畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

乾燥機

2012-08-21 19:38:25 | 農作業

8月21日(火)  

今日も暑い晴天。夕方、草刈先の田んぼで、喉を潤そうと車に戻ると、携帯が鳴る。インゲンとセルリーの水やりをと、花畑に向った連れ合い。タンクの水はお湯だけど、大丈夫?。気温の高さと、容赦ない照り。たまり水が温まるのは当然。しかし、地面はもっと熱いはず。

乾燥機をし運転する。しばらく空運転していると、異音。その異音は、ときどきひどい音になり、乾燥機自体が揺れるほどになる。どこかおかしいと、スイッチを止め、点検する。昨シーズンも、ときどき異音がして、おかしいと思ったことはあるが、取り立てて問題なく、任務を果たしてくれていた。今年は、作業前にきちんと点検しなくてはと、分解を始める。

籾の乾燥に使う機械で、籾を循環させるから、酷い埃で、濡れたシャツや身体について、ちくちくするが、止める訳にゆかない。異音のする個所は、乾燥機の天井あたり。3mもの高さだ。長い脚立にのぼり、分解した部品を下ろしながらで、大変だ。原因は分かった。籾を張り込むときに天井で籾を移動させるコンベアの螺旋が折れている。それで、螺旋が回転するから、パイプの壁をこすって異音がしていたのだ。ときどき、酷く壁に当たる時、振動するほどの衝撃となっていた。

原因がわかったのは良いが、すでに、この機械は、15年以上前のもの。部品の製造は終わっている。最悪の場合は、熔接をしてなんとか動かすしかないかと思いながらも、農機具店に連絡し、見に来てもらうこととする。しばらくして、来てくれた職員。メーカーに連絡してくれ、部品はあるとの返事をもらう。至急、手配してくれるように頼み、ホッとする。

午後は、分解した部品を掃除してまとめて整理。組み立ては注文品が来てから。作業前に点検して良かった。もし作業中だったら、大変なことになっていた。収穫した籾を乾燥できず、作業も中止して、籾を掻きだしてと、想像しただけでも、ぞーっとする。

夕方、一時間ばかり、草刈。

コメント
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