
FBIは、ある上院議員を監視していた。夜、その上院議員は動き出した。監視カメラが議員を追ったが路地の暗がりから男が出てきて議員が絞殺される。
CIAハイランド長官(マーティン・シーン)から呼び出しを受けた元CIAエージェント、ポール・シェファーソン(リチャード・ギア)は、FBI捜査官ベン・ギアリー(トファー・グレイス)の示す犯人像と異なる意見だった。
ベンは絞殺の手口がソ連の伝説のスパイ「カシウズ」に違いないという。ところが、ポールはカシウスを殺したのは俺だからそんなはずはない。という。
いずれにしても捜査は、ポールとベンの担当となった。さて、一体どんな捜査が行われ、どのような結果に終わるのか。それは、予想もしない結末としかいえない。
二人の捜査官が二重スパイと復讐という運命にさらされ、その秘密は一方の捜査官の死によって闇の中に落ちていく。リチャード・ギアのCIAエージェント? という感じだったが無駄なシーンもなくまとまりのいい本作は眠くもならずに観終わった。




監督
マイケル・ブラントもともと脚本家で、本作が初監督作品。1968年10月ウィスコンシン州マディソン生まれ。
キャスト
リチャード・ギア1949年8月ペンシルヴァニア州フィラデルフィア生まれ。
トファー・グレイス1978年7月ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。
オデット・アナブル1985年5月ロサンジェルス生まれ。
マーティン・シーン1940年8月オハイオ州デイトン生まれ。