私たちは今やインターネットの世界を離れて暮らすことができない。台風が近づいてきたとき、交通機関への影響は避けられない。
そんな時、各交通機関の電車やバス、飛行機や船のリアルタイムの情報はネットで調べるのが一番確実性が高い。しかもテレビやラジオでは「より詳しい情報はそれぞれのホームページでどうぞ」というのが決まり文句になっている。
インターネットはプラスの面も多い代わりにマイナスの面もある。この映画は、それを描いてありその中に家族や父と息子、夫と妻との溝が埋まっていくという皮肉も散りばめられている。
高校生の悪ガキが、孤独で作曲が唯一の趣味という同級生に女の子に成りすましてメール送る。これがとんでもない事件に発展する。
また夫がカード使用を断られたことが発端で、妻のSNSのチャットに起因すると思われ相手の自宅に銃を持って押しかけるという展開。
それに未成年ポルノの当事者にインタビューを画策して近づく女性レポーターの悲哀。それぞれの物語が絡まりながら人間的な味付けで製作者の良心が見える。
監督
ヘンリー=アレックス・ルビン
キャスト
ジェイソン・ベイトマン1969年1月ニューヨーク生まれ。
ホープ・ディヴィス1964年3月ニュージャージー州イングルウッド生まれ。
フランク・グリロ1963年6月ニューヨーク生まれ。