普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

私の英語に関する話

2022-10-11 16:06:08 | 教育

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。

 10月10日の読売新聞で「英語レッスン日々充実」のタイトルの73歳の主婦の方の記述が枠入りでて居ましたので、私も若かった頃を思い出して英語の勉強した事とその結果の思いもせぬ一生送ったことを思い出して纏めてみました。

 私は子供の頃から本を読むことが好きでした。会社入って暫らくして会社に無断で今の九州工業大学の夜学に通学。その間にも読書で付近に図書館も無かったので、思いついたのが読書に手間がかかる英語の本を読むこと。それでデパートでシャーロックホームズを手に入れました。そして意味の不明の所にマークを入れて会社で辞書を引く毎日。ホームズの本が切れた後はサマセットモームの本。(米国でも読みやすい本も稀にありますが英国版がお勧め)。これがほぼ終わりかけたころ無謀にも英検1級を受験。学科は合格しましたが、会話は当然のように不合格。

 それから間もなく岡山に石油化学コンビナートの大プロジェクト建設工事へ動員。私の属する保全部門からも動員。このような時によくある既存の部門からは放出したがる成績不良の社員を皆受け入れた責任者の課長。私にはもし拒否したら係長の椅子は無いものと思えと脅し付き。今まで読まれてお判りのように出世とは無関心の私。

 現地に就いて気が付いたのは必要書類の半分近く英文、同じ設備導入の予定の外国の会社から実習にきた幹部への対応する私。それに気づいても「お前もやるな」とも言わない課長。

 現地のスタートの体制づくり以外に起こったのは資材管理、私の分担の保全管理の電子化。その為コンピュータの入力は一ゼロ一ゼロの問題をどう解決するかがネック。私は英数字の導入主張。それを渋る電子化の責任を負わされた資材課。当時の安川電機でさえ平仮名の文書の頃。最後には資材課が折れて一気にパソコン化が進む。

 その宣伝のためか他場所から見学に来る。その内に私の出身場所からNさんが来たが課長のやり方が悪いとパソコンの話も訊かずに現場に出てしまう。

 それから暫らくしてブラジルの子会社のシキネから送風機がどうしても動かないと私に緊急出張と以後約一年の応援の指示。

 私は現地の作業員を使って何とか元に戻す。その時気づいたのは言うことが正しければ発音など問題ないと言うこと。言いかえれば内容が英検一級であれば発音が3級でもかまわないし英検一級の流暢な話をしても相手には判らないこともあると言うこと。

 それからしばらくして現地で石油化学コンビナートの計画があり三菱重工に私の会社が支援に入ったが失敗した。その理由は先方がいくら聞いても返事が無かったからだ。という噂が私の応援している会社に入ってきました。私はその前に前述のNさんがブラジルに来たのは知っていましたが私どもの宿舎でなく別の宿舎にいて彼と話す機会はありませんでした。いずれにしても先方の質問は運転、保全から見たコンビナートの問題点と対策、それに対する現地の問題点とその対策を訊くのは常識。私ならその殆どを説明できるのに。詰まり英語で言えば主語も述語も目的も補語のどれかも調べずに会議にでたNさん。勿論私は帰国しても此の事をだれにも触れませんでした。

 私の帰国前会社の重役が私の意見を訊きたいと私を呼びました。私は率直に次の建設の場合の時考えるべき問題点とその対策を話しました。内容は省略しますが前に書いたように一級の会話で落第した原因の会話不足にならぬよう主語、述語、目的、補語、を間違えよう私のベースでゆっくりと説明しました。その為か私のような出張者には珍しい感謝状が来たと本社で話題になったそうです。

その後イラン、シンガポールにも出張しましたが似たような説明になるので省略します。

現役を離れる前に縁が有って市の計画する海外の技術者支援のボランティア団体のKITAに参加。

・最初の仕事は市中の技術関係の会社の紹介の英語訳。

 KITA移転、本格的の活動開始

私の職務

・テキストの管理

・工業関係の技術語集の作成(私のボランティア)

・海外の技術者の支援者の補助の私(私の表向きは旧工業校卒)

・研修者の市内付近の会社の見学

・研修者の集団ごとに一度の全国の会社の訪問

・KITA以外に北九州市に大きな貢献をした理事長死亡

・事務局長に80歳になったら引退を表明

・その事務局長も死亡

 私の引退前に副理事長と技術者の間で今まで通り海外の現場の問題と対策に集中するか、今後研修員の技術中心にするか揉め、多勢に無勢で海外の現場をみてきたも私の支持する副理事長敗退。その会議をいらいらしなが横で聞いている補助役の私。

 副理事長の引退表明に補佐役の私の他誰も止める人なし。(事務局のやり手の女性は止めたと思うが不明)

 副理事長と私の送別会。判っているのはお前しかいないと彼の愚痴。あの会議の時何故私を呼ばなかったと思う私。

   3役がいなくなって全く変わったKITA

 年賀状をだしたが以後断りの副理事長の葉書。

 それきり。

追記:現状はKITAの協力範囲は副理事長の言う「海外の現場の問題と対策」もないが「技術協力」もなし。あるのは北九州市の職員でなる「技術協力部」の守備範囲の市に関係する業務ばかり。あの揉め事も空回りの状態。然し三つの国の状況を見た私の意見は「海外の現場の問題と対策」が必要と思います。

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ピンボケの文部科学省の早期改革を

2022-04-25 13:45:38 | 教育

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。  

 例によって4月17日読売新聞の報道の太字です。デジタル教科書について「懸念」86%、全国公立小中。本社調査。別紙にデジタル教科書、学力向上不具合時の対応混乱も、検証足りず。 

  珍しく18日にも読売の報道。次の授業無視ゲーム、動画、周囲に悪影響・学校懸念、依存の広がり専門家警告、学習以外に使用されたケース。学習以外で端末が使用されたケース、スマホより利用、目的外閲覧52%、ゲーム47,7、ユーチュヴなどの動画47、7%。そこで小さくこの件についてご意見、情報をお寄せださいの依頼。

 そしてまた24日の社説でデジタル教科書に掛かる費用を補助する活用法が有効だの社説。今回のアンケートで「紙の教科書をメイン、デジタルを補助的にすべき」と言う回答が52%、反対が14%になったの当然の反応だ。経済協力開発機構でもコンピューター使用頻度が高い学校ほど読解力の成績が低い。それなのに文部科学省は規定事実のように進めている。

