普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

戦前派が見たおかしなこと

2007-10-31 10:56:54 | 日々雑感

 千葉にいる娘夫婦に招待されて、一週間ほどブログとは無沙汰していました。
 これはその間大正生まれの私がが世の中の進歩について行けずに戸惑った話です。

[キヤリヤー・ウーマン]
 新大阪からいかにもキャリヤー・ウーマンらしい人が何人かの友達と一緒に新幹線に乗り込んできて通路を隔てて私の隣の席に座った。
 片手に開いたままのノート・パソコン、片手はキャリーケース。
 席につくや否やパソコンを覗き込んでいたが、しばらくして後ろの席からロング・サイズの缶ビールが廻ってきた。
 いつの間にか、パソコンが消え、「のぞみ」が新横浜に付くまで彼女は何処へ行くのか何度も何度も席に立つた。
 彼女は友達と一緒にいたのに、パソコンを覗き込むほど忙しかったのか、それとも?

[閉鎖社会]
 娘夫婦は小さい公園とトレーニング・ジムの四方を囲んだマンションの一室に住んでいる。
 完璧なセキュリティー。
 外部の人は訪問先の棟の名前と部屋番号のキーを押して、部屋主がロックを解除するまで、そのブロック内にさえ入れない。
 その棟のエレベーターに乗る前に同じ手続き、エレベーターは指定の階までしか動かない。
 部屋のドアにまた二重の施錠。
 同じ階段の人達と友達付き合いをしてきた社宅の生活や、一戸建ての団地で向こう三軒両隣の付き合いや、曲がりなりにも町内会活動に参加していた団地の暮らしに比べれば、私たち老夫婦にとっては全くの閉鎖社会だ。
 然もそのマンションの住人は殆どが20~30代の人達ばかり。
 娘のような40代の家庭は殆どいないそうだ。
 お蔭で、高齢化の進む私たちの団地などでは珍しい子供達がブロック内の公園とは言え、小さな子供社会が出来ているのを見るのは頼もしい限りだ。
 然し、その子供達は皆同じような価値観を持った同年代の親達に育てられ、小学校から高校迄の大切な時期を、クラスと言う閉鎖空間で子供にとっては大切な時間を過ごしたらどのような子が出来るのだろうか。

[モンスター・ペアレント]
 娘達の家で見た「たけしのTVタックル」でモンスター・ペアレントの問題が取り上げられていた。
 その例として、子供が絆創膏を貼る程度の軽傷をしたのを学級通信で父兄に知らせたのがおかしいと怒鳴り込んできた親が、担任教諭を校長室で土下座させ、然も校長がそれを全く止めなかったのに精神的ショックを受けて、休んでしまったことを報じていた。
 それに対して、[よのなか]科で有名な杉並区立和田中学校の藤原さん
が、今の校長には世の中のことを知らない人が多いのだと言い、今の学校では、教師と生徒の縦の関係の他に地域の人達も関わった「斜めの関係」が必要だと述べていた。
 私の従兄弟は自身も元教師だったが、学校の教師は物の道理が判らないといっも言って嘆いていた。
 前記の とんでもない校長も受験勉強から大学、教師という世の中から隔絶した社会で、世の中の常識や判断力を付かぬまま今まで来たのかも知れない。
 私の持論だが、教師の教育には何回かの「実社会で研修」を必修として是非とり上げて欲しいものだ。
参照:
 カテゴリー → 教育
            いじめ

[亀田興毅の謝罪会見]
 亀田興毅さんの謝罪会見で一番うんざりさせられたのは、記者達の「俺こそは正義の味方だ」と言わんばかりの彼への非難がましい執拗な質問だった。
 彼を今まで持ち上げて来たのは誰だ。
 その記者達にその自覚があれば質問の仕方も当然変わってくる筈だ。
 亀田さんとマスコミ双方の反省の上に立つ質問であって欲しかった。
 それに対する亀田さんは今までの人を人と思わない様な生意気な態度から一変して、言葉づかいには難があるにしても、その真摯な態度には訴えるものがあった。
 この会見で得をしたのは、亀田さんで、損をしたのはマスコミだど思う。

 フジテレビの「スーパーニュース」で、安藤優子さんが木村太郎さんにコメントを求めた所、木村さんが協栄ジムの金平会長の危機管理の巧みさを褒め始めたので、慌てて取り繕っていたが、今回の会見で次の亀田さんの次の対戦の視聴率が今まで以上に上がるのは間違いないだろう。
 結局一番得をしたのは金平さんだったかも知れない。
 もっとも亀田人気がその後もずっと続くか否かは、次の対戦の時の彼の態度如何にかかっていると思うが。

[工業地帯の偏り]
 娘夫婦に連れられて、房総半島の館山海岸に行った帰り市原SAころから渋滞で動かなくなった。
 大体千葉から神奈川まで、名古屋から静岡、大阪から神戸など日本では有数の地震地帯だ。
 おまけに首都圏や京阪神には人口が集中している。
 このような偏った工業地帯や人口密集地のレイアウトは日本に取って最善だろうか。
 そうかと言って家具の配置のように直ぐレイアウトの変更ない。
 然し、長期計画で今後の工業地帯の全国的な拡散は地方の活性化の見地からも考えるべきだと思う。
 大型の製品などの生産は運送費のことも考え無ければならないが、そのた軽量、小さいサイズの製造やIT関連のサービス産業は地方に展開しても余り支障がないような気がする。
 地方の活性化のための「ふるさと納税」より地方への立地する企業への減税の方が遥かに生産的で然も持続性があると思う。
 その点から言えば、政府機関の地方分散は率先して推進すべきだと思う。
 関東、東海、阪神などの地震災害の復興などより工場や官庁の拡散配置の方が遥かに、経費がかからず然もより効果が大きいと思うのだが。

[守屋武昌前防衛事務次官への証人喚問]
 防衛省の守屋武昌前事務次官に対する証人喚問が29日、衆院テロ防止特別委員会で行われ、守屋氏が妻とともに、防衛商社「山田洋行」の宮崎元伸・元専務の接待にどっぷり漬かっていた実態が明らかになった。
 守屋さんが悪いのは当然だが、報道の様子を見ていると、「李下に冠を正さず」とか「悪者は良く眠る言うが眠れましたか」とか言いながら訊問する議員がいかにも小者にしか見えず、腹を決めて返答する守屋さんの方が大物に見えて仕方がなかった。
 唯一の例外は最初にポイントだけをついた質問をした深谷隆司委員長だけだった。
 彼なら守屋さんなど高級官僚と十分に渡り合って行けるような気がした。

 この報道を見ながら、議員達を「先生」、「先生」と奉りながら、その実は彼らをいいようにあしらっている官僚達の姿が見えてきたのは私だけだろうか。

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首を捻る民主党のアフガン貢献案

2007-10-23 08:50:18 | 民主党

 10月21日づけの読売新聞で新テロ特措法案の対案として検討中の貢献案として下記のようにを報道していた。
・ISAF(国際治安支援部隊)に関連する地方復興チーム(PRT)に参加
・食料・医療支援の実施、武装解除の支援、アフガンの警察・行政機構の改革を支援
・自衛隊部隊の参加は見送り
・自衛官を外務省などに出向させ、文民としてPRTの民生部門の派遣
・民間警備会社を利用し派遣した日本人を警護

 これを一目で見ただけで、民主党の担当者が苦慮して作った案とは判るが、内容は珍妙な貢献案と言うほかないもので、専門家から言えばまともに批判する気にもなれないものだろう。

 然しずぶの素人の私だから、敢えて各項目について感想を書いて見たい。
[PRTの参加とその活動内容]
 趣旨も内容も立派なものだ。

[自衛隊部隊の参加は見送り]
 今の民主党としてはイラク支援のための自衛隊派遣に反対している立場からと、自衛隊として派遣すれば、武器使用の問題が出てくるためか。

[自衛官を外務省などに出向させ、文民としてPRTの民生部門の派遣]
・公務員を派遣することは当事者達からの猛反対が予想される。
 これは自治労を支持母体とする民主党としては是非避けたいところで、それなら自衛隊員を派遣、使用という発想のように思える。
・業務内容にアフガンの警察・行政機構の改革を支援とあるが、これを自衛隊員で処理出来るだろうか、これに官僚や警察の協力が期待できるだろうか。
・そうかと言って、私がアフガンの民生支援
で指摘したように、ペシャワール会の中村さん達を含む日本の会社、団体にアフガンに派遣を依頼するしかないが、基本は参加する人自身の意志が原則となる。
 その場合は中村さんのグループのような生命を賭けてもと言う人が何人集まるかだ。
 これは政府として甘すぎる考えで、国民から「それなら政治家が先に行って見ろ」との猛反発が出るのは当然だ。
 こんなことでは国としての政策が推進出来ない。
・そのため国家としての強制力が効く自衛隊員を文民として活用しようと言う考えたのだろう。

[民間警備会社を利用し派遣した日本人を警護]
・日本人警護をISAFに依頼することは、小沢さんが今のISAFの治安維持活動に疑義があるとしているため出来ない。
・民主党の案では派遣される自衛官は文民の立場だから、武器は持てないことになる。
・従って、民間警備会社を利用すると言う発想になったのだろう。
・民間会社と言っても、タリバンの攻撃を受けた時反撃をしなければならない。
 これは自衛のためとは言え戦争行為だ。
 国が派遣した民間会社なら戦争しても平和憲法に違反しないのだろうか?
 民間会社に どのような武器を持たせるのか、その法律の整備は出来ているのか?
 今の民間会社も元自衛官を雇うとは思うが、実際に対戦能力が持てるのだろうか?
 そうかと言って、戦闘能力のある外国の民間会社に委託出来るのか?
 もともと戦争するために養成された自衛隊員が丸裸で、民間会社の警護の下で働くなど士気を維持して行けるだろうか?
 タリバンに襲われたとき、自衛隊員がつい民間会社の人達を応援することにならないのだろうか?
 民間会社の警護については、素人が考えても????の連続だ。

 民主党はこの案自体についても、20日の石破防衛相と民主党の浅尾さんのと討論会で、浅尾さんは「政府・与党が国会を延長して、60日間の再可決規定を想定して新法案を成立させるのなら、法案の形で提出する。しかし国会の会期末の11月10日や、同20日に国会を閉じるようなら法案は作らず、要項しか出せない」と述べたそうだ。

これは、
・党内で同法案を出せば、国会がテロ特措法案が中心議題になる自民党のベースに巻き込まれる と言う意見があること。
・このような疑問符だらけの法案に党内からも反発が大きいこと、これを敢えて国会に出せば自民党やマスコミからコテンパンに叩かれることは間違いないことを民主党自身が知っている。
ことを意味している。

 同討論会で石破さんが「民主党は小沢さんのような理由で給油に反対と主張するのか」の問いに、浅尾さんは「民主党はテロ特措法について、集団的自衛権行使に当たるから反対とは言っていない。今もそうは言っていない」と言ったそうだ。
 これは小沢さんや鳩山さんの違憲論と明から対立している。

[民主党へ]
 公平に言って、自民党の給油にも米国べったりとか、集団的自衛権の問題とか首を捻ることも多いし、民主党も党内の意見がバラバラ小沢さんの国連が認めた戦争に参加しても合憲発言に困惑する人達、そしてその様な中で無理やりに作ったとしか言えない今回の給油反対のための対案の素案など、自民党以上に首を捻ることばかりだ。

 私は小沢さんの解散、総選挙一点張りの国会運営を進めれば進むほど、民主党の人気が落ちてくる様な気がする。
 何度も言うが、給油反対に成功して、総選挙に持ち込んでも、自民党の抱きつき政策から一変した総攻撃に逢って、折角の政権奪回のチャンスを失うような気がする。
 そうなれば前に書いたように捩れ国会がまた数年続き、国民をうんざりさせることになる。

 民主党は政権奪回の近道として、国会運営でも、国民の人気を高めるようなやり方を選ぶべきだと思う。
 そして民主党への支持率が上がり、選挙に勝てば、私が多年の念願の政権交代の実現とねじれ国会解消にも繋がるのだが。

 それも今のところ遠い道のような気がする。

参照:
 カテゴリー → 民主党

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「戦前の子供の暮らし」のその後

2007-10-22 11:37:36 | 少子高齢化

  10月20に「戦前の子供の暮らし(社会劣化の観点からみた)を書いたところ二つの反応があった。

 一つはいつも丁寧で的確のアドバイスを頂いている山本大成
さんから「昔もいじめはあったのでは?」 とご注意を頂いたこと。

 もう一つは柔らかくて鋭いプログで感心させられているねこプラどんぶり
さんから私の駄文を紹介して頂いたことだ。

[いじめ問題]
 山本大成さんのご意見は、
 先日、30年前の小学校のころのクラス会がありました。
 私はその年のクラスではいじめらしい物はなかったと思っていたのですが、同級生と話をしていていじめがあった事がハッキリ解りました。
 頭でっかちで運動が得意でなかった子や、智恵遅れの子、クセのある子などがターゲットとなっており、実に驚くべき事に、私自身もいじめられていたことが発覚しました。
 ただ、私自身はそれをいじめと認識しておらず、それはそれとして普通に過ごしていましたので記憶に残らなかったと言うことのようでした。
 (恐らく、無党派Aさんの時代でも知らず知らずのうちに遊びの輪の外になっていた子供は居たように思いますがいかがでしょうか?)
と言うものだ。

