普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

どうした橋下さん

2014-03-24 12:46:22 | 地方分権と再生
 行政改革以外に実績のない橋下さん、この儘ではじり貧の維新の会、維新の会の支持率快復の道は原点の行政改革に絞ること、立ち上がれ日本の旧メンバーの力を利用すること
*行政改革以外に実績のない橋下さん
 私は2012年10月に「橋下さんは原点に帰って政治主導の行政改革に集中しては」で「維新の会の支持率低下の原因・橋下さんは自分の力の限度を知りその得意の分野の公務員制度改革に絞るべき」と書きました。
 その理由は橋下さんの原発問題など全国的な問題に対する数々の問題発言(最近では慰安婦発言、特に米軍への提案)や非現実的な維新八策に対する大きな批判などだ。
 一方橋下さんは、安倍・福田・麻生・鳩山・菅の歴代の政権の行政改革に失敗したのに、橋下さんはその突破力と会議などをオープンにする手法で、大阪府・市の改革の成功した。
 詰まりそれに対する橋下人気の高まり→その主催する塾への多数の応募者→国政への進出気運の高まり(ここで橋下さんは舞い上がったのでしょう)→橋下さんの不得意の国政向けの発言→維新への人気低下の流れになっている。
 一口に言って彼への期待は大阪府・市の政治主導の行政改革へ実績とその突破力や発信力であり、その他には何も実績もないし、国全体の問題に就いて彼の意見は批判だらけだ。
 私は橋下さんの才能が潰されることのないように、少なくとも当面は原点の大阪の改革が済んで、それから中央に乗り出しても遅くはないと何度も書いたが、現実は日本維新の会として不完全な政策と党内合意のまま中央に望むことになった。
 そして現実は大きな遠回りの後、国会は国会議員団に任せ橋下さんは大阪都構想に集中、都構想が進まないのに業を煮やして、市長辞任、再度立候補しらけムードの市長選。そして投票率過去最低の23%、橋下さんは予想通りの圧倒的多数での当選。そして橋下さんはどうするの?
*この儘ではじり貧の維新の会
 現状を見て下さい。
 衆院国会議員 支持率(12年後半) 14年3月(NHK調べ
 維新 53  4.7         1.1
 民主 55              6.5
 共産  8  2.7         3.3
 これでは維新の会では政治主導の行政改革の幻想に乗って大躍進したが国民の期待を裏切って55人まで激減した民主党の二の舞になることは先ず間違い無いことでしょう。
 実際に維新の会がやっていることは新聞紙上で見る限り民主党に変わる統一会派の結成 の動きと党の原発輸出反対の方針に対し賛成の石原さんに対する説得です。
 新聞の解説によれば 統一会派結成のメリットは参院の発言力の強化だそうですが、維新の会がまずやらねばならないのは維新バブルの前に当選した人の多い参院はまあまあとして、次の衆院選で予想されるバブルの乗って大量当選をした国会議員の大激減をいかに食いとめるかの対策ではないでしょうか。
*維新の会の支持率快復の道は原点の行政改革に絞ること
 私は別のエントリーで維新の会は行政改革に一本に絞り、他の全国的な政策は会の基本的的精神に基づいての個々の国会議員の自主投票にし、なるべく早く政党として国民に評価されるような政策を立案するのは当然だと書きました。
 そして石原さんが立ち上がれ日本が行政改革と言う大義に基づき小異を捨てて大同に就けということで維新の会に合同したときは、渡辺喜美さん率いるみんなの党と行政改革言い出しっぺの安倍さんと組んで行政改革をすべき。そして官公労などとの討議には橋下さんは委員となって先頭に立つべきと書きました。
 橋下さんや維新の会でやらねばならないことははっきりしています。
・原点の維新の会の発足の原点の行政改革にもどること
・大阪都構想に就いては野党と協議して内容は橋下さんには不十分でもとにかく発足させること。発足すれば後でも改革は充分に出来る。立ち消えになれば維新の会はお終い。
・上記の党と組んで全国レベルの行政改革に絞って乗り出すこと
・自民党の出方にも依りますが行政改革の一環として党のアキレス腱の農協改革に乗り出すこと
*立ち上がれ日本の旧メンバーの力を利用すること
・元立ち上がれ日本のメンバーと組んで国民が納得する政策を作ること
 本来の維新の会から立ち上がれのメンバーを排斥の動きがあるようですが、これでは民主党の内部抗争のように党支持率の激減、小沢分派の支持率1%以下の二の舞です。
 片山虎之助、園田直さんは維新の会の旧メンバーより遥かに優れた識見を持っていますす。予算委員会の審議で片山さんの質問や意見に与野党を問わず聞き入る委員会のメンバーを見て下さい。拉致問題、防衛の山谷さん、政治家の手本のような平沼赳夫さんなど見倣う人も居ます。
 橋下さん、石原さん以下の旧メンバーは皆安倍さんと皆個人的に安倍さんと繋がりがあります。
 再度書きますが、維新の会のやるべきことは不十分でも良いから安倍さんの賛成の大阪都構想の成立、行政改革の原点に還っること、党の政策の政策の一刻も早い見直しです。
 それと橋下さんの公式、ネット発言の前のアドバイザーの助言も。
 そうすれば支持率1%台の快復と、次回の国会議員の選挙での大幅減少の防止に繋がると思うのですが。

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コムシティー再建で黒崎駅前商店街の再開発なるか

2013-04-03 16:17:12 | 地方分権と再生
・やる気のない店主達・相手を間違えている商店街の人達
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・北九州市市役所担当課へ
・北九州商工会議所へ
 念願のコムシティーが再建されました。
 現役のころ黒崎駅前商店街の近くに住んでいた私は他人事ながら、コムシテイーが関係者の方がたの計画通りの同商店街の発展に繋がるように祈っております。
 然し私の率直な感想から言えば多分関係者がお感じになっておられるように非常に難しいような気もいたします。
 それでご参考までに一昔のことを最初に書いて見たいと思っています。
1.店主のやる気のなさ?
1980~1990年ころ駅前に巨大デパートのそごうが進出すると言う噂に、当然のように商店街は猛反対しました。
 そのころ私は残業で遅くなった時は、明るい商店街を通って帰ることにしていました。
 当時は午後の八時過ぎても、まだ街は賑やかで、多くの人が行き来していました。
 ところが多くの店はその人達を尻目にシャッターを降ろし始めるのです。
 店主達は一体売る気はあるのだろうかと疑いました。
 百貨店進出反対の運動をする前にすることがあるのでは。
 開店時間に制限のある大店舗の営業時間外まで頑張れば生き残れるのに。
 結局はまだ八幡地区に巨大な工場を持っていた新日鉄の労働組合長からも、デパート進出賛成の発言が新聞に出たほど、消費者からも反対運動に対して冷たい眼を向けられていました。
2.店主のエゴイズム
ある天ぷらやで食事をしていた時、駅前商店街に繋がる大きな藤田商店街の衰退について、同商店街にあったユニードの閉店の影響が大きすぎた。その閉店の一番大きな理由は駐車場不足だと話しになった時、店の主人が実は同地域の駐車場不足解消のために、商店街の近くの黒崎小学校のグラウンドの地下に巨大駐車場を作る話が持ち上がったのだが、複数の駐車場業者の反対で中止になったことを話しました。
 そして黒崎商店街の尻尾の藤田商店街は全滅状態。細長いそごうデバートでは商店街回遊の通路として商店街に続く歩道橋まで作ったのに。
3.店主の戦略の誤り
 旧八幡市の発展の基礎となった、新日鉄の起業祭が11月にありました。
 昔程はありませんが、今でも太谷グラウンド、中央区商店街周辺上げての大きな祭りです。
 ある時、駅前商店街が、起業祭と対抗するように、木屋瀬宿場祭りを同時期に開催しました。
 念のためいいますが、私もそうですがかっては新日鉄の巨大工場とその関連会社の関係者やその家族達が今の八幡西区やその周辺地域に多く住んでおり、その人達が起業祭の後バスに乗り、黒崎駅前で降りJRや筑豊電鉄に乗り換えて帰るのに。
 さすがにこの起業祭の木屋瀬宿場祭りの同時期開催は一度だけでしたが、その時私は黒崎駅前商店街の店主たちの向いている方向が違っていることに気がつきました。
 彼らが相手にならないほど小さい中央区商店街へ対抗するのでなく、起業祭協賛のセールを打つべきでした。
 つまり、駅前商店街の店主の敵は旧八幡市内の他の区の商店街ではなく、博多や小倉のデパートや商店であり、相手にしなければならぬのは消費者であることを忘れていたのだ。
 かって彼らが反対していたそごうは、西武ライオンズが勝っても、ダイエイ・フォークスが勝っても祝勝セールをやるのに、今だに地もとの駅前商店街は何処が勝っても、地もとの企業の起業祭があっても何の反応なしですから。
  その後も商店街の核の一つになっていたダイエー系のトポスや長崎屋の閉店に対して反対運動も出ませんでした。
 当然のようトポス周辺の商店街は衰退。長崎屋の土地を持っていた菅原産業は再開発に就いての地域からの良い返事が得られなかったとしてホテルと駐車場を造りました。その駐車場は街の中心のふれあい通り、それも真向かいの当時の商店街の中心の井筒屋デパートに対して尻を向けて立つの言う普通の商店街では考えられない商店街になりました。
 詰まり外野から見れば商店街の店主達は自分の店だけが、今なんとか生き残ればよいとしか考えられないことをし続けたように見えました。
・旧コムシィテー失敗の原因 一つは素人の市役所の人が社長になったこともあるでしょうが、私が覗いて直ぐ気がついたのはコムシィテーとしてのコンセプトや戦略が全くないことでした。
 先に書いた駐車場の例と同じで、土地を提供した駅前商店街と同じに、店主達が思い思いにビルの中に店を広げているだけ、これでは博多、小倉どころか目の前の前のそごう、今の井筒屋と共存共栄も出来る訳はありませでした。
・余りにも人物が小さすぎる店主達
 駅前商店街の衰退は黒崎、八幡地区の企業の合理化に伴う人口の減少、マイカー通勤の増加、郊外の大規模店の影響など言われますが、多分私が改めに言うまでもなく関係者の方達も保守的な店主達のやる気のなさ、それと人物の小ささを痛感されていると思います。
 そごうの開店に猛反対した黒崎商店街の店主達、行政や商工会議所が動いてやっと少しだけ動く人達。大丸、三越、阪急などの全国レベルのデパートの進出をどちらかと言えば歓迎する博多の店主達。
背後地は山ばかりで離れ小島のような若松商店街はサンリブや駅近くのスーパーなどと共存しています。
 そのような街とも比べて見ても、中には立派な人もいるとは思いますが黒崎商店街の店主は余りにも小物の人が多いような気がします。
 今いくら文句を言っても愚痴っても仕方がありませんが、黒崎地区の再開発はこの前提 で考えねば成功しないような気がします。 (続く)