と読売新聞が憤慨しています。

「ネットで見た意見」

「デジタル教科書のメリット」

・デジタル教科書は気になる部分を拡大表示できる

・視力が低い学習者であっても任意のサイズに調整できるため、学習上の困難低減につながる。

・英語などの語学学習の際に正しい発音を繰り返し聴くことが容易になる。り・何度でも書き込み保存可能

・デジタル教科書では何度でも書き込み保存ができる

・学習を進めていくうえでさらに重要なポイントが出てきた場合でも、マーカーを消したり、メモを修正することも可能。

・学習者の学力分析を容易に実施できる

・学習時間を把握することも可能になります。学習者の理解度を視覚化しやすくなるため、教育の質が向上する効果も見込めます。

「デジタル教科書のデメリット」

・視力低下の可能性がある

・セキュリティ対策が必要

 学習者がタブレット端末を紛失した場合やハッキング被害に遭った場合は、氏名や成績、ID、パスワードなどの個人情報や流出する可能性がある。指導者、学習者、保護者すべてが常にセキュリティ対策に気を使わなければいけない

・端末購入や環境整備にコストがかかる

・デジタル教科書は義務教育課程であっても、保護者または各市町村教育委員会が端末費用や通信料を負担する状態で、すべての教育機関で無料配布を実現するには財政的な課題がある。デジタル教科書に対して財政支援がない場合は、学習者や保護者にとって大きなデメリットになります。

・破損や故障のリスクがある

・デジタル教科書の普及率を上げるためのポイントはデジタル教科書の無償配布実現。文部科学省は「学習者用デジタル教科書は無償給与の対象外」としている。

「私の意見」

 読売新聞がこれほど執拗に書くのは始めてです。

 いずれにせよ最初に書かれた学習以外の端末が使用されたケース、スマホ代わりの利用、目的外閲覧、ゲーム、ユーチュ-ヴなど(素人で具体策は解りませんが)使えないようにすること。

 この問題に就いては私が何度も引用した数学者の新井紀子さんの書いた「AI vs 教科書が読めない子供たち」はこの問題を予言しています。

 その帯封の宣伝の一部です。

・プログラミング、アクティブ・ラーニングどころではない。一刻も早く教育を変えなければ、日本の将来はない。

・中学生の息子に思い当たる点があり背筋が凍った。

 その中で学校教育で何が必要かに数学者の紙、またはネットでのきちんと教科書が読めるようにするための対策として数学者の藤原正彦さんは「一に国語、二に国語、三、四がなくてに五に算数」と言ったそうです。

いずれにしても問題だらけの文部科学省の改革は避けて通れないと思います。

その証拠は私のブログのカテゴリーの「教育」をクリックすれば判ると思います。

自民党へ

 読売新聞は創業時代から自民党との深い結び付きがあり、その主張も自民党よりの傾向があります。言い換えれば同新聞は自民党の応援団です。今回のデジタル教科書のことで対応を誤ると同新聞が自民党批判に回ることも。自民党政府のやるべきことは、やることなすことが殆どがピンボケの文部科学省の再編です。

 例えば日教組の攻撃に負けてゆとり教育とやらで土曜日休日。今もそのままの多くの小学校。それをすべての小學校を土曜日昼までにすれば反対する父兄は殆どゼロ。

 そうでないと発行部数が日本一の読売が反自民政府批判になりまよ。

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戦前の修身の教育

2021-06-03 12:25:20 | 教育

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう

3日の朝、人気ブログランキングを見ていたら戦前教育、朝鮮人には屈するなと教えていた!と言う書き込みを見て、昭和初期に小学生の私が受けた修身の教育のことを思い出しました。今考えるとその内容はその頃何かあるたびに聞かされた教育勅語を具体化したのが修身の教科書だと気づきました。

 国の祭日の度にマスクをした校長が奉安殿から教育勅語を取り出し低頭した生徒の前で読み上げるのです。

 その内容です。

「父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭倹己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ学ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓発シ徳器ヲ成就シ進テ公益ヲ広メ世務ヲ開キ常ニ国憲ヲ重シ国法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」

 以下省略しますが、2年生までは意味の解らない勅語、終われば長い校長の講話。終わりを待つ間の長かったこと。

 聞く生徒も貧乏人の倅の私から土地の資産家の息子、銀行の支店長の娘、大きな商店の娘、朝鮮人の男の子もいましたが、小学校を卒業するまで男の子は男同志、女の子は女同志ですが皆仲良くなりました。なお念のために付け加えますが、当時の学校内での男の子と女の子の交際は全くありませんでした。

 しかし現実は今でもそうと思いますが教師も生徒も修身の成績は無視。国語、算数ばかり重視までは今も昔もおなじですが、昔は英語もプログラミングなどなかったなど昔は良かったと言うと言う年寄の話。

 然し真面目な話、戦前に子供時代すごした私は先生から、朝鮮人、特に同窓の朝鮮人の子に就いてどうあるべきなどの注意などさえ一度も聞いたことはありませんでした。

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わいせつ教員排除よりわいせつ教員を出さぬ対策を

2021-03-04 09:49:49 | 教育

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 3月2日の読売に「わいせつ教員排除へ新法、自公提出目指す」、そんな教員の「復帰防ぐ制度議論」の見出し。同じ様な趣旨のテレビでの議論がありました。
 小、中学校の学校の問題に大きな関心がある私としても小、中学校でそんなわいせつな教員がいるなど始めて知りました。
 そして直ぐ気づいたのは昔はそのような教員がいたなど聞いたことがない。だからわいせつ教員を出さぬ方法も考えるべきと気づきました。
 それでネットで調べて見たところ下記のような静岡県の取り組みを知りました。
先日、静岡県教職員コンプライアンス委員会にて臨床心理士による中間報告を受けたが、単なる性的傾向だけではない複数の要因がわいせつ教師を作り出していることが徐々に明らかになっている。現在はまだ分析中であるので断言はできないが、複数の事例の共通点を考えるとキーワードは飲酒と自己逃避であると考えられる。
教員のわいせつ事件の場合、お酒を飲んだ機会に起きることが多い傾向にある。また盗撮などの事件は、ギャンブル嗜好の人がより刺激をもとめて悪いことと知っていながら、盗撮行為に及ぶケースである。いずれも職場や家庭で人間関係がうまくいかずストレスとなり自暴自棄になり事件を起こすケースが散見されていた。
なぜ教員は自分を打ちのめすかのように自暴自棄になるのか。
教員のわいせつ事件は、教え子や同僚の教員への社会的信頼、そして大切な家族の信頼も失う悲しい結末が待っている。
民間の人であれば、会社でそれだけ大きなストレスを抱える前に環境を変えるため転職するなど回避することができるが、教職員の場合、安定した聖職(公務員)であるがゆえに、家族に依願退職を言いだせなかったり、専門性が高いため転職が容易でなかったりすることが、教職員を追い込み事態を悪化させる遠因になっているようにも思えた。
とはいえ臨床心理士が面談することで当事者の立ち直りのきっかけにもなるという報告も受けている。幅広い視野で対応し実効性の高い再発防止の取り組みができると期待したい。

