畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

秀畑

2012-08-09 05:18:59 | 農作業

8月8日(水)  のち 

少し気温が下がって、過ごしやすい、という感じ。しかし、畑作業をすると、やはり、汗まみれだ。

秀畑。今、育っているのは、サツマイモと、少しばかりのゴボウ。後は、草ボウボウ。トウモロコシは、少し収穫したが、残る半分以上は、虫と草で、収穫放棄。草に負けてひょろひょろと頭を出している。きれいに耕しておいたスペースは、夏草がびっしり。つい10日ほど前は、この程度なら、耕起して鋤きこむのに、ちょうどよい、と感じていた。しかし、私の行動より、夏草の生育の方が、数倍も速い。とてもトラクターを入れる気にはならない。

夏草の代表として、ヒユナのことは先日触れた。こちらの畑は、もう一方の代表とも言えるイネ科の草が多い。その代表は、メヒシバ、オヒシバだ。こちらは細い茎を何本も出し、大きな株になる。茎や葉も長くなり、1mを超える。細長い葉や茎は、からみつきやすい。このような草が、びっしりである。ロータリーを掛けれないことはないが、今は止めとく。畑土は水分がなくカラカラ。ちょっとしたことでも、土煙りが立つほど。こんな状態で、ロータリーを回転させると、からみついた草が、土をたたきかきまわし、土煙りの煙幕の中。機械も身体も、周囲も、埃だらけとなってしまう。

次善の策で、草刈だ。このまま放置しておくと、どんどん伸びて横に広がりからみつき、倒れ地を這うように伸び、草刈もかなり大変になる。今ならどうにか、モアでも刈れるだろうと、やってきた。エンジンを全開しても、刈り草が葉に絡みつき、何度もエンストを起こす。限界すれすれだったが、胴にかかり終える。周囲の畔は、刈払機を使い、刈り終える。ほぼ一日仕事だった。