 私はたたまたま旧高専の同窓会の写真が欲しいと言う電話で、昔の写真を引っ張りだして見ている内に小学校時代の卒業写真を見つけた。
 そこに冴えない私がいた。(冴えないのは今でも同じだ。)
 その一人一人を見ても人を苛めたり苛めたりした人はいなかった。

 第一に私自身が、ブログで書いたように、鰹節に醤油をかけた弁当持参、服は継ぎ接ぎだらけ、今の方は想像も出来ないだろうが、当時は洟(はな)垂れ小僧と言われる子供がクラスには何人かいたが、私もその一人、おまけにその洟を袖で拭くので、袖口は拭いたあとで銀色に光っている。
 一口で言えば貧乏人、「汚れ」の上におとなしくて内気と来ては、苛められっ子の筆頭に上げられてもおかしくない私がそのような記憶が全くないのだ。

 強いて言えば、旧制の工業学校では、硬派、軟派と言う「悪」がいて、硬派などは他校の生徒との喧嘩の繰り替えしだったが、絶対に自校の生徒には手を出さなかった
 唯一いじめらしいのは、一人の生徒を全員で囃し立てる遊びがあったが、そのターゲットは、私のような気弱な子もいたが、硬派や級長など同じように対象になっていた事くらいだ。

 多分、戦前と言う時代と可なり開放的な土地柄がそうしたのだろうが、いじめが無かったなど皆さんになかなか判って貰えない。

 然し私の駄文の問題点をつかれたのは、
 (恐らく、無党派Aさんの時代でも知らず知らずのうちに遊びの輪の外になっていた子供は居たように思いますがいかがでしょうか?)
のコメントだ。
 私自身も当時のいじめ問題を書くときいつも感じていたことだ。

 私自身は朝鮮の人とも当時差別されていた人達の子とも同じように遊んでいた記憶はあるが、それでも本人にとっては誰かが遊んでくれないとか、皆から阻害されていると感じる子もいたに違いない。

 然しそれは今のように皆で話し合って一人の子を除け者にするのとは全く違うもので、大人や教師などの責任と言えるが、人の気持ちに気づかなかった子供まで責任があるかとか、それが「いじめ」と言えるかどうか私には何とも言えない。

[戦前の子供の暮らしとのその後]
 私たちは貧乏所帯をやり繰りする母の姿を見ながら育った。
 それで就職すると、誰から言われるともなく、給料は袋のまま母親に差し出した。

 私と二人の弟は姉と兄のお蔭での旧制の工業学校に通うことができ、卒業すると大会社にその頃言われていた職員として就職することが出来た。
 だから今でも姉や兄に頭が上がらない。
 私たち弟三人も同じように給料はそのまま母親に差し出した。
 兄弟は皆、結婚すると独立したが、親の断るのに応分の仕送りをしてきた。
 両親が死んだときの遺産分けのさい、即座に遺産のすべてを兄に相続して貰うことが決まった。

 これらのことは当時多分戦前は平凡な家庭では全て、戦後しばらくはどこの家庭でも似たことをしていたに違いないし、そして今でもこの習慣が残っている家族も多いと思う。
 何故なら当時は貧乏の程度の差こそあれ、皆、戦前、戦後の暮らしに困っている家族がみな助け合って生きてきたからだ
 私の家族を含む多くの平凡な家族は皆そうしてきかたのだ

[社会環境の変化(劣化?)]
 唯一つ母に対して申し訳ないと思ったことがある。
 両親は口に出さなかったが、私達夫婦と一緒に暮らしたいという気持ちを知って、結婚後も親達と同居してきた。
 その点、次男の嫁なのに親を見らねばならぬと言うのに、不平一つ言わずに親の世話をしてくれた家内に今でも感謝している。

 そんな私に転勤の命令が下った。
  それを聞いて「そんなことなど思いもしなかった」と言って母親がポロリと涙を流した。
  今思っても他に方法は無かったかと胸が傷む。

 私どもの家族にも核家族化の波が押し寄せたのだ。
 私の子供も就職しても、親の家計がなんとかなっているので、給料は皆自分の事に使うし、結婚すると、当然のよう別居、親も嫁姑の暮らしを嫌う。

 私の両親が中心の家族、私共夫婦の家族、子供の家族も多くの家族同様、皆平凡な家族だ。
 違うのは私たちを取り巻く環境の変化だ。

 然し、世の中が今のままで進んでよいのか??
 私は自分自身の反省と悔悟を込めて、特に教育、少子高齢化についても書いて来たし、書いて行く積もりだ。。

 その一つが私の持論の「貧乏人子沢山有用論」だ。
 もし興味がおありの方は是非読んで頂きたい。

[若い人達へ]
 幸い、私の駄文を紹介して頂いたねこプラどんぶり
さんや折にふれて貴重なコメント頂くよじままさん達のように しっかりしたお考えを持たれ何人かのお子さんを育てられながら、然も生活をエンジョイされている、若い価値観を持たれた方がまだ多く居られるので世もまだ捨てたものではないことだ。

 いつも言うことだが、若い人達、特に女性の方は、世の風潮に流されず、自分自身の価値観を持って、社会に進出するか、専業主婦の道を選ぶが、将来の生活設計を誤らないようにして、私のように反省と悔悟の毎日を送らなくてすむようにして頂きたいものだ。

参照:
 カテゴリー → いじめ
         少子高齢化


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アフガンの民生支援

2007-10-21 06:26:00 | 民主党

[ペシャワール会の中村哲さんの意見]
 昨日の読売テレビの「ウェークアップ!ぷらす」で塩川正十郎さん、軍事評論家の森本敏さん、横浜市長の中田宏さん達のテロ特措法に就いての議論があった。

 3者とも給油賛成の立場だったが、後で登場したペシャワール会の中村哲さんは、現地で医療や農業用水路建設で活躍した経験から、テロ特措法反対意見を述べていた。
 その趣旨は同会のホーム・ページの中村さんの「テロ特措法」はアフガン農民の視点で考えてほしい
に乗っているが簡単に纏めると、
・ISAFの治安活動は現地の人からは米軍の活動と見られて反感を買っていること。
・これに日本が参加すれば、今までのアフガン国民の親日から反日に変わる恐れがあること。
・アフガンの問題はタリバンより干ばつであること。
・支援は現地の人の立場に立って考えること。
・中村さんの活動にはタリバンは攻撃してこないので、軍事力は必要が無いこと。
と言うようなことを言っていた。
 その一方ではホーム・ページでは、「現地活動の訪問についての原則」で現地訪問希望者に、お願いですが、現地は生死をかける程の緊張感を持って仕事をしていることを知っていただきたいのです。
とあるように、活動に相当な危険性もあることを書いている。

[民主党の民生支援]
 中村さんの発言を参考にして、民主党が考えているとされる民生支援について考えてみた。
・中村さん達のようにボランティアとして、自分の意志で行くのと違って、日本が国家として国民を派遣する以上はその生命の安全を保障しなければならない。
 その場合他国の軍隊に護って貰うかだがその場合、民衆から敵視されている英米軍以外に奇特な国がいるか。(中村さんはISAFも米軍と同類と見られていると言っている)
 自衛隊を派遣する場合は、イラク派遣と同じような憲法問題やそれに関する、武器の使用範囲とか、場所、時期などの難しい問題が発生する。
 然もこれは民主党がイラク派遣に反対したこと同じ事態だ。
 民主がこれを主張するには理論的根拠として、党内からでさえ論議を呼んでいる、小沢さんのISAFへの武力行使合憲論を持ち出す他は話の持って行きようがない。

・中村さんの言ったことを敢えて裏から考えると、農業用水路建設はアフガンの東北部の、言わばタリバンの勢力範囲と思われるので、彼らから攻撃を受けなかったのかもしれない。
 日本から派遣するときはどの地域を選ぶかは、イラクと同じに問題だ。
 もし政府支配地域なら攻撃を受ける可能性があるし、タリバン支配地域なら政府は喜ばないだろう。
 タリバン支配地域でも政府がOKすれば可能性が大きくなるが、前に述べた政府の責任問題は依然として残る。

ISAF活動自体が中村さんの言のように、米国の支援を受けている政府の援助活動と見られているとすれば、例え民生支援活動でも、タリバンからは敵視されている
 これはイラクの自衛隊の給水設備の整備と状況は同じだ。

民生支援のための予算だけ計上し、活動はアフガン自身か他の国の活動に頼る。
 これはかって湾岸戦争で金だけ出して悪評を買った同じやり方だ。
 
それと現に政府は既に資金面の支援を行っている。

・憲法に抵触しない一番無難な方法中村さん達を含む日本人のボランティア活動に資金援助をするが、基本は自分の意志を原則とする
 その場合は中村さんのグループのような生命を賭けてもと言う人が何人集まるかだ。
 これは政府として甘すぎる考えで、国民から「それなら政治家が先に行って見ろ」との猛反発が出るのは当然だ。

・日本にとって一番都合が良いのは、、政府やタリバン双方の影響を受けてない地域(勿論戦闘地域でなく)で、しかも安全な補給路がとれる地域で、ISAFの軍隊から支援を受けず、自衛隊独自でが民生支援活動する地域を固めるが、活動終了後は無条件で引き渡すことを政府にもタリバンにも約束することだ。
 これが出来れば、タリバンもことによると攻撃しないかも知れない。
 これは日本の活動は善意だけで、裏も表もないとアフガンの人達から歓迎されるだろう。
 然し、これも問題がある。
 第一にそんな条件に適ったところがあるか、そして憲法の問題。
 活動終了後政府、タリバン双方の地域争奪の戦いが始まる。
 米国始め他のISAF参加国が、このような日本だけが良い子になる方法に自国の兵士の生命を賭けても支援をするだろうか。
 これも結局は絵に描いた餅に終わりそうだ。

[民主党のジレンマ]
 あれこれ考えて見ても問題ばかりで、民主党の民生中心の対案作成が遅れているのも、なるべく給油問題の論議の中心から逸らして、守屋さんの業者との交際問題や、給油の行く先問題を取り上げて審議未了にしようとする党利党略見え見えも国会戦略に頼ろうするのは良く判る。

 民主党は国民の納得のゆく対案を出すか、法案を審議未了に追い込むかどちらかだ。

 そして仮に政府を解散に追い込んだのは良いが、自民党の「給油を止めて日米関係を悪化させ、日本の安全保障を危うくさせたのは民主党だ、国連公認の活動なら武力行使合憲など言った小沢さんに対して国を戦争に追いやろうとしている」と言う総攻撃や、自民党の小沢さんの意見に反発している、社民党や共産党を野党陣営から分断作戦を如何に防ぐかと言う岐路にたっている。

  そして、衆院選で負けたら、民主の政権奪回の道は遥か遠くなものになるだろう。
  そして、それでも民主が政府、自民反対一本槍の反省をしない限り、次の参院戦まで政局の混迷は続くだろう。
  考えただけでもうんざりだ。


 
民主党員は政府、自民党ばかり見ないで、国民の方にもいつも心配りをするべきだ。  
  何故なら、いつも言う事だが、民主が国民の眼を忘れていても、国民は今回の国会審議を通じで、民主党に政権担当能力があるか否かについて考えているからだ。

参照:
  カテゴリー → 民主党


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戦前の子供の暮らし(社会劣化の観点からみた)

2007-10-20 10:52:32 | 教育問題

 昨日「社会劣化と教育予算最低の日本」を書いているうちに、私の子供時代の子供の暮らしを知って貰うのも、私が偉そうなことを書いた趣旨を理解して貰えると思って、上記のことを書いて見ようと思った。
 然しこの「戦前の子供の暮らし」と言っても、研究家でも学者でもない私が書くことだから、私の子供時代の記憶しか書けない。

[私の子供時代の環境]
 それでなるべく正確に理解して頂くために、当時の環境を書いて置く。
場所:北九州市の旧八幡市、一戸建て、長屋と私の家族が住んでいた間借りの家が混在するその頃で言えば中の下?位の住宅地。
 歩いて10分位のところには、開発中の住宅地、15分歩けば田畑が見える環境にあった。
時:官営の八幡製鉄所がなど工業開発が進み、背後地の筑豊では炭鉱景気の絶頂期で、人々の流入が激しかった。
 国道三号線沿いでは電車や自動車が走っていたが、その隣の旧九州鉄道の跡地で旧線路と呼ばれていた通りではまだ馬車や牛車が中心で、うっかりすると馬や牛の糞を踏みつける時代だった。