 然しこれで完全な解決法になるとは思いません。
 それで前々から取り組んでいた文部科学省自体の問題です。
「ピン惚けした文部科学省は何とかならぬのか」
・読売の社説のデジタル教科書の導入「教員の指導能力の不足とノウハウ不足」と指摘されても動かない文部科学省。
・河野談話に就いて新しい事実が判った時は新しい談話を発表すれば良いと発言していた萩生田光一さんが文部科学大臣になると山川出版の慰安婦問題に就いて抗議が来ると文部科学省がわに立つなどなどの変節。逆に言えばいかに「文部科学省が頭が固い」かを示すだけで今回の問題に余り役にたたない話。
・もう歴史的な問題になりましたが文部科学省は日教祖の圧力に負けて事実上は今までの土曜日の授業は休み。文部科学省は土曜日の自主授業をすると言いましたか日教組は参加する筈無し。結果的にゆとり教育となり「生徒の学力低下」
・日教組の問題に絡んで「教師の教育委員会へのレポートの増大」
・小学校に英語教育の導入に伴う「教師の英語教育の負担増大」
・小学校にプログラミングの導入「教師の負担大」
・何だか良く判らないがキャリアー教育「教師の負担大」
 小学校な重点を置いて書きましたが中学校も略同じ環境だと思います。そして「 」内のストレスがわいせつ教員を産んだ一因となっていると思います。
「少子化に繋がる若い男女の関係の変化」
 前にも書きましたが某自民党の政治家が若い奥さんが3人位産んで貰えるとよいのだがの発言に蓮舫さんの一喝で彼がその発言を引っ込めると言う微妙な男女間の考えかたが変化が前記のわいせつ教員を産んでいるのかも知れません。
 これだけ考えても小学生から80歳でボランティア団体退職するまでわいせつ教師の話など聞いたことは有りません。だから「わいせつ教員を出さぬ対策」と偉そうに書いた割りには「少なくとも学校内に限っては文部科学省は教師に余計なストレスを与えない様に配慮すべきとしか思いつきません。
 あとはわいせつ教師と同年代の方々のご提案をお待ちしています。
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くだらない森喜朗さんの発言批判よりも山川出版のテキストの議論を

2021-02-07 00:00:00 | 教育

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 森喜朗さんの発言が大問題になっています。本来の趣旨は「大会組織委員会で女性は非常に役立っている。次のJOC理事は女性を選ぼう」
と言うものですが、「女性がたくさん入っている会議は時間かかる」、「女性の理事を増やしていく場合は、発言時間をある程度、規制をしないとなかなか終わらないので困る」などの冗談か失言が大問題になっています。
 私はそんなくだらないことよりも、山川出版のテキストの内容の「従軍慰安婦の記述」や多くの朝鮮人や中国人が日本に徴用され、鉱山や工場などで過酷な条件の下での労働を強いられた。また「朝鮮や台湾でも「徴兵制」が施行された」と言うことのほうがはるかに重大と思い私の意見を投稿しました。下手くそのレイアウトですがご参考になると思いますので是非ともご一覧下さい。゛



山川出版のテキスト批判

2021-02-06 12:00:00 | 教育

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
いま山川出版のテキストに従軍慰安婦の記述があると問題になっています。
本文です。
多くの朝鮮人や中国人が日本に徴用され、鉱山や工場などで過酷な条件の下での労働を強いられた。また朝鮮や台湾でも「徴兵制」が施行された。
戦地に設けられた『慰安施設』には、朝鮮・中国・フィリピンなどから女性が集められた(いわゆる従軍慰安婦)

従軍慰安婦を生徒たちに教える先生も大変ですが戦前、戦中生まれの私が台湾、朝鮮でいきなり徴兵があるは筈はないと気づきました。
Wikipediaの記述
 日本と中国の間に日中戦争が勃発した当初は、日本の外地であった朝鮮及び台湾では徴兵制が施行されていなかったが、戦争の長期化により1938年2月に朝鮮人に対して陸軍特別志願兵令が施行され、朝鮮人も志願兵となることが可能になった(朝鮮人日本兵)。
台湾人に対する陸軍特別志願兵制度は1942年に実施されたが、1937年には台湾総督府が部隊内で雑役に従事する軍夫の募集を開始している。また中国戦線の拡大により翻訳の必要から多くの軍属が募集され福建語、広東語、北京語の通訳に当たった。戦時中は台湾の軍夫及び通訳の人数は軍事機密とされ、一般史料の中では明らかにされていない。
 陸軍特別志願兵制度が施行されると多くの台湾人志願者が殺到し、1942年の第1回の応募には1,000名の定員に対し425,961名(当時の台湾青年の14%に相当)の志願者が応募し、第2回には同じく1,000名の定員に対し601,147名が応募している。海軍特別志願兵制度は1943年5月12日]に発表され、朝鮮と同時に実施された。第1回は3,000名の訓練生定員に対し316,097人が応募している。その後徴兵制の施行に伴い海軍志願兵制度は1944年に、陸軍志願兵制度は1945年に廃止されたが、それまでに陸軍志願兵約5,500人,海軍志願兵約11,000人が日本軍に従軍している。その後戦局の悪化により1944年9月から開始され降服の1945年に全面実施となっている。
年度 志願者 入所者数 選抜率 志願倍率
1938年 2946人 406人 16.2% 7.3倍
1939年 12,348人 613人 4.9% 20.2倍
1940年 84,443人 3,060人 3.6% 27.6倍
1941年144,743人 3,208人 2.2% 45.1倍
1942年 254,273人 4,077人 1.6% 62.4倍
1943年303,394人 6,000人 1.9% 50.6倍

 つまり徴兵制度は降服まで僅か1年足らずの間実施しただけ。それまで上記のように多くの人たちがボランティアで戦闘に参加している。
この中には朴槿恵(ぱく・くね)さんの父で韓国の第9代の大統領で漢江(はんがん〉の奇跡を成し遂げた朴正煕(パク・チョンヒ)さん。無類の親日家で台湾建国の父と言われたと李登輝さんも含まれている。
山川出版も日本の会社なら韓国、台湾から何故このような多くの応募者が出たかも触れるべきと思いませんか。
私は韓国にも台湾にも日本の善政が行き渡ていたからだと思うのですが。
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ピン惚けした文部科学省は何とかならぬのか