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北九州地域へ来ませんか

2013-02-13 22:22:37 | 地方分権と再生
・地震、水害のない北九州、旨くて安い食べ物・手頃な値段のマンション・海遊び、登山、サイクリングなどアウトドア活動が簡単に出来る、高齢者、若い女性向きの病院完備、開放的で親切な人々
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 北九州市では市政50周年とかで祝賀行事を色々計画をしていますし、新聞のローカル版やNHKの小倉でも北九州市特集を連日流しています。
 書店では北九州市からの売り込みがあったのか、東洋経済が別冊として北九州市特集を発行しています。
 それで北九州市に生れ育った私としては北九州地域の宣伝をして見たいと思います。
 東洋経済の場合は提灯記事ばかりですが、私は御存知のように是々非々に徹していますので北九州地域の拙いところにも触れますが、それでも北九州地域が住みやすいところなので、もし機会があれば何処かに移りたいお方に、北九州地域を選んでいただきたいと思っています。
・自然の環境
・地震が殆どないこと(損保での地震保険料は福岡県が全国で最低、その福岡県でも玄海地震のあったときも福岡市に被害が出たが北九州地域は全く被害がなかった。)
・台風や大雨被害が少ないこと(昔は台風が良く来たが、最近は九州南部で腰が折れるのが普通。然し福岡県南部の水害のように腰が折れる位置が北上するかも知れない。その場合遠賀川水域、小倉南区の紫川水域は過去水害の歴史がある。しかしその他の地域では、山が海岸に近いため傾斜地の土砂崩れはあるが以外の水害の歴史はない。)
・アウトドア活動に適した環境
若松区の高塔山連山、小倉から門司区に渡る足立山から風師山連山、八幡東区の皿倉山などJRの駅から30分から1時間たらずで登山でき、皿倉山から尺岳、福智山、牛斬山、炭坑節に名高い香春岳連山は健脚で約12時間の大縦走が出来、然も多くの逃げ道があるのでいくらでもコースが設定できる。また大都市近郊では珍しい小倉南区の平尾台と言うカルスト台地がある。(秋芳洞と違ってスケールは小さいが、その為多くの鍾乳洞、大小のドリーネ、羊群原とよばれる石灰石の群な一望できたり簡単に探訪できる。特に千仏洞は小さいだけに草履を履い流水に浸りながら岩の間すれすれに歩くなど探検気分が味わえる。)
・また海岸で言えば地域や周辺の海水浴場は毎年全て快適の検査結果が出る。
・序だが、八幡東区から新日鉄の水道跡→河内貯水池→合馬(おうま)の梅林→小倉南区の鱒淵貯水池までの長いサイクリング道、少し足を伸ばせば若松区の隣の芦屋町から波津の海水浴場までの玄海灘で遊ぶサーフアーを見ながらのサイクリング道→鐘崎までの歩行者・自転車専用の海岸道路→松の防風林の間の道、神湊、砂浜歩き、旧古墳群、宮地嶽神社までのサイクリングやウォーキングを楽しめるなどアウト・ドア派に取って海、山、サイクリングに格好の位置に北九州地域がある。
・生活面
 定評のある旨くて安い海産物、農産物。全国区の合馬の筍や門司の河豚。
 然し名物と言えば小倉と言う小藩と地域全体の歴史が浅いためには糠味噌炊きやB級の焼きうどんくらい。隠れた名産と言えば日本最初の製鉄所から生れた本当に固い固パンや、砂糖の白い粉が吹いたこれも固いくろがね羊羹がある。
・物価は政令都市と東京特別区(1.06)の平均を1とすると0.97で北九州市は一番安い
・賃貸住宅費も同じで3.3㎡で 3,980円で一番安い(東京9,002円)
住宅購入でも頭金なしで東京並み家賃に相当する料金の分割払いで通常のアパートなら購入できる
・公園は政令都市の中では2番目に広く、一人当たりの面積は11.8㎡(東京は2.9㎡、当然だが小倉南区や八幡西区など新興地に大きな公園が集中している。)
・病院は神の手と言われる医師がいる心臓の手術で有名な小倉記念病院、脳外科の手術数では九州一を誇る(緊急治療は絶対に断らない)済生会八幡病院など成人病を得意にしている病院、小児救急センターを持ち夜間の子どもの病気は必ず受け付けて貰える若い母親に頼りになる八幡病院、(雅子さまもお出でになったと評判のたった)不妊治療のセントマザー産婦人科医院、など高齢者や若い女性にとってかけがえのない病院を持っている。(東洋経済では他の病院も紹介している。)
・買い物
 博多や大型ショッピングセンター、郊外型の大型店に押された、程度の差はあるが、小倉北区の一部以外ではシャッター通りを見かける。
 だから居を構えるならその点を見極めること、(東京、大阪に比べれば適地は容易に見つかると思う)、でなければ車は必需品になると思う。 (私の場合は健康のためと負け惜しみをいいながら歩いています。)
・文化活動
 北九州市や周辺地域の特徴は旧八幡市は都市型公民館の発祥の地と言われるだけあって、公民館活動が充実している。北九州市で言えば小学校区毎に市民センター、町内会ごとに公民館があり月に4回で千円以下程度の低料金で各種の文化活動が習える(私が入った2クラブは無料)。勿論新聞社やショッピングセンターなどの講座やクラブなども別途にある。
 ただ歴史か地域的な特徴かわからないが、芸事が盛んな博多や筑後地方はタモリさんや松田聖子さんなどのように多くの歌手かコメディアンが出ているように、趣味のレベルでは同地域の人達から押されがちだ。
・人間関係
 北九州地域と言っても地域によって気質に少しづつ差があるが、私の住む北九州地域の西部に限って書く。
 他の県から来た人の感想は決まって北九州地域の言葉が荒い、然し付き合って見れば皆開放的で親切だと言う人が多い。
 (なお九州男児だと聞いて来たが、話を聞くと家では女性が天下を取っていると言う話しもありましたが、九州男児がいれば九州女子がいるのも当然だと答えたことがあります。日本初の公害防止運動は戸畑区の女性達が声をあげてからと言われています。)
 私は北九州地域西部の人は前にも書いたが、川筋生れの麻生太郎さん、高倉健さん、亡くなった野球の仰木彬さんのなど良い意味でも悪い意味での気質を部分的に持っているか、足して3で割った気質の人が多いようなな気がする。
 麻生さんが上から目線のような言い方をするが、1m半の男と言われるように付き合って見れば意外に親切でざっくばらんの親しみ安い人だと言うのが多い。
 開放的、人の困っているのを見ておられない(市議会で共産・社民を含む議員の全会一致の東北のガレキ受けいれ可決)、卑怯なこと嫌う、信義を重んじる、意外と親切、大雑把(火事や飲酒運転が多い)、荒っぽい(だからやくざの事件が絶えない)と言う言葉が全体的または部分的に当てはまる人が多い。
 以上北九州地域の良いこと拙いことを書きましたが、退職後アウトドアや趣味などで健康で充実した余生を過ごしたい人、仕事さえあれば上記のような生活を送りたい若い人達に、北九州地域は選択する地域の一つだと推薦したいと思うのですが。

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大津市のいじめと教育委員会と地方分権

2012-07-07 21:29:38 | 地方分権と再生
・同じ性善説に立った地方分権と教育委員会が抱える似た問題点
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大津の「いじめ死 
 大津市で昨年10月、いじめに遭っていた市立中学2年の男子生徒が飛び降り自殺した問題が波紋を広げている。「男子生徒が自殺の練習をさせられていた」。学校側のアンケートに多くの生徒がこう答えたにもかかわらず、市教委がこの事実を公表していなかったことが判明、騒動が再燃したのだ。「伝聞などで事実確認ができなかった」「自殺といじめの因果関係は判断できない」と、腰の引けた対応を繰り返す市教委には全国から抗議が殺到。越直美市長は6日にようやく調査のやり直しを明言したが、後手に回った感は否めない。
 秘められていた一部のアンケートの中身が明らかになったのは今月3日。「(自殺した男子生徒が)昼休みに毎日自殺の練習をさせられていた」「(同級生が)自殺のやり方を練習しておくように言っていた」。生徒16人がいじめの実態についてこう回答していたことが分かったのだ。
 アンケートには暴行現場を目撃したとする生徒の証言もあった。さらに、「先生も見て見ぬふり」「一度先生は注意したけれどその後は一緒になって笑っていた」と、教諭がいじめを放置していたことを示す回答も14人からあった。
 生徒が昨年10月にマンションから飛び降りた直後、学校側が全校生徒859人を対象に実施。約8割から回答があり、市教委は昨年11月の時点で、男子生徒が同級生にいじめられていた事実を認めていた。
 男子生徒が死んだハチを食べさせられそうになったりなど陰惨ないじめの実態も明らかにしていた。
 しかし、一部のアンケートの内容は公表してこなかった。市教委によると、「自殺の練習」との回答はすべて伝聞によるもので、「教諭のいじめ放置」も14人のうち13人が伝聞だったという。非公表としたことについて、澤村憲次・市教育長ら市教委幹部は「直接見たわけでなく、話の内容から確実性が低いと考えた。隠したとは思っていない。アンケートで、学校が事実と判断した内容のみ公表した」と釈明、「追加調査する予定はない」としていた。
 しかしその後、市教委が「いじめた側の教育的配慮も考慮」して、いじめ行為をしたとされる複数の同級生に直接、「自殺練習」について確認していなかったことが判明した。 (テレビでは加害者の子どもにも人権があると言ったと伝えています。)
伝聞なら“裏取りして”確認するのが当たり前。それもせず、多数の生徒の「勇気ある声」を“無視”してしまった。これでは真実追求より、隠蔽に走ったと取られても仕方ないのではないか。
 現にこの問題が発覚して以降は、市教委に「ちゃんと説明してほしい」「きちんと認めたうえで謝罪して」といった抗議が殺到。テレビの全国ニュースでもたびたび取り上げられ、コメンテーターらからも市教委への厳しい非難が聞かれた。

 ツイッターでは加害者側の親族に警察関係者、PTAの会長がいること、加害者の実名、中には写真まで。学校の正式名、同校には前回も似たような事件があったこと、同校は日教組の巣窟として地域では有名だったなどの未確認情報が流れています。
 この種のいじめ問題が発生するたびに何処かで聞いたような似たような発言をする教育委員会の名前が出てきます。
 今日の読売のウェークアップぷらすでもこの問題が取り上げられ、教育委員会の子どもの教育より自己弁護と保身を優先する体質にたいしての批判がでていました。
 教育委員会は Wikipedia によると、教育行政の地方分権、民主化、自主性の確保の理念、とりわけ、教育の特質にかんがみた教育行政の安定性、中立性の確保という考え方のもとに、教育委員会法によって創設された。地方自治体の長から独立した公選制・合議制の行政委員会で、予算・条例の原案送付権、小中学校の教職員の人事権を持ち合わせる。ことを目的に設立されたものです。
詰まりは教育委員会は会長以下上記の精神で、教育に専念してくれるだろうと言う、どの制度にもある性善説に立っています。
事実は教育委員長は名誉職、委員は腰掛け気分、実質は公務員の教育長率いる教育委員会事務局で総て処理されているようで、今回の教育委員会批判が出るのは理由もその体制からその反応が容易に理解できます。
 だから越直美市長も外部調査委員会を市長直轄にして作り、再調査しなければならないのです。
この問題はWikipediaにあるように経済界・首長からの廃止・解体論が出ていますが、何故か改善が殆ど進まないようです。
強い突破力を持つ橋下さんでさえ、教育委員会の改革を叫んでいますがその独立性から犬の遠吠え状態のようです。
これとよく似た問題に橋下さんの主張する地方分権にも同じような問題を抱えています。
これも地方の首長は皆やる気で日本国全体のことも考えて物事を判断してくれるだろうという性善説に立っています。
事実は橋下さんほどのやる気で地方自治体を管理している人は有名・無名の首長を細かく拾いあげても、おそらく百人台しかいないと思います。
 おそらく国からの管理から脱したいが、国から何らかの形の補助金を欲しいと思っている人達が殆どだと思います。
まして日本全体のことを考えて判断してくれる首長は原発、軍事基地などを取り上げても僅かしか居ません。
そして理論的にも問題ないがれきの広域処理に至っては、少数の反対派の批判や風評被害を恐れて震災後16カ月経っても10本の指でも余る位しかありません。
子どもの教育にもっと力を入れて貰いたい教育委員も地方分権に伴う今まで以上に色々な責任を果たさねばならない首長も子どものために、住民のためにもっと意識を入れ換えねば、教育も地方自治体の経営も、国の経営も上手く行かないと思いますか、教育委員、首長にそれだけの心構えがあるでしょうか。

なおイジメ問題にに就いてはカテゴリー→いじめをご覧下さい。

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宮城県のがれき処理と北九州市

2012-07-06 15:04:39 | 地方分権と再生
・言うことの矛盾に気付かないテレ朝の玉川さん・「いのちを守る森の防潮堤」に就いて・北九州市は宮城県や石巻市のどのような決定にも応援を
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 昨日テレビを入れるとテレ朝の玉川さんプラス、コメンテーターとと環境大臣細野さんの対談と言うか論争をやって居ました。
実はその前に「いのちを守る森の防潮堤」構想の話が出ていたようですがこれに就いては後に触れます。
 なおツイッター上ではこの問題で大騒ぎですが、全国的な問題にはまだなっていないようです。
然し北九州市のがれき処理を支持してきた私としては(私が勝手に思っている)責任上この問題を取り上げて見ました。
・言うことの矛盾に気付かないテレ朝の玉川さん
玉川さん:放射能で汚染されていないがれきで「いのちを守る森の防潮堤」を作っても問題ない
細野さん:がれきは汚染されている。 (がれきは汚染されているとして北九州市のもちこみを反対派は攻撃、そして玉川さん自身も最後にみるように同じ立場のようです。)
玉川さん:放射能汚染の程度が似た、然も被災地に近い茨城県の都市に何故受け入れを要請しないのか。
細野さん:むにゃむにや (被災地に近い地域での受け入れは正論です。そのような場所が受け入れれば、北九州市は受け入れの費用の他に余計な予算と手間を欠けて引き受ける必要なはないと思います。問題は近い地域に政府がいかに働きかけても、受け入れに消極てきだから細野さんは責任上言葉を濁すしか無かったのでしょう)
玉川さん:それに比べて汚染の全くない北九州市のがれき受け入れ反対。
細野さん:北九州市は公害防止の管理技術が高いので問題はない。北九州市が受け入れれば宮城県のがれきの処理の先が見えて来る。 (玉川さんは防波堤問題ではがれきは汚染はないといっておきながら、北九州市のがれき受け入れについては綺麗ながれき受け入れに反対している矛盾に気がついていません。)
いのちを守る森の防潮堤に就いて
・いのちを守る森の防潮堤」に就いての報道(河北新報より)
 がれきを防潮堤整備に活用する「いのちを守る森の防潮堤」構想をめぐり、宮城県議会と県の温度差が目立ってきた。議員連盟を結成し、全会一致で推進する議会に対し、村井知事は廃棄物処理法で木質がれきの埋め立てが禁じられていることや、構想実現には法改正が必要で2013年度末の処理期限に間に合わなくなる点を指摘した。
 村井知事は定例記者会見でも「県の独断で進められない。国と話し合いを進めなければならない」と慎重な言い回しに終始した。
 議連も引くに引けない状況にある。5月下旬には岩沼市で実証実験に着手。当日は1000人のボランティアが参加し、苗6000本を植えた。この日の会合では「構想を進めるよう県に求める」とし、6月定例会で県の対応をただしていく姿勢をあらためて打ち出した。

