注3 その場凌ぎの政治から抜け出すために(3)

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姫井さんの民主党離党撤回と改革クラブの今後

2008-08-30 11:35:28 | 政策、社会情勢

 昨日「歓迎!!民主党離党3人組」のエントリーをしましたがその夜に姫井さんの民主党離党撤回の報道を見て驚きました。
 もしご興味のおありの方は是非覗いて見てください。

[姫井さんの民主離党を撤回]
 民主党を離党して新党「改革クラブ」に参加する意向だった姫井由美子参院議員が29日夜、民主党本部で緊急の記者会見を行い、改革クラブ参加を撤回し、今後も民主党にとどまる考えを表明した。
 姫井氏は離党撤回の理由について、「新党は、自民党による民主党切り崩しの受け皿だとわかった。自民党に近い新党への参加は『自民党に対抗する民主党の候補として、私を支持してくれた有権者への裏切り行為だ』との指摘も受けた」と説明した。
 記者会見には菅代表代行、鳩山幹事長、輿石東参院議員会長が同席した。
 姫井氏が参加しないことで、改革クラブは「国会議員5人以上」とする政党助成法などの政党構成要件を失った。
読売新聞
より)

 当初、離党を表明した三人はその離党の理由として、小沢代表の党運営への反発を挙げている。
 姫井さんはこのことは充分に知り、賛成した上で他の二人と行動を共にしたはずだ。
 そして政治家として「自民党に対抗する民主党の候補として、私を支持してくれた有権者への裏切り行為だ」と批判されることは充分に承知の上での決断だった筈だ。
 然しもしその後「新党は、自民党による民主党切り崩しの受け皿だとわかった」のなら、新党に加入を拒否しても良いが、そのそまま復党せずに無所属として活動することを選択すべきだった。
 何故なら彼女は民主党に残っても、現在の選挙区で立つ限り、捲土重来を期して、下野してもなおしばマスコミに登場している、大物政治家の片山虎之助さんに勝つ見込みは全くと言ってもないからだ。
 彼女は政治家としてのプライドにかけても、彼女には派申し訳ないが、政治生活最後の一花を咲かせるためにも、新党で捩じれ国会打開で大きな役割をするかも知れない改革クラブに残るか、無所属を貫くべきだった。
 まして今回のような彼女の動き見ている選挙区の人達が彼女を選ぶことはほぼ全くと言って良い程期待できないだろう。
 今までの成り行きや離党撤回会見に鳩山、輿石、菅の3人の幹部が同席したことから考えても、彼女が民主党からの「切り崩し」にあったのは明らかだ。
 勘繰れば民主党は彼女がたとへ次の選挙で片山さんから負けても、比例代表制で救うと約束したのかも知れないが、いずれにしても今度の彼女の行動から姫井さんは「その程度の」政治家だと評価されても仕方がないだろう。

[改革クラブは自民党と一線を画せ]
 姫井さんが去った「改革クラブ」の4名は29日、都内で記者会見し、「改革クラブ」の結成を正式に発表した。
 渡辺代表はあいさつで、「参院が衆院の政局の道具に使われている。これが健全な二院制、期待される参院像か。参院の本来のあり方を追求し、良識の府の姿を取り戻したい」と訴えた。
 大江国対委員長は次期臨時国会の対応について、「政府与党の法案には是々非々で臨む」と述べ、政府・与党との話し合いに前向きな姿勢を見せた。
 改革クラブは活動方針として、「良識の府としての議論を深める」「党議拘束を外す」などを発表した。
読売新聞
より)

 報道によれば、民主党を離党した少なくとも渡辺さんと大江さんには二階さんを中心とする自民党の働きかけがあったと言われている。
 それが姫井さんの「新党は、自民党による民主党切り崩しの受け皿だとわかった」と言う発言に繋がっているのは確かだ。
 マスコミが3人の離党を大きく報道したのは彼らの行動がねじれ国会の停滞状況を抜け出すきっかけになるかも知れないと思ったからだ。
 大江氏さんは記者団に「民主党内には国会運営について野党だから反対でいいのかという疑問を持っている」と述べ、今後も民主党議員に新党への参加を呼び掛けていく考えを示したそうだ。
 もしそうであるならば、新党は自民党寄りと思われかねない、記者会見でのは「政府与党の法案には是々非々で臨む」の発言は「政府与党の法案と民主党の提案には是々非々で臨む」と訂正すべきだ。
 なぜならば、小沢さんのやり方には反対だか、民主党には愛着がある人達は、姫井さんのように自民党寄りと思われている政党に参加するだろうか。
 このままでは大江さんの言うように二人が投げた一石の波紋が拡がるどころか、尻すぼみになるのは眼に見えている。
 同党に親近感を持っていると言われる前原元代表も彼らが自民党とはっきり一線を画していなければ何も出来ないだろう。
 もし改革クラブが自民党と行動を共にしたいのが本音としたら彼らの行動は単に自民と民主の争いに巻き込まれただけに終わり、国民から見放され小会派のままで終わるか、消えてしまうのは間違いないと思う。
 彼らの言う「参院の本来のあり方を追求し、良識の府の姿を取り戻したい」「良識の府としての議論を深める」、「党議拘束を外す」は正論だ。
 政権交代の確率と、国会の正常な運営を願う私としては、改革クラブが自民党とはっきり一線を引いて、政府、与党、民主党にも是々非々を貫く改革クラブ、捩じれ国会の停滞を打開するキャスティング・ボードを握る会派であって欲しいものだ。
  今日の読売テレビの「ウェークアップ!ぶらす」では姫井さんは子供扱い、残りの二人の行動は無視すべきだと酷評されていたが、これが世論だと思って、改革クラブの方針を見直し、再確認する必要があると思う。

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歓迎!!民主党離党3人組

2008-08-29 15:15:11 | 民主党

   このエントリーした夜に姫井さんの突然の民主離党を撤回の報道がありました。
  色々考えましたが、このエントリーはこのまま残し、姫井さんの動きと今後の改革クラブの行き方について、明日のブログで書く事にしました。
   もしご興味がおありの方は是非覗いて見て下さい。

 渡辺秀央、大江康弘、姫井由美子の参院議員3人は28日、民主党の鳩山幹事長に離党届を提出し、新党「改革クラブ」の結成届を東京都選管を通じ総務省に提出、受理された。
 新党には無所属の荒井広幸、松下新平の両参院議員も参加し、改革クラブの国会議員は5人となる。
 参院第1党の民主党の今後の党運営や国会対応への影響は避けられないと見られる。
 渡辺氏らは離党の理由として、小沢代表の党運営への反発を挙げている。
 渡辺氏ら5人は28日夜、新党の政策や理念、党運営の基本方針などを協議し、国会対応で党議拘束をかけないことで一致した。
 大江氏は28日、記者団に国会運営について「野党だから反対」でいいのかという疑問を持っていた。民主党内にはそういう思いの人はまだいる」と述べ、今後も民主党議員に新党への参加を呼び掛けていく考えを示した。
 これに対し、小沢氏ら党執行部は28日、党本部で協議し、当面、渡辺氏らの離党届は受理せず、臨時党大会後に発足する予定の新執行部に扱いを委ねる方針で一致した。
 協議後、鳩山氏は、記者団に、新党結成は大変な背信行為だ。議員辞職するなら(離党届を)受けられるが、そうでない限り、受理はできない」と述べた。
 (読売新聞
より)

[私の意見]
・離党者の評価
 大江さんのことは良く知らないが、新党結成の中核となった渡辺さんは、小沢氏の側近として知られているだけに、小沢氏さんとの対立→離党の民主党に対する影響は大きいだろう。
 姫井さんは今度の離党は次回の選挙のことを考えると、片山虎之助さんと言う識見を備えた大物相手にしなければならないのに、民主党からの離党は彼女の政治生命を賭けた決断だと思うが、公平に見て彼女自身のことで週刊誌に取り上げられなどトラブルが続いていたので、離党しなくても敗戦は必至だろう。
 然し恐らく彼女の政治生活の恐らく最後に、背信行為と言われるのも厭わず、国会運営正常化に一石を投じたのは評価されても良いと思う。

・可哀相な鳩山さん
 鳩山さんは3人の離党を背信行為だと非難したが、その前に民主党執行部の党の運営の反省をすべきことや、倒閣一本槍の強引な国会運営に問題があるなど、彼自身はとうの昔に知っているが、記者団に言えないだけなのだろう。
 鳩山さんの立場で言えば、民主党の執行部の一人としての責任はあるにしても、党スホペークスマンとして、その不人気な所を全て被って悪役にさせられている。
 世論調査を見ても、次期総理になって欲しい人として小沢さんや菅さんの名は出るが鳩山さんはその遥か下位に低迷している。
 自分が作った民主党なのに次期総理の目がないなど可哀相な気がする。

・党議拘束を掛けない新党
 今回の新党の基本方針として、「国会対応で党議拘束をかけないこと」と決定したのは参議院のあり方の原点に戻ったもので一番評価すべきだ。
 今の参議院の完全な「政争の府」から原点に帰って本来の「良識の府」に戻そうとするものだ。
 参議院は党利党略に囚われず、是々非々の立場で大所高所から審議、採決してこそその存在価値があり、ブレーキの効き過ぎた、今の参院の運営の潤滑油になるものだ。
 その点から言えばこの離党には自民党から働きかけがあったと言われ、自民よりの党が出来たと歓迎されているそうだが、自民党に取り込まれては小さい党の存在意義が薄れるので飽くまでも、是々非々を貫いて貰いたいものだ。

・小会派成立の意味
 もし参議院で多くの小会派ができ、民主党会派の議員数が減り、新党のように是々非々の立場で審議すれば、今まで数を頼んできた民主党も政権奪還のため小会派の賛成を得るためには、今までのごり押しの国会運営や、明らかに財政の裏付けのない対案や、実行不能な対案など出せなくなり、もっと足が地についた政府、与党との政策論争をするなど、国会運営の正常化の方向に向く事になるだろう。
 そこに今と違った意味で政治に緊張感が生れ、国会も今のような座礁状態から抜け出ることが出来ると思う。