2020-12-24 16:19:56 | 教育

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 23日の読売の社説に「デジタル教科書・紙との二者択一は誤っている。」
 1ページにデジタル教科書「不安」9割の既述!
 15ページの特別面にデジタル教科書についての不安な点として「視力の低下」、「家庭の通信環境があるのか」、「校内外の通信環境の確保ができるのか」「教員の指導能力不足」、「健康に悪影響」「ノウハウ不足」、「費用負担の増加などなどの問題の指摘。 一方菅内閣は教育のデジタルを進める考え。
 これに対して「教科書が読めない子供達」のシリーズを書いている国立情報学研究所の教授の新井紀子さんが「今、中高生の半数以上が教科書を読んでも理解できない状態で卒業している。学校がもとめられるめのは、教科書を精読してゆっくり考え、自分のノートに纏めること。読解力や思考力。問題解決能力は訓練しないと養えない。デジタル教科書によって学習スキル上達しないし、学力格差が益々広がる懸念があると書いています。
「文部科学省の惨状例」
・もう歴史的な問題になりましたが文部科学省は日教祖の圧力に負けて事実上は今までの土曜日の授業は休み。文部科学省は土曜日の自主授業をすると言いましたか日教組は参加する筈無し。結果的にゆとり教育となり生徒の学力低下に繋がりました。
・小学校に将来英語が必要と言って英語教育の導入、それまでの授業とは関係ないは多くの報告の負担の上に、教師の英語教育の負担増大。私の英検一級の学力はパスしたが会話不合格の経験からすれば、週に2 ~3 時間の授業なで家庭での予習・復習を余程しなければ忘れるほうが早いと思います。
・それから文部科学省は登校、下校の安全を保つためとしてスマホの持参を認めました。それを生徒達がそのまま親に預けると思います?昔なら男親がびしりと管理するのでしょがすっかり変わった家庭の事情。それで現在多くの子は「勉強の邪魔になる」スマホ持っています。
 私は安倍さん引退の勧めを書いた時に、辞めるついでに大きすぎる厚生労働省と問題の有りすぎる文部科学省の改革の勧めを書いたのですが、弱小ブログの空回りに終わって今の同省の惨状に至っております。嗚呼!
 それにしても菅さんの言うことなすことは殆ど全て行き詰まり。ヤフー名物の数百人の一般の人達の批判の的。どうしたのでしをうかしょうかね?   

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読書の勧め

2020-10-22 21:16:45 | 教育

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 本屋で週刊新潮を見ていたら「学生の読書時間ゼロ、50%で日本は終わる」、「読書の秋とは言うものの、若者の読書時間は年々減る一方。読解力が低下して、大学の授業も理解できない学生が増えている。でもその対策が「せめて広報文や契約書ぐらい読めるようにするには」ではなんともお寒い限り、これでこの国の将来は大丈夫なのか。」いう言葉に乗せられてつい普段の立ち読みで足らず本を買ってしまいました。
「漢検1級の本を見て気づいたこと」
 前にも書きましたが、漢検1級の本を見ていて気づいたことがあります。
 例えば「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」と言う難字を何時覚えたかと言う問題です。勿論このような難字は滅多に出ない字ですから、書くことは出来ませんが読むことと意味は理解できます。なお上記の本の「新聞に時々でる難字の読み」の30問の練習問題を見ましたが29問は読めました。
 これだけ書くと私が抜群の記憶力を持つように見えますが、人の名を覚えるのが苦手で何時も失敗しています。強いて言えば普通の人より、それも若い時の読書量が遥かに多かったのかも知れません。
「私の読書経歴」
 昭和一桁の時代の本は殆どすべての漢字にふりかながついていました。だからカルタで覚えた平仮名の知識があればどんな本でも雑誌でも読むことができました。私の子供時代では日中は学校の宿題や予習そっちのけで晩まで遊んでいました。然し夕食後の娯楽と言えば鉱石ラジオもやっとでしたから本を読む以外に暇をつぶすしかありませんでした。当時は「少年クラブ」で佐藤愛子さんのお父さんの紅緑さんの「ああ玉杯ら花うけて」やら「一直線」など表題だけでも為になる本。勧善懲悪の講談本。「遠野物語」など民俗学の本などなど手当たり次第。それでも足らず親の眼を盗んで婦人クラブの「人妻椿」など子供の眼からみれば妖しけな題の婦人雑誌までと言う文字通り乱読でした。
「幼・少年期の読書の良かった点」
 私の経験から感じたことです。
・読書により授業中に必須の集中力が養われ、読書で得た知識が活かされる。今の時代でテレビなら観ながらでも他のことが出来るが、読書は集中しないと読めない。
 今の小・中学校などの国語・歴史・社会・理科など一般学科は読書により積み重ねた知識と集中力があれば授業の内容は理解でき、少年時代の柔らかい頭ですぐに覚えられるし忘れない。
 私の場合は小学校の6年生のとき先生から進学する生徒の勉強の手助けの為にと横に坐らされる。高等小学校では小学校の内申を見たのかいきなり級長指名。同校卒業のさい先生からの手紙で工業学校進学の勧め。殆ど勉強せずに進学率9倍を突破して合格。
 そこで見た現実。進学組の数学を解く早さに追いつけぬ私、始めての英語と工業に関する学科。不勉強の私が始めて見た欠点すれすれの成績。夏休みで今までしたことのない家での数学と英語の勉強。それで何とかクラスの真ん中くらいの位置で卒業。クラスで成績一番の生徒しか採用しない会社で、成績トップの子が高専に合格したために、私が代わりに入社。入社担当の重役から今年の出来が悪いと面とむかっての厭味。
 友達は皆は残業しているのに、毎日定時に退社し会社には無断で工業専門学校への通学。通勤や学校行き帰りの電車での暇つぶしの読書では数日で一冊の本読み終えるが当時は近所に図書館はないし、買うにしては金が掛かりすぎるので、英語の原書の勉強と会社での判らない英語の辞書引きに決めました。その10年間の勉強の成果を試すため英検一級受検。学科は合格したものの当然のように会話で不合格。
 そのころ課長から「転勤を断れば係長の席は無いぞ」と脅かされて、会社で始めての石油化学コンビナートへ成績不良の私が真っ先に選ばれての転勤。
 そこで見たのは英語だらけの仕様書。会社に来た外国人との対応。ブラジル、イラン、シンガポールへの長期出張と、予想もしていたない暇つぶしの英語がこんなに役に立つなんて!退職後に縁あって海外技術者支援のボランティア団体に80歳まで参加とついてない私には珍しい幸運。これをもたらしたのは学科だけは英検一級の知識。
「私の結論」
 読書、それも「小学生からの読書」で得たものと、読書に伴う集中力が私の経験のように何かに付けて役に立ちます。努力すればそれだけ何らかの形で報われます。さぼれば私が旧制の工業学校で経験したように小学校や高等小学校では読書で何とかなったが、中間の成績でうろうろ。
 対策は週刊新潮の言ういうように、先ず自分が本を読むこと。親も小学生の頃から読書の習慣を付けさせること。皆本を読まなければ日本にも大きな悪影響が出てくるかも知れません。本人は勿論、子を持つ親も国も良く考えるべきと思います。