 これは生態学者の宮脇昭さんの「東日本大震災でも、タブノキなどの常緑広葉樹は津波に耐えた。津波の再来に備えるとしても、人工的に高い防波堤を築くのは景観面からも現実的ではない。瓦礫を資源として利用した土塁をつくり、そこに土地本来の常緑広葉樹を植えることで緑の堤防“森の長城”を築き、津波のエネルギーを減殺することを提案」だそうです。 (なお詳細はタイトルをクリックして見て下さい。)
 勿論具体的に土塁の高さや幅、どのようにして土とがれきを混ぜ合わせるなど設計上の問題は判りませんが、判った範囲の感想だけ書いて置きます。
・海水の進入は防げないので家屋などの浸水や家屋の移動は避けられないが、スピードは落せるので、海への流出などの確率がさがる
・根が地中深くなる木を選ぶ
・大木になれば水圧で折れてしまうが細い木はしなるだけで持ちこたえる→大木にならない木を植えるか定期的に植え替えるか(若宮さんが見たのは設立して何年かのイオンが景観維持か何かの目的で植えた森)
・引き潮で人などが流されも残った細い木にすがって生命が助かる
・家屋や車などが木々に引っかかった時の猛烈な力(面積×水の運動のエネルギー)で木々がどうなるか?
・宮脇さんの説に依れば木々の養分や酸素吸収のときの木の廃材は必要 (宮城県知事のいうように法改正が必要。)
・問題のがれきの汚染が全くなければ良いが、良く言われてるように、あったときは海間近の土塁からの海水汚染の問題、風評被害の問題は残る
要は地域の人達の地域の設計、大津波があることを考慮した生き方、風評被害への処し方の問題によることです。
・北九州市は宮城県や石巻市のどのような決定にも応援を 最近の情勢は、宮城県が4日までに受けた、環境省の通知では、今後のがれき処理先の選定について、岩手県の可燃物や木くずの処理は、既に実施中や調整中の自治体で、宮城県の可燃物は、一定規模以上の処理が可能な施設を対象にする方針が示されていた。毎日新聞より)そうです。
私は前々から書いているように、がれきの処理の方法は被災した地域が決めることで、北九州市を含む他の地域は被災地域がどのような決定をしても、その方針で協力すべきだと思っていますし、北橋北九州市長も全く同じ考えだと思います。


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猪瀬さんと橋下さんの株主提案・橋下さんは原点に帰り大阪の発展へ

2012-06-29 17:33:28 | 地方分権と再生
・批判だらけの橋下さんの関西電力への株主提案、橋下さんは原点に帰り大阪の発展に力を入れるべき
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東京電力に対する猪瀬さんと関西電力に対する橋下さんの株主提案とそれに対する一般反応は好対照を示しました。
猪瀬さんの発言
 報道によると、猪瀬さんの発言「競争原理の導入」「顧客サービス第一」などの経営理念や料金算出のプロセス透明化、への定款の追加記載で、「東電に必要なのは自らの改革意識。会社の憲法である定款に企業理念が書かれていないことが問題だ」と指摘した。
 個人株主も「民間事業者を活用した老朽化火力電力の更新はいい提案だ。大井火力発電所などはすぐにでもやってほしい」、定款に『情報開示』の明記を求めるのは一理ある」と理解を示した。一方、「目立ちたいのではないか」と厳しい見方を示すなどおおむ公表だったようです。
 テレビでの猪瀬さんの説明によれば、この内容の殆どは東電に申し入れ先方もある程度納得したもので、総会での定款に入れる申し入れは反対と言うのは折り込み済みで、今後東電をそれを遂行しない時の追求の証拠として考えているようです。、
 ツイッターの反応も
「東京電力病院は病床稼働率が低い!売却しろ!」「でも都が一般診療許可してくれなかったし」「ぐぬぬ」というやり取りを隠す猪瀬直樹 - 今日も得る物なしと言う意見のリツイートや賛成、反対、補足意見が意見が殆どで、
・東京電力は、事故自体よりも事故後の企業姿勢を問われてしかるべき。株主総会でも地域代表であり、株主である猪瀬副知事に対して聴く耳を持たなかった態度は失格だ。同様に神戸市長や橋下市長を無視した関電もヒドい
・猪瀬副知事は甘い!! 東京電力の発言の撤回、陳謝、再発防止策の改善を要求しないと同じ事を何回も繰り返す。再発防止策の改善として、ISO9001の導入を認めさせる。東京電力がISO14001(環境)を導入していれば、東京電力も受け入れやすいと思います。
と言う意見が散見しただけです。
・橋下さんの発言
 「成長産業の経営陣は経営上の将来リスクをはっきりと株主に説明するが、関電はその説明が不十分だ」、「このままでは関電はつぶれる」 と脱原発路線への転換を求めた。「衰退産業が歩んできた道を今、関西電力は歩んでいると思う」、「衰退産業もその時に、時代の転換を読めずに、そして経営を誤った。今がまさに時代の転換だ。エネルギー供給体制の転換だ」と訴え、「リスクをしっかり念頭に置いて、新しいエネルギー供給体制を目指してほしい」の発言。2030年時点の原発依存度や原発停止に伴う業績への影響に関する質問。上憲郎氏の社外取締役選任や、国から関電への天下りの禁止、取締役削減に関連した定款の一部変更。脱原発依存ではなく、原発の全廃を求める株主提案。
 これに対して朝日新聞の報道によれば、関電は同社の原発11基が全部停止した場合、9000億円の燃料費と代替の発電コストかかるとの認識を示したうえで、原子力が再稼働しなければ持続的、継続的な経営は難しいとの考えを示した。2030年の原発依存度については「現時点で何%が適正ということは申せない」と話した。  9000億円の発電コストは数字は違いますが大阪市特別顧問の原発全廃場合の政府保障の必要性と同じ考えですし、30年の原発依存度に就いては肝心の政府の方針が決まらないので分からぬのは当然で、折角の橋下さんの熱弁も軽く交わされたようです。
 有名な橋下さんの質問の様子が報道されましたが、心ある人達から見れば脱原発しか考えてないような内容のない発言のようにしか見えませんでした。
 また、「関西電力がこのままではつぶれてしまうと大変危惧している」とした橋下市長の総会での発言について、八木社長は「貴重な意見として受け止め、そうしたことにならないように経営陣が全力を挙げて経営改善、企業の発展に取り組んでいきたい」と話した。
と軽くいなされたような感じです。
その様な経過ですので注記のようにツイッターの原発推進、反対の両面からの橋下発言への反応は散々なものです。
 私は橋下さんに就いて書くとも、橋下さんの平成の国士、壮士だからもう
・少し言動を慎重にして身を誤らぬようにすべき
・その人気や影響力が上がるほど彼の問題発言は橋下さんに対する大きなダメージになる
・橋下さんの本領もその人気も公務員制度改革への実行力であり逆に言えばそれ以上の実績はないことを充分に知るべき
・当面は大阪府・市の改革は勿論企業とも協力して府・市の経営にも力を入れ。地域経済でも繁栄する大阪として日本の模範となるよう頑張るべき
・国政に打ってでるなら、充分に信頼できる人の意見を訊くこと、それから基本政策の船中八策も基本的に見直すこと。
 私の考えでは、みんなの党や中田さんの日本創新党など考えや世代が似ているところより、横からみることが 出来るように、国の基本は石原都知事、自民党の石破さん、立ち上がれ日本の片山さん、教育なら安倍さん、経済なら竹中さんなどに相談するが良いと思います。逆に駄目なのは小沢さんなどなど。
・国の全体像が出るまでは(問題が多すぎる消費税を地方財源に当てるなど)消費税増税、原発問題など全国レベルに渡る問題は余計な口を出さぬ。
原発に就いては今度山口県知事選挙に転身した飯田さんのようなカルト的な原発ゼロ論者を除くこと古賀茂明さんは専門の公務員制度改革へ転身されることと書いて来ました。 (注記参照) そして橋下さんの関西電力での発言批判にみるように、心配性の私の提案が当たり欠けているようです。

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猪瀬直樹さんの飯田さん批判今日発売の週刊朝日で飯田哲也が橋下批判をはじめた。しかし、関西電力に対して何もも獲ち取れなかったのは飯田氏の原発再稼働ゼロか百のやり方で、その責任は大きい。関電に具体的な譲歩を何も取れずハンタイハンタイと無責任にやって最後は橋下のせい、これが飯田という男の正体。
橋下発言に対するツイッター
・脱原発は本当に負担増なのか?未稼働は動かすべきだとおもうが。RT日本国民はそんなに馬鹿なのかな?RT 本人はわかってるんですけどね。 RT 昨日の関西電力株主総会での橋下大阪市長の脱原発発言を聞いて、国民が脱原発と負担増をセットで考えられないという論理能力の欠如を利用する橋下氏のあざとさについて考えさせられた。
・橋下市長の関西電力の株主総会での脱原発発言を見ると、この人は、煽動者以上ではない、と考えざるを得ない。とても政治を任せられない
・飯田氏が特別顧問を辞めて少し変わるかと思ったが、橋下氏は完全に残念な方向へ行ってしまっているようです。地方自治体が筆頭株主なんて状態を関西電力は改め、増資等で株主構成比率を見直すべきだろう。
・『関西電力は、このままでは潰れると危惧します。新しいエネルギー供給体制の構築を』などと、関電株主総会で発言したハシモト。それを聞いた一般株主「橋下市長の姿勢には疑問を感じる。停電が起きて何かあったらどう責任を取るのか」と。再稼働容認したけれどもね、奴は。二重に誤解してるよな。
・同感。自己矛盾 RT だったら大飯原発の再稼働を許すなよ。 RT 関西電力の筆頭株主である大阪市の橋下徹市長は27日、株主総会後、市役所で「(東電福島第1原発の)事故の教訓が全く生かされていない。非常に危うい経営陣」と同社の姿勢を批判
・おいおい。橋下知事。関西電力の脱原発はないと言い放った権やらきちんとやるべき事やってから国政に行けよ!
・関西電力の株主総会、株主で出席した橋下市長。芝居がうまいなあ!水面下では関西経済団体と密談!松井知事ともども、関西電力には、本気でケンカする気なし。橋下自身が設立したエネルギー戦略会議の結論に従わず、大飯原発の再稼働に賛成!古賀氏が「橋下氏は政治判断をされたのだろう」と言わした。
・フライデーでも、橋下の関西電力の株主総会でのまくし立ては、人気取戻しのパフォーマンス と言われてるのか。口ばっかりで具体策無いからなぁ。やることって言ったら、職員の締め付けばかりだからなぁ。猪瀬副都知事の具体的な指摘に比べるとね。
・橋下市長も一時的に再稼動容認とか言ってて、結局容認派なのか?と思ったら、株主総会でちゃんと廃止の方向へ話しをしてくれてたので、安全については理解があるみたい。 関西電力は、原発推進とか言っていたみたいなので、安全軽視をしているみたいで不安。既得権益?
・橋下ってこういう脅しばかりやってて…萎える。脱原発なんか中長期的じゃないとムリなの判ってるだろうに
・昨日の関西電力株主総会での橋下市長の発言は至極全うだった。国が原発依存度を下げる政策に転換する際に関西電力では対応出来ないのではないか
・関西電力株主総会報道で正義の志士の振りした橋下市長を持ち上げるマスコミ。騙されまい。
・賛否両論ありますが橋下市長は皆嫌がる矢面に立つ姿がエライと思いますRT 朝ズバのテレビでミノモンタが言ってましたが、橋下徹さんの意見を誉めてました。私も橋下大阪市長は、頑張ってくれてると思います。関西電力の答弁は、間違ってる!!それは電力業界の答弁やなあ
!!