私の家族:父は製鉄の職夫という今で言えば、工員と契約社員の間の地位で、給料も知れたものだった。
 それで、夫婦と食べ盛りの子供5人を抱えているので、今思えば貧乏な暮らしをしていたのに違いない。
 前にも書いたが私の弁当おかずは、鰹節に醤油をかけたものか、海苔の佃煮と決まっていた。
 昔のことで先ず思い出すのは母のことだ。
当時は、洗濯機、冷蔵庫などの家電製品は全くないので、学校から帰るといつも、盥(たらい)と洗濯板でごしごし洗濯しているか、料理をしているか、子供達のための毛糸を編んでいるか、あるいは家計を助けるための内職をしているかだった。
 しかもその合間には、漬け物を漬け込んだり、味噌や甘酒など迄作っていた。
 それも愚痴一つ言わずに。
 それだから子供の世話は姉や兄に任せられていた。
 私も姉にすっかり世話になっていたので、80を越したいまでも彼女には頭が上がらない。
 私自身も、一番下の弟をおぶって遊んだことを覚えている。 

[子供の遊び]
 今の子供と違っているところは、
・今の中学生から幼児まで大勢のが一緒になった遊びが多かったこと。
 年上の子は下の子を世話もするが、肩車して鬼ごっこするなど遊びの道具としても使っていたようだ。
・鬼ごっこ、隠れんぼ、果ては男の子達の荒っぽい広場での泥合戦(石を投げるのは反則)、けんけん相撲など体を使った遊びが中心だった。
・竹トンボ、当時まだ盛んだった七夕の笹飾りの竹から竹馬や正月の凧など子供達が自分で作って遊んだ。
・子供達が泥合戦や冒険ごっこなど自分で工夫して遊びを作った。
・水泳に行くにも川へは20分、海水浴へは約2時間歩いた。

[情報]
 当時の子供が得られる情報源は、子供同志の噂、親達の話しを聞く、当時はまだ珍しかったラジオを聴く他は本だけだった。
 それについて、私は兄が借りてきた本を読み終わって寝るのを待って、夜遅くまで読んだり、時々買って貰う「少年クラブ」に飽き足らず、母や姉が買った婦人雑誌まで盗み読みをした記憶がある。
 百日紅(さるすべり)、杜若(かきつばた)など今も覚えているのは当時の読書のお蔭だ。
 何故ならこれは学校では教えず、会社に行きだしてからは英文の原書
を読むことに変えたからだ。

 これからも記憶力盛んな若い時の読書の習慣づけが如何に大切か判る。

[勉強]
 ごく少数の中学校進学する子を除いて、また宿題を除いては全くと言う程勉強しなかった(と思う)。
 それでいて余り問題にならなかったのは、世の中がまだ競争社会になって無かったこともあるが、私の経験から言うと、当時の多くの子供達が素直で集中力や好奇心があり、先生達の話しをまるで乾いたスポンジのように吸収したからだと思う。
 何故なら小学校時代は記憶力抜群の時期で、学校が教える内容や程度ではそれで十分だったからだ。
 それと私が何とか皆に遅れずに就いて行けたのは、前に書いた読書のお蔭で、理解力が人並みにあったからだと思っている。

[いじめ]
 家内がテレビを見ながら私に「昔いじめなどあった」と聞いた。
 彼女も北九州出身だ。
 私がなんども書く様に、学校には当時で言う朝鮮人や当時差別されていた人達の子供もいたけれど、いじめなど全く見聞きしたことはなかった。
 それは、弱いものいじめしたり、大勢で一人をやっつけるのは、男として最低だ。女は女らしい思いやりとか気配りが大切と言う考えが子供にも行き渡っていたことと、土地柄が開放的な為だ。
(私のブログを前から見て頂いている人にお断りするが、本屋で県民性について書いたものを見たが、正確には「可なり開放的」とランクされているのは、全国で2~3箇所しかない内、福岡県でも北九州市の一部を除いた地域と、筑豊地方、筑後地方らしい。)

[現状の分析]
(1)昔のように学校から帰ったらいつも忙しく働いている母親を見て、子供がぐれるだろうか。
 大勢の子供を世話をする両親が、子供の養育の責任を放棄したり、果ては子供を虐待するだろうか、第一にそう考える暇もないだろう。
 細木数子さんは私の嫌い人の一人だが、家内に付き合わされてみるテレビで唯一良いことを言うと思うのは、「子供が悪いのは両親の責任だ、第一母親が金のために仕事に出かけて、子供の面倒をみないのが悪い」と言うのはよく分かる。
 ただ彼女の意見には、今の女性は金の為だけでなく、外部の仕事で自己表現したいと言う理由が抜けている。

  私の考えは、
今の時代では社会にでるのも、悪いことではないかも知れないが、家で何人かの子供産み育てるのも女性としての大切な役割で、社会に出ないのを馬鹿扱いにする風潮に流されないで、女性自身の判断自分のいずれの進路を選ぶかを決めて頂きたいと思う。

(2)昔は親の躾け、子供社会を経験し、外で多くの子供と遊ぶことで、社会訓練を経験した上で入学した。
 今の小中学校の教育にはその前提あるものとしているのが、学級崩壊やその前記の問題を引き起こしている。
(3)家では両親は勿論、兄、姉からの世話を受け、外で年上の子から面倒を見て貰うことで、目上や年上の人を尊敬し、その言うことに従うという経験を積んで来た。
 今は少子化時代で、その経験がないどころか、親から甘やかされ、個性尊重と言う名で我が儘放題の子供が出てきた。
 その結果両親や先生、コミュニティーの人達の言うことを聞かないと言う本人にとっても社会にとっても、残念な時代になってしまった。

(4)いじめ問題について藤原正彦さんの武士道や日本古来の美風の尊重がいじめ防止の基本だという意見が書かれた「国家の品格」が一次ブームになったが、いつの間にか忘れられている。
 いじめ防止には、男らしら、思いやりなどの日本の良い所の見直しと教育が一番大切だと思うのだが。

(5)今学力低下や、応用力の不足が言われているが、その基本として次の問題がある。
 1)好奇心の低下
 今学校以外で余りにも多くの情報が入ってくる。
 そのために学校で教師の言うことが面白くなくなり集中力が減る。
 そのため聞くだけで記憶に残り理解出来ることが出来ずに塾に通うことになる。
 2)一部と思うが今の子供達の遊びはゲームなど与えられたものばかりだ。
 遊びの中で自分で考えと新しい遊びを考え出したり、昔のように竹馬を自分で作る ときに、良い方法を考えたりする力とか習慣が無くなっている。
 3)子供の時からの読書の習慣がないので、人の言うこや書いてあることの理解力が不足をして居ないか。
 4)上記の根源はパソコン、ゲーム、テレビだ。
それで対策としては、今の時代では暴論かも知れないが、の禁止または遠ざける工夫があって良い様な気がする。
パソコンも子供が操作する範囲はおもちゃをいじるのと程度は殆ど変わらないので、ある年齢に達して、始めても直ぐに追いつく筈だ。
 5)但し念のために言うが私が勉強について書いたことは、小中学校までの話で、今の高校以上では、自学自習が必要になってくる。
これも生来の不勉強で、それなりのところで現役を退いた私が言うことなので間違いがない。

参照:
 カテゴリー → 少子高齢化
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社会劣化と教育予算最低の日本

2007-10-19 07:07:17 | 教育問題

 近頃、陰惨な殺人事件や家庭内殺傷事件、親としての義務を放棄した事件が絶えない。
 18日の報道だけを取り上げても、世の人々にショックを与えた鵜瀬柚希(うのせ・ゆずき)ちゃん刺殺事件や、奇想天外の被告の供述で物議を醸した例の陰惨な光市母子殺人事件の高裁での検事の最終弁論の他に次のような6つもの新しい事件が報道されている。
・東京都板橋区の、都営アパートで頭部に銃弾を打ち込まれて死亡した52歳の男性発見(殺人)
・京都府警が1歳6か月の長男遺体をコンクリ詰めした母親と内縁の夫逮捕(親の義務放棄)
・大津市で乳児が家に残され窒息死した件で両親を過失致死容疑で書類送検(親の義務放棄)
・愛知県豊橋市愛知の赤ちゃん用品店で店長に切りつけ放火した男2人逃走(殺人未遂)
・山形県尾花沢市で18歳の無職少年を祖母刺殺容疑で逮捕(家庭内殺傷)
・岡山の風俗店の実質経営者がで撃たて死亡(殺人)
 これらは明らかに異常だし、社会が劣化しだした兆候だとしか言いようが無い。

[社会劣化の原因]
 このような日本での社会崩壊ともいうような事件の背景には思いつくだけでも
<社会環境の変化>
・社会格差の拡大
・外国人の流入に伴う不良外国人の増加
・競争社会でのストレスの増加
・中国の台頭に伴う競争の激化→労務費のカット→貧困層の増大

<人のや意識や考え方の変化>
・日本古来の美風が薄れる
・権利ばかり教えて義務や責任軽視の教育の影響
・親としての義務を忘れた自分本位の親の増加
・モラルなど無視、金が全ての考え方
・個性尊重の名で我が儘な人が増える
・我慢できない子供や大人の増加
・贅沢に慣れ→貧乏に我慢出来ない→借金の増加

 その他核家族の発生、少子高齢化など数え上げればきりがないほど大きな要因が幾つもあると思う。

 社会環境の変化については第一に政府が考えるべき問題だが、国民の大多数はそれにもなんとか順応し耐えてきた。
 今の風潮、特に左派系の人々に言わせれば、全て政府の責任だと言うだろうが、政府に頼るだけでは、解決困難な問題が山積している。

 結局はその解決には、人々のモラルの向上にも頼る他ないと思う。
 その対策としては、子供から成人までの教育の問題が浮かび上がってくる。

[シンガポールの話]
 私はシンガポールへ約1年半長期出張したことがある。
 ご存知のようにシンガポールはゴミ一つ無いきれいないきれいな街と、街でつばを吐いたり、ゴミを捨てても罰金で有名だ。
 私が現地の重役にそのことを褒めると、彼は日本は街をきれいにするために特別な金も人を使わなくても綺麗なのでもっと凄いですよとお世辞を言った。
 つまり同国では、通りを汚す人を取り締まる為に多くの私服の警察官を配置しているのだ。
 その他、立ち小便、ボウフラが発生防止のため汚水を放置、横断歩道以外で道を渡る、乗り物や駅構内での飲食、禁煙指定箇所での喫煙などに対して罰金と取締官が待ち構えている。

 勿論罰金の収入で取締官の経費を賄える訳ではなく、国の規制を強化するために多くの経費を使っていることを彼が言うのだ。

 滞在が長引くにつれて、彼の意見が実感として判ってきた。
 アパートに居住して気がついたのだか、上の方から良く紙片がちらとら落ちてくる。
 現地の女中に聞くとティッシュ・ペーパーだそうだ。
 彼らは使用したものを外に放っているのだ。
 良くしたものだ毎朝掃除人がきてアパートの周辺を掃除してくれる。
 勿論掃除人の費用はどこかが負担するのだ。
 これがだんだんエスカレートして、上からダムベルや自転車まで放り出すもので迄現れ、通行人が危うく怪我を免れるまでなった。

 それに対しては流石一党独裁の政府だけあってその処置は機敏で的確だった。
 窓から外に物を放り投げるものは勿論、シンガポール人が好きな花の鉢を窓際に並べるのまで禁止、違反するものはまた罰金だ。

 詰まり余り同国民の中の民度の高くない人を取り締まるには、余分の経費をかけてもその為の人が必要だと言うことだ。

[教育予算の増額せよ]
 日本の場合も同様だ。

 増加する陰惨な殺人事件や家庭内殺傷事件、親としての義務を放棄した事件などを取り締まる為に余分の警察官が必要になってくる。
 予算がないからと言って増員をけちれば、社会の劣化が増すばかりだ。
 然もその後ろ向きの後始末にただでさえ赤字の貴重な予算を投入することになりいかにも非生産的だ。

 それより、社会劣化の原因の大きな原因の枠組みの一つの「人の意識や考え方の変化」に対応するために、その警察力強化の予算の一部を割いて、教育に予算に割り当てたらどうだろうか。

 これを人の体に例えると、医療費軽減のために、国民の健康増進に予算を増やすことだ。
 例えば癌予防のために、禁煙を勧める費用と癌治療のに要する健康保険の給付の額を比べれば、遥かに後者の方が高額なのは直ぐ判る。
 しかも禁煙は循環器系の殆どの場合に有効だ言われている。
 ウオーキングの場合はそれ以上の効果があり、殆どの病気の予防に有効と言われている。
 つまり、国民の健康増進の為の予算の増加は、計り知れない程の医療費、介護費用の減少に繋がるのだ。