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何とかならならぬのか文部科学省と厚生労働省

2020-03-15 11:20:36 | 教育

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
11日の新聞の広告の文藝春秋の「新型肺炎、中国と日本の大罪」と「日本教育再生会議、このままでは三等国になる。%が判らない大学生の読解力。何故問わない歴史教育の愚。学校荒廃/先生が居なくなる日」のけばけばしい広告。
「初等教育の問題」
 文部科学省は小学生から英語、プログラミングの教育の導入。通退学の安全確保のためにスマホの利用可の政策(弊害の多いスマホの家庭で使用の禁止出来る家庭は何%あるの?)。日教組全盛時の名残で実際の教育に関係ない上部への報告の増加。ただでさえ忙しい教師!口うるさい父兄!教師希望者が減るのは当然です。
 小学校の英語教育に対して藤原正彦さんの言う「1に国語2に国語34が無くて5が算数」の批判。「教科書が読めない子供たち」の著書を何回も出している国立情報科学研究所の教授の新井教子さんがで算数の問題の出題の意味が判らないと歎いているのに。
 先日の国会の質疑で公明の議員が学校の休みの間多くの書物を児童・生徒に読ませたらとと言っていました。今の時代に頼りになるのは孫正義さんと稲森和夫さんの二人だけと歎いたいたのをどこかで見ましたが、事業の調子が可笑しくなっているのでのいま頼りになるのは稲森さんだけ、本格的事業家の本は彼の本だけ。大企業を含む業界全体の調子が落ちているのは、藤原さんの言う本を読まないのが一つの理由かも。
 安倍さんも文部科学省大臣も一度藤原正彦さん始め、文春の筆者の意見を聴いてはどうでしょうか。
「厚生労働省の問題」
 3月12日つけの新型コロナに掛かった人の内訳です。帰国した人をふくむ感染者は629名、クルーズの乗船者は696人、合計1325人だそうです。
 2月23日の報道「新型肺炎対処の問題点を総括しては対外発信しては」で私は次の様に意見を纏めていました。
 中で問題になったのはエボラ出血熱の権威の神戸大学の岩田教授がクルーズ船で見た状況に就いてユーチューブでの政府の感染防止策を批判したのが海外で瞬く間に広がった問題です。
 彼の意見の主なことは、
・彼も感染するのではないかと危機感を感じたこと。その主な理由は感染地域と控え室の間の部屋の服を着替える場所に誰でも入れること。
・責任者から皆と協調、調和を重んじることと言われたが、戦争と似た様な状態に皆と意見を出し合い最善の道を選ぶのは当然。
・全体を通じて指揮官のもとになるべく整然に行うべきと言う様な意見でした。
 それに対して新聞紙上の
「多くの枝葉末節の意見」
・岩田さんへの批判
・日本は感染大国の認識に対して反論すべき。
・(多く)の適切な情報の発信すべきと言う意見
「前向きの意見」
・公明の北川さん:船内で感染症が発生したときの日本主導の国際ルールを整備すること・元外相の岡田さん:対外的な情報発信も大事だが、実態についてきちんと応えられるべものないといけない。
「私の意見」
・始めての密室状態の大型客船の、そして新型肺炎と言う日本始めての感染、癪にさわる海外からの批判、たった一人の岩田さんの批判とは言え、厳しい意見程貴重な意見としそれを将来の糧にしての今後の対策を講じるべき。それが無駄に終わっても他の問題の解決に役立つ筈。
・大きなことになるほど、信頼の置ける一人の指揮官のもとに整然と動ける体制により決められた対策を実施すること。
・厚生労働省など関係機関はお役所仕事にならぬよう総て指揮官と協力して、指揮権の範囲外の対策を講じること。
 新型肺炎の対処法に必要なPCR検査を似た症状の専門家がいくら要請しても保険所が許可しないことに対するテレ朝中心の民放の総攻撃。素人が考えてもこれ程の大きな問題の処理を都道府県にまかせたり、実地の経験のない保険所がPCR検査を受けるか否かの決定権を持たせたのか?それで患者が死亡したとき保険所が責任をもたず仕方がないで済ませるのか。百歩譲ってもその道の専門家と保険所が対等に話し合えるようにするべきなのに。そして私が書いた様にこのような大きな状態になるほど「厳しい意見程貴重な意見としそれを将来の糧にしての今後の対策を講じるべき」なのに。

 然し現実は岩田さんの意見は通らず、増して私のような弱小ブログなどは完全に無視。 その結果はクルーズの乗船者の感染者は696人。完全に大失敗です。
 報道によればをやっと専門家と保険所が対等に話しあいに出来るようになったとか、安倍さんの言いなりなる厚生労働大臣の責任を追求していましたが、この問題は厚生労働省だけの責任ではなく、前記のように安倍さん以下の政治家の責任です。
 しかし厚生労働省を巡る問題は前述の文部科学省の体質と違って年金問題や働きかた改革など余りにも問題が多すぎます。そろそろ厚生労働省の分割を含む問題を考える時に来た様に思うのですが。

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また文部科学省のへま日本の生徒の「読解力」急落15位

2019-12-06 11:47:19 | 教育

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。  
 12月4日の新聞に国際学力調査で日本「読解力」急落15位、長文読み書き減が要因かの報道がでました。
 読売の社説によれば高校1年生の「読解力」の調査で4位、8位と続落している。近年教材の文章を理解できない生徒が増えているとの教員の声。理由はスマートフォンの普及。小説などは新聞なと読んでいる生徒か得点が高かった。文部科学省は授業で文相の論理展開を重視した指導を充実させる方針だという。
「英語以前に何を話すかの教育をすること」
 小学校の英語教育に対して藤原正彦さんの言う「1に国語2に国語3・4が無くて5が算数」の批判。「教科書が読めない子供たち」の著書を何回も出している国立情報科学研究所の教授の新井教子さんで算数の問題の出題の意味が判らないと歎いています。
 彼女は最初ころの本で「1に読解力2に読解力3・4が無くて5に算数」と書いています。文部科学省の役人は素人の私でも知っている国立情報科学研究所の教授の本を読まなかったのでしょうか。
 文部科学省は授業で文相の文章の論理展開を重視した指導を充実させる方針だそうですが、これでまた抽象的の論理展開を重視した指導で教師の荷を増やすだげでどれだけの成果を上げられるのでしょう。
 先ずやらなければいけないのは小学生、高校1年生までのスマホの校内外の利用を禁止すること。それと彼らへの読書の時間を長く取らせること。
 高校一年生までのお子さんを持つ親御さんは学校に頼らずに上のことを家で行うことをやっては如何でしょうか。
 政治家がやらねばならぬのは日教組の圧力に押されゆとり教育の導入、その弊害に気付いて廃止、生徒のスマートホーンの携帯を認めるなど、ピンボケの文部科学省に常識を注入をすること。
「なにもかも「やばい」で済ます世を歎く」