北九州市のがれき処理報道

2012-06-23 11:57:40 | 地方分権と再生
・相変わらず瓦礫処理反対の少数派の言行ばかりを取り上げて、それを力付け風評被害を広げるマスコミ、特にテレビの報道。
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 18日に九州市のがれき受け入れと地方分権とマスコミ報道のエントリーして以後の報道です。 (括弧内は私の意見です。)
・石巻市の震災がれき処理について、北橋市長は市議会6月定例会の最終本会議で受け表明。市議や賛成派の市民から「頑張れ」と言う声援や拍手。一方「受け入れ反対など何度も叫び議事妨害したとして16名退場させられた。 (読売新聞より) (町内の説明会のときは町内の住民に限ったので平穏の内に終わりましたが、市議会はそれをしなかったので市外のセミプロの人達が入ったのでしょう。)
・NHKでは北橋さんの演説の一部と反対派の動き、そしていつも出る反対派の女性の「始めから受け入れありきは認められない」と言う発言を最後まで放送。市民の声として賛成、反対、判らないという言う意見を公平に?一人づつ放送。 (青年商工会議所の調査では約70%の人が賛成しているのに。 私は少数意見も尊重すべきだが、市民がどう思っているかは選挙の時の出口調査や、テレビでの街頭調査のようにボードに賛成、反対の印を貼り付けるなどの調査をするべきだと思うのですが。傍聴席の反対の意見を訊くのなら賛成の意見も同じ時間を割いてきくべきです。このやり方による少数派の意見から風評被害などのムード作りにテレビが関与することになるのだと思います。)
・大阪市もがれき受け入れ決定(ツイッターを見ると早速反対の投書勧誘のツイートが続々、橋下さんとのツイッターのバトルが見物ですが、橋下さん流の頑張りを願っています。)
・北九州市の決定に対し石巻市長から「受け入れを正式に表明して頂いたこと、北橋市長みずから市に状況を精査したこと、厳しい判断をして頂いた事、北九州市民の理解にたいして厚くお礼申し上げます」とのコメントの発表。
・北九州市は風評被害対策室設置、専任5名、兼任40名を当てた。 
・市議会の反応
 全会一致で議決したので勿論各派とも評価。
 もう少し早く決断しても良かった。
 市長の地もと農産物購買運動に協力する
 被害のデマの情報源を調査の必要。
 市長はし安全性の検証や説明を丁寧にやってきた。
(これにも珍しく社民系の人の評価のコメントも入っています。)
・読売が珍しく前向きの市民の賛成の意見と風評被害の心配の意見を報道。
・NHKが瓦礫処理反対派の「がれき処理量の見込みが減っているので、北九州市は処理を止めるべき」と言う市への申し入れを発表を放送。 (反対派もややトーンダウンの発言、それにしても何故市民の30%切れる反対派の意見をわざわざ放送しなければならないのでしょう。)
・九州山口の県庁所在都市の対応
a.受け入れ検討中は長崎市と大分市だけ
b.その他の市の反対理由(複数回答)
国の対応不足4市、安全性が確立されてない4市、広域処理の必要量か下方修正されている1市 (国の所為ばかりにして東北の支援をしないで地方分権などできるでしょうか。読売も解説記事で指摘して居ましたが、安全性の文句を言う前に北九州市の実績を調査して言うべきです。これを見るとやはり自分達の地域さえ良ければ良い、少数だが行動力のあるがれき処理反対派の対応など避けたいという意図が見え見えです。)
・先日紹介した仙台在住のシンガーのHiroko's voice さんの誤解と偏見がもたらすもの~北九州市がれき受け入れ反対派の抗議騒動について・続編を見つけましたので、がれき処理賛否両方の方も被災者側の意見をごらん下さい。
[前回の投稿へのコメント] 
 私の小ブログに寄せて頂いたコメントに就いて私の意見を書いて置きます。賛否両論の方達とも良くある「コピベ」でなく、ご自分のご意見を時間を割いて書いて頂きまして有り難うございました。 (括弧内は私のコメントに対する返事です。)
・私は北九州生まれの北九州育ちだがれき受け入れは反対。 (判りました。)
・ガレキは発生地で埋め立て処分するのがよい。わざわざ、高価な燃費を遣って運ぶ必要はない。 (がれき処理施設の建設費を比べれば、北九州市で処理したほうがはるかに安く済みます。がれき処理は北九州市が好きでするのでなく国と石巻市から頼まれたからやるのです。)
・北九州市でも廃棄物焼却工場の近くでは、地価の下落が生じるだろう。 (焼却工場の存在で他の地域より付近の地価が安いか知れませんが、廃棄物焼却前から以後も定期的に測定しており全く問題ないので廃棄物焼却による地価は変わらないと思います。私も内部を見たことがありますが、北九州市は環境都市と言われるだけ焼却工場は公害防止に万全を期した装置を持つ最新鋭工場です。一昔見た山奥の「ごみ焼場」と全く違います。)
・反対の理由の一つに風評被害を上げられております。風評被害を問題視することに違和感を覚えてなりません。むしろ不評被害を煽りたて大きくしているのではありませんか。 (賛成)
・福島県、宮城県、岩手県に住んでいるいる人たちの気持ちを考えたことはあるのだろうか。瓦礫に処理は最優先に取り組み協力すべきと考えます。 (賛成)
・石巻市の福島原発からの距離は、水戸と同じようなのもで、勿論、放射能は問題ありません。瓦礫処理の反対者は脱原発運動と結びついている事に問題がありそうです。 (賛成)
・高齢化する過激派の現在の活路は「沖縄」と「原発」です。これらは、不安感を煽って、住民への浸透という手法を取ります。確かに、不安を感じている「市民」は多いので、その人達の不安を煽り、彼らを前面に出して、「市民性」を演出するのが彼らの常套手段です。小さな子どもを抱えて、不安に感じているお母さんなどは、彼らの格好のターゲットです。 (私もほぼ同様な意見です。)
・ガレキがそれほど心配ないなら、被災地で処理すればよい。わざわざ、高い燃費を払って、北九州市に運ぶ必要などない。ガレキの処理で雇用を生み出せるのだから。耕作不可能な農家とか、人々が帰ってこないので、商売にならない零細業者、例えば、理髪業などの人たちに、つなぎの雇用を与える。 (似たようなコメントは他に1件) (意味は良く判りますし、次のコメントと共に国全体のことに就いて書かれているようですが、北九州市の場合は前に書いたように石巻市の依頼でやているのです。東北地方の地域の人達が自分達で処理したいというなら、被災地以外の自治体がそれに併せていらぬ干渉を避けるのは当然です。)
・ガレキも金属、木材、コンクリートなどに分けることができれば、大きな資源だ。鉄鉱石などより、効率的に金属が採れる。 (北九州市の場合は受け入れてるのは木切れだけです。)
・がれき受け入れ賛成派は、利権がらみの市長達と隠蔽したい政府の格好のターゲットです。 (北九州市の場合共産・社民の議員まで賛成ですが具体的な証拠は?)
・瓦礫は被災地で処理するのが一番良い事は当然です。でもそれでは長期間かかるので、早く復興させるため、全国各地に依頼している訳です。放射能は問題ないのですから、北九州市長の決断を多いに評価します。もっと被災地に近い自治体でもやって貰いたいものです(賛成、特に最後のご意見は大賛成です。)
・反原発運動の山本太郎は、横須賀の瓦礫処理の説明会に来て,抗議行動をしていました。瓦礫処理の反対運動は、横須賀市民ではなく、一部の反原発派が行っている事が分ります。前回逮捕された人は北九州の人ではありませんでしたね。色々理屈をつけて反対する事は可能ですが、まず被災地の復興に協力する事が大切だろうと思います。  (反対の北九州市民の内、70%賛成の市民の前で過激な行動に出る人は、市民の5%にも満たないごく一部の人達と思います。)
北九州市民:ブログ主の言うように大体報道の仕方が間違っている、周りを困惑させているだけだと、私も前から思って憤りを感じてなりませんでした。北九州市と言えば人情の厚い街です。 (全体的に言って私もそう思います。)
・この件はもともと宮城県の知事さんの要請があって(北橋市長も何度も石巻に足を運んで目で確かめ、石巻の住民、市長の困っている事も確認しての)踏み込んだ事なので、受け入れもしないところの人が「瓦礫を受け入れられて宮城も迷惑してる」とか言う事自体がおかしな話なのです。 (賛成)
・今日正式に受け入れ表明が決まってホッとしました!どうせいつまでも反対派の人々がしつこくうるさいのでしょうけどw。北九州市民として納得の結果です。 (私も元北九州市市民として同感です。)
・どこの人か知らないけど、色々へ理屈を言って反対のための反対をする人もいる。被災地に行って、被災地の人達の前で言ってみたらどう?その勇気があるかな? (誰でもそう思いますが、報道に依ればそんな(心ない跳ねっ返りの)人達も居たそうです。)


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北九州市のがれき受け入れと地方分権とマスコミ報道

2012-06-18 16:59:01 | 地方分権と再生
・がれき処理反対派を支援する報道姿勢・未だ進まないがれきの広域処理・いざと言う時に国に協力する性善説に立つ地方分権と外国人参政権・地方分権の基本的な問題・地方分権の前提となる住民の意識改革
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・がれき処理反対派を支援する報道姿勢
 しばらくマスコミを賑わせていた北九州市のがれき処理の手続きはほぼ平穏の内に各区の説明会を終えて最終的な段階に入ったようです。
 ほぼ平穏に終わった一番の理由は、説明会の参加者を各区の自治会の推薦者に限り、そうでない人は住所確認をしたそうで、何人かのなりすましを除いて、本当の意味の北九州市の市民に限ったからだと思います。
 と言うのは北九州市で生れ育った私は北九州市の人達が、余所から来た人に言わせればぶっきらぼうな物言いの北九州の人達は、開放的で人が困っているのを見捨てておけない男気のある人が多いの知っているからです。
・がれき処理反対派を支援する報道姿勢
 問題はその様子の報道の仕方です。
 テレビでも口を尖らせて市長に文句を言う人と、皆で東北の人達を助けるのは当然だと、言う人を公平?に一人づつの言い分放送していましたし、原発の段階的縮小論の読売新聞でさえ、説明会とは別に地域の労働組合主催のガレキ処理推進の集まりと、熊本の医師を呼んで、北九州市の示した数字でも必ずしも安全とは言えないなどの反対集会の様子を書いていました。
 北九州市の世論調査では75%が賛成と言う数字もあるそうですが、このような不公平な報道は北九州市民のことを知らない人達を迷わせ、がれき広域処理反対の人を勢いづかせるものです。
 私はマスコミが両方の言い分を公平?に取り上げるのは良いとしても、せめて市民の説明会の時でも選挙の時のように簡単な出口調査をしてその賛否の数字を発表すべきだと思うのですが。
 民主党出身の北九州市長は長い手続きと経費を使ってやっとここまでこぎ着けました。 それでも昨日の集会後、市長は健康被害が場合の対応など言って居ましたが、説明会でこの様な愚にもつかぬことを言った人が居るのでしょう。
石原都知事なら「黙れ」の一喝でことがけ済むのですが、民主主義とは面倒な物ですね。
・未だ進まないがれきの広域処理
それにしても、北九州市がやっと前に踏み出しましたが、何らかの形でがれき処理に踏み出したのは青森、秋田、東京、静岡で、東海、大阪市を除く関西、中国、四国の各府県などはは殆ど及び腰のようです。 (がれき受け入れ自治体一覧&マップ の労作を参照しました。)
勿論地域によっては焼却設備不足や地勢の関係で協力したくても出来ないと思われる県もありますが、政府の情報不足などの理由を上げるなど、青森→北九州市などのようにやる気さえあればどうでも出来ることです。
私は上記の自治体の本音は理由にもならぬ理由で反対する少数派の対処が面倒としたか、この様な問題は国が処理すべきとか、政府の指導方針が悪いかなどと言う考えに立った、消極または反対姿勢としか考えられないのですが。
・いざと言う時に国に協力する性善説に立つ地方分権と外国人参政権
 今、地方分権が金科玉条のように言われています。
 それは地方自治の他に、地方の人達が必要な場合国のために協力すると言う言わば性善説にたった地方分権である筈です。
 その最たるものは小沢さん始め民主党や社民党などの考える外国人参政権付与の考え。詰まり地方の問題で例えば韓国と日本の利益が相反したとき、韓国籍の人達は日本の利益を優先してくれるだろうと言う前提に立っています。
勿論この様な保証は何もありませんので、小沢さんなどが言う外国人へ参政権付与など全く違う観点、私から言わせて貰えば自分達の選挙目当てとしか考えられません。
これは極端な例ですが、東北地方のがれきの広域処理という原発や日米の基地問題に比べて、遥かに解決が容易な問題ももたもたして進まないのは非常に大きな問題です。
やはり地方自治体の首長や住民が、最終的には、日本全体のために考えてくれるだろうと言う前提が無ければ、地方分権は上手く行く筈がありません。
・地方分権の基本的な問題
橋下さんは持論の消費税は地方が使用と言っていますが、地方の経済力の差をどうして埋めるかはどうしても、中央政府の力を借りねば地方の社会格差が発生します。
 私も一般の人達と同様に、橋下さんの公務員制度改革を支持していますが、全国的に見て彼ほどのやる気と実行力を持っている首長は何人いるでしょうか。
然も先に書いたように地方の格差解消のための政府の介入が避けられないとしたとき、やればやるほど地方からの補助金を減らす事のないようにするのは当然ですが、それにも中央政府の政策が関わってきます。
 ゆとり教育と日教組の立場のように、地方分権は自分達の特権と考え、中央政府の介入を排除して、安住してしまう首長も多くでるかも知れないと考えるべきです。
・地方分権の前提となる住民の意識改革
詰まり地方分権を進めるには住民の意識改革が前提です。
そのためにいつも言うことが国民の再教育が必要です。  
 然し民主党幹事長に日教組出身の輿石さんが座っている以上学校教育に何も期待出来ません。
NHK始めテレビも朝日新聞も毎日新聞も余り期待できないとなれば読売新聞と産経新聞に頑張って貰うしかありません。
それと心ある有力政治家の党利党略を無視した国民への訴えかけです。
 原発問題を中心としたエネルギー問題、安全保障と基地問題、福祉と税の一体改革などなど、橋下さん始め地方の意見が中央に影響するほど、より正確な情報、公平な解説、中央や地方の政治家の不適正な発言への批判などなど、マスコミの役割は大きくなるばかりです。
 と書きましたが、私の言う事は理想論で、薔薇の世界のような地方分権はまだまだ遥か先のような気がしますが、皆さんどうお思いになりますか。、