 教育の場合も同じで、その効果は社会劣化に対応する警察力強化の予算の節約やいじめ、学級破壊、家庭の崩壊とうの、警察が関与しない社会劣化の予防や改善に止まらず、学力向上による経済面での国への貢献などの前向きな部分などあらゆる面で効果が期待でると思われる。

 小泉さんは「米百表」などの名言を紹介したが、それは口だけで、予算削減の一貫として、教育関係の予算までカットして仕舞った。
 そして現在の日本の教育予算は先進国の対GDPの比較では最低クラスで、公的支出では米国、韓国の半分しかないと言われている。

 安倍さんは教育改革を称えたが、教育予算増額まで手をつけずに下野してしまった。
 福田さんは今は民主党への対応で精一杯、教育などどころではないと言う立場のようだ。

 然し政府は国の健康のために、苦しい予算の中から何とかして、私の意見では予算の苦しい今こそ、教育予算を増やして貰いたいものだ

 何しろ少額の費用で大きな効果が期待できるからだ

参照:
 カテゴリー → 教育問題
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おかしいぞ民主党

2007-10-18 09:15:58 | 民主党

民主党の方たちへ

[政府の給油活動継続への対応]
 報道
によれば、昨日の新テロ対策特別措置法案を閣議決定と同時に政府は
 インド洋で給油活動をしている海上自衛隊の艦船を同法が期限切れとなる11月2日から撤収させる方針を決めた。
 政府は撤収方針を決めたことを受け、これまで燃料を提供した実績のある米、英、パキスタンなど11か国に対し、各国駐在大使など外交ルートを通じて、一時撤収と早期の新法案成立を目指す方針について説明する。

そうです。

[民主党の対応]
 国会では新テロ対策特別措置法案提出で自民、民主両党ともいよいよ正念場を迎えた様です。
 それに対して、民主党は16日の役員会で、小沢代表のISAFの枠組みの中で、民生の安定や、振興についての対案の提出の指示に従い、(やっと)18日から具体的な論議に入ると報道されています。

 政府が新法案提出の意向をとうに明らかにしていたのに今まで何をしていたのでしょう。
 勿論この対案の提案について何回か紹介されていました、テレビで原口さんが現地での支援活動の提案を話しているのを見て、私のブログで紹介したところ、「原口さんはしっかりしていると思ったのに、何でこんな現実離れした提案をしたのだ。」と言うコメントを貰ったことがあります。

 私の推測ですが、素案への世論の反応が芳しくないので、そのままにしていたのを小沢さんの指示と、政府からの新法案提出でやっと思い腰を上げたような気がします。
 それも、テレビなどで民主党の人が、今対案を出したら、自民党の術中に嵌まる とか言って国会の成り行きを見るようなことを言っていました。
 読売では党内のいちぶから「今から国会に提出して答弁の準備は大丈夫か」の声に対して小沢さんが国会情勢を見て判断することにした、と報道しています。

[民主党対応の問題点]
 これを見て先ず感じるのは、民主党がいかに準備不足で、姑息に手法そのものの新法案提出の阻止のために手段を選ばないと言う、従来の野党のやり方その物のような気がします。
 次期政権を狙う政党として、新法案を阻止するにしても、対案を最初からぶっつけて、堂々と政府、自民党と議論を戦わせないのでしょうか。
 これに対して、
17日の読売の社説
で民主党は、
 参院第1党として、政策遂行に大きな責任を負う民主党は、政府と対等の立場で独自法案を国会に提出し、有権者に責任ある説明をしていくべきだ。
 最大の焦点は、インド洋での海上自衛隊艦船による給油活動の継続問題だ。
 民主党は、速やかに対案としての法案を提出すべきだ。「テロとの戦い」で、どのようにして国際責務を果たすのか。 「答弁」を通じて、具体的かつ明確に示していく 必要がある。
 ところが、衆参の予算委を通じて、民主党は、対案を示さないまま、補給した燃料が対イラク作戦に転用されたとされる疑惑や、海自艦が補給した油の量を訂正した問題の追及に終始している
 民主党の小沢代表が主張しているアフガニスタンの国際治安支援部隊(ISAF)活動への参加論についても、審議の場では口をつぐんだままだ
 民主党は、新テロ法案の審議を前に、国政調査権に基づく証人喚問や資料提出を求める姿勢を強めている。
 国政調査権は、極めて重要な国会の権限だ。だが、単に法案の審議入りを拒んだり、審議の引き延ばしのために使うなら、立法府として本末転倒だ。
 民主党は、給油活動継続に反対するのは「テロリストしかいない」とした中谷元・元防衛長官の言葉尻をとらえてまで、審議入りを阻もうとしている。
 こうした“抵抗戦術”を繰り返すなら、かつての社会党と変わらない

と書いています。

 さらに18日の社説
でも、
 民主党が新法案への反対を貫いた場合、政府・与党は、11月10日までの会期を大幅に延長したうえ、参院で否決された後、衆院で3分の2以上の多数で再可決するという“非常手段”も考慮せざるを得なくなるだろう。
 民主党は、新法案への対案として具体的な法案の形で提出すべきだ
 アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)に関連する民生支援や地方復興などが柱というが、現行法の期限切れが目前に迫っている以上、対案は具体的で、すぐに実行可能なものでなければならない。抽象的な内容では、対案の名に値しない。
 海自の給油活動に「憲法違反」として反対していることについても、説明責任がある。民主党は2001年11月、テロ特措法に基づく海自派遣の国会承認の際に衆参両院で賛成している。特措法制定や延長に反対した際も、憲法違反を理由にしたことは一度もない。
 なぜ給油活動が憲法違反との立場に変わったのか。明快な説明が聞きたい。

と追求しています。

 私も読売の社説の意見に全面的に賛成です。

[民主党への提案]
 今の民主党の動きは政府を国会解散、総選挙に追い込む党利党略の方だけに向いているとしか思えません。

 何よりも過去の民主党の主張した条件が呑まれない為に反対していたのから、何故無条件反対に転じたのか、私たちにはどうしても判りません。
 次期政権を狙うのならこの点もクリアしなければ誰が、次の政権を任せたいと思う でしょうか。
 代表が変わるだけで基本方針が180度まではないにしても、175度も変わる党が政権を握ったら日本はどうなるでしょうか。

 民主党はまだ参院選大勝の余韻に浸っているのでしょうか。
 10月7日の世論調査によると
支持政党は 自民 37.8% 民主18.0%で、9月の自民 29.3% 民主20.9%から完全に昔の状態にもどっています。
・民主党の政権担当能力は、あると思う 35%,ないと思う 50%
給油継続も8月末の調査では小沢さんの米国大使への思い切った発言で賛成 34.2%反対 54.6%から今では賛成 49% 反対 37%と逆転しています。
・そしてねじれ国会で野党のとるべき姿勢は 妥協案の実現が51%、あくまで対決10%
 と明らかに今は民主党にとって風は逆風の状態で、国民の意志とは逆の国会運営をしていると思います。

 その時期の小沢さんの国連公認だったら武力行使を伴う自衛隊派遣も合憲だの発言も参院選大勝の浮かれた軽率な発言だと思います。

 小沢さんの言う最大目的である政権奪取には世論の支えしか頼るしかありません。
 党員の方達は、今が国民からどう評価されているか知って、慎重な国会運営をして、国民の信頼を得て、来るべき総選挙に備えるべきだと思います

 今の民主党の殆どの人の眼が政府、自民党にしか向いてないような気がします。

 民主党の人達は最大のお客さんの国民ことを忘れてはいませんか???

  今福田さんの抱きつき戦術のお蔭で、民主党もやりたい放題の形ですが、選挙になると一転して総攻撃に変わると思いますが、喧嘩上手の自民党にこれで勝てると思います???


参照:
 カテゴリー → 民主党

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国連中心主義と憲法

2007-10-17 10:17:28 | 憲法

 昨日のブログのテロ戦争の本質について考えてみた。

 今日はそれに関連して、小沢さんが提唱して問題となっている国連公認だったら武力行使を含む、自衛隊派遣も合憲だと言う説の本質的な問題について考えてみたい。
 勿論、法律などの素人が書くことだから、理論的な解釈など出来るわけなく、言わば文学的な常識で考えた本質論だ。

[国連中心主義と民主主義]
 これに就いての一般的な議論は国連で最大の決定権を有する安保理が、50年前の戦勝5ヶ国の拒否権行使の形で牛耳られている国連など信じられないと言うことだ。

 特に日本にとって一番影響力がある、米国の国連への対応について書く。
 私は昨日のブログ
で、
・米国がイスラエルの制裁決議に何度も拒否権を発動しなかったら、9/11でテロが圧倒的な力を持つ米国に対して有効な手段であるこをテロ予備軍に教え、
・米国が安保理の決議を無視して、イラクに先制攻撃をしかけて、超大国米国でもテロが有効であることを知らせ、全世界にテロを拡散させた。

と書いた。
 
アフガンのタリバンが反撃の勢いを増したのも、米軍のイラク攻撃と同じ時期だ。

 もし民主主義の家元と自称する米国がその考えを国連の決定にも適用して多数決に従っていたら、中東地域への米軍の戦力拡大など他のテロの要因はあったにせよ、9/11はなかったかも知れないし、今ほどテロは拡散しなかったかも 知れない。
 
 米国が何度もイスラエルよりの拒否権発動をしたのも、米国内のユダヤ勢力を無視出来なかったのだと言われている。
 詰まりこれも民主主義の基本の選挙を考えてきた上のことで何とも悩ましいことだ。

 それで米国のみならず、安保理常任理事国もその他の加盟国も民主主義の国連の加盟国の各国が皆ルールに従って、多数決のルールに従うようになれば、小沢さんの言う国連中心主義も大きな意味を持つと思うのだが。

 然し今の中国やロシヤの動きを見ると、その様な状態が直ぐにくる可能性はほぼゼロだ。

[ISAF(国際治安支援部隊)への参加問題]
 小沢さんは最初は、海上給油は違憲だが、国連公認のISAFへの武力行使を含む自衛隊派遣も合憲だから、自分が政権を取ったら考えても良いと言っていた。
 然し、最近は今の状態でのISAFの治安維持活動には疑義があるので、民生中心の支援をしたいと言っている。

 その意味は、小沢さんがはっきり説明して居ない様だが、私なりに解釈すると、小沢さんの言う様に米軍がアフガンのテロリスト相手に戦争を始めたのは良いが、イラクとの戦争やそのその以後の治安維持で兵力を取られて、NATOに主導権を移し(兵力は今でも米国が最大)、ISAF活動として国連の承認を得たのが、心に引っ掛かっているのだろう。
 平たく言えば国連公認と言っても、その筋が悪いと言うわけだ。

 しかも、報道によると小沢さんはその民生中心の対案も提出を見送り、国会審議の成り行きを見ながら、ここ当面は給油反対一本槍で進めるようだ。
  これもひと頃言われていた、対案作りのためにアフガンへの調査団の派遣から大きな後退だ。

  その民主党の動き見越してか、自民党も質問の形で、現在でもアフガンで民生支援をやっていること、然し国内情勢の悪化で、生命の危険も増大しているので、その活動地域を首相されねばならないと牽制球を投げているようだ。

 今日の読売の社説でも、現在の民主党のやり方は何が何でも反対で、政権を担う政党のやり方ではないと非難しいる。
 民主党は振り上げられて拳を今さら下ろされないどころか、窮地に追い込まれたネズミのように自暴自棄になる前に何とか落とし所を探らねば、折角勝ちうな衆院選でも敗退するかも判らないと思う。

[武力行使と憲法]
 現在問題になっている、自衛隊派遣やISAFなどの国連活動への武力行使参加問題に関して、憲法で「国連」「自衛権」などのキー・ワードで検索しても何も出て来ない。
 つまり憲法では自衛の問題も国連活動への参加も考慮に入れてないのだ。
 なにしろ「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」のだから。

 ところがそうでもない国がいると言う現実に直面して、憲法に規定がないので頼ったのが国連憲章だ。

 その根拠は第九十八条第2項の
「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。」に従って、国際連合憲章51条を持ってきた。

 ところがその国際法規と憲法の関係もいろいろと問題の余地を残しているようだ。

  Wiki@ediaの日本国憲法第98条によると国際法規と憲法の関係は、
・憲法と国際法規のどちらの効力が上位であるかがかつては問題となった。しかし現在は判例はないものの、憲法優位説がほぼ一致した通説となっている。
・憲法以外の国内法と国際法規のどちらの効力が上位であるかという点も論争となっているが、日本国憲法第98条第2項によって慣習法を含める国際法・条約の効力は国内法のそれよりも上位であると定められている、と解されている
とあるようにその適用は「通説となっている」「と解釈されている」と言う何とも頼り無いものだ。