・他の小会派へ
 実はこの項目を書こうと思って、ネットで調べると意外な事実が判った。
 多分個人的な情報だとは思うが民主党 参議院議員一覧
には新緑風会・国民新党、日本新党がそれこそ「民主党参議院議員」として一纏めに表に示されていた。
 Wikipedia
によると、民主党会派に加わる無所属議員が、「新緑風会」の位置づけになる記されているように、余りはっきりしない存在のようだが、国民新党、日本新党は今までの批判の多い小沢さんのやり方に満足しているのだろうか。
 例え個人的な間違いであっても、両党はそんな民主党と民主党と一緒くた考えられていて、次期選挙で勝つどころか現有勢力の維持も難しくなるのではないだろうか。
 国会での発言機会の増大や、選挙協力など民主党と組むメリットもあるが、もう少し自党の意見をもっと主張しなければ、民主党の中で埋没してしまいそうな気がする。
 両党は悪評の高い小沢さんの国会運営に乗るたびに両党の評価が落ちていることを知るべきだ。
  個々の法案については、是々非々を貫いて、ねじれ国会の停滞を防ぐことで、国民に自党の存在を明らかにすることの方が党の為になるとと思うのだが。
 この他に平沼赳夫さんや橋本大二郎さんの新党成立の動きがあるそうだが、なるべく早く新党を立ち上げて会派の数を増やして昔の参議院の形に戻して貰いたいものだ。

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尊い伊藤和也さんの死

2008-08-28 11:35:32 | 政策、社会情勢

 伊藤和也さんのご活躍に心からの敬意を、ご遺族に心からのお悔やみを申し上げます。

 「ペシャワール会」の伊藤和也さんがが拉致された事件は拉致現場近くで遺体となって発見されると言う最悪の事態になった。
 これに関して、
 反政府勢力タリバンの報道官は遺体発見後に共同通信の電話取材に応じ「日本人を殺害した。すべての外国人がアフガンを出るまで殺し続ける」と述べた。
 報道官は「このNGOが住民の役に立っていたことは知っている。だが、住民に西洋文化を植え付けようとするスパイだ」と主張。「日本のように部隊を駐留していない国の援助団体でも、われわれは殺害する」と訴えた。
産経新聞
より)
そうだ。

 報道によれば医師の中村哲さんに率いられた「ペシャワール会」はアフガニスタンで、 医療活動だけでなく、井戸堀り、用水路建設などの水源確保から農業支援まで拡がった。
 伊藤和也さんはその内農業支援のため、米や大豆、茶などの普及にあたった。
 その誠実な人柄と熱心さで住民からも信頼され、子供からは「近所にお兄ちゃん」のように慕われ、彼の後をぞろぞろくっついて廻っていたそうだ。
 最初の拉致の報道で拉致グループは千人近くの住民から追い回されたとの報道に、何か様子が違うなと一瞬思ったが、それだけ伊藤さんが地域の人達から信頼され頼られていたのだろう。

[自己責任と政府責任]
 今度の事件についてネット上で、一昔良く言われたペシャワール会と本人の「自己責任」だと言う言葉が散見される。
 テレビではコメンテーターが「アフガンの支援にはこの様な現地支援こそ大切なのに、問題のある海上給油ばかりに固執している、政府は何をしているのだ」と怒鳴る。

 「自己責任」の言葉はイラクで住民の支援に当たっていた高遠菜穂子さんと、なんとも知れない目的にくっついて行った二人の拉致問題を支援する一部の人達が、彼らの軽率な行動を棚にあげて、全て政府の責任と言わんばかりの自分勝手な発言(私たち周辺も憤慨していた)に、政府関係者が「自己責任」と言い出したのを、(二人のことは言わずに)高遠さんの例だけを挙げて自己責任と言うのはおかしいとマスコミが非難したのだ。
 帰国後、高遠さんは(おそらくショックで)外部に一切顔を出さなかったが、残りの二人は講演活動(させる方もさせる方だが)や、イギリス留学などマスコミを賑わした。
 その二人に比べると、ペシャワール会や伊藤さんの活動はもっと足に地が着いた、それこそアフガンのためになる立派な活動で、軽率な二人の活動とは全く別物だ。
 それを彼らの「自己責任」で片づけるには、彼らの成果はケタ違いに大きいし、後に述べるように日本の立場を考えると余りにも大きな問題だ。

アフガンの現地活動支援の難しさ
 コメンテーターの「あのような支援は政府がやるべきだ」と言う発言も全く現実を無視したものだ。
 昔の軍国主義時代に軍隊を派遣するときと違って、政府が危険地域での援助に人員を派遣するには、その人達の安全を保障しなければならない。
 そのために相手国か、そこに駐留する第三国の警察組織か軍隊にその安全を委託せねばならない。
 然しその警察組織や軍隊自身が危険に晒されているときに、独立国の日本としてそれ以上頼めるだろうか。
 日本は平和憲法を持っているので、攻撃して来る人を殺す事は出来ませんので、貴国でその代わりをして下さいなど言えるだろうか。
 そうかと言って自衛隊の派遣は憲法上疑義がある。
 それで小泉さんはイラクでは給水支援にある程度の装備を持つ自衛隊を派遣を決断したが、マスコミや野党は憲法違反だと攻撃した。
 アフガンでも海上給油の対案として民主党が国内の支援を提案したが、党が多数を占める参議院でも審議さえされなかった。
 その理由は民主党自身が同党の提案は安全問題から見て現実的でないと知っていたからだと思う。

[伊藤さんの遺族とアフガンの日本人NGOの支援]
 伊藤さんはアフガンに出発のとき家族に「アフガンの土になってもいい」と言い残したそうだ。
 日本政府が派遣者の安全確保の理由で二の足を踏んでいるときに、命の危険を冒してまで、アフガンのために貢献しているのが尊いのだ。
 「このNGOが住民の役に立っていたことは知っているが、住民に西洋文化を植え付けようとするスパイだから、アフガンに部隊を駐留していない国の援助団体でも、われわれは殺害する」と言っているタリバンが本当にこの事件に関与したかどうかも判らないが(むしろ関与していない可能性が高いかも?)、いずれにしても、反政府組織は外国人によってアフガンをより良くなるのが許せないのだ。
 だからアフガンでの現地支援は必要だが、その活動に対する安全性は反政府組織が倒れるまでは保障されない。

 「ペシャワール会」を率いる中村哲さんは、日本人の撤退も考えているようだ。
 然し、危ないからと言って会の日本人が撤退すれば、折角築いてきた同会に対する信頼が落ちるかも知れないことを考えれば、簡単には決心出来ない難しい立場に立つ事になる。

 彼らのアフガンの活動は現地の人に対する人類愛に基づいたものだろうが、結果的には日本としはやりたいのに出来なかったことをしていること、その活動が日本に対する信頼をまし、日本の国際的地位を向上させているのは間違いのないことだ。
 日本政府としては色々の難しい問題があると思うが、伊藤さんの遺族への支援は勿論、現地で活動している「ペシャワール会」を始めとするNGOの活動への協力と支援も考えて貰いたいものだ。

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日本経済のこれから

2008-08-27 15:59:56 | 経済・財政

 昨夜のNHKのクローズアップ現代の拡大版の[グローバル・インフレ”の衝撃~転換する世界経済 日本は~」は大変に示唆に富んだものだった。
NHKの番組案内
 源インフレと景気減速の二つの困難に直面している世界経済。原材料の殆どを輸入に依存している日本は輸出主導の産業構造が限界にきている。世界経済の構造変化に迫る。
 出席者はキャスターの国谷裕子さん、早稲田大学教授の榊原英資さん、三菱UFJ証券チーフエコノミストの水野和夫さんだった。

 その内容のうち印象に残ったものを挙げると、
「資源インフレ」
・中国など新興国の台頭で、石油、鉱物、レアメタルなどの資源獲得競争で価格が上昇しインフレ状態になっている
 鉄鉱石に価格は前年比70%を越えるほど高騰している
・ひと頃はこの高騰は投機資金の流入のせいと言われたが、今は原油、食糧は金融商品化し、年金基金が商品の先物取引市場に参入しており、これらの価格の高騰は一時的なものではない(榊原さんの意見)
・鉄鋼石を取り扱う企業が寡占化して三社がその殆どを握っていることに、加えてその内の二者が合併してさらのその、影響力の強化を図っている
 日本ならこれは独占禁止法にかかるが、世界的な動きでは規制するものがない。
・そのために貿易立国の日本が高い資源を購入して、それを加工して価格競争で低下しつつある値段で輸出することになり、企業は厳しい経営を強いられ、日本としてはその富が流出を始めていること

景気減速
・サブプライムローンに端を発した米国経済の世界的地位が低下して、その経済を牽引するリーダーの地位は米国と中国とアジア諸国の二つに別れかかっている
・米国金融の危機にあたって上下両院は銀行救済のための米国の資金投入による支援を僅か二週間で決定した
・米国の住宅バブルは鎮静の方向に向かっているがその先行きが見えない
・米国の景気低迷で米国経済を支えてきた国内消費が低迷している

日本の経済のこれから
 榊原さんと水野さんの意見
・日本は世界の経済環境が全く変わってきたことを知りそれに対する経済戦略を練りなおすこと
・日本は原料高に関係ない技術やシステムなどのソフト輸出にも重点を置くべきだ

 榊原さんの意見
・今までは円安で安い製品を輸出していたが、これからは円高に持って行き、なるべく安い原料を輸入すべきだ
・日本が持っている外貨準備を運用すべきだ
・これから日本を担うのはエネルギーと農業だ