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橋下さんが総理を目指すのなら

2012-06-01 17:09:26 | 地方分権と再生
・橋下さんは影響力を増すほど慎重な対応を・全国にうって出るにはそれなりの周到な準備を・私たちが反省すべきこと
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 最近の文藝春秋や週刊誌で橋下さんが総理大臣になったらと言う記事が載っています。
 それで私もタイトルのようなことを考えて見ようと思ってネットを探すと「橋下首相というフィクション」と言う毎日新聞のサンデー時評を見つけました。
 それでとかく長たらしく成りがちな私の文章を縮めるために、その記事の私も賛成の一部を引用することにしました。
・いくら人気があっても今の政治システムでは総理にはなれないし、人気途中で市長の職を投げ出すなど市民が許さない。
・出来るのはキャスチングボートを握る第三勢になるだけだ。
・橋下氏からは明確なものは伝わってこない。あれもやる、これもやると並列的にアピールしているだけで、国家経営のトータルビジョンはない。
・一人の危なっかしいカリスマがなぜ旋風になりえたかを検証することが大切だ。

・橋下さんは影響力を増すほど慎重な対応を
 私は前々から有能な橋下さんの為にも、当面は大阪府・市のことに集中して成果を挙げて、全国的に影響力を及ぼすべきて、原発問題などは全国的に問題で余り得意でないほうには控えるべきだと書いてきました。
 然し事実は大阪市特別顧問の古賀さん、飯田さんで大飯原発再開に関連して、関西電力を散々痛めつけた挙げ句、橋下さんの限定的容認発言→ツイッターでの「容認」でなくて福井県への「お願い」だの批判や→同趣旨の読売の社説→橋下さんの関西電力に関する今までの発言の振れ報道→そして今回の「橋下市長、再稼働「負けと思われても仕方ない」報道になりました。
 この問題はこのまま収まると思いますが、もし彼が維新の会を率いて中央に大きな影響力を及ぼすようになると、鳩山さん・菅さんと同じように本人の政治的影響力や政治生命に大きな打撃になります。
 然し橋下さんは維新の会を率いて国政に打ってでようとしています。
・全国にうって出るにはそれなりの周到な準備を
 橋下さんの選挙の際は小泉さんの「郵政改革」と同じようにお得意の公務員制度改革や地方分権に的を絞ってことによっては民主・自民に継ぐ第三政党として大勝するでしょう。
 少し逸れますが私自身は地方分権が万能薬でなく、橋下さんのようなやる気満々の首長はむしろ稀で、大多数の人達は分権の名で中央の指示も聴かず胡座を書き続けるだろうことは容易に想像されます。
 この様な人を選んだのは地域に責任で片づけるか、地域の格差の増大に対する中央政府の関与など問題を解決策も考えて置くべきです。
 然し党としては国政に打って出る以上、原発を含むエネルギー問題、国家的なビジョン、経済問題など全国的なテーマに就いて公約を並べる必要があります。
船中八策でもそれらしいものを出していますが、多くの批判があるようです。
その為にはしっかりした、専門的知識を持つブレーンを持つことです。
一発芸しかないお笑いのような専門家、飯田さんのようにカルト的な原発ゼロ信者でなく、学者や作家ながらながら辣腕を揮った竹中平蔵さんや、猪瀬さんのような広い視野と実行力のある優秀なスタフを集めるべきです。
国家観や全国的なビジョンを公約に入れるには、全国的な視野を持つ人達、例えば石原都知事、立ち上がれ日本の片山さんなど、または自民党の安倍さんなど意見を、極端な場合丸呑みしてでも良いから参考にし、中央に乗り出して国の大勢の実際が判ってからからゆっくり見直した良いと思います。公約を変えてもどうせ政権党や野党第一党にはならないのですから、それが拙いもので無い限り批判は出ないのですから。
・石原・橋下両氏の複式簿記による会計システム導入に期待
 橋下さんは石原都知事の真似をして複式簿記の会計システムや私が前から言っていた外部機関による査察制度導入など柔らかい頭と、公務員制度改革など大きな行動力を持っています。
 特に国の会計制度を変えるには物凄いエネルギーが要ると思いますが、その成功は官僚達の原価意識を持つ→それに基づく公務員の一般企業並みの改善活動に繋がる大きな成果が上がると思います。
 結論は橋下さんは当面は大阪府・市の改革に集中。その一方で着々と中央進出の準備をすること、そのためには優秀なスタッフや現実的な対応ができるアドバイザーの強化と言う誰でもが思いつく方式しかないような気がします。
・私たちが反省すべきこと
 同じネット上でこれも毎日の人のようですが、「我々は小泉郵政改革、政権交代の名でそれぞれ小泉さん、民主党解散の愚を繰り返さないようにすべきだ。」と書いて居ました。
 そして一般国民の私たちも、どの党を選ぶかは別にして、マスコミに乗せられないように、次の衆院選でまた二度と同じ失敗しないようにすべきだと思います。

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全く問題が無かった北九州市のがれき処理と反対派

2012-05-30 16:24:43 | 地方分権と再生
・反対派の人達を市民や住民と言うな・被災地からの声・がれき焼却反対派の正体は中核派・松山の小学校の北九州修学旅行延期・全く問題が無かった北九州市のがれき処理・朝日新聞の報道・北九州市へ
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23日に「がれき処理反対派の言い分」を取り上げてから以後の情報です。(括弧内は私の意見です。)
・ガレキ搬入の際執行妨害で逮捕されのち保釈された人は熊本県荒尾市の飲食店従業員と山口県中部の住民の報道
(北九州市のがれき処理に何故遠くから駆けつけるのでしょう。マスコミはこれらの人達を「市民」・「住民」とあたかも地域の人であるような表現は止めるべきです。)
仙台在住の長谷川寛子さんの意見
 北九州市がれき受け入れ反対派の抗議騒動について、ひどい話。被災者の一人として、激しい憤りを感じます。非常に悔しいし、心から悲しい。なぜこんなことになってしまったのか…。
反対の団体は「北九州は市民に知らせず、市民の反対も無視して強行にガレキを焼却しました」と訴えていますが、まったくのデタラメです。北九州市では災害廃棄物の受入検討に関するQ&Aを公開しています。市長のツイッターでも繰り返しアナウンスしています。
1)広域処理に反対するならば、被災地での処理にも反対してください。
2)被災地を自分の目で見て、自分の言葉で語って下さい。

(この種の団体は自分の主張に都合の悪いことには目と耳をつぶるのが特徴です。被災者の気持ちと意見を代表するものとして是非見て下さい。)
・依存症の独り言さんの瓦礫焼却反対派の正体は中核派だった 
全国で過激な瓦礫焼却反対運動を繰り広げている組織の正体が分かりました。
NAZENという組織です。
 正式名称は、「すべての原発いますぐなくそう!全国会議」(Nonukes Zenkoku Network)。

(この方面に非常にお詳しい方だけあって詳細なメンバーを挙げられています。誰もが想像していたように、反原発運動の一環としてのがれき処理反対活動の本心を隠すために、私が書いたような理由にもならない理由を付け、デマを流し大衆の不安を煽るだけです。然しそれでも次に書くようにそれなりの効果があるから困ります。)
北九州市の試験焼却で修学旅行延期 松山の小学校 「健康に不安」保護者
 北九州市で始まった東日本大震災のがれきの試験焼却をめぐり、同市への修学旅行を予定していた松山市の市立日浦小学校が「児童の健康に影響しないか不安だ」という保護者の意見を受け、旅行を急きょ延期していたことが25日、同小への取材で分かった。
 今後の日程とコースは未定で、行き先を変更する可能性もある。小野誠一校長は「保護者の声を尊重した。子供たちの思い出になるので、修学旅行は必ず連れて行きたい」と話した。

(北九州市のがれき処理反対の連日の報道で風評被害がでるのは判ります。新聞は朝日のように自社の主張に拘るのでなければ、反対派の論理の矛盾とかその構成を説明すべきだと思うのですが。やはり左派の言動に甘いマスコミの習性が風評被害の助長をさせているような気がします。)
放射能、ごく微量…北九州市のがれき試験焼却
 北九州市は28日、がれきの試験焼却で採取した焼却灰などの放射能濃度の測定結果を発表した。
 大半の試料から放射能が検出されず、最大値も1キロ・グラムあたり34ベクレルと、市が独自に設定した安全基準(1キロ・グラムあたり330ベクレル)の10分の1にとどまり、国の焼却灰の埋め立て基準(同8000ベクレル)を大幅に下回った。

別紙面での詳細報道
排ガスのバグフィルター前の放射性セシュウム:不検出~0.08ベクレル
排ガスのバグフィルター後の放射性セシュウム:すべて不検出
(がれき処理反対派はバグフィルターは無いのでがれき焼却反対。焼却中は外出を控えろと煽っていました。また昨日の報道では焼却場周辺の土地の採取をしていましたが当然のように放射能の反応はゼロでした。読売では反対派の意見として安全基準を越すがれきが搬入される可能性があるとの意見を紹介して居ましたが、市が今回のようにがれき選定の基準を遵守する限り、このことが起こらないのは分かりきっています。)
がれき焼却灰 北九州市、漁協同意まだ
(昨日の朝日新聞デジタルでは同じタイトルで、北九州市が実施した試験焼却で出た灰について、地元漁協から埋め立ての同意を得られていないことが分かった。 もし漁協の了解が得られねば北九州市のがれき処理は行き詰まる可能性がある。と鬼の首を取ったような報道をしていましたが、今日見ると上記の青字部分はそのままで、他は読売と似たような報道に変わっていました。
読売の報道を見て、さすがに煽るばっかりでは拙いと思ったのかも知れませんが本音はどうなんでしょう。)
北九州市へ
・ツイッター上の反応はがれき受け入れ前と様変わりして質・量とも圧倒的に反対派不利。「九州の人達は反対に何故立ち上がらないのか」と反対派の悲鳴。でも彼らのいわれない妨害がこれからもあると思いますが、環境都市の名に恥じないように頑張って下さい。
・松山市の保護者の修学旅行反対の動きを逆手に取って、松山市に行って関係者にがれき処理の安全性の説明は勿論のこと、北九州市がいかに公害に取り組んできたか、そしてそれだけの成果を挙げたこと。今回のがれき処理もその一環であることを説明し、北九州市にはスペースワールドだけでなく、公害防止に関する見学も入れるようPRしてはどうでしょうか。市は児童にも関心を呼ぶ設備だけでなくビデオなど多くの資産を持っている筈ですから。

