畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

物忘

2012-08-02 05:28:43 | 農作業

8月1日(水)  ときどき  いちじ 

朝、サアーっとの通雨。ほんの短い時間だが、地面をしっかりと濡らす。しかし、止んだ後は、すぐに地面は干上がるほどの照り。こんなお湿りでは、蒸し暑さが増すだけの役にしかたたないなどと、話す。夕方、大豆畑に行くと、一目には分からないが、マルチフィルムの周りは、まだ、乾き切らず濡れている。隣のお祖母さん。いいお湿りでしたね。こちらは、午前中、何回かの通雨があったと云う。そう云えば、心なしか苗を落とす地面の中はお湿りの効果を感じれた。

草刈と、大豆植付、水掛け。

夜中、目が覚めたのは3時ころ。アッと思う。水を止めるのを忘れた、との思いが、突然脳裏に浮かぶ。もう一方で、本当かと、問いかける思いも。記憶を探ってゆく。昼過ぎに回った時は、まだ田面全体に水は行き渡っていなかった。夕方、最後に止めに来ようと、思い後にした。大豆を植えて、水かけが終わったのは、6時を少し回った頃。今日は、早い終いだ、と、片づけた。帰って、母の食事をと、車に乗り込んだ。その時、そうだ、田んぼの水を止めに行かなくてはと、思った。その後の記憶が、定かでない。田んぼに回ってから家に帰ったか、それとも回らなかったのか。はっきりしない。まだ暗くはなかったのだから、どの様な風景の中を車を走らせたかを、思いだそうとする。そうだ、さんがに乗っているのとすれ違った。あれ、珍しいと思った。以前は、足の為にと歩け運動をやっていたが、ここのところ止めていたようだ。夕方の自転車漕ぎを始めたのだろうかと思いながら、家に車を乗り入れた。

やはり、田んぼには回らなかった。最後に思いだした家への帰り道は、畑から直に家に帰るルートだ。田んぼに回っていれば、反対側からのルートになる。水手越しに、水が流れている様子が浮かぶ。以前なら、すぐに飛び起きるのだが、歳をとり、ずうずうしくなったのか、一番の仕事だと思い、眠りに落ちる。けれど、何時もよりは早く起床。5時前に、朝一の作業に出かけた。