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映画 スパイク・リー「インサイド・マン(‘06)」

2007-01-10 11:31:51 | 映画
 クライヴ・オーウェンが語るところから映画は始まる。
 「私はダルトン・ラッセル、慎重に選んだ言葉をよく聞け、二度と繰返さない。私が“誰か”は今 名乗った。“どこか?”監獄に見えるだろうが、狭い空間と監獄に入るのとは大違いだ。(ここで映像は狭いところで屈伸運動なんかをやっている)
 “何を?”は簡単、私は最近銀行を襲う完全犯罪を計画し実行した。“いつ?”は“最近”だ。“なぜか?”金銭的な利益が狙いなのは当然だが、簡単なヤマだからだ。自信がある。最後は“どうやって?”ハムレットのセリフを借りれば“そこが問題だ”」
             
 銀行員と顧客を人質に捕る。警察の人質交渉人デンゼル・ワシントンとの駆け引きが始まる。途中で割り込んできたのが敏腕弁護士ジョディ・フォスター。
             
 この弁護士は襲われた銀行の会長に、ある命を受けていた。犯人は警察を欺きスパイク・リーは観客の裏をかいて、最後は大笑いさせる。出演俳優は実力派揃いで、何気ない仕草や傲慢な表情をいとも簡単に演じる。
 デンゼル・ワシントン、クライヴ・オーウェン、ジョディ・フォスター、クリストファー・プラマー、ウィレム・デフォー、キム・ディレクター。
             
 この中で犯人側の一員になったキム・ディレクターは、僅か数ショットの出番でしかなかったが、彼女のブルーの瞳が印象的で、胸も豊満なところは見応えがある。スパイク・リーの作品のうち5本に出ているらしい。ハリウッドにはこんな女優がわんさといるのだろう。
             
コメント
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