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古賀さんの「停電テロ」発言と大阪維新の会

2012-05-21 15:49:37 | 地方分権と再生
・批判続出の古賀さんの「停電テロ」発言・電力で問題が起これば総てが橋下さんにされる可能性・先ず原点の大阪府・市と地方分権に回帰を
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私は朝日新聞とテレビ朝日の業績?の最後で大阪市の特別顧問の古賀茂明さんの表記の暴言に触れ、最近の古賀さんの発言を見て直ぐ浮かぶのは悪い意味良い意味での「狷介」の2文字です。それが経産省から苛めに合ったための発言か本心か判りませんが、折角の人材なのでもう少し控えた発言をして欲しいものです。と書きました。
案の定ツイッターでは古賀さんの批判が続出しています。
今朝のツイッターの「古賀」で検索した結果です。
関西電力批判・支持どちらもの立場と見える「つぶやき」も削除せずに総てコピペして見ました。 (太字は私も同感または重要と思う部分です) 
・古賀氏のテロリスト発言について、橋下氏は世論の反応を見ています。要するに批判多ければ古賀氏の発言を支持しない、つまり人気が全ての信念無き「偽善者」なのです。彼はズル賢い人間ですが、それを自分では「頭が良い」と思っているようですね。オウム教の「ああ言えば上祐」と同じです。
・橋下さんは古賀発言については珍しく言葉少な。彼はわかっていると思う。もう古賀・飯田は切って、原発から手を引いたほうがいい。彼の「小さな政府」路線にはみんな賛成なのだから。
・どうやら古賀も橋下も「停電テロ」の根拠も出さず、謝罪も訂正もしないようだ。関西電力は、「わざと事故を起こす」という発言について、全国で電気、ガス、水道、鉄道、道路、インターネットなどを人知れず支えているインフラ屋の誇りと名誉のために、古賀とテレ朝を名誉棄損で訴えるべきである。
・古賀氏は「最悪のシナリオ」と前置きしつつ「火力発電所でわざとか、わざとじゃなくても事故が起き、しばらく動かない事にしてパニックを起こせば『動かすしかない』という声が上がる。『停電テロ』みたいな事までいくんじゃないか」「何とか停電に持って行きたいと思ってやってきたとしか思えない」。
・拡散お願いします、最低の発言だ、許せない。(関西電力が)火力発電所でわざと事故を起こすby古賀
・「関電が停電テロを計画してないことを証明してから古賀茂明を批判しろ」と言ってる人たちがいるが、「911は米政府の陰謀でないことを証明しろ」って言ってた人たちとまったく同じ。悪魔の証明を求める人たち。
・古賀茂明氏の「停電テロ」発言、ソース動画。陰謀論ぶちかましてるな……。「911は米政府がやった」ぐらいのレベル。これを普通にテレビでやってるのがすごい。
・古賀茂明氏の発言に義憤を感じ書いてしまいました。彼を知る人は皆驚いています。ちょっと論点が拡散した文章になってしまいましたが RT:電力会社いじめはやめなさい-狂気を排除し、再稼動と政策の正常化を
・本当に、古賀さんがそんなこと言ったのかなあ。 こんな訳の分からない妄想にまで電力会社が対応しなきゃいけない状況に絶望を感じる。
東京で言えば猪瀬副知事のような人が、大阪にはいないのだにゃ。。。今回のことで古賀氏のレベルも分かってしまったし。。。
・こんな訳の分からない妄想にまで電力会社が対応しなきゃいけない状況に絶望を感じる。しかし古賀茂明氏ってこんなこと言ってるのか・・。
古賀さんは「霞ヶ関の若手に支持されている」と思っているようだが、私の知っている改革派はみんな怒っている。「役所を批判するなら、辞めてからするのがルールだ。それを彼が破ったから、省内の改革派が『古賀派』というレッテルを貼られてパージされた」という。彼の帰る場所は霞ヶ関にはない。
・古賀さん、この6カ月で明らかに変わったと、知る人3人から聞く。ルサンチマン(主に強者に対しての、弱い者の憤りや怨恨、 憎悪、非難の感情)を組織に持つ人が権力握りテレビに出続け変な人に囲まれると、そうなるのかも。心理学的に面白いがこの人の狂気?が大阪の現実政治に影響を与えることは恐怖。
・古賀さん停電テロという発言を関電に言ったそう…。この方、冗談ではなく、逝ってしまった、言ってしまった、(別世界に)行ってしまいましたね。これは橋下さん、辞表をもらうか、切りすてても文句ないでしょう。
・古賀氏は関電に謝罪すべきだ。 RT: さすがに関電もぶち切れ寸前? 「停電テロという状態にもっていこうとしているとしか思えないというインタビュー・・
定年退職した職員も動員して、老朽火力をフル稼働し、定期点検すら出来ずにギリギリで電力需要に支えている電力会社は、古賀茂明という狂人による「火力事故を起こして足りない状況をつくる」という発言に、古賀とテレビ朝日に断固として抗議し、謝罪・訂正をしない場合は法的措置をとるべきだ。
・橋下、飯田、古賀…。「民衆革命の指導者」になることに陶酔し、「狂人軍団」と化しつつある彼らは平気で嘘をつく。科学的根拠がない、経済を無視している、論理が破綻している…と批判しても目覚めない。宣伝手法が、ラジオと拡声器から、テレビとネットに変わり、日本は「狂人の群れ」となるのか…。
・今朝の「モーニングバード」で、恐ろしい言葉を聞いた。「停電テロ」。ギリギリまで電力不足キャンペーンを引っ張っておいて、最後は「原発再稼働がないので計画停電」という「プランC」を関電は持っているのではないか、と元経産省官僚の古賀茂明氏。うーむ…。
・関電の大飯原発再稼働は、関電のサボりと脅しで実現しそうになってきたが、再稼働ストップの頼みの綱は、飯田さんと古賀さんの理論武装しかなくなった。マスコミのいうこともバラバラでNHKはもう再稼働を煽っている。民放はまだしも、これほど浮世離れしたNHKは見たことがない。
・電力会社をいじめなくても電力自由化はできるし、デマ流さなくても原発の未来は語れるし、大阪の市長や元官僚の古賀さんのように国へのルサンチマンを語らなくてもエネルギー政策はつくれるし、福島の嘘を語る自由なんチャラ協会やデマッターを排除しても福島に関係ないし。整理した方がいい
・古賀さん、日本は大阪の電力の植民地じゃありませんよーーーーー/ 大阪市や府の節電努力なんて全然見えませんけど???
・古賀氏「他電力からの融通はかなり重要な要素になると思う。余ってるところでもっと節電しろとはなんでそこまでやらなきゃいけないかと思う人もちょっとあるだろうけど、今回のことは誰の責任とかよりも、みんなで乗り切っていこうと」・・・えええ????
古賀茂明氏は経産省内で、電力・エネルギー担当の経験なくでは週刊誌に公開した東電処理策も内閣府出向中の私案で政策文書ではありません。飯田哲也氏は自然エネルギー事業に関わっている方で、金融ではインサイダー扱いされる方。

[私の意見]
今朝のテレビで石原都知事が橋下さんと連動して、東京維新の会の塾の設立を発表していまし、橋下さんの人気は上がるばかりです。
 一方ツィッターに見るように、橋下さんの大飯原発と関西電力批判は古賀の暴言?もあり、古賀・飯田ラインのエネルギー政策も限界がみ見え始め、日の出の勢いの橋下さんへの影も見え始めています。 (*参考には同じく飯田さんに関する呟きをDBの為もあり上げています。)
 それに加え原発事故相・関西広域連合と議論にも、国全体の安全・経済を見る細野さんと担当の県の安全ばかりを主張する府県知事の意見の絡み合いがの調整が着かずに、大きく言えば橋下さんの主張の原点である地域主権の限界も見え始めています。
 そしてこれらが不調に終わり万が一にも停電で地域のの経済や病院などの運営に大きな影響が出た時は、地域に大きな影響力を持つ橋下さんへの批判は免れないと思います。
 そうでなくても電力問題で大企業の海外流出、それができない中小企業への打撃が出た場合、京都や滋賀の反対などは無視され、また今までのように総て関西電力の所為にできないどころか、橋下さんや維新の会への集中的な批判は免れません。
 橋下さん率いる大阪府や市は此処では関西電力攻撃一本槍でなく、具体的な対案をだして前向きに議論すべきです。
 私は何度も言うように外野から言えば、全国的な原発再稼働問題を一時置いて、橋下さんは地もとの大阪府・市と基本的に主張の地方分権と言う原点に帰り、全国に的に乗り出すのはその目途がついてからと言うのが最上の道だと思うのですが。

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*参考:飯田哲也さんに関するツイッターのつぶやき
・橋下と共に脱原発を掲げながら、再稼働と電力供給を関電と裏取引する、推進派よりタチが悪いやり方ですよ。ここで騙されるから原発が止まらないんです。 RT:ご返答がないようなので続けさせてもらいますが…飯田氏は再稼働を良しとしてないようですが。
・隠れ推進派の王道です。エネシフジャパンとか、WWFとか、飯田哲也とか。合言葉は「100%自然エネ」です。 RT: 自然エネルギーを推進する人で、火力を使うなと言ってる人って、いるのでしょうか?
・飯田哲也氏は大阪のエネルギーの中心は古賀さんですとTWしてましたね。謙虚の影をかぶった責任回避モード。太陽光42円でも暴れてないし。もう決まったし関係深い環境省はGOですし、皆にたたかれるからでしょ。ずるいですね。
・世に倦む日日が飯田哲也氏を批判しているのは池田信夫等の原発推進派やネット右翼だと言っているが、ちょっと違うんだよなぁ。学界等の良識派で、勿論原発反対、エネルギー問題の本質を良く知る方々からも実は批判されているんだよね
・江川氏の応答と飯田氏のさらなる返答まで含めた5/19時点での最新版 .「江川紹子氏と飯田哲也氏 「関西の電力が足りていると言い張る人」というレッテル」をお気に入りにしました。 同じ呟き3件
・橋下氏は古賀市や飯田氏を切れば「まっとうになる」と考えている人がいるなら、既に橋下氏に手玉に取られていると言わざるを得ません。彼の狡猾さは称賛に値します。口先八丁・手八丁。世渡りこそ彼の「処世術」。時として涙して見せ、まんまと人心を掌握します。同趣旨他に1件 
・飯田哲也さん(朝日「フロントランナー」19日)に賛成。原発不要は当り前の声が広がるのはいいが、「俺の方が正しくて再稼働反対・即時停止が大原則、10〜20年以内に穏やかに廃炉なんて言うのは実は原発支持派だと敵視する人が結構いる。違う意見は認めないのは、形を変えた原子力ムラと同じ」。
福島みずほさん:週刊現代の金子勝さんと飯田哲也さんの対談は面白かった。関電の電力の供給と需給の見通しのおかしさはその通り。
・マニフェスト違反になるので、メインイベントの株主総会まで開き直って、前座(古賀、飯田等)が、関電を悪役にし続けると思います。RT:橋下氏は反原発を捨てるでしょう。 @ikedanob 電力供給を政治のおもちゃにするような政治家には、誰もついて行かないだろう。
・福島みずほさん: 議員になってまずやったことは超党派で自然エネルギー促進議員連盟を作ること。飯田哲也さんたちが全面協力10年ほど前に政府のRPS法案に対抗して買い取り価格制度を盛り込んだ自然エネルギー促進法案を議員立法で出したが負けた。ようやく成立した自然エネルギー促進法。促進するぞ!
・「節電密告官」の活躍によって、関西でエアコンや医療機器が止まり、お年寄りや病人が亡くなっても、古賀が「原発稼働への自爆テロだ」、高橋洋一が「この程度では生ぬるい」、飯田が「暑さで亡くなるというパラダイムシフトです」とか、ほざきやがったら、どうしてくれようか。
・朝日新聞のきょうの社説は「大飯原発―再稼働はあきらめよ」。beのトップランナーは飯田哲也。朝日も「停電テロ」派にコミットしたわけだ。ちゃんと覚えておこう。戦争の後のような言い訳は許さない。
・飯田氏が原発を止めて混乱を拡大しようとするのは、「原発ゼロ・自然エネ100%」をめざす彼としては当然。それによって何兆円の貿易赤字が出ても、彼の商売は繁盛するんだから合理的。悪いのは、こういう詐欺師にだまされる政治家。
・飯田哲也さん:飯田の主張する「賢い節電」や「原子力は投資リスクが高く時代遅れ」などが理解できない「不勉強な識者」や「ガラパゴス経済学者」のために。ボストン在住研究者の高橋賢児氏から応援資料のご紹介 http://p.tl/1r1t (ほぼ日本語です)
・飯田氏や孫正義氏らは、太陽光による発電コストは驚異的な勢いで下がってきていると主張する一方、世界的にもあり得ない42円などと言う超高値の買い取り料金を20年もの長期間、国民から搾取しようと企んでいる。”
・飯田氏は他地域からの融通や節電を前提とした「電力足りる論」をいい加減止めるべき。「両親からの仕送りがあるので結婚しても自立していけます」と言う痛い人のようです。節電も電力が足りてない証拠に過ぎない。壮絶な自己矛盾です。
・ 大阪府市統合本部のエネルギー戦略会議が、大飯原発再稼働もない、計画停電もない、第3の案を提示するようです。ここには飯田哲也氏、植田和弘氏ら専門家もいますので、政府案よりずっと説得的な案が出てくる可能性大です。国が腐っているなら地方でやる。
・そろそろ菅氏や岡田氏、橋下氏、飯田氏、孫氏などを合わせて、「E(lectrical)級戦犯」という表記を提起しておいても良いような気がします。今のうちに提起しておけば、そう遠くないうちに使うことになるでしょう。
・懐刀が飯田と古賀ではね〜RT: 橋下市長、「第3の案」で夏の電力不足克服へ : 電力融通は都合良すぎ、シエスタ休暇は働く人のことを考えてないし、輪番操業は計画停電と同様にタチが悪い。どんな『政府の案に並ぶぐらいの具体案』が出るか、生暖かく見守りたい所存。
・磁石が引き寄せるように、同じ考えの人達は引き寄せられるでしょうね。RT:橋下氏は古賀さんに電話で頼んだと 言っていたが、元々、古賀さんと飯田氏は「脱原発」で考える案だろう それが様々な仕事に携わる 市・府民にとって良案かどうかだが。
・メガソーラーを推進する輩は大半がそう。メガソーラーなんて無駄な電力と自然破壊の代名詞なんだけど、小沢冤罪事件と同様になかなか真実が浸透しない・・菅直人、孫正義、飯田哲也・・数えるときりがないぞ・・
・「電力の大口需要企業が輪番操業」とか、勝手に決めるな。その影響が従業員の生活にどれだけ酷い状態をもたらすかは去年やって自動車業界とその関連企業が散々経験済み。反原発煽った責任はしっかり橋下、飯田、古賀でとれよ。
・飯田哲也のBG。今回はブントとの絡みでこれを再掲→第1章 反原発派勢力構造 「過激環境保護団体とプロ市民・熊取衆と共闘」橋下の特別顧問って新左翼とも繋がりがあるんだ~。大阪の人は気をつけたほうがいいんじゃないの?
・魔法でも使うのかな飯田のおっさんがw RT: 【大阪】電力対策で「第三の道」=有識者会議で検討―橋下大阪市長: 時事通信5月11日(金)20時12分配信大阪市の橋下徹市長は11日...