・詰まり国連憲章を遵守すること自体にも色々論議がある所だ。
・そのようなあやふやな憲法上の通説や解釈で形で、一部の国民の反対のシュプレフコールに送られて国民の生命を賭けた自衛隊を派遣して良いものだろうか。
・これで派遣される隊員の士気が上がるだろうか。
時の政府の解釈で方針が変わって良いのだろうか。
平和憲法の精神の精神と武力行使の整合性はあるのだろうか。
・小沢さんの言うように国連に武力行使の指揮権を移しても合憲だろうか、派遣される自衛隊員は、日本の為になるかならないのか批判のある状態で生命を賭けて戦うだろか。

 このようなことを書くと私は護憲論者と間違えられそうだが、その反対の改憲論者だ。
 世界の現状に則して、日本が国難にあったとき、またはその時に米国から護って貰う保障をより確実にするため、国連の要請があったとき、憲法の平和主義の基本を崩さずに どのように処理するかは憲法にはっきり規定すべきだ

 具体的には良く言われて個別的・集団的自衛権など、憲法に規定がないからと言って、学術的にも問題があるとされる国連憲章に頼らずに日本の憲法にはっきり明示すべきだと思う

 護憲論者も現実を良く見て、少なくとも憲法論議に参加し自説を主張すべきだ。

 特に社民党は健全な反対勢力と割り切っている共産党と違ってもし国民政党を目指すなら基本は改憲反対でも憲法改正論議に参加する姿勢を見せなければ、それこそ本当に絶滅危惧種になるかも知れぬことを覚悟すべきか、共産党のように万年反対勢力に徹するかまで考えるべきだと思う。

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テロ戦争の本質

2007-10-16 10:28:29 | 国際社会

 一昨日の戦前、戦時中の日本人の価値観でタレントの太田光さんが出した「テロとの戦を止めよう」というマニフェストについて、芸能人や文化人、国会議員までが参加し、法案の賛否をめぐって激論を交わす“政治バラエティー番組”について太田さんのテロとの戦いは価値観と価値観の戦いだから、戦争に参加するなど意味がない と言う趣旨の発言の関連して、日本が第二次世界大戦を始めた当時の日本人の造られた価値観について書いた所下記のような、丁寧な文面だが厳しいコメントを頂いた。

 これらについて私の何時もの舌足らず、独りよがりの駄文のなせることで、説明不足の点について投稿者始め読者の方々にお詫びしたい。
 私は基本的に他の人の書かれたブログや、私のブログへのコメントについては、それぞれに意味があり尊重すべきだと思っているので、批判はしない立場だが、投稿者のご意見には基本的な大きな問題を含んでいると思うので、ご指摘頂いた書き足りなかった点を補足して置きたい
 従って投稿されたかたのご意見にまともな返事にはなって居ないかも知れないがご了承願いたい。

[コメント頂いた方のご意見の概要](詳細は上記ブログのコメント参照)
・米国がテロとの戦いを始めた後、急速にテロリストが増大している事実から米国の目的はテロという犯罪を撲滅しようと思っていない。
・日本がそんなに米国にこびなければならないか。
・日本に反撃能力が無いのは、日本国憲法を日本に押し付けたのは米国の所為だ。
 だから米国には日本の防衛に不備があればそれを補完する義務がある。
・ペルシャ湾の危険性を言うが、危険な海域にしたのはイラクに攻撃をしかけた米国だから、米国はその責任上海域を安全にする義務がある。
・太田さん番組のレベルが低いと言うが、今度の戦争の本質が何なのかを考える参考になる
。 

[世界レベルでのテロの発生、拡散]
 中東の紛争や戦争から学んだもの(1)[米国の民主主義とは] (06,6,22)で次の様なことを書いた。

<<もし昔、米国がイスラエルの制裁決議に何度も拒否権を発動しなかったら>>
 多分、当時の政権は次回の選挙で一部の有力者の支持が得られず苦戦したか、負けたかも知れません。
 然し、イスラエルとパレスティナの紛争は今ではとっくに解決しているのかも知れないし、9月11日に多くの犠牲者を出さずに済んだかも知れません。

<<もし、米国が安保理の決議を無視して、イラクに先制攻撃をしかけていなかったら>>
 多分、ブッシュ大統領は、次回の選挙で一部人たちの支持が得られず苦戦するか、負けるかも知れません。
 然し、イラクでの戦争はいずれ避けられなかったかも知れぬとしても、(安保理の決議があれば)米国兵士の戦死者は今より遥かに少なかっただろうし、イラクに平和がとうにがもう戻っていたかも知れません。

<<もし、イラクの政権が出来た今、米国がその軍隊と、開戦後イラクから得たと言われる権益を全て引き上げ、今後ともイラク政権への影響力を行使しないと決めたら>>
 多分、ブッシュ政権は直ぐに転覆するか、次回選挙では大敗するのは間違いないでしょう。
 然し、世の中で密かに言われているような、米国が民主主義の名のもとの帝国主義の道に突き進んでいる国だ?と言う誤った考えを一新するのには、絶好の施策でしょう。
(以下省略)

 然し事実は米国はこの様なことをしなかったので、本格的な戦闘時よりフセイン没落以後の方が大きな兵力の損失を招いている。

 一番問題なのは、
9/11はテロが欧米に対する、対抗手段として有効なことを示した
・そして その効果がイラクの戦争でさらに実証され、世界的に拡散された
・そして そのこと全てに米国が関わっている
・そして一番テロに手を焼いているのも米国だ。
 然し日本と違って他の国、特に欧米の国は絶対に自国の責任を認めようとしない
 そして日本を含む多くの国が国際貢献の目的で、米国の引き起こしたテロの拡散の対策に巻き込まれているのだ

[米国依存について]
 その場凌ぎの政治から抜け出すために
(06,8,9)でシンク・タンクの設立の必要性の理由の一つとして、次のように書いた。

<<永久に米国に依存してゆくのか>>
 なお一層難しいのは日本の米国依存の体質の問題があります。
 小泉さんのように米国一本槍というのは大変判り易いくて、一部の国民の人気になっている一因と思いますが、もっと多くの国民が一抹の不安感を持っているのは間違いないと思います。
 然し世界の歴史で見るように、ローマ帝国その他の世界を制覇した国々は必ず何時かは滅びるか、衰えるのは、間違いないところです。
 米国も多くの不安要因を持っているそうです。そして世界からみれば必ずしも好感を得ていないようです。
 さらに、今後何年かの歴史の中で、米国は最悪の国として描かれる可能性もあります。
 ・核兵器を開発して全世界に広めた国
 ・その核兵器を使用した最初の国
 ・二次大戦後、世界で一番余計によその国で戦争をした国
 ・折角出来た国連でイスラエル問題で拒否権乱発した国
 ・処理の難しいテロリズムを誘発させ拡散させた国
 そして、若しその様な評判の悪い米国がぽしゃった時、それに頼りきった日本の世界における立場はどうなるか。
 外交方針は。
 どうして国を護るのか等々。
 勿論これは完全な秘密の中で、然も各政党の立場を離れた、日本と言う立場で研究されなければならぬのでしょう。

 
これが私の日本の米国に対する政策、戦略についての意見だ。 

 私はコメントを寄せて頂いた方のように、米国が日本の防衛の義務を果すべきだからと言って、そうしてくれるかどうか知らない。
 日本政府もそれに対しての一抹の不安があるから、北朝鮮からの攻撃に対しての、米国の保障を確実にして貰う為に給油をしていると言う意味も含んでいる。
 これについては賛否があるが、少なくとも太田さんの言う価値観の対立一辺倒の単純な理由で給油しているのではない事は事実だ。

 米国を含む外国はそれぞれ自国の有利になるような施策を考えている。
 日本も日本の立場で今後如何にして国を守るか護るか、日本が自分自身で考えねばならぬ時期に来ていると思う。

[公平な放送]
 私は、太田さんの番組は「たかじんのそこまで言って委員会」や「たけしのTVタックル」より質が落ちると書いたが、レベルが低い など言っていない。

 つまり前二者は、出席者がほぼ同じぐらいの発言の機会を与えられているので、色々の考えから問題の全体像が判る点で、太田さん一人でしゃべり捲くるより、遥かに公平でより真実に迫る番組だ。

 例えば、「今後ぽっちゃりとした人を美人と言おう」と言うマニフェストなら一人でしゃべり捲くっても、害などなにもない。
 それが「テロとの戦いを止めよう」と言う国の行く先を決め、ことは憲法に関わるかも知れない番組は話が別だ。

 それを折角よんだ金美齢さん、山本一太さん、原口さんなどしっかりした意見を持っている論客を差し置いて、太田さんの独自の一方的な考えを長々と聞かされるのは、コメントされた方の言われる様に、テロとの戦いの一面は知っても、全体的な問題点を知ることになならない。

 単なる娯楽番組としては、太田さんの番組の方がが上かも知れないが、啓発を含んだ娯楽(その逆かも知れないが)番組としては、前二者よりはるかに落ちると思う。

 私が前のブログで書いたように、テレビ局は報道機関としての義務とプライドを持って、面白くてより為になる番組を作って貰いたいものだ。


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安倍さんの再研究(ビジョンを持った首相待望論)

2007-10-15 07:19:08 | 安倍内閣

 福田さんが首相になり国会が始まった。
 彼の所信表明演説で何に重点にしようとしているのか良く判らなかったし、皆が予想したように、その国会運営は話し合いと言う名のクリンチ作戦だ。
 私に言わせれば、日本語の「抱きつき作戦」の方がよりぴったり来るような気がする。

 勿論、突然の首相指名やねじれ国会の現状、米国の北朝鮮への対応の変化など考えれば、彼の対応はそれなりの意味があり、その批判はまだ早すぎると思う。

 然し福田さんの登場で、またビジョンを持った首相の待望論が何となく起きつつあるようだ。
 昨日の日テレの朝の番組でも石原慎太郎さんと桜井よし子さんが出てきて今の政治家にビジョンがないことを嘆いていた。
 桜井さんは福田さんが所信表明演説で党是である、憲法改正や、教育などに触れなかったと言って、石原さんから今の情勢では仕方がないとたしなめられていた。

 その観点から改めて安倍さんの研究をしてみたい。

[安倍さんの考えと実績]
 安倍さんの所信表明を見ると、
「美しい国」の基本理念から、
・活力に満ちたオープンな経済社会の構築
・財政再建と行政改革の断行
・健全で安心できる社会の実現
・教育再生
・主張する外交への転換
・憲法の見直し、憲法改正手続きに関する法律案の早期成立
など主張する意欲に満ちた演説だった。

 そしてその実績は、宮島理さん 
の資料を借りると、
・中国、韓国の関係改善
・再チャレンジ試験(国家公務員中途採用者選考試験)
・雇用対策法改正(年齢差別禁止義務化)
・パート労働法改正(均衡待遇)
・教育基本法改正
・教育改革関連法(脱ゆとり、教員免許更新制度など)
・社会保険庁解体法
・年金時効撤廃法
・国家公務員制度改革法(天下り禁止・人材バンク化)
・防衛庁の省昇格
・海洋基本法
・日豪安全保障宣言(日米豪印の関係強化)
・国民投票法(憲法改正準備)
・北朝鮮経済制裁(国連で日本主導)
・年金時効撤廃法の成立、相談窓口の早期設置、第三者機関の始動
・攻めの農政(中国へコメ輸出開始)

など大きな他の首相なら何年もかかる仕事を僅か1年足らずでやってきた。

[安倍さん失敗の原因]
 然し何故かその業績はマスコミでは
殆ど黙殺され、参院選での敗退→続投→国会の所信表明演説の直後に辞任と言う最悪の結果に緒わってしまった。

 その原因は、
1.年金問題など、多年の膿が一気に噴出したことや地方や社会格差など小泉改革の負の遺産が出始めたなど本来彼の責任でないことで批判を浴びたこと。

2.それに対して安倍さんは戦後レジームの脱却を言ったが、私が何度も書いたように、その前の段階の小泉政治の脱却または見直し を言うべきだった。
  そして小泉政治の残してきた負の遺産の処理を終わった段階で、戦後レジームの脱却を言っても良かった筈だ。
  それを言っておれば小泉さんが残した自民党にとっての負の遺産の復党問題の処理で安倍さんにとってプラスに作用した筈だ。

3.安倍さんの理想と現実
で書いた下記のような対応の拙さや政治手法の幼さがマイナスになって作用した。
・内閣の閣僚には「美しい国」の大臣には相応しくない人達が混じっていた。
・慰安婦問題で、一旦謝罪したものはあっさり認め、それ以上つべこべ言わないと言わなければ良かったのに、軍の強制がなかったと言って事態を悪化させた。
・問題閣僚を異常に弁護し、安倍政権のクリーンなイメージを悪くした。
・憲法改正を参院選の争点にするのは良いが、一方では集団的自衛権の憲法解釈の諮問機関を立ち上げ、野党から安倍さんは戦争するための憲法改正を考えているとの攻撃材料を与えた。
・安倍さんの建てた各種諮問機関からは、「美しい国」に相応しくない管理強化の提言ばかり。
・小手先、見え透いたそして問題の多い新人材バンク制度、ふるさと納税制度などの施策
・国民投票法案などの強行裁決などの目立つ国会運営

