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懐かしい映画と音楽と「フォー・ウェディング…Love is all around ウェットウェットウェット 」

2021-08-16 11:10:37 | 映画と音楽と
 AccuRadio→Love Songs→Romantic songs from unforgetable filmsから、「Love is all around愛にすべてを」は、1994年の映画「フォー・ウェディング Four Weddings and a Funeral 四つの結婚式と一つ葬式」の挿入歌。
 脚本家リチャード・カーティスと組んでヒュー・グラントがラブコメ俳優として第一歩を踏み出しヒットした。

 チャールズ(ヒュー・グラント)という男は、9人の女性と付き合い、今はお友達付き合い。この女性たちなかなかの美人。それでも、友人の結婚式に参列したとき、アメリカ人女性キャリー(アンディ・マクダウェル)に心惹かれる。

 なんとなくキャリーから誘われたようなチャールズが、翌朝ベッドで目を覚ます。ブラウスをきちんと着たキャリーが、開口一番「聞いておくわ。いつ婚約発表をする? 私はそのつもりで寝たのよ」
 たった一夜を共にしただけで、こんな言葉を聞くとは思わなかったチャールズは口ごもる。そりゃそうでしょう。誰だってビックリするわな。結局、キャリーはアメリカに帰る。

 帰るんだけど、次の友人の結婚式にまたキャリーが現れる。そんなことが続いたある日ある時、キャリーが付き合った33番目の男と結婚するという。
 「チャールズ、あなたは32番目よ」はいはいそれはどうも、 と思うがどうしてもキャリーが好きでたまらないチャールズ。

 チャールズのゲイ・カップルの友人ギャレスが突然死する。葬儀が行われる教会でギャレスの恋人マシューがW・H・オーデンの詩「葬儀のブルース」を読んだ。それはこの世で結婚を許されなかったマシューの愛の誓いなのだ。(同性婚が認められていない時期)

「葬儀のブルース」 
時計を止めろ 電話を切れ
吠える犬にはうまそうな骨をやって黙らせろ
ピアノは止めてドラムにも覆いを
棺を出せ
嘆く人たちを通せ
 
飛行機を空に飛ばし、追悼の輪を、そして
「He is dead 彼は死んだ」と書かせろ
ハトの白い首に黒い喪章を
交通整理の警官には黒い手袋を

彼は私の北であり、南であり、
東であり、西だった
私の平日であり、休日であり
昼であり、真夜中であり、
会話であり、歌だった。 
愛は永遠に続くと思っていた。
でも、違った。 
 
星なんてもう見たくない
その光も消してしまえ。 
月なんて片付けてしまえ、
太陽はバラバラにしろ。
海の水をぬき、
森の木の葉は掃いてしまえ。
どんなものだってあの人のかわりになんて
なれやしないのだから
これは葬儀の弔辞としては、最高のように思う。

 ようやくキャリーをあきらめてヘンリエッタとの結婚に踏み切るチャールズ。 が、結婚式5分前キャリーが離婚したと告白する。またまた心が揺れ動く。

 ラブコメなんて都合よく作ってあるから、33人も男を渡り歩いたキャリーと、にわか雨にずぶぬれになりながら熱いキスシーンで終わる。この二人いつ分かれるのかな。 と思わせるエンディングだった。

 そこに流れるのがウェットウェットウェットの「Love is all around愛にすべてを」なのだ。ウェットウェットウェットは1982年に結成されたスコットランドのソフトロックバンド。1980年代と1990年代に英国のチャートと世界中で多くのヒットを記録している。
 
I feel it in my fingers 指先に感じる
I feel it in my toes 足の指にも感じる
Love that's all around me 私を包む愛を
And so the feeling grows そうして、気持ちが高まっていく

It's written on the wind それは風に書かれている
It's everywhere I go, oh yes it is どこに行っても、そうなの
So if you really love me だから、もしあなたが本当に私を愛しているなら
Come on and let it show, oh さあ、それを見せよう

You know I love you, I always will ね、愛してる。いつも
My mind's made up by the way that I feel 愛が高まるのを感じるよ
There's no beginning, there'll be no end 始まりも終わりもなく
'Cause on my love you can depend だってあなたの愛次第だし

I see your face before me あなたの顔を見つめて
As I lay on my bed ベッドに横たわって
I kinda get to thinking ちょっと考えてしまう
Of all the things you said, oh yes I do あなたが言ったすべてが、その通りだよ

You gave your promise to me and I gave mine to you お互いにに約束をしたね
I need someone beside me in everything I do そばにいて欲しい
Oh, yes I do ええ、そうよ

You know I love you, I always will ね、愛してる。いつも
My mind's made up by the way that I feel 愛が高まるのを感じるよ
There's no beginning, there'll be no end 始まりも終わりもなく
'Cause on my love you can depend だってあなたの愛次第だし

I gotta keep it moving それを動かし続けないと

Ooh, it's written in the wind あら、風に書かれているよ
Oh, everywhere I go, yeah, ooh yeah どこへでも行くよ。そう
So if you really love me, love me, love me じゃあ、もし本当に愛しているなら、愛して、愛して
Come on and let it show それを見せて
Come on and let it show
Come on and let it
Come on and let it
Come on and let it show
Come on and let it show
Come on and let it
Come on and let it
Come on and let it show
Come on and let it show, baby
Come on and let it show
では、ウェットウェットウェットの「Love is all around愛にすべてを」を聴きましょう。

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