畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

水手切

2012-08-11 18:28:08 | 農作業

8月11日(土)   いちじ 

太陽の照りはないが、蒸し暑い曇り空。降るようで降らない、鬱陶しい一日。昼ころに、サーッと一雨、1~2㎜か。蒸し暑さを増すだけの雨。

午前中は、田んぼ。少し残っていた大土手の草刈を終わらす。これから何日か、夏の太陽は、一休みするらしく、今日のような天気が続くと云う。稲刈のことを考えて、少し早めだが、水手を切って、水を湛えないようにする。この辺は、天気予報に云うほどに、雨量があるとは思えないが、万一のこともある。水手を切っておけば、表面が濡れる程度で、良いお湿りとなる。半分ほどの田んぼを回り、水手を切っておく。

田んぼによって、まだ、たっぷりの水を湛えている所もあれば、完全に水はなく、大きくひび割れした田んぼもある。今、田面が固まって、足跡が少しつく位で、水がうっすらとある位が理想だが、なかなか全体がそうはならない。重粘土の強湿田では、なおさらだ。少し早めに水を落とし、固めておかないと、田面の低い所に水が残り、刈取時に苦労する。少し早めのようだが、そんな田んぼの水手を切って回った。

今朝の新聞の地方面。当市の稲刈が始まったとの報道。少し離れた同じ地区の集落だった。私たちの集落はまだだが、もう2~3日もすると始まりそうに、田んぼも色づいてきた。

一雨あったので、まだ降るかもしれないと、花畑に行く。ニンジン用の畝の透明マルチを撤去する。その後草取りをするが、昼の雨。ある程度降ったらしく、中耕したての畝間の土が、作業する指や、長靴に着き、やりにくかった。


草処理

2012-08-11 05:48:20 | 農作業

8月10日(金)   いちじ 

家の周りの刈り草を集めて、焼却したりしながら、母の迎えを待つ。

花畑に行き、畑の周りの草刈。この畑を借りたばかりの頃、緑肥作物として、蒔いたギニアグラスが、定着し、雑草化している。2メートルを超す丈になり、ススキのような穂を付けている。これほどに育つと引き抜くのは大変。刈払機で刈り取るしかなくなる。一時間ほど刈って、びっしょりになり、昼上がり。午後も、引き続き、花畑。マルチフィルムは連れ合いが撤去したので、先日刈り取っておいた、草を焼却。イネ科の雑草は、育ってしまうと、枯れても、そのまま鋤きこむには難がある。ロータリーに絡まったり、絡まったまままとまってしまったりして、扱いにくい。持ち出すか、焼却するしかない。ほぼカラカラになった草は、パチパチとよく燃える。そうでなくとも暑いのに、燃える炎の熱さも加わり、冷たい水がすぐに無くなる。

少し涼しくなってきた頃から一時間ほど、草取りをする。熱処理マルチ畝間の中耕の後、ロータリーにかからなかった草が、マルチの縁に、ところどころ、筋状に残ってる。小さいし、弱ってもいるので、簡単に抜ける。草の量も少ないので、じっとしゃがみ込んでの作業でないから、乾いた畑土からの照りかえしもそれほど苦にならない。ホッとするほどの心地よさを感じる位になると、もう薄暗くなる。

ビールを浮かべながら、車に入る。