4.上に書いたような、安倍内閣の手法の幼さ を、慰安婦模擬裁判の誤報で、安倍さんから痛めつけられた(と思っている)、朝日新聞とそれに乗せられたマスコミから執拗に攻撃された。
 特に選挙中と言うのに、赤城さんの絆創膏まで追求されるなどの、マスコミの攻撃は異常としか言えない。

 読売テレビの辛坊治郎さんが、政治と金の問題で参院選前あれだけ追求していたのに、現在のより重大な問題を含む福田さん、小沢さんなどの政治と金の問題をマスコミが追求しないのはおかしいと言っていたが私も同感だ。

5.参院選に彼が通した法案の数の多さを自慢して、国民に強行採決の多さを思いださせた。
 小沢さんを取るか自分を取るかと言って、敗戦→続投宣言で攻撃のまととなった。

6.その結果として参院選大敗→小沢さんのテロ特措法強硬反対→辞任となった。

以上を総括して言えば安倍さんが、
・最初から二次内閣のような重厚な内閣を作れば良かったこと。
・所謂お友達内閣の考え方の基本にあるリーダーシップの勘違い(自分で皆やって仕舞う)→裸の王様状態になったこと
慌て過ぎ急ぎ過ぎたこと
政治手法が幼かったこと
・小泉さんのような必要な時の冷酷さ がなかったこと。
などの処理のしようによってはどうでもなる問題で失脚して仕舞ったような気がする。
 さらに言えばその基本に彼のお人好しさと、正直さ も影響しているかもしれない。

[ビジョンと実行力のあるリーダー]
 以上のような安倍さんの評価から考えて、石原さん達が言う様な、日本にビジョンを持った政治家が日本に何人いるだろうか。

 そうかと言って、いくら実行力があっても、米国一辺倒、日本の実情に合わない米国の年次要望書どおりの改革や米国型市場経済主義一本槍のビジョン(これがビジョンと言えるのかな?)を遮二無二実行した、小泉さんのような指導者はもうこりごりだ。

 また、憲法の規定に国連の条項の記載もないのに、国連公認の軍隊なら自衛隊を派遣して戦争しても合憲だと言う小沢さん見たいな人でも困る。

 環境問題、国の格差や国内の社会格差の増大など考えると現在の市場経済主義は行き詰まり状態だし、中国の台頭→日本企業競争力の低下→賃金の低下→貧困化と社会格差の発生、膨大な赤字、凶悪、家庭内の殺傷事件の多発、少子高齢化など基本的な問題が山積している。

 是非、先々を見据えた、ビジョンを持つ実行力を持つ政治家が出て欲しいものだ。

  然し実際はそう言う人達がいても、安倍さんではないが、実際にやって見て貰わなければ判らないのが困る。

 その点から一応指導者としてビジョンがあるが政治手法の幼さを露呈した安倍さんなどが、その問題に就いて反省し(とうに嫌となるほどしていると思うが)、リーダー・シップのあり方を勉強して、再起を期して貰いたいものだ。

 私は彼が在任中に、一度首相を経験したあと、一度(円満に)下野して再度より大物の首相として、再起すべきだとブログに何回か書いたが、あのような辞め方ではもう完全に政治生命を断たれたのだろうか

 私としては、自民、民主に適当な人が出ない場合、彼のように政治家として人柄が善くてビジョンを持つ人が、雌伏何年の後に再起することを願っているのだが。


参照:
 カテゴリー → 安倍内閣


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戦前、戦時中の日本人の価値観

2007-10-14 05:52:37 | 情報、マスコミ

 昨夜の夕食後お決まりのうたた寝から目覚めると「太田光の私が総理大臣になったら」をテレビでやっていた。

 読売テレビの番組紹介によると、
 総理大臣・太田光が衝撃マニフェストを発表。芸能人や文化人、さらには現職の国会議員までが参加し、法案の賛否をめぐって激論を交わす“政治バラエティー番組”
とある様に彼一流の屁理屈を中心に進められる番組なので普段は全く無視していたのだが、その時の彼の「マニフェスト」が「テロとの戦争を止めましょう」という現在論議されている問題が取り上げられているので、ついお付き合いをしてしまった。

 論議はメーン・テーマからのテロ特措法延長問題に迄及び、石破防衛大臣との中継になると、完全に太田さんの独壇場で、彼と石破さんの一騎討ち状態になった。

[太田さんの主張]
・テロリストもそれなりの価値観を持っており、欧米諸国も違う価値観を持っている。
・今でのアフガンやイラクの戦いはその価値観の戦いだ。
・日本が特に米国の価値観主導の戦いに何故参戦しなければならないのか
・テロの欧米の価値観のからの圧力に耐えきれぬところから起こったものだ。
・日本も欧米からの圧力に耐えきれずに宣戦布告した。
・然し、日本が結果が示すように大敗すると判っていたのに、何故米国と戦争を始めたのか。
・それを始めた日本人は馬鹿だと思う。

 それに対して石破さんはその一流の懇切丁寧な口調で
・当時日本では戦略研究所で米国と戦えば、負けることは判っていたが、当時のことで情報開示が無かったので、国民はこのことを知らなかった。
・もしこの事を国民が知っていたら戦争が始まったかどうか判らない。
・それといつもの給油の理由(内容省略)
と話していた。

 私は太田さんの屁理屈の個々について批評する気は全くない。

 然し、太田さんのように、戦前、戦争中のことを知識としては漠然とは知っていても、体で実感した経験はない若い人達に私の若いころの経験を書いて見るの意味があると思っとこのブログを書く気になった。

[大戦前、戦争直後の日本の状況]
天皇は現人神(あらひとがみ)として崇められていた。
天皇の写真は多くの家庭で掲げられていた

・学校では奉安殿があり、天皇の写真や教育勅語が奉納されていた。
(現在でも今の学校と不似合いな建物が残っている学校もあると思う。)
学校の式には必ず教育勅語が読まれた
・校長は勅語を白手袋でうやうやしく持ち、それを読むときは全員髪の御告げを受ける様に低頭した。
 何しろ神様の御告げだから。

日本は神の国だから、どこの国と戦っても不敗だ、そして万一のことがあっても、蒙古襲来時の神風のように いざと言うときは必ず神の加護がある と信じこまされた。
 実際に明治維新後は日本は負けたことがなかった。

反戦家、左翼は徹底的に弾圧され、投獄された。

・大戦の色濃くなると「戦陣訓」が発表され、若い人もそれを覚えさせられた。
その中にの生きて虜囚の辱めを受けず という言葉があった。
鬼畜米英のスローガンが流された。
 上の二つが、沖縄自決問題の背景の一つになった。

・戦争近くなって大東亜共栄圏の思想が持ち込まれ、アジアの国は一つ、そして日本がその中心だとアジア侵略を正当化する考えを教え込まれた。

・旧制の中学には将校が配属され軍事教練が行われ、その成績が軍隊に入ってからの昇進の重要な資料となった。
・戦争に入ると、工場まで将校が配属され、憲兵まで入ってくるようになった。

全ての政党が大政翼賛会の名で統一された
・今では悪名高い朝日新聞を始め全部の報道機関の情報が軍のコントロール下に入った。
・そして、これも悪名高い大本営発表が流された。

 つまり軍の力により、否応なしに、言論と情報の統制が行われ、歪んだ価値観が作られていたのだ

 思いつくだけ書いたが、今では全く考えられないことばかりだと思う。

 強いて言えば、北朝鮮に関する報道を見て貰えばある程度実感できるかもしれない
 何故なら余りにも符号出来ることが多いからだ。

[若い人達へ]
 太田さんが隊テロ戦争反対へ夢中になってまくし立てていたのを考えると、彼の持論のように見えた。
 もしテレビ用の受けを狙った発言なら迫真の演技だ。

 それで彼の発言が彼の本心だと言う前提、そして彼のような考えの人もいるかも知れないと言う前提で書くが、若い人達に是非考えて貰いたいのは、
1.彼が各国や民族の価値観を尊重せよとと言うが、日本人は軍事政権の歪んだ価値観を強制的に持たされたことだ。

 歪んだ価値観でも肯定するのか、宗教と言う本来の優れた価値観が、特定の指導者の特定の目的の意向により歪められてはいないか。

 イラクやアフガンのテロの中には、米軍への反抗を表向きの理由にしているが、無辜の人達を大勢巻き込んだテロの目的が、実は宗派間の勢力争いや、タフガンのような政権の争いの要素はないのか。

 それを価値観の戦いだからと言って、日本が知らぬ顔をしていて、国際社会の一員として成り立つのか。

 彼の言うのはそれでは日本が立って行けないと皆知っている一国平和主義ではないか。

 石破さんの言うように日本の生命線であるシーレーンを誰が護るのか

2.世の中は太田さんの言う様な、一つの理由だけで動いていない ことだ。

 日本の場合で言えば、北朝鮮や中国の目の前の、または隠然たら脅威に晒されて、核ももたず、自国独自での防衛能力を持たない国が、何とかして米国の協力を得る為に、米国からの信頼を保って置かねばならぬこと。

 石破さんの言うように、日本の利益のために原油輸送のシー・レーンを護ってもらうこと。
 それらも給油活動の目的であり、テロ対策だけではないこと。

 その米国も、中国、ロシヤ、韓国、北朝鮮もそれぞれの自国の利益中心で動いているが、それと競争もしなければならないが、またある程度協調をしなければならないことだ。

[各テレビ局へ]
 それと各テレビ局に言いたいのは、
1.昨夜の場合でも、後半は太田さんの独壇場で、折角来ている金美齢さん、山本一太さん、民主党の原口さんと言った錚々たる論客が手持ち無沙汰にしていたことだ。
 いくら娯楽番組でも、報道機関としてテロ特措法など国の方向を左右する問題を太田さんの屁理屈ばかり言わせて良いのだろうか

 そうは言っても娯楽番組だから、太田さんの屁理屈を言いたいだけ言わせたい理由も判るが、少なくとも彼の発言の半分位の時間を割いて、論客に発言の機会を与えて、問題の本質位明らかにして欲しいものだ。

 それが報道機関としての義務であり、フライドだと思うのだが。

 この点から言えば、「太田光の私が総理大臣になったら」の番組は「たかじんのそこまで言って委員会」や「たけしのTVタックル」より報道の質から遥かに落ちるし、国民に間違った考えを持たす意味で有害となるものと言える。
 それを明らかに示すものは太田さんの番組の最後に出された一般の人達の調査で「テロに対する戦争を止めること」に賛成が40%と言う信じられない数字が示している。
 明らかに太田さんの屁理屈に影響された数字だ。

 その点からいって一角の見識を持つ人がこのような番組に出るのは出演料目当てかなと邪推したくなる。

2.これと同種の太田さんが出る番組はNHKや日本テレビにもあるようだが、編成の仕方を良く考えて、面白くて然も為になる番組にして貰いたいものだ。

 特に公平を旨とすべきNHKは主張にも不偏不党のものであって欲しい。

  政府のやり方を批判したり、太田さんの言う様に世の傾向に異論を称えるのを進歩的だ
と言う杓子定規の考えは是非改めて貰いたいものだ。

参照:
自爆テロと選挙 

カテゴリー → 民主党

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自民、民主、世論三つ巴の政局

2007-10-13 06:18:56 | 民主党

 国会再会前からねじれ国会と言われてきたが、小沢さんのISAFへの武力行使を含む兵力の派遣は合憲の発言から、そのねじれの傾向はますますひどくなったきたようだ。

[自民党側]
 読売新聞の解説の「新テロ特措法案、世論、民主の動向見極めへ」によれば、
・新テロ特措法案を17日の閣議決定が決まっている
・参院で新法案否決の場合衆院で再可決
  参院で審議引き伸ばしをしたときか会期延長して衆院で再可決
・然し再可決の場合は安倍内閣の強引な手法への国民の記憶から衆院選敗北の可能性がある
・かと言って通常国会に持ち込ちこめば、2国会に跨がるので60日規定が適用されずに、成立は不可能となる
・然し活動継続を諦めるのは国際社会の理解を得られないと言うジレンマがある
・公明党の太田さんが小沢理論は合憲でないと発言した。
とあるように自民党は国会審議の成り行き、選挙と世論の動きを睨んでの国会対策を考えているようだ。

[民主党側]
・小沢さんが持論の国連公認の治安維持活動を中心とISAFへの参加は合憲の発言に対して党内のかなりの人達の反発を招いている。
 想像だが横路さんを始めとする旧社会党出身者、自由党と合併前の民主党員はほぼ皆本心は反対で、賛成なのは旧自由党の一部の人達ばかりかも知れない。