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英語の試験の民間委託と文部科学省の問題。

2019-11-16 10:20:52 | 教育

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
「英語民間試験に対するマスコミの批判」
 良く問題を起こす文部科学省がまた問題を引き起しました。
 英語民間試験に関して萩生田文科相の「身の丈」で一転して英語の試験の民間委託は中止になりました。
 何しろ金のある人は高い受験料を払って何度も民間試験を受けられるのに、そうでない人は一度きり。そんな不公平な。増して安倍内閣はそんな人に奨学金などで支援をしているのですから。
 英語民間試験に対するマスコミの批判轟々。NHKでは大きな問題の通訳で有名な鳥飼久美子さんが民間試験の目的の最大の会話の試験で何を測るのか疑問を投げかけていました。会話の試験で知りたいのは何か?文法?発音?それとも澱みなく喋る流暢度?英語の技能は互いに関連しているがそれをどのように評価するのか?と民間試験の批判。
「私の英検一級受験の経験」
 私は若い時、通勤電車内の英語の読書十年間で約3000時間の読書の成果を試したくて英検の一級の試験を受けたことがあります。幸い読み書きの試験は合格でしたが二度に渡る会話の試験は当然のように不合格。会話の試験は十題?近くの題を受験者に事前にの選ばせ、会話の試験で一定の時間にそれを喋らせて、それに就いて試官が質問をし評価することでした。私は二回目の試験では題の中から「読書」を選び一定時間に話せるように準備しました。現実は内容の半分で時間が来てストップ。(話し下手の私は日本語でも言いたいことを完全に話せなかったことは度々)。その後の試験官の私への質問とその回答はまあまあ。結果は不合格。詰まり鳥飼さんのに言う「澱みなく喋る流暢度」が無かったのです。
私の巨大な石油化学コンビナートの経験」
 その当時の私は今でも変わりませんがマイペース。皆残業、休日返上で働いているのに毎日定時で退社、休日の総てを使っての山登り。その癖他の人と同様に仕事上の失敗。他地域での巨大な石油化学コンビナートが建設に伴い、問題のある技術者、工員と同様に同工場に配置転換。私の場合は拒否すれば係長の位置はないと脅し付き。
 現地では工事関係の書類の大半は英語、技術移転先の外国人技師への対応など英検一次合格の英語が早速役に立ちました。
 課長の技術者、工員は総て工事中の現場に貼り付け。三人の係長は保全業務開始の準備をするように命ぜられました。しかしその方針に反対の先任係長は不参加。他の一人は運転現場出身のため成績最低の私一人で仕事をする羽目に。その中で一番問題になったのはコンピューターの業務の導入の話。そのころはキーパンチャー、1010のテープ入力の時代でしたが、私は今では常識の英字の採用を主張、それに反対するコンビューター導入担当課との喧嘩一歩前の激論。最後は担当課が折れて英字採用に同意。建設の大手メーカーの英字の記号を使った仕様書がそのまま使えることになり、当時まだ電卓の時代に世に先駆けて「コンピューターによる資財、保全管理システム」が出来ました。正確に言えば私はアイディアを出しただけ。プログラム作りはコンピューター導入担当課。効果は抜群。資財管理に直ぐに応用。保全には資財の引き出しの伝票作りは現場から電話で女性が発行できるようになり、保全の基本である機器ごとプラントごとの経費の積算ができるようになりました。
 その後コンビューター導入担当課が本社に訴えたと思うのですが、私の出身の母工場や兄工場の係長クラスの人が私たちの工場に見学に来ました。
 母工場の係長のAさんは私と略同期でしたが、折角工場に来たのに課長がスタップを現場に貼り付けたのを見て、成績最低の私とほんの少しの挨拶だけ。彼は最先端の考え方の「全員参加の保全管理」でなくてその一歩前の工事の発意は保全でするべきの考え方に囚われて居たのでしょう。後で気付いたのですが彼は元上司の先任係長からき色々な課長批判を聴いたのかも。
「私のブラジル滞在時の経験」
 その後私は会社がライセンスしたブラジルの会社の初期トラブル解決のため急遽派遣、最初の定期修理まで約10ケ月滞在することになりました。
 その時耳に入ったのは私の会社と巨大なM菱重工がコンビを組んで、私の滞在していた地区の巨大石油化学コンビナートの保全業務参入を計画に失敗したとの報。その理由はM菱重工の現地の社長が何も喋らなかった、喋らないのは何も知らないからだ、そんな会社に仕事を任せられるかと言う話。
 それで直ぐ気付いたのは化学会社の保全が判らないM重工のために派遣されていたAさんには英語が出来ないので通訳が就いている筈。それと相手会社から当然に訊かれる筈のブラジルの現地の抱えている保全上の問題点、温度が7百度から氷点下、圧力が数百気圧の過酷な巨大石油化学コンビナートやブラジルの保全業務の問題点に就いての質問に対する答の準備をしてきたのかと言う疑問。受注準備をするAさんが、先方の疑問に答えられる私が手の届く所に居たのに。まして現地ではまだ手回し計算機の時代に「コンピューターによる資財、保全管理システム」など現地が必ず飛びついて来るのに。
 彼が私に連絡しなかった理由は私が左遷先で羽化したのを知らずにいたこと、折角の私の居た巨大石油化学コンビナートに来たのに保全の問題点について全く調べ無かった?ことでしょう。
 一方お人好しの私は現地に滞在する間私の職務以外のことまで気付いたことをカウンターパートに提言するのを知って、日本に引き上げの前、現地の会社の重役達の会合に招かれ約一時間の間、保全から見た建設の在り方について約一時間私の意見を英検一級会話落選の英語で述べました。結果は私の提案通りに第二期の建設計画に現地の運転、保全の係員が参画していました。
 私は帰国後、Aさんの失敗も会社の建設担当批判とも取れる話したこと本社に報告しませんでしたが、会社で始めての現地滞在者に対する礼状が現地の会社から届いて評判になりました。
「私の経験から見た英語教育の在り方」
・英語以前に何を話すかの教育をすること
 小学校の英語教育に対して藤原正彦さんの言う「1に国語2に国語34が無くて5が算数」の批判。政府の技術関係の役所のトップの女性数学者の出した多くの「生徒は算数の問題の質問の意味が判らぬ」という本。
 ブラジルの巨大石油化学コンビナートの責任者が指摘したように、日本側の責任者、その補助のAさんも知らないことは話せない。そしてそれが日本の二大会社の受注失敗と言う大きな結果を招いた。
 以上は技術的な問題だが、一般的なことで言えば外国人が関心を持つこと、日本人として外国人に知って貰いたいことを学校で英語と共に教えるべき。私の下手な英語のように現場レベルの英語、知り合いの人への一般的な日本の紹介など、は流暢さを必要としない、相手の言うことが判らなければ訊けばよい。相手も知りたいことは身を入れて聞く。
・国によっては文法の間違いを本人または国が馬鹿にされないように文法の基礎知識は必要。
・私が英検で失敗したように長い話を一定時間に話さねばならないときは紙に書いておき、必要なときは覗いてみる。
・逆に法律問題を伴うような大きな取引、国同志の交渉などはその道のプロに頼る。
詰まり大学入試のための試験は今まで通りで共通一次入試で良いこと。
 流暢、正確を要する英語が必要なときは、大学の英語学部で特別の教育を行うか、雅子さまのように英米の有名大学に通わせること。
 詰まり大半の学生には今までの共通一次のやり方で良い。
「首を捻ることばかりの文部科学省」
・日教組の攻撃に耐え兼ねて「ゆとり教育」の導入と廃止
・モリカケ、愛媛の獣医学部の迷走。
・英語が必要と言って小学校から英語教育の導入。上記の藤原正彦さんや、女性の数学者の批判。
・プログラミング教育の導入。他にやることが一杯有るはず。
・前記のための教師の負担増加が起こす諸問題
・登下校の安全確保のため生徒にスマホを持たせる。生徒が帰ってスマホそのまま仕舞うなどする筈がない。
 政治家がやるべきことは「英語民間試験」の問題を自分で考え、文部科学省の体質改善をすることだと思います。