[私の意見]
米国追随からの脱却
・米国主導、日本が追随してきた、市場中心主義経済、自由主義経済が破綻しかけているのかどうか判らないが少なくとも大きな壁に突き当たっている
 日本は経済面でも今までの米国一辺倒の路線を見直すべきだ。

先物取引の規制
・資源メジャーの寡占化や投機資金の横行、先物取引など行き過ぎにならぬように、ある程度の規制について日本は世界に働きかけるべきだ

貸出金利引上げと円高政策
・榊原さんの言う貸出金利の引上げ→円高路線は国民に取っては預金金利の引上げ→収入の増加に繋がるが、金利引上げに伴う問題点もある。
 何よりも政府の米国一辺倒路線を脱却をする程の強い意志が政府にあるかどうかの問題が決定てきだ。
 貸し出し金利引上げについては、中小企業向けには今までの低金利を続ける代わりに、それが投機資金などに廻らぬように、その資金の行き先の報告を義務づけるなどの、公的なコントロールは欠かせない。

完全な自由化からある程度の規制の導入
 これは資源メジャーの寡占化、投機資金、先物取引の管理と同様に自由主義経済に反するがある程度の公的機関の管理なしには日本と世界経済は破綻してしまうと思う。

節度のある自国中心主義
・経済のグローバル化と言うが、各国は自国を護るのに一生懸命、資源メジャーなどの企業は世界経済への影響よりより自社の永続的な発展しか考えていない(ように見える)
 中東のオイルマネーがだぶついている国は、その金を貧困で苦しんでいる国に回そうとしない(ように見える)。
 中国は鉄鉱石か確保のたため、オーストラリア系多国籍鉱業・資源企業と従来より一気に70%も価格を吊り上げた。
・日本もグローバル化などお経のように唱えたり、日本のことはそこのけにして世界にためにどうするかなど奇麗事ばかり言っていては、日本は潰れてしまう
 日本は世界戦略を見直し、第一に経済的にも日本を護り、余った力で世界のために貢献することを考えるべきだ。

日本経済の活性化
・麻生さんなど、経済の活性化のために国内消費をあげるべきだと言っているが、少子化、平均給与の低下などで、その効果はしれている。
 また環境機器を輸出すべきと言う人もいるが、自動車の輸出量に比べたら、ほんの一滴に過ぎない。
 それでやはり日本の経済発展には榊原さんたちの言う原料の要らないソフトや農産物の輸出と、私の考える最新の技術と技能で武装した自動車など従来型の製品の輸出だ。
 武装した製品とは、その製品を輸出しても、それに用いられた特許や中小企業のノウハウでそれが他国に流れれば、同国の競争力の増加→日本の競争力の低下に繋がるものは飽くまで日本国内に留めることだ。
 前にも書いたが大企業が下請けの金型の設計図面を中国の下請けに渡して、その金型を作らせるなど馬鹿な真似をさせないことだ。

その場凌ぎの政治からの脱却
・福田首相は23日、20年後に国民1人当たりの国内総生産(GDP)を世界10位以内に押し上げるための中長期的な経済ビジョンを策定する方針を固めた。(読売新
より)
  しかしこの方針も
 中長期的な視野で政策課題に取り組む姿勢を示すことで、早期の衆院解散や首相交代を求める声をけん制する狙いもあるとみられる。
と揶揄される始末だ。

 普通のおっさんの私でも6年の8月にその場凌ぎの政治から抜け出すために
で地球温暖化などの問題とともに石油問題、少子化、米国一辺倒の見直しの問題を取り上げ、これを長期的視野で研究するシンクタンクの設立の必要性を書いた。
 このようなずぶの素人でも判ることがどうしてプロの政治家がその場凌ぎのことしかしないのか不思議だ。

政治家に望むこと
・今のような経済的な危機にあるときに、政界では日本は太田さんの事務所経費問題を取り上げて騒いでいる。
 自民党や民主党このようなことは社民党、共産党やマスコミに任せて、もう少し大所高所からこのような深刻な経済問題を取り上げるべきだ。
 米国の金融危機に際しては、上下両院で直ぐに銀行支援策を纏めた、共和、民主両党の政争は政争、政治は政治の姿勢を見習うべきだと思う。

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教育格差と日教組

2008-08-26 13:17:06 | 教育問題

 教育問題は範囲が余りにも大きく、社会問題も絡んでおり、私のような素人では多分書き漏らしも多いと思いますので、もしご興味がおありのかたは、カテゴリー→「教育問題」を覗いてみて下さい。
 また認識不足の点も多いの思いますので、ご意見やご忠告をお待ちしております。

 教育関係のブログの中で「現役おばちゃん教師 日教組の何が悪いのよ」と言う勇ましいタイトルののブログがある。
 その著者のすずめさんは私の意見と違うとこねも多いが、文面から見ると、大変真面目で明るくて、そして教育熱心な先生のようで、私が尊敬しているブロガーの一人で、時々訪問させて貰っている。
 私の関係する幾つかのグループの中にも元日教組の闘士?がいて、雑談の間に場違いのような「文科省のお蔭で教師の間がばらばらにされた」とか「軍備を持つとそれを使いたくなる」などの言葉が時々出る。
 彼は温和でグループのために献身的にやってくれる立派な人なので、問題意識の高い会員も彼のコメントにも気づかなかった振りをするのが常だ。
 日教組にはこのように立派な教師が多くいる筈なのに、そのグループの日教組の評判今でも良くない理由は多くあるとと思うが、ここでは今問題になっている教育格差と日教組の関係について書いてみる。

[「落ちこぼれ」と労働時間と「吊るし上げ」]
 私の娘が小学校の教師になって始めて5年生の担任になった。
 私は仕事を捌ききれぬ彼女からテストの答案の採点を応援を頼まれることがあったが、その答案の中に50点も取れない生徒が何人もいるのに気づいた。
 当時盛んに問題になっていた「落ちこぼれ」だ。
 仕事についたばかりのやる気満々の娘は校長に「補習授業」をしたいと申し出たが、彼は「他の教師との振り合いがあるので」彼女の申し出を却下した。

 当時は日教組全盛時代で、マルクス主義の「資本家-労働者」の関係を教育にも持ち込んだ。
 詰まり、本来は教師と協力関係である筈の文部省、その手先の教育委員会、校長を「管理者」とし「労働者」である教師と言う対立の構図を持ち込み、労働者搾取の象徴である労働時間の削減に努めていた。(*注1)
 そしてその主張を通すために使ったのが、反対する人に対して左翼団体が使う「吊るし上げ」だ。
 校長は教師の労働強化に繋がりかねない、娘の申し出を却下して「授業時間中になんとかしろ」と言ったのは、彼が日教組の人達の「吊るし上げ」を恐れていたのだ。
 彼らは民主主義的運営と称して、校長や教頭の「吊るし上げ」により実質的に学校を支配していったのだ。(広島県の民間からきた校長が自殺したのもこれが原因?)

 私は娘が「持ち上がり」で受け持った六年生の最終テストの採点にも手伝ったが、ここでも50点にも満たない答案をいくつも見た。
 新人の彼女は補習授業も出来ず心ならずも、「落ちこぼれ」た生徒を中学に送り出すことになったのだ。

 当時の日教組の集会でも、「落ちこぼれ」の論議が盛んで、中学校の教師がその例を幾つも発表していた。(*注2)
 この報道を見て、おかしいと思ったのは、中学教師が「落ちこぼれ」を出した小学校の教師への批判の報道が全くないことだった。
 だから当時の状況でいかにして「落ちこぼれ」を出さないかと言う技術的な問題が殆ど論議されず?報道されなかった。
 後で判ったのだが、彼らは「落ちこぼれ」問題解決のために学級定数削減と言う教師の負担削減に持って行きたかったので、その方針に反するよような発言は出来なかったのだ。
 まして日教組の立場から言えば、その団結を壊しかねない中学校、小学校教師の争いを起こすなど考えられない事だった。

[日教組の闘争の勝利に終わった「ゆとり教育」]
 そして日教組は長い文部省との闘争の結果、「ゆとり教育」→土曜授業の廃止→授業時間削減を勝ち取った。
 ここでおかしいのは土曜を総合学習に当てるというのだが、授業の最終責任を持つべき教師が(高校で進学校の土曜日の補習授業を除いて)土曜日の授業、総合学習に参加する人達が殆ど居ない事だ。
 然しこれも日教組が言う様に待遇改善のために勝ち取った当然の権利だと言えばよく判る。
 いずれにしても日教組と文科省の長い闘争は日教組の勝利に終わり、両者は蜜月関係までは行かぬが、小康状態が続いている。
 そしてマスコミではまるでタブーのように教科書問題の時以外は日教組の名は殆ど出ない。(*注3)
 教育問題について毎日のように特別記事を組んでいる読売新聞でさえ殆ど日教組のことに触れていない。

[教育格差と補習授業]
 その一方では、子供により良い教育を受けさせたい父兄の需要で塾が依然として花盛りだ。
 そしてその費用は一般家庭の家計を圧迫している大きな要因になっている。
 各種の統計は、有名大学の進学率と父兄の収入に大きな関係があること、詰まり収入格差が教育格差に繋がっていることを示したいる。
 筋論から言えば、そして共産主義的な思想から言っても、それなりの能力がありそして進学の意欲がある子供に対しては、進学に必要な教育を平等に与えるのが、国、学校、教師の義務だと思うが、これに対しては日教組は口を噤んだままだ。(*注4)

 教師は前記のような子で少し学力が不足な子に補習授業をしているのだろうか。
 然し非常に進歩的と言われる杉並区の和田中学
でさえ、土曜日寺子屋(どてら)では教師に加えて学生ボランティアに依頼しているのだから、普通の中学校で土曜日に教師が補習授業をしているのがどれだけあるのだろうか。

