・組み手争いばかりで面白くない柔道・サッカーのようにスリル満点の柔道へ
・昨日の男子66キロ級準々決勝凄かったですね。
・延長戦での海老沼選手の「効果」と取り消し→青旗三本で韓国選手勝利への大ブーイング→ジュリー審判委員の申し入れ→そして柔道史上始めてと言う白旗三本で海老沼選手の逆転勝利と言う日本にとっては幸いでしたが後味の悪い結末。
唯一の救いは三位決定戦での海老原さんの絵に書いたような一本勝ちと二人とも銅メダルで表彰式に立ったことです。
頼り無い審判にも困りますが、色々考えさせられることがありました。
海老沼選手の攻勢に韓国選手の組み手封じ。
それで技の海老沼選手も延長戦の効果?以外は殆ど技は封じられたまま。
韓国選手の消極的と取られ「指導」を受けぬための、決まらぬと判っている投げ頻発。
それを見透かされての「掛け逃げ」の指導。
韓国選手の腕を決めての投げという反則すれすれの技。
私は08年の「オリンピックを振り返って」で次のように書きました。
・見ていて面白くない柔道
柔道については、「日本柔道のこれから」でも書いたが率直に言って、私が見たオリンピックの試合の中で日本のお家芸の柔道が一番面白くなかった。
試合時間の大半は、組み手争いと、技をかけられない様に、手を突っ張り腰を出来るだけ引くか、身長差がある場合は相手の奥襟をぐっと引き寄せて動きを制する間、「指導」を取られないように、全く効かないと判っている技を相手より余計に出し、攻勢を審判にアピールするのに費やされていた試合が余りにも多かった。 (この状態は前回と殆ど変化していません。) 柔道の関係者に言いたいのは、こんなオリンピックの試合を見て、少年、少女たちが自分も柔道をやりたいと思うだろうかと言う事だ。
このような試合を続けていたら、野球やソフトボールのようにオリンピックの種目から外されるかもしれないことを考えるへきだ。
・柔道の試合を面白くするために
この様な柔道になったのは、「技」の日本選手の独走を阻むため世界の柔道界が考え出したルールと思うが、柔道がマイナーなスポーツにしないため、日本柔道連盟の「技」中心の考え方を、世界の柔道界に提案してはどうだろうか。
日本選手がしばしば見せた必殺技は観衆を魅了し、柔道女子78キロ超級の決勝で塚田真希さんの勝利直前に中国選手の見せた一発逆転の背負い投げは日本人としては残念だったが、これを見た少年少女は柔道の面白さを知ったに違いない。
世界の柔道界は、この様なスリル満点の試合(今回の場合、日本人からみれば、実力が互角の場合の始めから最後の笛がなるまではらはらドキドキの日本男女のサッカーの試合です。)が続出するような、ルールの改正をすべきだと思う。(*注記)
今回の海老沼選手の戦いで言えば、残念ながら準決勝でのグルジアの選手の見事な「隅返し」の一本、3位決定戦での海老沼選手の必殺の「大腰」で一本勝です。
多分世界の柔道フアンはこの様な切れ味のある技の応酬を見たい筈です。
*注記:ルール改正の例
組み手争いが延々と続く場合はその都度、柔道の正式の組み方に従って自然体(腰を引かずに)で双方に引手、釣り手をしっかり持たせた上で、相撲の行事のように両方に手で合図して、試合を再開するなどもっと技の優れた人が優位になるようなルールを作る。
勿論それから改めて組み手争いをしても良いですが、これなら「一本勝ち」、「技あり」続出のスリル満点、柔道の醍醐味を満喫できると思いませんか。
試合の解説ではレスリングのようないきなりの足取りは一発退場、長い時間の帯を掴むのも反則など(多分日本側の申し入れと思いますが)柔道のルールも変わってきているようです。
外国の柔道関係者も組み手争いに終始し、最後は指導の数で優劣を決めるなど、柔道の発展のために良くないと思う人も多いと思います。
日本の柔道連盟は日本の為だけでなく(私の言うルールは技の日本選手に有利)世界の柔道発展と、オリンピックに継続的な採用のために世界へアピールしてみてはどうでしようか。
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・昨日の男子66キロ級準々決勝凄かったですね。