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登校拒否と引き籠もり問題について(2)

2019-06-08 15:48:58 | 教育

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
【引き籠もり問題について】
 約10年前の私のブログに「理想的な小学校の卒業生が中学校で就学のトラブル」の記述があります。その概要です。(なお< >内は今回の引き籠もり事件の原因に繋がるものです。
「戦後の教育に欠けていたもの」
 敗戦後、アメリカは憲法から学校教育、社会教育に至るまで、全てのやり方と制度を変えてきた。神道や武士道などは完全に否定され、民主主義や自由や権利が強調された。
 しかし戦後の教育の基本的について大きな見落としがあった。最近の米国の健康保険制度改定の反対に見られる強い<「自己責任の考え方」などの社会を規制している考え方があったのに日本ではそまままに放置していたこと。>
「自信を無くした家庭」
 国民全体も皆(敗戦で)自信をなくして、日本古来の孝行、親切、思いやり、和の精神、自然や他人に対する感謝の念といった美風さえ、権利、自由の考え方の前にすっかり影が薄くなってしまった。
「特定思想を持つ先生に純粋培養された生徒」
 つまり戦後、日本では一部の家庭を除いては、学校以外に、社会での教育機能がすっかり無くなってしまったのです。
 そして肝心の学校では熱心な先生方が中途半端な民主主義を教えており、熱心な社会、 共産主義を信奉する日教組の幹部が先生方をリードしていた。
  当時制度化した教育委員会に象徴される教育の独立の名のもとで、子供達は半ば隔離された状態で一部の人から見れば、権利重視、個性尊重ばかり教え、それに伴う義務や責任の無視または軽視というアンバランスの教育をされてきた。日教組は憲法に権利の字が至所にあるのに義務、責任の語句が殆どないのを取り上げて生徒達に権利ばかりの教育ばかりしてきた。言わば<生徒達は閉ざされた空間の中で権利重視の純粋培養>されてきたのだ。衰えたとはいえ、まだ学校教育に大きな影響力を持つ、日教組、それを支持する革新を名乗る実質超保守政党と、それを支持する全国紙を含む一部マスコミ。
「教育の荒廃から社会劣化への道」
 このように心ある人が嘆いている間、<純粋培養された生徒>が親になり、子供を生み、その子が成人して、モンスターペアレンツ産み、一部の人が戦前では考えもつかなかった事件を起こすまでになった。
 然し、<横並びに教育を受けた生徒が、競争社会に出て耐えられない>こと、将来のことを訊かれて「別に」と応える生徒。覇気をなくした学生。

「改めて引き籠もりに就いて」
 テレビで米国の弁護士の資格を持つ女性が「引き籠もり」の英訳がないと言っていました。詰まり「引き籠もり」は日本独自の現象で、それも米国お下がりの憲法の権利重視、自己責任軽視の日教組の教育、それを支持する一部マスコミのお蔭で日本特有の「引き籠もり」が発生したのです。
 だから戦前派の私たちが、そして私たちの子供を持ったころまで周辺で「引き籠もり」など全く無かったのは当然です。なお電子辞書によると「引き籠もりは1990年代に青少年の間に増加し社会問題化」とあります。。
 詰まり引き籠もりに関して80・50の造語も最近出来た日本独自のものです。
 今となっては米国製憲法の不備を言うのは遅すぎますが、私は何度か米国では自己責任の考えが徹底しているので米国製憲法に入れるのを忘れたのだろうと書きました。
 それを「憲法によると国民には権利はあるが責任はないのだ」と言う教師用の指導書。
それをその儘受け取って生徒に国民の権利ばかり教えた日教組!!
 日本の政治家、学者、教育の責任者が日本の実情にあった憲法の読み方をし、米国製憲法が忘れていた「自己責任の考え」などの考え方を導入し教育しなけれいけないのに、9条問題ばかり気にして憲法に触れなかった関係者の咎は大きいと思います。
 そのため籠もりきりの人の大量殺人事件。引き籠もり息子が同じことをするのではと息子を刺殺した元事務次官などなんとも痛ましいことが起こったのだと思います。
 改めて書きますが、与野党を問わず憲法の権利と同様に「自己責任」の考えも入れた教育方針の見直しをすべきだと思います。そして表題の「登校拒否と引き籠もり」は問題の根は同じだと考えて対処しなければまた同じような問題が必ず起こると思います。

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AIの普及と今後の教育の在り方

2019-04-27 12:35:23 | 教育

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 4月24日のNHKのクローズアップ現代で「AIに負けない仕事術」で次ぎのようなことを放送していました。
AIの得意なこと
・データの蓄積とそれに基づく判断
・将棋やプログラミングなどの一定のルールに基づく対応
AIの弱いところ
・創造すること、接客や管理などの総合的な判断力
今後の在り方
・子供のころからの教育で人間力を養うこと
 そのために単純作業のスマホの使用禁止。
 たまたま本屋で見たPresidentの最新号に大前研一さんが「コンピューターに負けない人間をどう造るか」で概要次のようなことを書いていました。
・決められた仕事をするのがAI
・自分で答を導く能力をいかにして作るかが大切。
・今の文科省の教育システムを抜本的に見直すべき。
・このままでは業界では高度の技術を持つインド技術者を増やすだけ
「私の意見」
 文科省も共通一次や小・中学校の学力テストで総合的に見る力を試すなどやっている様てすが急激にすすむAI化に対応仕切れていないようです。
 逆にNHKの指摘したAIの得意なプログラミングの教育を小学校に導入してただでさえ大きすぎる教員の負担をさらに大きくしています。
 文科省は生徒の交通安全のためといってNHKの主張と丸反対にスマホを子供に持たせようとしています。学校ではスマホ禁止しても子供がそれ以外の場所で単純作業のスマホで遊び創造力の養成を阻害するのは間違い有りません。
 なおスマホの弊害については「子供にスマホより読書の勧め」をご覧下さい。
 それより大きな問題は文科省の小学校に英語導入に反対した数学者の新井紀子さんの 意見です。同じ数学者で「国家の品格」藤原国彦さんの意見の「1に国語2に国語3 4が無くて5に算数」と比較して新井さんは「1に読解力2に読解力3 4は遊び5に算数」と書いて居ました。遊び:物に頼らない遊び、給食・掃除当番も含む
 そしてその本の題名は「AI vs 教科書が読めない」彼女が言うのは、先ず国語で読解力を養わなければ、教科書も読めない。つまりAIを議論する以前の問題。だから英語教育の前に国語を勉強しろと言っているのです。
 文科省のすることなすこと殆どピンボケ。何とかならないのですかね!!