・前代表の前原さんは、小沢さん率いる自民党が民主党に合流するときの条件として、政策は従来からある、民主党の政策を受け入れるとの約束を明らかにし、小沢さんが元自由党の政策を今持ち出すのはおかしいと公式に表明した。

・小沢さんはこのような動きに対して公約の国連活動への協力に反対する人は離党すれば良いと言った。
 公約には国連活動への協力と書いてあるだけて、憲法上疑義がある武力行使を伴う兵力の派遣など具体的に何も記していないのでこれも小沢さんの言い分がおかしい。

・元党最高顧問の渡部 恒三さんが「小沢さんの言うことに反対する人は出て行け」というのは間違いだ、民主党は民主主義の党だと発言した。

・小沢さんの発言に対し、野党協力を約束をしている社民党からも反対の声があがり、野党協力の意味を見直すとまで言い出した。

・小沢さんは現在のISAFの治安維持活動については疑問がありとし、ISAFの関連活動の内、参加可能な対案として民生支援、基金の拠出、警察の訓練などの対案を作る様に指示した。
 これは国連公認のISAFには武力行使を含む兵力の派遣も合憲だと言う、彼の主張から一歩後退したように見える。
 そして、日本国民の生命の危険を冒す活動を国民に納得させられるかとか、基金の支出と言っても、評価の少なかった湾岸戦争の際の資金提供の二の舞との批判を浴びる恐れなどから、実際の対案作成は難しく時間を要している。
予定されていたアフガンの調査団派遣も中止状態のようだ。

[自民党対民主党の関係]
・国会での民主党の元代表を並べたテロ特措法に関する質問で、岡田さんや前原さんとのテロ特措法問題の質疑の間、石破さんや高村さんとの間に意見が一致する場面が度々あった。
 考えて見ると小沢さんが代表前は、民主党が出した条件が認められずに反対してきた(言い換えれば条件付き賛成の)、民主党の人達との討論だから意見が合う点があっても当然だ。
 結局、際立ったのは、菅さんの給油の行き先追求一本槍の発言→福田さんの謝罪だけで、民主党の攻撃も空振りに終わったようだ。

・民主党側から言えば一番良いのは徹底的反対の小沢さんの審議への出馬だろうが、多分彼は絶対に出ないだろう。
 つまり彼がこの問題の審議に出てきて持論を展開すれば、自民党からの袋叩きにあい、民主党のイメージがダウンするのは必至と知っているからだ。

・自民党の中川元幹事長は、給油支援と、小沢さんの言うアフガンへの地上軍の参加はどちらが合憲かは重要な問題だ、次期衆院戦では小沢理論は最大の争点となると言っている。
 私が予測したように衆院戦で自民党は小沢発言を民主攻撃の材料に使おうとしているのだ。

・このような党内外の情勢に慌てて、小沢さん側近の山岡国対委員長は自民党の大島国対策委員長に小沢さんとのISAF参加論について、「小沢さんの考えを述べたもので、国会で法案を出していないのに、本人のいない所で論ずるべきでない」と申し入れた。
 これは明らかに不合理で、人の意見について意見を述べるのは自由のはずで、いかに民主党員達が小沢さんの発言で慌てているかが判る。
 然も私の想像のように本人の彼は少なくともテロ特措法問題では絶対に国会審議の場に出ないと思う。

[政治と世論]
 自民党幹部の中には、世論調査で給油支持が60~から70%に達すれば、粛々と再可決をすべきだと言う人もいるそうだ。

 民主党の前原さんも、給油反対or賛成の条件として、世論の支持率も加味すべきだと主張している。

 これも私がかねてから言う様に、政治もだんだん世論を無視出来なくなっている ことを意味する。

 従って国会でも自民、民主とも審議を通じて、世論の動きを見ながら、自党の主張を国民に理解して貰い自党の主張に有利な世論調査の結果が出るうよう、そしていずれ来る選挙戦で自党の有利になる様な方向で審議を進めて行くに違いない。

 これ等を考えると、自民党、内部がごたごたしだした民主党と世論の動きが三つ巴になった政局がどの方向に進むのだろうか。

 然し国民としてはそれを面白がって見ている訳にはいかない。

 いずれにしても国会で決定が、日本や日本国民にとって有利な方向になる ように進めて貰いたいものだ。

 一方国民は、国会の審議が解散後の総選挙でいずれに投票するかの良い判断材料として、その成り行きを注目していかねばならぬと思う。

参照:
 カテゴリー → 福田内閣
            民主党

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頑張れフォークス

2007-10-12 09:48:14 | 日々雑感
  私は隠れフォークス・ファンだ。
 そうは言っても、一度も球場へフォークスの試合を見に行ったことこともないし、テレビだって他の番組のコマーシャルの間にちょっと覗くだけだから、球場を埋めつくす熱心なファンから、そんないい加減なやつからフォークスのことなど言われたくないと言われても当然だ。

 然し、西鉄ライオンズが稲尾さんを擁して、巨人相手に奇跡の逆転劇に興奮した時からの地もとプロ野球のオールド・ファンとして、そしてフォークスを率いる王さんのフアンとして一言書かせて頂きたい。

 なお私は人のことを書くときは必ず「さん」づけで書いているが、スポーツ関係のことを書くのに「さん」付けで書くのは違和感があるのでこれだけは呼び捨てで書いた。

 そんな私だから詳しいことは何も知らないので、インター・ネットから「プロ野球データリーグ」
と言うサイトを見つけ出し、その数字を使わせて貰うことにした。
 これは「みどりび」さんが、各年度毎のセ・パ両リーグの打者、投手の克明なデータの集積されたもので、その努力にはただ感服するばかりだ。
 もし私の書いた数字で間違いがありとすれば、責任は「みどりび」さんに断りもなく使った私にあることを明記して置きたい。
 もっともこの様な駄文に本気になって文句を付ける人など皆無と思うが。

[フォークスの試合の傾向]
 最初に「テレビだって他の番組のコマーシャルの間にちょっと覗くだけだから」と書いたが、その理由は最初の数回を見れば、その試合の傾向は直ぐ判るからだ。
・つまり最初の3回くらいで、フォークスが何点か入れておれば、仮にその回までリードされいても、余程のことの無い限り、フォークスが勝つ可能性が高い。
 その理由はフォークスがパ・リーグ随一のチーム打率と防御率(これは「みどりび」さんのデータでなく、新聞の評による)を持っているからだ。

・その試合が互いにエースの投手を出しての緊迫した試合で3回位の間に互いに0点が並んでいたときは、フォークスが負ける可能性が高い。
 何故なら、フォークスのエース級の防御率は斉藤が 2.74、杉内が2.46、和田が2.82に対して、例えばロッテは成瀬が1.82、渡辺が2.44、日本ハムはダルビッシュが1.82、グリンが2.21と他チームより投手力に劣る上に、重量級の松中、小久保がエースの投手に極端に弱いからだ。

・この傾向がフォークスに取って致命的なのは、短期決戦である決定戦に効いてきてここ数年連敗を喫する原因となっている。
 何故なら、ロッテ、日本ハムとも重要な試合には、防御率1.82の成瀬、同じ数字のダルビッシュを投入すれば絶対に勝てるからだ。

・だから、リーグ戦中はパ・リーグ随一のチーム打率と防御率を持っているのでトップを走れても、(今年は負傷者続出で3位に止まったが)決定戦に負けて仕舞うのだ。

*****************************************
    フォークスへ提案
*****************************************
・エース級の投手を採用し育成する
 特に両リーグで目立つたように、新人のエースの育成だ。
 素人考えだが、この傾向は女子のフィギュアではないが、若い投手が戦力の中心になる傾向は今後も続くと思う。

 こんなことは敢えて言わなくても球団ではとうに判っていることと思うが、前回のドラフト会議でトップに打者を指名したが、投手にすべきだった。
 何故なら野球は投手一人と八人の打者の試合だからだ。

・頑健でガッツのある選手を入れる
 新規採用、トレードでは日本ハムから巨人にに移った小笠原、阪神の金本の様な体が丈夫でガッツのある人を入れる。
 何故なら試合中は何が起こるか判らないが、それでも何とか試合を作って行ける打者も欲しいものだ。
 有力選手が二三人抜けたら試合にならないと言っていたら全国制覇など夢の話しになる。

・練習方法を見直す
 今回のシーズンは松中、小久保、斉藤と言う中心選手の故障に泣かされ、その不調は決定戦まで持ち込まれた。

 3人の名前を並べて気づくのは、皆が責任感が強く、頑張り屋ばかりだ。
 そして故障の原因がみな、試合中に起こった事故とは無関係で、体の酷使とか疲労に基づくものばかりのようだ。
 正式の試合に入って練習の過労が祟って休場と言うのが、今までのパターンのような気がする。

 監督が真面目な王さんとあって、シーズン前の練習で体をいじめ過ぎたのではないだろうか。

 それ以上は素人で判らないが、運動と休養のバランスを取って、試合に100%の力を発揮できるような練習方法とそれを指導するコーチが必要な気がする。

・食らいつき型の選手も養成する
 相手チームのエースが出ても何とか食らいついてヒットが出る選手を選び、打撃練習方法も考えてる。
 小久保を見ていると高めの球はホーム・ランを打てても、今はどの投手も決め球としている、低めの球やフォークには極端に弱いようだ。
 松中の場合はそんな際立った特徴はないがやはりエース投手には際立って弱いようだ。

 勿論このタイプの強打者も必要と思うが、オリックスに移籍した村松のようなタイプも用意して置かないとエース級が出たら、フォークスでもそれ以上の投手が出ない限りお手上げと言うことになる。

 弱小チームならいざ知らず、全国制覇を目指すチームは敵のエースが出ても何とか試合を作れる選手も必要だと思う。

・元気な王さんであって欲しい
 試合に勝つことは勿論大切だが、今まで以上に健康にも留意して欲しい。
 読売新聞の地もと版の川柳で、「スコアより気になる王の頬のこけ」と言う川柳が出てきた。
 フォークスより王さんのフアンである私は、王さんが元気で何時までもフォークスの監督であって欲しいと祈っている。


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困った官僚達

2007-10-11 16:35:26 | 政策、社会情勢

  私は現役時代に開発途上国に延べ4~5年間南米、中東、東南アジアの3ケ国の技術援助に行ったことがある。
 途上国で同じような経験を持つ人も多いと思うが、殆どは日本の技術を導入したプラントで、殆どは主要の幹部は日本人が占めて、日本式の経営や現場の運営の中の技術指導が大半と思う。
 私の場合は派遣した親会社の方針と思うが、会社の運営や、プラントの運営は完全に合弁のパートナーの現地の会社まかせで、私は純粋な技術援助だけの目的で派遣されたのだ。
 そのため現地の組織に入り込む形のなり、その運営のやり方を直接に経験することが出来た。

*****************************************
  途上国のスタッフの問題点
*****************************************
 そこで気がついたのだが、3つの会社とも同じに、会社の発展を妨げている要因の一つとして、私の指導の直接の相手である、設備のメンテナンスの現場の管理者と技術者の場合を考えると、下記のような問題があった。

1.現場に出ないこと
 工場内は技術者や現場の工員はその職責以外の身分があると言う格差社会だ。
・技術者たちと工員の食堂が別なのは普通で、ひどいのはトイレまで違い、技術者は工員達が使って汚らされるのを防ぐためにそれぞれ鍵を持参している国もあった。
 それで、工員などと接触するなど技術者の沽券に関わるという考えの人もいたようだ。

職責が完全に分離していて、技術者は命令、工員はその従って作業すると、完全に別れて、日本のように問題があれば、技術者が現場で指導したり、工員から仕事のやり方とか、設備の改善の提案をするなど、技術者と問題点の解決を相談し合うなど絶無だ。

・技術者が現場経験がないため、現場に出てもすることがない。

2.問題意識に乏しいく、改善などの意欲が湧かない
その理由は
(1)原価意識がないこと
 会計制度が日本では昔やっていた大福帳システムのため、仮に年度末の決算で赤字になっても、記憶に残る大きな故障を除いては、設備のどこに問題があるか、どこを合理化してよいかなどがなど判らない制度になっている。

(2)責任を転嫁する
 設備管理で言えば、工員の能力に乏しい、近くに優秀な設備保全会社がない、運転側が悪い、設備を提供したメーカーが悪いなどの弁解で済まそうとする、メーカー側からプラント側の責任を追求すると、開発途上国だから仕方がないで済まし、まともに動かぬ設備はそのままにされる。

(3)自分の地位を護るために改善などの失敗の危険を伴うことをやらない

3.地位保全に敏感すぎること
・問題のある工員や技術者の馘首など、上司の意志で自由に行われるため、皆地位保全のために、責任を転嫁し、日本では普通の仕事のやり方や設備の改善など、与えられた通常任務以上のことをしない