忙しい教師
 教師は補習どころか忙し過ぎると言うし私も事実だと思うが、教師の手間を取らせているモンスター・ペアレンツも、荒れる生徒も、過大の報告書類を産んだことも教師側にも一部または大部分の責任があるし、手間を取る授業の準備も通常の企業のように、教師たちによる自主管理→改善活動で合理化で相当程度は改善できるはずだ。(*注5)

 幸い和田中学など、お客さんである生徒重視の教育を目指す学校が増えているようだ。 日教組もそれに属する人達も管理者の方ばかり向かずに、生徒のために管理部門と教師の協力へ舵を切り直す時が来ているのではないだろうか。

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*注1:学校によっては共産主義的の考え?に基づいて「皆手をつないでゴヘール」に繋がる「全員百点」を実行するもの迄現れ、当時の文部省は慌てて五段階評価をするようガイドを出さねばならなかった。
*注2:最近では殆どマスコミから無視されているこの種の集会の様子は当時では盛んに報道されていた。
*注3:対外的な活動が鎮静化する一方で日教組出身の輿石さんが民主党の参議院議員会長として勢力を振るい、民主党が政権を取れば文科大臣になる勢いだ。(ブルブルブルルルル!!)。まさかいくら小沢さんでもそうすることはないと思うが。
*注4:ついでだが、非正規社員の増加→社会格差の発生の最大の責任者である経団連がこの問題について口を閉じているのと同じだ。
*注5:社会の風潮、社会情勢の変化、マスコミの責任とう色々あるが教育側の責任としては、
・モンスター・ペアレンツ
 権利の重視、自己の責任・義務の軽視、個性尊重の教育で育った生徒が成人し自分のことは棚に挙げて人のことばかり言う親となった。
・荒れる生徒
 上記の教育を受けた人から生れた生徒と、個性の尊重という名の親のしつけ放棄。
・過大な報告書
 *注1で書いた様に、日教組で支配された学校が、文部省の意に反したやり方を進めるの学校を管理するために、報告書の提出を義務づけ、その数が増えてきた。
参照:
  
忙しい小中学校の先生
 
  
学校事務の合理化を考えませんか 

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オバマさんのことを知らない米国民

2008-08-25 16:16:43 | 国際社会

  昨日ウォール・ストリート・ジャーナルで「They're Paying Attention Now」と言う気になる社説を見たので紹介する。(括弧内の黒字は私の付記)

[オバマさんのことを良く知らない米国民]
 
今も実際の選挙戦があっているのか知らないが、世論調査によるとジョン・マケインの支持率が上がる一方、バラク・オバマの支持率が下がっている。
 私たち選挙民がオバマさんが米国で有名になったのは08年の冬からに過ぎなかったことを思い出すのは辛いことだ!
 米国民は彼に逢ったのは僅か6カ月前に過ぎない!
 彼が03年から04年にかけて、政界の新星として頭角を表し始めたとき、選挙民は彼に始めてインタビューをし、またはその記事を読んだだけだ。 (実際に逢った人は殆どいない。)
 彼らは今オバマさんを知っている、そして皆彼に依然として夢中だ。
 それが今彼らが見ているオバマさんだ。
 彼は魅力的で知的な人の興味をそそる人だが、どんなカテゴリーに入る人かを知るには難しい人だ。
 彼は将軍か?いやなにも軍に関する経歴はない。
 優れたビジネスマンか?いや彼は実務についた経験は一度もない。
 彼は有名人か?いや彼は新人で、それも普通の有名人だ。
 長い経験のある南部の州の知事か?いやコミュニティーのまとめ役だ(それって何だ)、それから弁護士(ブー)、州議会議員(それなら私の従兄弟もやっている)、そして上院議員だ(4年にもならない)。 (括弧内の記述は原文のまま)
 彼が当てはまる既存の(政治家の)カテゴリーは何もない。
 それに加えてすり切れるほど言いふらされた、 (彼の師の)ジェラマイア・ライト牧師 問題 
、メディアのお気に入りであること、密かに語られるイスラム信者の噂、そして今週は妊娠中絶の話がある。
 それは(彼にとって)大きな打撃になったし、 (今後の選挙の)情勢に変化をもたらすだろう。
 彼のユニークさと一度得た大きなパワーは今では大きな問題となっている。
 その一方では私たちが知っているマケインさんがいる。
 彼は昔の戦争の捕虜、上院議員、言葉にとげのある、いつもいらいらしているジョン・マケインだ。

[私の意見]
 欧米人の特徴で、その主張を通すために大袈裟に書く事が多いので、少し割り引いて読む必要があるが、著者の言う様に米国の人達が、彼の演説だけで彼の本質を知らないまま大統領を選ぶとしたら、日本に取っても大きな問題になるかも知れない。
 何故なら日本は日米同盟で米国から日本を護って貰っていることと、日本経済が大きく米国に依存しているからだ。
 元の内閣安全保障室長だった佐々淳行さんは、そのホームページ
で、
 これまでも日米間の問題にまっすぐ向き合ってきた親日派のマケイン氏のような人物と、中国重視で日本に無関心なヒラリー・オバマ両氏のような人物、誰が日本の国益に合致するか、わが国の米国大統領選報道もこのような視点で行ってほしいものです。
 と書いている。

米国から振り回されてきた日本
 日本はブッシュさんのお蔭で、米国から随分振り回されてきた。
 米軍のイラク侵攻で平和憲法の解釈の変更までして参戦(少なくともテロリスト達から見れば)、拉致問題も折角軌道に乗りかけたのに六カ国協議で腰を折られ、それもまたブッシュさんの変節で、拉致問題が暗礁に乗り上げ、日本が議長をつとめた京都議定書の詰めでは足を引っ張られ、原油価格や食糧価格の高騰の原因となった投機資金の規制では及び腰で、日本の経済が沈滞から低迷に落ち込んだ。

日本のこれから
 私はオバマさんが、中国重視で日本に無関心かどうか一度も報道で見た事はないが、日本としては、少なくとも、米国人さえよく知らないと言うオバマさん、佐々さんの言う知日家のマケインさんのどちらが大統領になっても、米国がどのように変わっても、ぶれない日本独自の外交方針を考えて置く必要があると思う。
  少なくてもブッシュさん相手に色々経験した日本は、米国一辺倒だけからは卒業すべきだ。

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オリンピックを振り返って

2008-08-24 12:45:30 | スポーツ

 日本選手の皆さん、日本全国からの期待と言う重圧と猛暑の中で死力を尽くして戦って頂き、私たちに多くの感動的な戦いを見せて頂き大変有り難うございました。

 男子マラソクでオリンピックの全競技日程が終了した。
 それでテレビでの日本選手の戦いを見ながら感じたことを並べてみる。
[柔道]
・見ていて面白くない柔道

 柔道については、日本柔道のこれから
でも書いたが率直に言って、私が見たオリンピックの試合の中で日本のお家芸の柔道が一番面白くなかった。
 試合時間の大半は、組み手争いと、技をかけられない様に、手を突っ張り腰を出来るだけ引くか、身長差がある場合は相手の奥襟をぐっと引き寄せて動きを制する間、「指導」を取られないように、全く効かないと判っている技を相手より余計に出し、攻勢を審判にアピールするのに費やされていた試合が余りにも多かった。
 柔道の関係者に言いたいのは、こんなオリンピックの試合を見て、少年、少女たちが自分も柔道をやりたいと思うだろうかと言う事だ。
 このような試合を続けていたら、野球やソフトボールのようにオリンピックの種目から外されるかもしれないことを考えるへきだ。

・柔道の試合を面白くするために
 この様な柔道になったのは、「技」の日本選手の独走を阻むため世界の柔道界が考え出したルールと思うが、柔道がマイナーなスポーツにしないため、日本柔道連盟の「技」中心の考え方を、世界の柔道界に提案してはどうだろうか。
 日本選手がしばしば見せた必殺技は観衆を魅了し、柔道女子78キロ超級の塚田真希さんの勝利直前に中国選手の見せた一発逆転の背負い投げは日本人としては残念だったが、これを見た少年少女は柔道の面白さを知ったに違いない。
 世界の柔道界は、この様なスリル満点の試合が続出するような、ルールの改正をすべきだと思う。(*注記)

[バレーボール]
 バレーボールも単調で余り面白くない競技の一つだ。
 普通の場合サーブをレシーブする方が、ブロックで攻撃を止めない限り、相手に得点を与えサーブ権が移り、サーブ権を取った方が相手に得点を与えることの繰り返しだ。
 いくら接戦でも、5セット目は今までの例から言えばアタック、ブロック力の強い国が勝つのが殆どだ。
 それで日本(韓国も同じだが)の様に身長の低い選手ばかりの国では、サーブと、レシーブ(特にサーブ・レシーブ)を強化する以外に対策はない。
 その欠点を補い、背が低くても守備に卓越した能力のある選手に活躍する機会を与え、そして粘り強く、見ていて面白いプレーが多く見られるようにリベロ制
が導入された。
 然し、今回のオリンピックで見る様に、依然として身長の高い選手を持つ方が、圧倒的に有利なことは間違いないようだ。
 バレーボールをもっと面白くするため(勿論日本が有利になるよう)に、リブロ制を強化して、リブロを当面2人にしたら、打っても打っても拾いまくる活気のある試合が見られると思うのだが。
 然し、これは柔道と違って、現在のようなバレーボール弱小国の日本には発言力が弱いのが残念だ。