北九州市のがれき処理と反対派

2012-05-19 16:42:06 | 地方分権と再生
・理由にならない理由で瓦礫処理反対・次第に追い詰められるがれき処理反対グループ・良識ある北九州市民頑張れ
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 今朝の読売新聞の地方版だと思いますが、石巻市のがれき処理に着いて次の報道をして居ました。
・北九州市は18日試験焼却のため市に搬入する予定の石巻市の瓦礫について放射能濃度の測定の結果放射性セシュウムは不検出。予定通り22日に北九州市に搬入する。
・北九州市のがれき受け入れに反対している「震災批難者お話の会北九州」が同市漁港に、同市ががれきの焼却灰を若松区の最終処分場に埋めることを想定していることから、海に放射能が洩れることが懸念される」と訴え、受け入れや埋め立てに反対するよう要請した。漁協の組合長は「風評被害が起これば、議業者の生活にも関わる。今後市から説明を受ける予定なので、不安を払拭できるかどうか見極めたいと」と応じた。
 私は反対派の抗議を石原都知事のように、黙れと一蹴して欲しかったのですが、北橋北九州市長始め、議会の人達も一体となって今回のプロゼクトを着々と進めると信じています。
 然し、前に何度も書いたように日本はムードや、それに連動する風評被害が日本に大きな影響を与えてきた例がいくらもあります。
 それで普通のおっさんを自称する私でさえ、改めて反対派の意見の矛盾点を指摘するのは馬鹿げていると思いますが、あえてがれき処理反対派の言い分を取り上げて見ました。
・「本当に子どもの体への影響がないのか、ほとんど議論されてない」
 がれきを入れた袋の横で放射線の空間線量率は毎時0・06マイクロ・シーベルト程度で、自然界で検出される範囲内の数値。放射性セシュウムは不検出。
 がれきを燃したさいに出る煙は自然界と同じで議論の余地無し。
・海が汚染される可能性がある
 燃したあとのがれきの残差は埋め立てる。反対派は自然災害のときに海に洩れださないか?と言うが、埋め立て予定地の付近は山も丘も川もない広大な平地なので、自然災害など考えようがない。津波でも東北の例のように地上に飛び出ているものは流されるが、何もない平地には害を及ぼさない。従って洩れることはないので海が汚染することはない。仮に洩れても北九州市のがれきと同様の放射能しかない。
 それで子どもへの被害はないし、海産物が汚染されることはない。
・岩手・宮城のがれきは同県内の瓦礫処理施設に処理させれば良い
  岩手・宮城の自治体が自分の所で処理すると言えば、当然同自治体の好きなようにすれば良い。
 同自治体が処理に困って要請するのなら、日本国民として応援するのは当然だ。
 反対派がそれでも岩手・宮城で処理するべきと思うのなら北九州市など受け入れの自治体を批判するだけでなく、岩手・宮城の自治体に抗議すべき。反対派も日本人なら岩手・宮城の自治体に自分の所で処理しろと批判ができるだろうか。
・宮城県石巻市の震災がれきの受け入れ可否を検討する北九州市の有識者検討会のメンバーは、公正に選定されていないとして、検討会の無効確認を求める住民監査を請求。理由は「検討会は受け入れが前提で、放射性物質に汚染されたがれきを受け入れるかどうかという重大事項が検討対象にない
 現実は搬入されるがれきの放射能は自然界と同様と判明。監査請求の根拠薄弱。
がれき処理反対派は次々に突きつけられる現実に、漁業組合に泣きを入れるか、拒否されるのは確実な監査請求など追い込まれているようです。
 北九州市議会は日本に先駆けて満場一致でがれき受け入れを採択しました。
 それも原発反対の共産党、社民党も含めてです。
 脱原発を訴える社民系議員の中には「受け入れは放射能の拡散に繋がる」としていたが「被災地の復旧、復興のため、原発問題と切り離して考えると」転じたそうです。
 この裏を読むと、社民党は反原発運動のためにがれき受け入れを反対してきたのでしょう。
 詰まりしょうもない理由で、がれき受け入れ反対する人達の多くは反原発の気運を盛り上げるために、がれきの問題を持ち出す人が多いと思います。
 北九州市は全国一二を争う公害の街から環境都市に変貌する間に、蓄えた抱負の経験と技術があります。 そしてその技術を持って海外に打って出ようとしています。
 私は海外の技術者研修のボランティアに参加した関係で、環境問題の直接担当ではありませんでしたが、可なりの環境関係の技術者を北九州市が持っているし、大学や他の自治体とのネットワークを持っていることを知っています。
 万が一北九州市の厳しい検査を抜けたいくらかの放射能物質が紛れこんでも、それを防ぐ技術はあると思います。
 北九州市のがれき処理の動きは日本中から注目されています。
 そして北九州市の動きが福岡県内の自治体や長崎県などに広がっています。
 それでいわれない、然も少数のグループの圧力で今回のプロゼクトが失敗すれば、環境首都、環境特区、環境で世界に打ってでようとする戦略に大きな痛手を負うことになります。
 そして何よりも元北九州市民として、北九州の大多数の人達が、がれき受け入れ反対派のように、東北の災害復旧より自分達の利益や主張を優先する人達ではないと信じています。
 そして今度の事で後退して、他の地域の人達から北九州市民が利己的な人達と思われないことを願っています。

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経済無策の大阪維新の会?と原発問題

2012-05-12 16:32:29 | 地方分権と再生
・理想ばかりで具体的な中身ぎ見えない経済政策・関西電力の追求中の東洋紡600人の関電地域脱出・維新の会は原発問題と経済の影響を考えるべき
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 私は大飯原発稼働の問題で関西電力を追求する大阪維新の会の特別顧問の原発ゼロを主張している環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也さんと、前経済産業省の古賀茂明さんのやりとりを見ていて、関西に大きな影響力を持ち、中央を狙う維新の会として、日本経済、特に関西地域の経済にどれだけの政策を持つのか疑問を持ち始めました。
 何故なら原発の稼働・停止は電力供給に対する不安、電力料金の値上げなど、中国などの開発途上国の追い上げで競争力低下に悩み、円高に悩む企業の衰退、海外進出、産業の空洞化、地域の衰退など経済に大きい影響を与えるからです。
 それでネットで大阪維新の会の船中八策の経済・雇用関係の政策を調べて見ました。
【経済政策】
・産業の淘汰を真正面から受け止める=産業構造の転換・産業の過度の保護から競争力の強化=徹底した就労支援⇒衰退産業から成長産業への人材移動・特定分野に税投入する計画政策から、経済活動の自由・消費者の選択を重んじる政策へ・貿易収支から所得収支・サービス収支の黒字化・高付加価値製造業の国内拠点化
<議論>脱原発依存、新しいエネルギー供給革命~日本の競争力を弱めないか・原発に代わる代替案
【雇用政策】
国内サービス産業の拡大=ボリュームゾーンの雇用創出⇒IR型リゾートなど・徹底した就労支援=消費者のニーズのない雇用を税でむりやり創出しない・労働市場の流動化、自由化⇒衰退産業から成長産業へ・外国人人材の活用・教育機関による人材養成=グローバル人材の養成・女性労働力の徹底活用
 これを見ると<議論>の欄や、削除しましたが<レクチャー>の欄もあるので維新塾のレジメなのかも知れません。
 然しこれをざっと眺めても、将来はこうありたいと言う政策と言うよりたたき台程度のもので、具体的な対策は何もありません
 然し情報不足の私としては、出来る範囲で公正を期するために、この問題を取り扱った、ニュースウィークの作家・評論家の冷泉彰彦さんの評論を取り上げてみました。
 冷泉さんは、評価出来る点として、政策の組み合わせが新鮮、改革の実現のための「国家観というインフラ」に関しては、TPP、日米同盟を肯定するという現実的なチョイスをしていること、世代間格差の問題に踏み込んでいる点を上げた上で、疑問点を挙げるなど割合に公平に書いているようです。
 彼の経済面の疑問点です。
疑問の三点目は、経済成長の戦略です。官の非効率を改めて、民間の経済合理性を入れていけば活性化ができるというのは、官の側の問題点にフォーカスすれば出てくる話です。ですが、国家レベルで成長トレンドへ復帰するためには人材育成政策などの中長期的な「漢方薬」だけではなく「待ったなし」の産業振興政策が必要とされます。
 民間の活性化をどう政治が後押しするのか、農林水産業しかり、エネルギー政策しかり、エレクトロニクス産業の再生と重電分野の輸出を促進するのかという点、更には自動車産業とエコカーの将来など論点は沢山あります。しかし肝心の中身が見えないのは大いに不満です。例えば、TPPにしても、軽自動車規制を止めろというアメリカの圧力に対して、どうするのかというのは、交渉術や政治の問題と共に、日本の産業政策としてのビジョンがなければ戦えない話です。

 大阪維新の会は元経済産業所の古賀さんと言うプロ中のプロ、然も中央の情報も収集できる人がいるのに、なぜこの様な理想案しか出てこないのでしょう。
 そして原発ゼロと言う日本の生きて行く一つの大きな柱である経済のことに念頭にないように見える、まるでカルトの教祖のような飯田さんを原発問題に当てたのでしょう。
 大飯原発問題では早速反応が出ています。 
東洋紡の坂元龍三社長は8日の決算会見で、今夏の電力不足が懸念される関西の事業について、「総合研究所」(大津市)の研究員約600人を、関西以外の工場に一時的に移動せると話した。坂元社長は更に「電力が足りなくなれば、北陸電力管内の敦賀事業所や、中部電力管内の犬山工場に移すことも考えたい」と話した。
 同研究所内で医薬品の受託製造などを手がける「大津医薬工場」は、他工場での代替生産ができないため、自家発電設備を導入する予定だ。大阪市北区の本社では、LED照明や太陽光発電の導入などで昨夏比4~5%の節電を図る。
 関西電力管内の今夏の電力需給について、政府は14・9%の電力不足になるとの見通しを示しており、企業にとっては深刻な課題となっている。他の企業でも本社機能や工場、研究所の一時移転の検討が広がり、関西経済の空洞化に拍車がかかる恐れもある。
産経新聞より)
 前にも書きましたが、関西電力の供給範囲でも、上記の他に大和ハウス、キリンビール、山陽特殊製鋼、三菱自動車などが自家発電、蓄電池の設置など考えているそうです。
 これは総て後ろ向きの投資で、たださえ企業の体力が落ちている企業に取って大きな痛手です。
 地域に拠点を置く、雇用に重点を置く大阪維新の会はこれをどう考えるのでしょうか。
 いや会は全国を目指すのだから、国内の移転は問題ないと言うのでしょうか。
 今や全国的に影響を及ぼし会自身も全国を目指すのなら、政府の14・9%の電力不足が怪しいと自分達の主張の線に添った予測がでるまで、大飯問題を引き延ばすよりも、電力問題で企業が海外に拠点を移し産業の空洞化をいかにして防ぐかを考えるべきです。
 橋下さんも週刊誌では次の総理大臣と取り上げられています。
 脱原発で頑張っている福島みずほさん率いる絶滅寸前の社民党とは日本の政治に及ぼす影響力は全くちがいます。
 だからこそ原発問題には慎重に取り組んで貰いたいものです。
 原発問題も電力不安、電気料金の高騰、産業の空洞化、将来の石化燃料の供給問題、再生エネルギーの開発の遅れとなど、経済問題を考えた上での関西電力の原発問題に取り組んで貰いたいのです。