*****************************************
  困った官僚達
*****************************************
 以上読まれ方は恐らく読みながら日本の官僚とその組織について連想されたに違いない。即ち、

[現場をしらないキャリヤー]
 官僚組織はキャリヤー、ノンキャリーに二分かされている。
 キャリヤーの人達は幹部養成のコースに乗せられる。
・そのためキャリヤーが現場の仕事に自分で手を出してタッチする機会はほんの数年だ。

・それ以後は上司としての立場で、二、三年毎に転勤するので、各現場を垣間見るだけだ。

・現場をもっと知りたいと思う人がいても、格差意識が両方にあり、スムーズ連携が取れない。

[問題意識の不足]
 会計制度は予算提出→認可→実行→清算?→完結
その成果の追跡もないか不十分→予算案作成に対する効果測定なし→従ってそれに対するキャリヤーの評価もなし
 勿論与党提出の予算案なら尚更だ。
 これがまともな会計制度と言えるのだろうか。

 石原都知事が都庁に二重帳簿方式を取り入れたと自慢しているが、政府も制度の見直しをする時価になっているのではないか。

 特に途上国の企業のように政府要員の人件費や固定資産も全て固定費として扱われて検討の対象外に扱われている。

 多くの企業はコンピューター導入に伴い合理化を行った。
 大雑把にいって事務系統の仕事は1/3から半分に減ったはずだ。

 それでも、政府の官僚がバブル崩壊→コンピューター導入になって大幅な減員をされた話をまったく聞かないのはどう考えても可笑しい。

[責任転嫁]
 野党やマスコミから予算の無駄遣いを追求されても、政権党の遠慮から都合の良い言い訳をしているが、内心は責任は予算案を認めた国会にあると思っているので、何の責任も感じない
 おまけに与党野党を問わず人気とりのための「ばら蒔き政策」をやってくれ、良い言い訳の種を呉れている。 

 もう一つ有利な点は、官僚の地位が保障されていることだ。
 これが彼らが仕事に甘くなる要因の一つになっている。

[原価意識の欠如→問題意識の欠如]
 だからキャリヤーが考えることは、彼らの予算案が如何に的確なものであるかを示す為に、年度完結の予算を何とかして、一杯一杯につかうことだ
 そのためには、競争入札などして、予算より遥かに少ない入札があっては困るのだ。
 だから何となく民間企業に予算の範囲を洩らしたくなるのは当然だ。

 また余った予算は何とかして使い切ろうとする

 実績主義の予算査定のもとでは、節約などすると次年度の予算が削られかねない

 だから民間企業がやっている、経費削減や合理化などとは全くの別世界のことが行われている。

[地位の保全]
 そのため官僚の余ったエネルギーは企業などでは普通の改善や人員減を伴う合理化などに向けるより、ともすると地位の保全に向けられやすい。
 その要因の一つは50歳頃からの肩たたき制度と言う奇妙な制度もある。

 そのため多くの特殊法人など政府や政党の関与が遠くなる組織を造り、天下り先を確保しようとする。

 またそのためには、民間企業との結びつきを強くするために、何とか便宜を図ろうとする。
 それが談合の温床となる原因の一つになっている。

 一方、企業としては特殊の技術や才能を持つキャリヤーを除いて、現場を知らないキャリヤーを雇っても仕方がないので、政府に影響力のある高級幹部を雇おうとする。
 ここでもキャリヤーが現場を知らないことが人事にも影響している。

 雇われた人もぼんやりしては会社に居場所がないので、企業の期待を担って、政府の現役の人達に圧力を加えたり、なんらかの情報を得ようとする

 以上問題点ばかり書いたが、公平に言って今の官僚やその組織でもうまく行っている省庁も多いと思う。

[困った省庁]
 唯一つ言いたいのは、問題の省庁は竹中平蔵さんも言っていた厚生労働省、農林水産省、など与えるばかりの省と、日教組との確執で(贔屓目で言うが)すっかり変質した?文部科学省の(他の省庁の人から小馬鹿にされたと言う噂を聞いたことがある)ように地方や現場に関係の深い省庁に特に問題が多いことは、日本にとって困ったことだし情けないことだ


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民主党チョンボの歴史

2007-10-10 07:09:34 | 民主党

 現在、小沢さんのアフガンの治安維持に活動しているISAFは国連公認だから、日本から兵力を派遣して、武力行使をしても合憲だと言う発言が問題になっている。

 今の国会でも、福田内閣の話し合い路線のためか、自民党が今の所ちくりちくりとこの問題に触れている。
 然し、総選挙になると自民党の態度は攻撃に一変するだろう。

 政権交代の時代が早く来ることを願う私にとって、民主党の命運にも及ぼす大チョンボで、その希望が遠のきはしないかと心配している。

 この際以前のブログでも触れたが、改めて民主党のチョンボの歴史を考えて見たい。

[学歴詐称問題]
 2003年かの福岡2区の選挙で自民党の大物の山崎拓さんを破って、小沢さんの支持を受けて出馬した新人の古賀潤一郎さんが当選した後、学歴詐称問題で問題になった。

 あの時、私たちの周辺では、民主党は何故彼を説得して、早く辞めさせないのか、そうすれば、皆、特に福岡県の人達は彼の潔さに感動して次の選挙では勝てるのに、このまま頑張っていても、次は山崎さんが捲土重来を期してくるので絶対に勝てる訳はないのにと皆で話し合っていた。

 そして結果は、四方八方から散々叩かれた挙げ句、彼の除名、辞職と言う民主としても有望な人材の政治生命を断つと言う最悪の形で終わった。
 その後のインターネットの意見を見たが、彼の学歴詐称は大した問題でないとか、経緯が理解できるとか同情的な意見が多かったことが判り、私たちの上のような見方も案外間違っていないことが判って。

 これで、一般国民と政治家の見方の違いがはっきりしていることに改めて気づき、一般国民も何らかの形で物を言う必要があると思い始めたのだ。

[前回の民主大敗]
 前回の衆議院選の時の自民、民主の戦いかたに疑問をもった私は地もとに民主党の議員に選挙のやり方を変えろと手紙を出した。
 小泉さんは民主党を改革の抵抗勢力に仕立てて、喧嘩をしかけているのに、岡田さんを明後日の方を向いて国民に向けて政策を並べ立てているだけだ。
 小泉さんは、大きなミスを冒した。
 郵政改革反対の人達を追い出して、然も刺客まで送り込んだ。
 これはまさに独裁政権のやることではないか。
 共産党ならともかく、政権与党がこのようなことをするのは昔の大政翼賛会を思い出させる。
 民主党がこのことを捕まえて、小泉さんを独裁者の復活とキャンペーンを張っていたら、彼の雄弁がそのままナチスのヒットラーと重なり、雄弁なほどマイナス・イメージを与える筈だ。

 勿論地方の議員にこの手紙を出しても、それ程気が回らなかったのも致し方ないことだ。
 然し、結果は私の心配した通り自民党の大勝に終わった。

 一方、私の予測を裏付けるように、小泉さんから追い出された綿貫さん達国民新党は、小泉反対一本槍の選挙戦術で大善戦し(事実上殆ど全員の)4人も当選した。

 私の予測がたまたま当たったが、多くの一般国民も予測していたと思う。

[自民党攻撃の失敗]
・菅さんの談合3兄弟問題の発言の責任を取って辞任

・ガセネタ問題の前原さんも発言の責任を取って辞任
 私は菅さん辞任のあと、代表となった前原さんに手紙を出したことがある。
 彼への提案の中で、菅さんの問題を取り上げて、千軍万馬の自民党に対しては、先代の楢崎さんのように喧嘩の上手い人を立て、決して揚げ足を取られないような、準備をして置くこと、そしてこの様なときには何が起こるか判らないので、下の人に任せて代表が出ないようにした方が良いと思うと書いた。
 そして、また私の心配が当たり、喧嘩慣れしていない永田寿康さんがガセネタに引っ掛かり、それに代表までが発言をして、大騒動になり、千載一偶の4つの自民党への攻撃材料も消えてしまった。
 そして何よりもの痛手は優秀な若手党員の政治生命が無くなったことだ。

[国会運営のミス]
小沢さん の代表就任以前だったが、彼の主張に従って審議拒否を行い、国民の総スカンを食って、みっともない審議復帰をしてマイナス点を稼いだ。

小沢さんに 変わってからも、教育基本法の審議でも前原さんの時と同じような審議拒否→参加など混乱させてマスコミの餌食になった。

・組織犯罪処罰法ので与党が民主党案を丸呑みする奇手にあい、民主党が自党の提案に反対した。
 
・独自の国民投票法案を国会に提出しているのに、国民投票法自身を反対している他の野党と組んだ。

・北朝鮮への対応について今まで、自民党と余り変わらなかったのに、今回の周辺事態への政府の対応に反対を表明。

・参院戦に際して主張の全く異なる社民党と組んだ
  選挙で社民党福島さんと同じ壇上に立って国民の顰蹙を買った。

[参院選の結果について]
 参院選では年金問題と言う民主にとっては神風と、一部マスコミの赤城さんの絆創膏まで取り上げて問題視するような露骨な応援もあって民主の大勝に終わった。

 然し、政党のチョンボの点から考えても、民主党のそれに比して安倍さんのチョンボが余りにも多すぎ、それをマスコミの攻撃材料にされたしまったのが安倍さん大敗の一番の原因だと言われている。
例えば、
・彼の性急かつ強引な国会運営
・選挙中に如何に多くの法案を通したかの演説で、国民に彼の問題のある国会運営を思い出させた。
・問題閣僚の庇い過ぎで、自民党のイメージを悪くし、安倍さんのリーダーシップが疑問視された。
・国会会期終了後の内閣改造の見送り、野党に内閣攻撃の材料を残した。
・新人材バンクのような小手先の思いつき政策。
・慰安婦問題についての不要な発言をして、結局米国に言って再度謝る結果となった。
・選挙戦の争点として憲法改正を取り上げると言った口の下で、集団的自衛権についてのパネルを造り、マスコミに彼が右翼だと言う攻撃材料を与えてしまった。

一方民主党の問題点は何故か選挙直前から全くと言って良い程報道されなかった。

[民主党へ]
 さて、解散、総選挙は間近だそうです。
 前回は安倍さんのチョンボのお蔭もあり、大勝しました。
 今回は福田さんに変わって、選挙迄の期間が短いことと、福田さんの慎重な性格から殆どチョンボが出ることはないでしょう。
 一方小沢さんのISAFでの戦闘に参加は合憲の発言は、その正当性は別として(私は完全な違憲と思いますが)政治的に見れば大勝に浮かれた大チョンボになりかねず、総選挙に大きな影響を及ぼす気がします。

 政治にはど素人の私の傍目八目がまた当たらない様に、
小沢さんの言うISAF参加は合憲か
に書いた提案をもう一度見て欲しいとおもいます。
 念のために概要を書いて置きます

[自民党の攻撃に備える]
 自民党は選挙戦略として、小沢さんが天下を取ったら、自民党のように国民の安全を考えた国際貢献でなく、国民の生命の危険を冒す戦争参加しかねないと宣伝するのはほぼ間違いないでしょう。
 今まで協力姿勢を取っていた社民党もその党是と言うべき護憲の立場から、民主党反対に廻るかも知れません。
 民主党は今のうちに党の基本的な考えを統一しないと、思わぬ大敗を喫して、その結果、千載一遇の政権奪回のチャンスを永遠に無くすかも知れません。
 民主党が小沢さんのように、大勝に浮かれずもっと足が地についた党であって欲しいと願っています。

 それともう一つの提案です。
[国民の方を向くこと]
 政府や自民党ばかり見らず、国民のほうにもいつも気を配ること
 自党の考えに囚われて国民から浮いてしまった社民党の二の舞になりかねぬように、その意見もいつも聞いて道を踏み外さぬこと。
 政治の素人の傍目八目もたまには当たることもあります。
 そして今は世論が世の中を動かす時代です。
  それで困ったことにその世論は移ろい易いのです。
  小沢さんの米国大使への思い切った発言に喝采して、給油延長反対が賛成を上回ったのに、現在は賛成の方が上回っています。
  今日の読売新聞の世論調査では、
   給油継続賛成 49% 反対 37%
 ねじれ国会で野党のとるべき姿勢は 
  妥協案の実現が51%、あくまで対決10%
 民主党の政権担当能力は、あると思う 35%,ないと思う 50%
  支持政党 自民 37.8%(29.3) 民主18.0%(20.9)括弧内9月の数字8)
で必ずしも世論は民主党のそほうに向いていないようです。
 民主党は小沢さんのように大勝の余韻で浮つくのはそろそろいい加減にして、もう少し腰を据えてかかる必要があると思います。
 そのためにも常時アンテナをはって、国民の意見を収集、分析し党内に周知するシステムを作っておいたらどうでしょうか。


参照:
 カテゴリー → 民主党


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