[チームワーク]
 ソフトボールは準決勝から3連投で日本を世界一に導いた絶対的なエースの上野さんがいた。
 トラック競技で人見絹枝さんが獲得した銀メダル以来80年ぶりでメタルをとった、男子四百メートルリレーにはベテランの朝原さんがいた。
 野球には宮本選手がいたが、1次リーグ初戦のキューバ戦、その他の試合では代打と出場機会は殆どなかった。
 そしてその結果は残念ながら格下の国との試合の勝っただけで終わった。
 人は極限状態になったとき、実際にプレーしているチームの中に頼りになる人がいるといないでは、結果に大きな差が出ることがあると思う。
 前回のオリンピックの野球の例で言えばイチローさんだ。
 私は宮本さんに加えて、攻撃面で言えば阪神の金本知憲さん、巨人の小笠原道大さんのようなベテランがいたら局面は大きく変わっていたと思うのだが。
 勿論このようなことは首脳部でも分かりきっていたと思うが、オリンピックと平行してプロ野球が行われていた日本では致し方なかったのかも知れない。

[トレーニング]
 女子マラソンでは金メダルを確実しされていた野口みずきさんが、左大腿二頭筋肉離れなどで欠場、土佐礼子さんは持病の外反母趾が悪化して途中棄権した。
 男子マラソンでも大崎悟史さんが左脚股関節の故障のため直前になって棄権した。
 日本人は真面目だから、つい頑張り過ぎる。
 専門家の話によれば、故障ぎりぎりの練習をしなければ、オリンピックのマラソンには勝てないそうだが、それにも限度があり休養も大切なトレーニングの一つだと思う。
 運動と休養のバランスを取って、試合に100%の力を発揮できるような練習方法も研究すればあるような気がする。
 早い話が欠場すれば4年間の練習も元も子もないのだから。
 日本のスポーツ医学の関係者は、最良のトレーニング方法を考えて貰い、関係団体は選手やその所属する監督任せにせず、何らかの選手の健康管理のガイドを作るべき時に来ているいる思う。
 素人見でみても、今回の女子マラソンの実況を見た限りでは、もし野口さんが出ていたらぶっ千切りの優勝だったに違いない。
 日本のスポーツ医学の関係者は、最良のトレーニング方法を考えて貰い、関係団体は選手やその所属する監督任せにせず、何らかの選手の健康管理のガイドを作るべき時に来ているいる思う。

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*注記:ルール改正の例
 組み手争いが延々と続く場合は、柔道の正式の組み方に従って自然体で双方に引手、釣り手をしっかり持たせた上で、試合を再開するなどもっと技の優れた人が優位になるようなルールを作る。

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もし小沢さんが首相になったら

2008-08-23 11:30:32 | 民主党

[民主党代表選の中止]
 かねてから民主党代表選へ出馬の噂のあった民主党の野田佳彦さんが遂に立候補断念を表明した。
 そして他に出馬を検討する考えを示していた枝野幸男も記者会見で「今は白紙」で「この件に関して前向きでない」と語った。
 その理由は
・野田氏支持グループ内で反対論が大勢となったためと、規約による必要な国会議員の推薦人20人の確保は困難が難しくなったこと。
・党内の大勢が小沢さんを推す声が多く、「敗れれば、小沢氏に干される」との懸念も出ていた。(読売新聞
より)
・これは私の意見だが、民主党の党員たちも(KYと言う言葉が流行っている)日本の政治家らしく持論には目をつぶって党内の空気を読んでそれに従ったのだろう。

 これで代表選を通じて、小沢路線の問題点の論議や、前原さんなどから指摘されていた、ばら蒔き政策実施のための財源の有無や政策実施と予算確保のずれの問題も明らかにされることなく衆院選に突入することになるのだろう。
 その衆院選も世論調査が示すように政権交代の期待が多い事から民主党の勝利に終わり、民主党政権が成立する確率は50%前後になるだろう。

[もし小沢さんが首相になったら]
 それで少し早いがもし小沢政権が出来たとして、その後の政治の動きについて考えて見たい。
・強引な政治手法の復活?
 衆参両院を制して何でも出来ることになると、小沢さんは自民党で多数を占めていた元田中派から出た幹事長として「剛腕」の名を轟かせた経歴から見て、強引な政治運営をするかもしれない。

・外国人参政権の成立
 何しろ竹島問題で大騒ぎの韓国にわざわざ出かけて行って、大統領にその成立の約束をしたのだから、非難の多いこの問題に手を着けることは間違いない筈だ。

・高級官僚の引き締めと、官公労に属する職員の保護
 今まで天下り問題を追求してきた民主党が政権を取ったら態度が急変するなど考えられない。(と言うのは政治の素人考えかも知れないが。)
 一方、民主党政権になったことを一番喜ぶのは官公労の人達、特に社保庁の職員だ。
 民主党を支えてきた彼らを、政権を取ったからと言って合理化を進めて彼らを裏切ることはまず出来ないと思う。(これだけは政治の素人でも判る。)
 だから公務員制度改革は官公労に属する人達が不利にならないようにする制限がつくので中途半端に終わる可能性が高いだろう。

・政治家による官僚コントロール
  小沢さんは政権を取ったら、百人程度の政治家を各官庁に貼り付けると言っていたと思うが、それには功罪があるかも知れないが、官僚政治の打破の一つの手段として、やって見る価値はあると思う。

・日米関係の見直し?
 海上給油問題で米国大使にはっきりと「ノー」と言った小沢さんは、今までの米国一辺倒の方針を変えるかも知れないし、米国の態度がどう変わるかも知れないが、これも考え方の一つで検討の価値はあると思う。
 然し、当面の問題の形勢が悪化しているアフガン問題にどう取り組むか、まったく先が見えて来ない。
 野党時代の海上給油反対の提案は実行不可能だし、そうかと言って小沢さんがまったくの傍観を決め込むかどうか判らない。
 それに加えて、森田実さん
が心配しているように、「世界」の紙上で小沢さんが「政権を取って外交・防衛政策を決定する立場になれば、アフガンの国際治安部隊への参加を実現したいと」と明言しているそうだが、本当に自衛隊をアフガンの国際治安部隊に派遣できるのか、小沢さんの言うように海上給油が憲法違反で、国際治安部隊への自衛隊派遣が合憲と言う理論が国会で通じるのだろうか。

・将来の展望がない経済政策
 経済の振興について民主党のマニフェストの詳細を見ると、中小企業いじめ防止、商店街の活性化、高速道の無料化、観光振興、金融商品取引の規制などの言葉が並んでいるが、こんな事で沈滞しかけている日本経済が回復できるだろうか。
 小泉さん流の構造改革、規制緩和で行くのか、財政再建か、経済拡大の投資を強化するのか、800兆の債務残高の処理をどうするのか。
 色々やりたいが出来なのは、全て自民党政治が悪かったのだで済まされるのは、野党時代の話だ。

・公約実施とその財源捻出の時間のずれ
 前原さんが指摘していたと思うが、マニフェストに基づく政策の実施時期と、無駄を無くして財源を捻出する時期のずれの問題だ。
 いくら政府が無駄遣いしていると言っても、また特殊法人の廃止も、官僚から言わせれば、それ相当の理由があり、それに対する抵抗で1年や二年で無駄排除の目的を達成することが出来ない。
 そうかと言って今の様な膨大な国債を抱えている現在、一時的でも大幅な赤字財政を組む訳には行かない。
 所謂「ばら蒔き政策」は直ぐにも実施しなければ、国民の批判を招くことになる。
 これもまた野党時代のように自民党政府の責任として逃げるのだろうか。

[野党の攻撃に耐え得る政策検討の機会を失った民主党]
 民主党の党首選は、今までの民主党に政策を見直し、政権奪取後の自民党から猛攻撃に耐える得る政策を立案する絶好の機会だったがそれもなくなった。
 これに対して鳩山さんは民主党は政権奪取の暁の基本的な考え方を国民に明らかにすべきだとテレビで言っていたが、今のように浮足だっている民主党が、小沢さんの意向が色濃く反映している、欠陥だらけのマニフェストを見直す気があるとはとても思えないのだが。
 私は過去の政治の歴史から[政権奪回のチャンス/民主党衰退の危機]だと思っているが、永続的な政権交代を願っている私としては、民主党が今こそ足元を見直すべき時だと思っている。

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参照:
  
本当に小沢さんの党首で良いのか民主党 
  
今度は民主党の番だ 
  
民主党代表の選挙 

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少子化について(専業主婦にもっと光を当てよう)

2008-08-22 10:35:16 | 少子高齢化

[読売の子育て支援の社説の私の意見]
 8月22日の読売新聞で、 「子育て支援 働くママをもっと励まそう」と言う社説
が出ていた。
進行する少子化
 その概要(青字)とそれに関する私の意見(黒字)を聞いて頂きたい。、
・女性が生涯に産む子どもの数の推計値「合計特殊出生率」は、2007年に0・02ポイント伸びて1・34に改善された。だが、頼みの団塊ジュニア世代の女性も30歳代半ばにさしかかっている。
 そしてこのまま進めば、限りなく1.00に近づくそうだ。
・少子化が進む中で、仕事を持つ母親が安心して出産できるよう、子育て支援策を拡充させていくことは急務だ。
・政府は支援強化に乗り出した。保育所の待機児童をゼロにする新作戦や、放課後の児童クラブの拡充など、政策は出そろった。

 私の少子化に関するブログで、世界的に人口爆発を考えて日本も少子化に協力すべきとも取れるコメントを頂いたことがあるが、私は狭い考えかも知れないが、(世界の情勢を参考にした上で)日本は日本のことだけ考えれば良いと言う立場なので、日本の政府の方針に賛成だ。 (*注記)

少子化問題に影響する財政、経済問題
・児童・家族を支援する費用として、昨年度は国全体で4・3兆円が投入されたが、国内総生産(GDP)比で、欧州諸国の2~3%に対し日本は1%に満たない。
 
この原因は政府がさぼっているのでなくて、明らかに800兆を越える債務残高がやりたくても出来ない大きな重荷になっている。
 詰まり少子化対策→財政問題→経済政策→少子化問題と密接に絡んでいるので総合的に検討しなければならない、そしてその為の研究機関が必要だと言うのが私の持論だ。 (*注記)