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橋下さんと地方分権の限界を知るべき

2012-04-16 12:18:05 | 地方分権と再生
・実現不能の反原発の対案・原発停止に伴う大阪府内企業への手当ては?・地方分権の限界・橋下さんの限界・軽薄なテレビ報道・有権者の考えねばならぬこと
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 再稼働の必要性を認めた民主党政権の打倒を宣言した橋下氏の発言は、政府・民主党に波紋を広げているそうです。
・橋下さんの主張に賛成する部分
 福島第一の事故原因も判らずそれに基づいた安全基準もできていない
 普通のプラントでの安全基準を作るには、通常は企業の建設、運転、保全部門の三者で事故原因を追求しその対策である技術基準を作るのが普通のやり方です。
 福島第一の場合は東電も現場の人達も事故処理に追われて、事故原因の追求どころでないので 、第三者の経験者が寄って調査するのは致し方ないと思いますが、政府の事故調は現場の運転では素人ばかり、然も「昨年の7月8日、都内で2回目の会合を開き、「事故原因等調査チーム」は事故後の対応に主眼を置き、原発のベント作業などの対処や意思決定の実態解明に乗り出す。次回会合は9月27日を予定している。」 (つまりそれまでは事故原因の調査は行わない)としたのに、政府からもマスコミからも何の批判も出て居ませんでした。
 私の想像では原発は悪と言う観念と、事故後の政府の対応のまずさの批判に囚われて、他の原発を今後どうするかという政府としては当然考えねばならぬことは全く頭に無かったと思います。
・橋下さん・大阪市の提案の内おかしいところ
a.需要が供給能力を超える場合のみ必要最小限の原発の運転→橋下さんが良く言う「現場を知らない」人の素人じみた実行不能の提案
b.実行不可能な再生エネルギーの大規模使用の提案、多分具体的には何も考えてない提案。それ位政府で考えろと言うのか(参照:無責任な大阪市の関電全原発廃止提案
c.原発停止に伴う大阪府内の企業への影響を何も言っていない
 昨夜のテレビでも電力不足に対応して、大手企業の非常用電源の手配と、それでも追いつかぬ困惑、中小企業の完全なお手上げの放送がありました。府下の企業からも同じことが橋下さんの耳にも入って来ている筈と思うのですが。
 また橋下さんの発信力があれば、原発停止の影響の大きさを考えれば、これくらいのことは辛抱してくれと企業に訴えている筈ですが、元経済産業省にいた堺屋さんや古賀さんは何も言わないのですかね。
d.原発から100キロ程度の府県との安全協定締結
 これに就いては、政府内でも「とても広すぎて対応できない。これを認めたら原発は1基も再稼働できない」と言っているそうです。
 詰まり橋下さんの考えていること、政府が心配しているのは、その範囲の府県とその中の地方自治体の了解を得ることです。
 大飯原発の場合は今までは福井県と大飯町長の了解を得ること、原発設置に伴う事実上の迷惑金としての補助金を支出するだけで良かったのですが、
 原発の補償金の直接の恩恵を受けない地方自治体に取っては、住民の安全を護ればよいので、停電が無い範囲で原発などない方が良いに決まっています。
 これによる事実上の原発停止→火力に移行→燃料費の高騰→電力料金の高騰になれば電力会社の合理化が進んでないと批判。
 今まで問題を抱えていたために休止していた火力発電所に故障が起これば電力会社の対応批判。
 なんとも気楽なものですね。
 然し地もとの企業が電力不安と電力料金の高騰で海外に出たら、その企業に留まるようにお願い→企業は拒否→地方としてはお手上げ
 これらのことは、既に報道されていることです。
 これに対して橋下さんはどう考えているのでしょう?
・地方分権の限界
 地方自治体の人達は原発問題の日本全体に影響を与える影響は、総て政府の責任だとして、地方の事情を優先で考えていては日本は成り立って行きません。
 勿論政府は地方の問題にも充分な関心を払うのは当然ですが、地方も国全体のことを考えるべきです。
 地方分権は、基本的に地方自治体の人達も国全体のことを考えてくれていると言う、いわば性善説に似た考えが基本にあって始めて成立することです。
 そして話しは少し逸れますが、外国人参政権反対論者の「外国人が日本人と同じ考えで、地方政治に関与する筈がない」と言う反対の根拠になっています。そして地方の反対に立ち往生気味の政権与党の民主党員たちの中の外国人参政権付与推進している人達はこの問題をどう考えているのでしょう。
 地方自治体も、地方分権のリーダー的存在の橋下さんも、地方の意見が総て正しいと、ごり押ししたら地方分権の動きが停滞してしまうと思います。
 橋下さんは消費税は総て地方自治体が自由に使えるようにしろと言って居ますが、経済力の弱い県はどうするのでしょう。
やはり国が県の面積か人口数か、主な産業の構成か判りませんが、国が何らかの基準の元で補助金を出す、そして頑張ったお蔭で財政に余裕が出た県に対しての補助金をどうするかなど、金の面からだけでも国のある程度の関与は絶対に必要になると思います。
 地方分権に欠かせない金の問題や、原発、基地問題などの地方自治体の関与など総合てきに考えると、金科玉条のように言われていた地方分権にもやはり限界があると思います。
・橋下さんの限界
 限界があると言えば橋下さんやその率いる維新の会にも限界があると思います。
 地方分権の推進・地方交付税廃止・公務員制度改革・教育改革などは今までの主張でそれなりの細かい事まで考えているでしょうが、年金を掛け捨て制と積み立て制の併用・政府が国民に現金を給付するベーシックインカム制度・首相公選制の導入・参議院を廃止。代わりに首長が議員を兼務できる、国と地方の協議の場の議院を設けるなど政界、マスコミ、ネット上でも批判続出です。
 公平に考えても彼は大阪府・市の仕事で精一杯で、少なくとも今までの所では、全国レベルの政策作成能力に欠けると言われても仕方がないと思います。
 私は民主党政権がそのマニフエストのために、現在の惨状になっていることを上げて、3回に亙って橋下さんだけでなく日本のためにも、大阪府・市が彼の思うとうりになるまで集中すべきと書いて来ましたが、今朝の報道までは橋下さんは原発推進の民主党政権打倒を目指すと言い、それに対してもたついている民主党政権も情けないと思います。
・軽薄なマスコミ報道
a.小泉さんの郵政改革の旗印で、反対者追放、刺客派遣の奇手に載せられて、選挙中に一方的に小泉さん陣営の報道ばかりして大勝させ、郵政改革を実現しました。そして現在はそれに反対して追放された亀井さんの言う通りになりました。
b.そしてマスコミ、特にテレビの安倍さん・麻生さんに対する反自民キャンペーンのために民主党政権を誕生させました。
 そしてそのマニフェストのために現在の惨状を呈しています。
 その責任は、勿論民主党自身ですが、政権交代するかも知れない最大野党のマニフエストの解説・批判もせぬまま反自民を煽った、マスコミ特にテレビにもあります。
・私たち有権者が考えねばならないこと
今の橋下さんは小泉さんによく似たやり方をしています。
 そしてその公約である船中八策も、民主党のマニフェスト以上に実現性の乏しい項目がいくつもあります。
 現実は今の選挙制度では維新の会が橋下さんの言う程議席は取れないかも知れませんが、私たちは郵政選挙の時の小泉さんの奇手に載せられたマスコミに煽られ、安倍さん、麻生さんの時はマスコミの反自民キャンペーンに煽られ、民主党のマニフェストを碌に検討もせず、またはそれに載せられて投票した愚を次の選挙で繰り返さないようにすべきだと思います。

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橋下さんは足元の大阪府・市の改革を優先すべき(3)

2012-03-16 15:46:17 | 地方分権と再生
 問題が多い全国向きの大阪維新の会の公約・橋下さんは地域政党として自分が得意な公約に徹すべき・国士、壮士の橋下さんが傷つかないように
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 私は2月18日と25日の2回に亙って橋下さんは足元の大阪府・市の改革を優先すべきと言う書き込みをしました。  その中で、橋下施政の優れた点として、
・オウプンな場での交渉などで人件費1300億円削減などの突破力(喧嘩強さ)
・東京都や同杉並区の良い所をまねて、複式簿記の会計制度を導入して市の職員に原価意識をもたせたり、公立学校に塾講師などを派遣し無料補習授業するなど柔軟性
を持つこと
・その意識の高さと行動力は昭和初期に見られた国士・壮士を思い出させる
 中央に乗り出すと時は公務員制度改革、国の会計制度改革、地方分権(私は行き過ぎた分権は反対ですが)など得意分野の絞った公約を作る
・会としての国家観、歴史観の統一を纏める
・今までの不慣れな範囲の政策は足を引っ張られないようにじっくり練り上げる
ことに集中すべきと書いてきました。
 然し今でも船中八策の批判は絶えないようです。
 その代表的な例として読売新聞の社説の大阪維新「八策」見極めるべき課題がまだ多いから拾ってみました。
評価する政策
・TPP
・「憲法改正」、それに必要な憲法改正に必要な発議要件を衆参両院の3分の2以上から2分の1以上に緩和
問題がある政策
・「脱原発依存、新しいエネルギー供給革命」:安定的な電力供給を実現し、産業空洞化を防ぐための具体策は?
・「社会保障と税の一体改革」の問題、とくに消費税率の引き上げについて、たたき台は明確にしていない。
・社会保障政策ではいずれも具体性に乏しい
・外交・防衛政策は検討項目の羅列に過ぎない。
・「首相公選制」を掲げているが、これにも憲法改正が前提となる。与党の支持を得ていない首相が一時的な人気で選ばれた場合、国会運営が困難になるなど難点も多い。

 私は現在の民主党政権の惨状は基本的には、少なくとも政権党のマニフェストととしては相応しくない野党の公約で、その政策の実行に当たってボロが次々に出たのが最大の原因だと思っています。
 然し民主党はよれよれながらもある程度の人材がいるので何とか今の形を保っています。
 一方民主党・自民党などの既成政党は大阪維新の会の動きに神経を使っていますが、一応静観の形を取っています。
 然し同会が国会の選挙に打って出れば、同会と連携をしない党から橋下さん得意の公務員制度改革、国の会計制度改革、地方分権などは無視し、同会の中途半端な公約に徹底的な批判が出るに違いありません。
 私は橋下さんの力は問題を起こした光市母子殺害事件の弁護団の対応反対の発言に見るように、不条理、不効率なやり方に対する正義感と、問題点のポイントの把握力とそれに対する集中力と発信力、巧みなマスコミの利用などにあると思っています。
 だから前にも書きましたが、もし中央に乗り出すと時はあくまでも地域政党に徹して、得意の公務員制度改革、大阪都構想、地方分権などに徹して、他の国全体に対する公約は他の政党やマスコミなどから評価された公約に絞るべきだし、民主党とは逆に綱領だけはしっかり纏めるべきだと思います。
 実際の国会の審議では橋下さん得意の問題点のポイントの把握力を活かして個々に対応し、採決に当たっては公約外の項目については、党議拘束から外して綱領の範囲内での議員の自由意志に任せることです。 (多分マスコミも囃してくれるでしょう。但しその為にも統一して国家観、歴史観に基づく綱領を作っておくこと)
 もし維新の会が不得意の政策を持ち出して、国政の選挙に望みその政策が他党やマスコミからコテンパンにやられるなら、民主党と違って勢いはあっても頼りになるのは橋下さん一人と言う政治基盤の弱い同会では、橋下さん自身の政治生命にも影響して来るかも判りません。
 時間もかかり、リスクの多い不得意の公約作成に力を取られるより、当面の大阪府と市の改革に全力を上げるべきです。
 心配性の私は前に書いたように日本のために今の時代に珍しい国士・壮士の名に相応しい橋下さんが批判の多い公約で傷つきはしないかと要らぬ心配をしているのでが。

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