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子供にスマホより読書の勧め

2019-04-08 13:01:24 | 教育

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
文藝春秋の最新号に子供のスマホ使用に大変な弊害があると言うショッキングな意見が出ていました。
 「スマホと学力・小中学生七万人調査」作者は東北大学の川島さんです。
・衝撃的なことに家庭で2時間以上勉強しても携帯・スマホを使用すると、それらを使わずほぼ勉強をしない生徒より成績が低くなっている。スマホなど止めればもともと良い成績の人はより向上する。
・Lineなど使えば注意力が低下する。
・手書きや字を調べるとき手を使わなければ脳は活性化しない。
・長時間のゲームやテレビなど見ていると脳そのものが発達しない。
・読書習慣のない子供たちの脳の発達が悪くなる
・スマホなどを使用すると集中力がないため長文の理解ができなくなる。
・読書による脳の活性化は正しくても現実的には難しい 
 私は前に2度「勉強の邪魔になるよう子へスマホ」の題で下記のようなことを書いて書いて来ました。
(以下は前の投稿の引用(藍色の部分)です。)
 宿題も夏休み以外はなにもなく、男の子は下校から夕食まで外での遊び、夜の楽しみははラジオさえなかった貧乏家庭では読書しか無かった。
 少年クラブの佐藤愛子さんの父親の紅緑さんの「一直線」や野良犬の出世物語の「のらくろ」の漫画。講談本から母の目を盗んでの「主婦の友」など。当時は全てにフリガナが就いていたので小学校一年生でも理解の有無は別として大人の本も皆読めたのだ。
 だから今の国語に当たる「読み方」はもちろん学校で習う学科はどれも何らかの予備知識があること、他の学科でも読書で養われた集中力、想像力で家で復習しなくとも何とか授業について行けた。家でも親から勉強しろと言われたことなし。

 それで旧制の高等小学校に進んだときないきな級長に。(家の勉強なしで)卒業のとき就職先が決まっていたのに担任の先生の勧めで、受験準備なして競争率9倍の旧制工業学校合格。家の勉強の習慣のない私は英語や技術の授業には就いて行けずクラスの中位に低迷しました。(勿論英語は最初の夏休みに勉強しましたが、進学組の生徒のように徹夜同然の受験勉強が出来きませんでした。)
 世の中は変わった。少しでも良い就職をするため良い大学へ、それに入る為の良い高校に入る為の塾通い。子供に勉強しろと責めたてる親も。習い事の勉強など子供達も大変。しかも読書よりもはるかに刺激のあるスマホや面白いゲーム。小学校では授業前に読書をさせているがその場限り。授業に就いて行かせるための宿題数多。小学生が夕食まで外遊びなどもう夢の話だ。
その様なときに他の子も持っているからと子からせがまれ携帯やゲーム満載のスマホを買って上げる親。一億総貧困化が言われているときに、聞く所ではスマホの使用には月一万以上かかるそうだ。そんな時に「勉強の邪魔になるよう子へスマホ」を買ってあげる親達。

 スマホが勉強にも家計にも悪いと知りつつ子供達の要求に折れそうになる母親。こんな時こそ男親の出番です。上記のようなスマホの弊害があることを教えるのが男親だと思うのですが、そう言う私が古いのでしょうかね。

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小・中学校のいじめを如何に防止するか

2019-02-21 12:37:55 | 教育

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。  
 2月20日の読売で「大津・中2自殺賠償命令」と報道されていました。
 大津地裁はいじめが自殺の原因と認め元同級生2二人に計3750円の支払いを命じたそうです。
 この判決は学校のイジメ防止に多いに役立つものでしょう。
 また同じ紙面でイジメ防止法5年で「重大事態」増加の傾向として、教育委員会が自殺原因など調べるが結論に遺族が不信感をつのらせ、再調査を求めるケースも出ていと言う記事もありました。る                               私はイジメ防止策に就いて何度も提案しそれに対する批判も頂きました。
 その結論は
 ・多人数で一人の子をいじめをしたり強い子が弱いこをいじめるのは卑怯だ。相手に対する思いやりの教育をすること
・イジメを起こし易いような密閉空間を作らないこと。そのため学校を開放すること。
 具体的には信頼の置ける地域の人や、部活の担任・補佐をする人は校内の出入りを自由にする。
・たとえ生徒でも不法行為があり学校で手に負えなくなったら警察に通報する
・イジメがある情報を得たら全児童、生徒全員を一堂に集め、個人名を出さずに上記のことを一般論として、徹底的に教え込む。
 提案の理由は小学校から男子校の工業学校まで、弱いものイジメは卑怯もののすることの意識が児童、生徒に強かったことと、私の住む北九州市西部は余所の人達を受け入れてる傾向が強かったこと。一方同時期に閉鎖的な農村出身の人でイジメにあったこと話す人が何人かいたこと。
 昔の高等小学校では皆が弛んでいる気配が見えたころ「講堂修身」と言う名なで教師が特定の生徒でなく全生徒に気合を入れたこと。
しかし現実は密閉空間の学校で権利重視。義務・責任は軽視のそ教育、卑怯は恥ずかしいこと、他人に対する思いやりなどの修身導入反対。「重大事態増加の傾向」にあるのは当然です。 
 かって「国家の品格」で有名になった藤原正彦さんは、その本の中でお父さんの新田次郎さんから「弱い物を救う時には力を用いていもよい。然し大きいものが小さい者を殴ってはいけない。大勢で一人をやっつけるな。男が女を殴るな。武器を手にするな。相手が泣いたり謝ったりしたら直ぐ止めろ。と言われたそうです。詰まり卑怯を憎む心を育てることまた同じ本で、惻隠の情(詰まり相手への思いやり)の大切さも書かれています。
 たまたま本屋で藤原さんの同じ数学者の岡 潔xさんの「春宵十話」と言う本で道義教育の重要性、道義教育の基本は人の哀しみを判ること。しかしこの養育も社会や家庭で反対されていると歎かれていました。
そう言う私も昭和初期生まれ。卑怯は恥ずかしいこと、人への思いやり教育の大切さの教育がイジメ防止の最大の策、そして開かれた学校がイジメ防止の最大な対策と主張してきました。
参照:「九州男子の誇りは何処へ・福岡県内のDV被害は年間2046件」
 なお上に加えて新しい提案です。
・教育委員会の強化
 親の体罰問題でも同じ理由ですが、教育委員会は政治からの独立意味で作られたそうですが、報道で見る限りことなかれ主義の名誉職の人達が多い様で、事が大きくなってどうしようかと戸惑っているような報道。いじめ、親の虐待に備えて法律に詳しい弁護士を常設または必要に応じて参加できるようにしては。
・イジメの道具に成っているネット特に閉鎖的空間の出来易いラインなどに参加できスマホ。その防止のため小中学生のスマホの使用を制限すること。
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