前向きな少子化対策への投資

・支援を充実させるには、年間2・4兆円の追加が必要だとする試算もある。消費税の約1%に相当する巨費だが、少子化対策のための負担増なら、国民もある程度、納得するのではないか。
 今の政府の政策は原油や食糧価格の高騰への補助などそのば凌ぎの対策に追われているが、このような国民に明るい希望を持たせるような前向きな政策は賛成だ。

企業の競争力強化に資する育児休業制度
・政府は、「仕事と生活の調和」(ワークライフバランス)の推進を子育て支援の重要な柱とし、憲章と行動指針を策定している。
・06年度に出産した女性の育児休業の取得率は89%に達し、目標値の80%を超えた。男性の取得率も2年で3倍に増えたが、まだ1・56%に過ぎない。
・多様な働き方を認めることは、人材確保や生産性向上のための先行投資になる。こうした認識が日本企業にはもっと必要だろう。
 今まで日本の企業は経費削減のために人件費をぎりぎりに絞り、長時間労働で溢れる仕事をこなしてきた。
 このやり方は私の乏しい経験から言えば、昔のようにのんびりした時代から考えると、若いスタッフは遥かに伸びが早いが、ある時点で停滞してしまう。
 つまり仕事を捌くだけに追われて、自分で考え勉強する時間が全く取れないからだ。
 そして日本が得意の自主管理活動→改善運動がついおろそかになってしまい、作る人は作るだけ、考えるのは開発担当や研究所などに完全に特化してしまい、日本企業の競争力低下に繋がりやすい。。
 それで、合理化にも限度があり、ある程度の余裕人員を持つ事のメリットがあるのだ。。
 また育児休暇を取った空いた穴をなんとかして埋めるための対策を考えることが、新たな(無理をしない)合理化の方策を考えついたり、代理の人が新しい仕事を覚えてその人の能力を増すなどの、自主的な改善活動以外にも大きなプラス面もあることを考えて、企業自身がこの制度を前向きに考えて進めるべきだ。

[専業主婦の役割]
専業主婦にもっと光を当てよう
 男女雇用機会均等法の施行などで、キャリアーウーマンに脚光が浴び、読売の社説も働く女性の支援について書かれているが、私は少子化問題については、専業主婦の役割についても忘れてはならないと思う。
 今の労働力不足の時に女性がその才能を活かして働くことにも大きな意義があるが、昼間の子育て他の人に任せきりにせざるを得ない問題もあり、専業主婦として次世代を担う何人かの子供を産みその育児に専心することにも大きな意味があるしそれを評価すべきだと思う。
 私は女性が世の風潮に惑わされずに、それぞれの価値観と、考え方でどちらかを選ぶべきだと思うが、国としては専業主婦にもっと光を当てて、その役割についても公平に評価してやるとともに、そのキャリヤーウーマンに劣らぬ潜在能力の活用も考えるべきだと思う。

専業主婦の社会貢献
 私は日本が今のような一種の危機的状態にあるときは(いやそうでなくても)高齢者も何らかの形で、国や社会に貢献すべきだと思っているが、専業主婦の人達も子育てに余裕の出来た範囲でも同じように貢献してもらったら良いと思う。
 特に子育ては女性の一番得意の分野だ。
・新人ママの育児相談
・子育てグループの運営
・託児所や放課後の児童クラブの運営
・塾にいけない子供たちの指導
などなど私のような老いぼれ爺が思い着かないことも多くあると思う。
 それも出来れば、完全なボランティアから、いくらかでも家計の足しになる程度の、安い手当で働いて貰えばなお有り難いし、財政難の国も地方自治体の大変助かると思うのだが。
 国や地方自治体も専業主婦の子育てに対する評価に止まらず、ような社会活動にたいしても正当な評価(給与も含む)をしてやることが、専業主婦の意欲の向上に繋がる筈だ。

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*注記
   参照:その場凌ぎの政治から抜け出すために(3)
          その場凌ぎの政治から抜け出すために(4)(少子化)

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太田さんの「やかましい」発言

2008-08-21 10:48:48 | 福田内閣

 太田さんの「やかましい」発言が問題になっているそうだ。

 太田農林水産相は10日、NHKの番組で、中国製の冷凍ギョーザ中毒事件を受けた国内の食の安全対策について、「日本は安全なんだけども消費者、国民がやかましいから徹底していく」と発言した。(朝日新聞より)

 「やかましい」を広辞苑で調べてみると、
騒々しい(-・通り)、煩わしい(-・手続き)、気難しい(-・い親父だ),好みがむずかしい(食べ物に-・い)、きびしい(-・検査)、うるさくいわれている(-・い問題)の解釈とその用例が出ている。
 広辞苑記載の解釈は標準語、古語と一般に通用している慣用語だ。

 広辞苑に従って太田さんの発言を解釈すれば、「日本は安全なんだけども消費者、国民がが安全にたいして「厳しい」、「好みが難しい」」となるし、よほど悪意に解釈しても「安全に対してうるさい」」としか読めない。
  
 これをどう曲げて解釈しても、安全に対して国民が「騒々しい」とか「煩わしい」とは読めない。
 このような解釈で生徒が書いた試験の答えには、標準語を話すと言われる東京の小学校の教師でも[×]をつけるに違いない。
 詰まり太田さんの「やかましい」の言葉は首都圏では余り多く使われてない言葉かも知れないが地方訛りでない立派な日本語だ。
   まして「政府に対してうるさい」と言ったとしては問題があるが、「安全に対してうるさい」と解釈されかねない発言は少し品に欠けるかも知れないが、消費者、国民を馬鹿にした問題発言でもなんでもない。

 これに対して当然のように、
 「やかましい」は、「よく知っている」という意味――? 太田誠一農相が食の安全についての発言について「問題視する方がおかしい」との意見が19日の自民党役員会で出席者から出た。麻生太郎幹事長も役員会後の記者会見で、太田氏が福岡県、太田氏の母が島根県出身と紹介。そのうえで「関西以西では、やかましいって、みんな言うだろうが。うるさい、騒々しいという意味じゃない と言った。(毎日新聞
より)と報道されている。

 然し報道の冒頭の「やかましい」は、「よく知っている」という意味――? と新聞にも”?”がついているように、麻生さん選挙区の私たちの間で「よく知っている」ことを「(そんなこと)よう知っちょらい」とは言っても「やかましい」とは全く言わない。
 正確に言えば麻生さんは「関西以西では「やまかしい」と言うことは「物事に対して厳しい、気難しい、うるさい」と言う意味である事を「よく知っている」」と言うべきだった。

 この話はさらに、野田聖子消費者行政担当相は20日、記者会見で「消費者がやかましい」との太田誠一農水相の発言について「日本の北から南まで、皆さんが分かる日本語を使っていただかないと困る」と改めて苦言を呈した。「よく知っているという意味」と太田氏をかばった麻生太郎自民党幹事長の発言に関しては「そういうサポートは非常に残念だ」と批判した。
 これに関し、福田康夫首相は同日、首相官邸で記者団に「よく注意して発言しなくてはいけないというのは政治家の務めだと思う」と語った。
時事通信
より)
と報道されるまで発展した。

 「よく知っているという意味」と中途半端な解釈をして揚げ足を取られた麻生さんも迂闊な舌足らずの発言だったが、太田さんの発言は全国的に意味の通じる立派な日本語であり、その正確な内容を理解している筈の上智大学卒の野田さんの「日本の北から南まで、皆さんが分かる日本語を使っていただかないと困る」発言は、地方の人達に取っては、東京育ちの人(北九州市生れ)が言う差別的な発言のように聞こえくる。

 自民党の幹部がこのようなことで公の場で同じ党の幹部の批判をする程、のんびりした時では無いはずだ。
 私が何時も書くように、どんなことがあっても、何を言っても自民党に政権が転がり込んでくる党に取っての古い良い時代はとうに過ぎているのだ。
 もうこの様なくだらない話は野党や特定の意図を持ったマスコミに任せて、自民党挙げて如何にして政権転落の危機を乗り切るかに専念すべきだと思うのだが。

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その場凌ぎの政治から抜け出すために(4)(少子化)

2008-08-20 10:54:42 | その場凌ぎの政治

 私は14日のブログのその場凌ぎの政治から抜け出すために(3)で日本が抱える重要な事項に関して長期的かつ包括的な視野で研究する「シンクタンク設置の必要性」を提案し、その研究の対象の一つとして、「少子化、外国人労働者の受け入れ」を挙げた。
  そしてその理由として、少子化問題はたださえ難しい経済問題、年金、健康保険問題や労働力の確保などに暗い影を落としている、しかもそれらの問題と少子化問題の解決の見込みのないどころか一層進みそうなことが、国民に閉塞感を与える遠因となっている。
 その一方で思いつきのような1000万人労働者の受けいれの提案がでて物議を醸しだしている。
と書いた。

 これに対して「蟹工船好き」さんから貴重なコメントを頂いた。(*注記)
 そのコメントを見て、またいつものように私の悪文、舌足らずの表現から私の真意が届いてないのに気がついた。
 それで私のブログの何時もの悪いパターンの一つだが、改めてこの少子化の問題に絞ってまた書く事にした。