・延長戦での海老沼選手の「効果」と取り消し→青旗三本で韓国選手勝利への大ブーイング→ジュリー審判委員の申し入れ→そして柔道史上始めてと言う白旗三本で海老沼選手の逆転勝利と言う日本にとっては幸いでしたが後味の悪い結末。
唯一の救いは三位決定戦での海老原さんの絵に書いたような一本勝ちと二人とも銅メダルで表彰式に立ったことです。
頼り無い審判にも困りますが、色々考えさせられることがありました。
海老沼選手の攻勢に韓国選手の組み手封じ。
それで技の海老沼選手も延長戦の効果?以外は殆ど技は封じられたまま。
韓国選手の消極的と取られ「指導」を受けぬための、決まらぬと判っている投げ頻発。
それを見透かされての「掛け逃げ」の指導。
韓国選手の腕を決めての投げという反則すれすれの技。
私は08年の「オリンピックを振り返って」で次のように書きました。
・見ていて面白くない柔道
柔道については、「日本柔道のこれから」でも書いたが率直に言って、私が見たオリンピックの試合の中で日本のお家芸の柔道が一番面白くなかった。
試合時間の大半は、組み手争いと、技をかけられない様に、手を突っ張り腰を出来るだけ引くか、身長差がある場合は相手の奥襟をぐっと引き寄せて動きを制する間、「指導」を取られないように、全く効かないと判っている技を相手より余計に出し、攻勢を審判にアピールするのに費やされていた試合が余りにも多かった。 (この状態は前回と殆ど変化していません。) 柔道の関係者に言いたいのは、こんなオリンピックの試合を見て、少年、少女たちが自分も柔道をやりたいと思うだろうかと言う事だ。
このような試合を続けていたら、野球やソフトボールのようにオリンピックの種目から外されるかもしれないことを考えるへきだ。
・柔道の試合を面白くするために
この様な柔道になったのは、「技」の日本選手の独走を阻むため世界の柔道界が考え出したルールと思うが、柔道がマイナーなスポーツにしないため、日本柔道連盟の「技」中心の考え方を、世界の柔道界に提案してはどうだろうか。
日本選手がしばしば見せた必殺技は観衆を魅了し、柔道女子78キロ超級の決勝で塚田真希さんの勝利直前に中国選手の見せた一発逆転の背負い投げは日本人としては残念だったが、これを見た少年少女は柔道の面白さを知ったに違いない。
世界の柔道界は、この様なスリル満点の試合(今回の場合、日本人からみれば、実力が互角の場合の始めから最後の笛がなるまではらはらドキドキの日本男女のサッカーの試合です。)が続出するような、ルールの改正をすべきだと思う。(*注記)
今回の海老沼選手の戦いで言えば、残念ながら準決勝でのグルジアの選手の見事な「隅返し」の一本、3位決定戦での海老沼選手の必殺の「大腰」で一本勝です。
多分世界の柔道フアンはこの様な切れ味のある技の応酬を見たい筈です。
*注記:ルール改正の例
組み手争いが延々と続く場合はその都度、柔道の正式の組み方に従って自然体(腰を引かずに)で双方に引手、釣り手をしっかり持たせた上で、相撲の行事のように両方に手で合図して、試合を再開するなどもっと技の優れた人が優位になるようなルールを作る。
勿論それから改めて組み手争いをしても良いですが、これなら「一本勝ち」、「技あり」続出のスリル満点、柔道の醍醐味を満喫できると思いませんか。
試合の解説ではレスリングのようないきなりの足取りは一発退場、長い時間の帯を掴むのも反則など(多分日本側の申し入れと思いますが)柔道のルールも変わってきているようです。
外国の柔道関係者も組み手争いに終始し、最後は指導の数で優劣を決めるなど、柔道の発展のために良くないと思う人も多いと思います。
日本の柔道連盟は日本の為だけでなく(私の言うルールは技の日本選手に有利)世界の柔道発展と、オリンピックに継続的な採用のために世界へアピールしてみてはどうでしようか。
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今の国内試合では、技あり、一本等がよく出ているので、日本柔道は衰退してないと思います。近年は、外国人選手のレベルも上がってきています。だからこそ、外国人選手にチカラ負けしている日本人選手は、組み勝っていくことが重要なのです。技の応酬だけが柔道ではありません。寝技、組手、全てをひっくるめて柔道なのです。
私は、組みて争いの柔道、見ていて楽しいですよ。