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房総半島、へそ曲がりドライブ

2014-11-20 16:28:38 | ドライブ

 18日は、一日中晴れて雨の心配がないとの天気予報。ならば兼ねて思い描いていた地方道、都道府県道、それにその他の道を辿って目的地へのドライブを実行に移した。

 道路地図では、地方道は緑、都道府県道は黄色、その他の道は無色で二本の線だけ。ナビで検索すれば、こんな道は絶対に表示されないという道だ。

 なんでそんな道を走りたいの? と問われれば「国道は渋滞するし飽きたから」と答える。それに今回走った道のように、コンビニが一軒もなく交通量が極端に少ない点も理由のひとつだ。

 人けの少ない道路は、どこまでものんびりとしていて夕闇が迫れば静かな暗闇に沈みこんでしまうのだろう。
 道端を歩く人を見かけたら「どこへ行くんだろう」とか「学校や病院へは大変だろう」なんて思いをめぐらす。

 今回の目的地は、勝浦と天津小湊の中間あたりの守谷海岸。ここは何度も訪れたところで、白砂の渚に澄んだ水のキレイな海岸だ。夏には海水浴場にもなる。

 事前に簡単なコマ図を作っておいて、午前9時半ごろスタート。途中一度迷っただけで午前11時過ぎには守谷海岸に着いていた。所要時間1時間40分ぐらい。意外に早かった。

 交通量が少ないというのは、のんびり走ってもあまり時間がかからない。国道の信号機や車の多さで時間とガソリンの浪費に気付かされた。

 この日の守谷海岸は、ひっそりとしていた。波も穏やかで有り余る暖かい太陽に目を細め、静かな昼時だった。
 歩いてきた地元の猟師のおじさんと言葉を交わす。指差しながら「あの突端へは行けますか?」がきっかけで、渚の貝殻の多さを「滅多にないことだよ」と言った。そして「これは珍しい貝だよ」と言って手渡してくれた。
 いくつか拾っているとき「波が来るよ」と言った。たしかに波が足元まで這い上がってきた。「俺は漁師だから波は音で聞き分けているんだ」と言う。おじさんは貝殻を見ながらどんどんと遠ざかってしまった。

 私はぶらぶらとしながら何枚かの写真を撮った。帰路は、九十九里方面へ遠回りをして午後3時過ぎには自宅に着いた。
           
           
           
           
 往きのコースで地方道その他の道の172号線が山中に入り、すれ違いの難しい狭いところもあった以外はのんびり運転だった。この山中の道も楽しい。以前、林道を走り回っていたころを思い出した。
           
コメント
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