[少子化の問題点]
・日本政府の基本方針は経済成長を前提とし、その一つの対策として内需の拡大への転換を目指しているが、少子化のよる人口減少で却って経済が縮小するのではないか。
・年金、保健問題では高齢者を支える青年層の減少で、それを維持するための厳しい財政から国費負担余儀なくされ、先進国で飛び抜けて多くしかも唯一止まらない債務残高が一層増える、そしてそのための経済成長促進のための先行投資ができない。
・少子化→子供社会の縮小、喪失→社会訓練の出来ていない無い子供→社会訓練の出来ていない無い青年→(勿論他の要因も多くあるが)数々の事件の発生。
・少子化がどの程度進むか、それがどの時点で収斂するか、その時の社会はどうあるべきかの研究がなされていない。
 経済財政諮問会議の専門調査会が策定を進めてきた「21世紀版前川リポート」
によれば、このまま放置すれば、今後10年間で出生率が1.0%近くになるそうだが、素人考えでは、二人の間に一人しか生れない状態が続けば、日本人はいつかはゼロになるような気がするのだが。
・少子化の対策として、外国人労働者の受け入れを言われているが、社会としての受け入れ体制がどうあるべきか。
 中川秀直さんグループが1000万人の外国人労働者の導入を提案しているが、それに伴うマイナス面について明らかになっていない。
 私は今までの政府の方針のように、優秀な人達の導入には賛成だが、無制限に単純労働者を導入すれば、日本人と外国人の能力や価値観の違いからくる、格差社会を当然とする欧米諸国で見られるような、人種による社会格差の発生と拡大は避けられないと思うが、日本人の考え方から見てそれを良しとするか、否かについては議論されたことはない。
 それともう一つの問題は優秀な人しか受け入れない政府は言わないが、その本音は単純労働者の増大→日本の平均的知的水準の低下→日本の競争力を保つために、唯一頼りにしている人的資源の質の低下だ。
   この様な人種差別的と取られかねないことは表立って言えぬが大きな問題だ。
・なお人的資源の問題で言えば、優秀な人材を導入しなければ、大学全入時代が象徴するように、今まで日本を支えてきた、知能、技術を支えてきた人材の少子化に伴う量的低下は日本にとって深刻な問題となるだろう。
  識者はこの問題について、人的資源の質の向上について言っても、日本の技術を支えるためには優秀な人材の質×量が必要なことを何故言わないのだろう。

 
[シンクタンクで研究すべきこと]
 [少子化の問題点]で気がついたことを書いたが、まだそれ以外にも大きな問題があると思うが私が思いついた範囲で書けば、
・少子化→国内消費の減少-経済成長の停滞-内需の拡大-労働者導入の拡大の関係を如何に調和させるか
・少子化を放置したときのどの時点で収斂し平行するか、それで良いのか、もしいけないとすればどうあるべきか。
・少子化傾向を留める必要があるとすればためどうすればよいのか。
 ここで一番の問題点は直接の当事者である若い人達をその気にさせるにはどうしたら良いか。
・少子化に伴う年金、保健に対する悪影響を如何に処理するか。
 バランスしてくるまでどうして凌いで行くか-少子化が何時どのように収斂するか(上記)
・少子化→子供社会の縮小または消滅→社会訓練の出来ない子供や青年の増加(少子化の進行で益々その傾向は大きくなる)に対して教育、社会の関わりはどうあるべきか
・外国人労働者の導入に伴う、諸外国の諸問題の研究、社会の受け入れ体制、社会格差の発生、日本に住む人達の平均的知的水準の低下、国際競争力の低下の危険性に如何に対処するか。
 以上のように思いつきを挙げただけでも、シンクタンクに関わる人は経済、社会科学、財政、教育、哲学などの多くの分野の人達による、多方面からの基本的な研究が必要になるだろう。

 しかしこの問題の解決がややこしいと言って放置しておけば、日本の将来に対して大きく深刻な問題が発生するのは間違いないし避けて通れない問題だ。
 いつも書く事だか、日本人は長期的な視野で基本的な問題を研究するのは不得手な人種だから尚更この種の研究機関の設立が大切と思う。

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*注記:蟹工船好きさんのコメント
少子化等の人口問題は日本一国だけで思考するべきではない。
地球全体では人口急増していて、このペースであれば2050年には95億人になってしまう。
またBRICsなどの経済発展も同時に進むのでエネルギーや食料が不足することは明らかなのである。
人口急増は地球温暖化問題にも当然影響がある。
人口問題はエネルギーと食糧の奪い合いのための火種になることは明らかだ。
ゆえに人口減少国は人口急増国より移民というかたちで人口を受け入れていくべきだ。
統計によると先進国に移住した移民は移住しないで残った人々に比較すれば出生率が低下しているからである。
またドイツへ移住したトルコ移民は代償も大きかったがドイツの経済発展に大きく貢献したことは明らかであり、EU全体でも移民受け入れ賛成派が多数派である。
移民による日本の伝統文化の破壊などいうセンメンタルなナショナリズムは過去のものであると考えていかなければ日本がというより、地球が持たなくなるからである。

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本当に小沢さんの党首で良いのか民主党

2008-08-19 11:47:57 | 民主党

 読売新聞社が9、10日に行った首相に最もふさわしいと思う国会議員についての
世論調査の結果
を発表した。
 読売 (8月)(3月)   時事(8月)
 麻生 25% ←21%    22.9%
 小泉 13%         15.4%
 小沢 10% ←5%      8.1%
 福田   3% ←4%      4.0%
 菅      3%              4.2%

[衆院選で自民党が勝った場合]
 誰の眼から見ても、福田さんが衆院選で自民党が勝っても続投の目は全くないだろう。 麻生さんは人気があるが、党内の情勢から見ても自民党の総裁選に勝つ可能性は麻生さんに贔屓目で見ても五分五分のような気がする。
 麻生さんが総裁になる条件としては、挙党一致内閣を目指すしかないような気がする。 それは今までの自民党のように、上げ潮派、健全財政派、族議員と多くの意見をまとめるために、よろよろと方向が変わりながら走ることになるだろうと言う事を意味するが、今まで長く自民党政権を見てきた人達にとってはそれなりの安心感ではないが、どの方向に進むかくらいの見当がつく。

[衆院選で民主党が勝った場合]
 問題は民主党だが、次の問題を抱えている。
・頼り無い民主党
  国民は野党としての民主党は良く知っているが、信頼できる与党になれるか否かは未知数だ。
 おまけに政権奪回を目の前にした今でさえ、与党側から民主党の政策に財政の裏付けがないと攻撃されても、「増税しなくてもいくらでも財源はある」と言うだけでその出所を明らかに示せないでいる。
 今の民主党の優勢は、一口に言えば、自民党が頼り無いから、これも余り頼りにならぬがしようがないので民主党に賭けてみるかと言う国民の気持ちの現れに過ぎない。

・不人気の小沢さん
 もう一つの大きな理由は次期の民主党代表と思われている小沢さんの不人気だ。
 上記の世論調査の解説にあるように8~10%近くの支持は政権奪回の期待を担っての数字にしても低過ぎる。
 小沢さんに対する期待感は、3月の支持の5%、4月の時事の7.2%の数字がより近いと思う。

・小沢さんの不人気の原因
 小沢さん支持の数字が伸びないのは次のような首相としての彼に対する不安感、不信感だと思う。
その原因は小沢さんの持っているビジョンと現実の選挙目当ての言動の食い違いだ
 価値観の全くことなる社民党と提携
 国民新党取り込みのために党内で内諾していた日本銀行幹部の承認を不承認に決定
 与党が呑めない様な対案を作れと指示
 竹島問題で韓国で騒いでいるときに韓国まで行って、外国人参政権付与を大統領に約束した。
 最近の話では、読売新聞
によれば、臨時国会召集を受けた7日の記者会見で、11月1日に期限が切れるテロ対策特別措置法を延長する改正案について、米英軍のアフガニスタンでの軍事行動を支援するための同法自体を否定し、与党との修正協議には応じない意向を示した。
 一方、森田実さん
が指摘したように、小沢さんは07年の「世界」の11月号で「今日のアフガンについては、私が政権を取って外交・防衛政策を決定する立場になれば、(アフガンの国際治安部隊の) ISAFへの参加を実現したいと」と明言しているそうだ。

・直ぐにキレル小沢さん
 記者会見などで直ぐキレル小沢さんを見てきた、小沢さんを支持する人達(いや支持をする人や民主党員ほど)、彼が国会での野党に廻った自民党の執拗な質問につい失言し、その足を引っ張られて直ぐ下野するのではないか不安を感じていると思う。
 小沢さんが国会答弁に立ったら後は、袖もを引っ張ることもできず、彼が失言をしないようどきとぎはらはらしながら祈るしか無いのだから。

[政権奪回のチャンス/民主党衰退の危機]
  私は今度は民主党の番だ 
でも書いたが、過去の自民党以外の政権を取った政党、自民党から首相に担ぎ上げられた政党がいずれも消滅か衰退した歴史から考えて、民主党の政権奪回のチャンスはそのまま同党の衰退の危機だと思っている。
その理由として
・民主党は政権奪取のために国会解散、総選挙に政府を追い込むこと以外に眼が向いていない、詰まり足が地についていない
・政権を取った後、如何に上手く日本を運営して行くかの方針が見えてこない
 ばら蒔き政策に伴う財源の手当てがはっきりしない、マニフェストは政権奪取のための公約で、政権奪取後に考えられる政府の政策とはとても思えない
・首相になった小沢さんが野党に廻った自民党の猛攻に耐えられそうにない
 
 小沢さん支持10% ←5%の世論調査に示すように国民は良く見ていると思う。

 民主党はこの国民の評価を真摯に受け止め、当面の選挙に勝つために取り敢えず小沢さんを担いでおこうなどの考えで、彼を選ぶなど民主党に取ってとんでも無い禍根、村山さんを首相に担がれて後の社会党/社民党のように右下がりの衰退の禍根を残すかも知れぬことを良く考えるべきだと思う。
 多分こんな分かりきったことを「普通のおっさん」から今更言われなくても、殆どの民主党員は判っていると思うのだが、他の名案は持たないのだろうか。

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竹島問題と慰安婦問題

2008-08-18 15:04:38 | 国際社会

15日の読売新聞に「豪有力紙に竹島問題で全面広告「独島は韓国領」」
の記事が出た。(部
 
14日付の豪有力紙「オーストラリアン」に、竹島が韓国領であると主張する全面広告が掲載された。
 広告はモノクロで、竹島の位置に韓国旗を添えて「(韓国名の)独島」と記載した地図を掲載。「過去2000年間、日韓間の水域は東海と呼ばれてきた。東海に浮かぶ独島は韓国領であり、日本政府はこの事実を認識せよ」と英文で説明されていた。
 同紙によると、広告費用は約15000豪ドル(約142万円)。広告主は「フォー・ザ・ネクスト・ジェネレーション・ドット・コム」で、関係者は「豪州の韓国系市民が広告に協力した」としている。

[慰安婦強制連行のデマの定着]
 私はこれを見て直ぐ慰安婦問題のことを思い出した。
 この慰安婦問題の発端となった、吉田清治氏の著書『朝鮮人慰安婦と日本人』の中に彼自身がフィクションがあったことを認めてから、慰安婦の強制連行の大きな根拠とされて来た吉田証言への信憑性が揺らいでも、在米の韓国の人達は慰安婦問題を取り上げて、デモ、新聞広告、ロビー活動などあるゆる運動を始めた。
 その運動は実を結び、アメリカの下院で慰安婦をめぐる対日非難決議案の提出目前になって、安倍さんの「旧日本軍の強制性を裏付ける証言は存在していない」と発言が問題を更に大きくさせ、桜井よし子さんを中心とする慰安婦問題に関する米国紙の広告がさらに同問題の関心と日本政府に対する批判を増幅させ、遂に対日非難決議案が可決されてしまい、その後世界各国の非難決議採択で慰安婦強制連行のデマが定着してしまった。(Wikipedia
より)

[日本政府に望む事]
静観と言う名の何もしない?日本外交 
 日本政府は竹島問題については静観する方針のようだが、心配性の私は竹島がまた慰安婦強制連行のデマの様に間違った韓国政府の主張が定着してしまわないかと心配している。
 私は竹島問題にたいしては、日本政府は日韓友好の立場を保持しながら、かねてからの主張のように、この問題を国際司法裁判所に提訴し、堂々とその帰属を争い、そのいずれが勝ってもその判断に従う方向で韓国と交渉すべきだと思っている。
 然し政府は「他国が嫌がることは言わない主義」で何もしないと決め込んでいるような気がしてならない。
 その間に韓国は竹島の実効支配を進めるとともに、慰安婦問題と同じように、オーストラリアでの新聞広告始め、次第に韓国の主張を世界に広めその定着を図っているような気がしてならない。
 韓国は米国が竹島の所属不明と修正したのを再度韓国領と認めさせてポイントを稼いだが、町村さんはそのことは米国の本旨であると思わないと他人事のような発言で済ませている。

このままでは国際司法裁判でも負ける
 この様に韓国に竹島の実効支配が進み、韓国に有利な世界的な世論形成が進んだ後、日本政府が改めて国際司法裁判所に提訴しても、日本が少なくとも今までより有利な立場に立つとは素人でも考えられない。

日本の情報戦略
 私は政府の言う日韓友好の立場からしても、仮に日本が韓国より先立って宣伝しなくても(私は日本が攻勢に出るべきだと思うが)、少なくとも前記の様な韓国側の広告が出たときは、外務省の機密費を使ってでも、民間の人達や団体に反論の広告を出すよう依頼しても悪くはないと思うのだが。
 そして、日本のに領有権の主張と共に、日本がこの問題を国際司法裁判所に提訴し、国際的な判断を仰ごうとしているのに、韓国がそれを拒否している事実を世界に知らせるべきだと思う。

慰安婦問題の失敗を繰り返さないために
 日本政府は世界中に慰安婦の強制連行に関するデマの定着という、苦い経験をした。
 その経験を活かして竹島問題でまた同じような失敗を繰り返さないで貰いたいものだ。
 そして独自の外交を進めるために、最大のウィークポイントである、情報戦略の見直し、進んでは強力な情報機関の設立を考えて貰いたいものだ。

*追記(8月20日)
 報道によると外務省のホームページの竹島のページへ国内外からのアクセスが突然急増したそうだ。
 これは私が心配したように、韓国のオーストラリア紙への広告の効果が世界中に現れ始めたのだろう。
 外務省も早く手を打って貰いたいものだ。

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日本柔道のこれから

2008-08-17 17:35:35 | スポーツ

 日本の伝統的なスポーツとして期待されたオリンピックの柔道が終わった。
 世界の変則的な柔道の中で、日本の名誉と自分のプライドに賭けて健闘した男女の各選手の健闘に感謝し老をねぎらうとともに、入賞した皆さんにお祝いを申し上げたい。

[日本柔道のこれから]
 日本選手の活躍の中で印象に残ったのはやはり日本人の期待を一身に背負って戦った女子48キロ級の谷さん、男子100キロ級の鈴木桂治さん、100キロ超級の石井慧さんの試合ぶりだった。
 谷さん谷亮子さんと柔道連盟
にも書いたが、世界の柔道を熟知している彼女が、準決勝で、多分相手の作戦に嵌まって、一度も床に体をつけることなく、「指導」により負けてしまった。
 鈴木さんは日本流の綺麗な柔道スタイルの一瞬の隙を突かれて、無念の「一本」負けを二度も取られた。
 石井さんは優勝戦では日本では批判されていた「ポイント」稼ぎに徹して優勝した。

世界で流行している戦術
 今世界で流行しているのは、技を掛けられない様、手を突っ張り腰を出来るだけ引くか、日本流に立った姿勢で長い手を突き出して相手の動きを制するか、身長差がある場合は相手の奥襟をぐっと引き寄せて動きを制する(谷さんはこれを嫌って指導を取られた)間、「指導」を取られないように、全く効かないと判っている技を相手より余計に出す戦術だ。
 そして良く用いられる決め手となる攻撃方法は、鈴木さんが負けた「朽木倒し」や「双手刈り」
と称するレスリングまがいの足取りか、 「隅返し」と言う足をまたの間に入れて力任せに相手を巻き込むという「巴投げ」の変形の技で今までの日本では全くのマイナーな技だった。

 柔道が国際化してJUDOになったのは喜ばしい事だが、日本の独走を防ぐために世界では「技」より「力」が物言う柔道、「一本」より「ポイント」で勝負が決まる柔道になってしまった。
 その変化に対応仕切れなかった日本は一時不振に陥った。
 そして改めて技と一本勝ちの重要性を見直して今日に至っている。

 然しそのその結果として東京新聞日本のお家芸がピンチだ。た北京五輪の柔道で、日本は金メダル四個とアテネ五輪の八個から半減した。特に不振が目立ったのは男子。メダルは金二個のみで、一九六四年の東京五輪での競技採用以来、過去最少だった四個を下回った。日本流の技の柔道は、力勝負の世界の流れに取り残されている。と報じている。

[技の柔道を護ろう]
 然し私は日本はあくまで技の日本であって貰いたいと思う。
何故なら柔道を愛する日本人の立場から言えば、
・「柔よく剛を制する」のが柔道の精神だ。
・日本が力の柔道、ポイント稼ぎの柔道に変わってしまったら、日本伝来の柔道が国際化のお蔭で消えてしまう。
・体格と腕力に劣る日本人が外国人を倒すには、「技」しかない。

 一般の観客の立場から言えば、
・組み手争いで殆どの試合の時間を費やし、「指導」のポイントで勝負が決まるなど見ていて全く面白くない。
 同じ格闘技のレスリングは体以外に掴むものがないので、相撲のようなスピード感があり、レスリングなど全く素人の私でさえ、「指導」のポイントで勝負が着く柔道より遥かにレスリングの方が面白い。
 これでは柔道は衰退の一歩を辿るだけだからだ。
  谷さんが負けた準決勝、石井さんが勝った決勝は、日本人としてははらはらどきどきの戦いだったが、無関係の人達が見れば全く面白くない無味乾燥の試合だったに違いない。
 その一方、日本選手がしばしば見せた必殺技は観衆を魅了し、柔道女子78キロ超級の塚田真希さんの勝利直前に中国選手の見せた一発逆転の背負い投げは残念だったが、一面から見れば柔道の醍醐味を示すものだ。

 日本柔道連盟は正統派の柔道を貫いた、鈴木さんが完敗し、ポイント稼ぎに徹した石井さんが優勝した事実、男子陣の金メタル僅か二つの事実から、厳しい選択を迫られることになるだろう。
・一つは全日本柔道選手権を見て
で触れたように、男子選手に比して好成績を上げた女子選手のように選考会一発でなくて過去の総合成績も加味して選ぶか。(*注記)
・もう一つは今までの「技」「一本勝ち」中心から世界の現実を見て、ポイント稼ぎに徹するか、今までレスリング紛いと軽蔑していた「朽木倒し」や「双手刈り」にも力を入れるかだ。

[私の希望]
・前者の選手の選考法は、かりに過去の成績を加味するときは、選手達や関係者に判るような一定のルールを作りそれに従って選考すること
・後者の戦い方の問題は大変悩ましい問題になるだろうが、今までのように、飽くまでも正統派の柔道を貫き、世界戦での戦法はそれと別の対策を考えて貰いたいものだ。
・世界の柔道界に対しては、柔道の人気を低下させるような、今のポイント稼ぎする人が優位に立つ試合や審判方法を改めて、例えば組み手争いが延々と続く場合は、柔道の正式の組み方に従って双方に引手、釣り手をしっかり持たせた上で、試合を再開するなどもっと技の優れた人が優位になるようなルールを作る様申し入れをして貰ったらどうだろうか。

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*注記
オリンピックでの成績
男子では金メタル:100キロ超級の石井慧さんと、66キロ級の内柴正人さん、
女子では金メタル:70キロ級の上野雅恵さんと63キロ級の谷本歩実さん
    銀メタル:女子78キロ超級の塚田真希さん
    銅メタル:52キロ級の中村美里さんと48キロ級の谷亮子さん

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