畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

夏草

2012-08-05 05:59:23 | 農作業

8月4日(土)   いちじ  いちじ 

真夏にしては珍しい天気。霧雨状のものが、時折、身体を潤してくれた。気持ちの良い、ミスト。雨量的には、カラカラの畑土の表面に、草の種の発芽を、促す程度のものか。夏の畑草は、生命力が強い。そして、子孫を残す能力は高い。生育しきった個体が残す種の量は、尋常ではない。その大きな草体からは想像もできないほどのごく小さな種子を無数といってよいほど実らせる。そんな、夏草の種は、畑全体にまんべんなくばらまかれている。そんな種が、少しの水分も逃すまいと、焼けるような畑土の中で、耐えている。

午前中は、田回、必要な田んぼに水入れ。大土手の5枚の棚田も、ポンプを動かしてもらい、たっぷりの水を入れる。水番をしながら、草刈。

午後は、今日は、大豆の植付はお休み。最後の二トレイは黒豆。まだ双葉が開いていない状態なので、一、二日先になる。なんとなく、ホッと一休みという感じ。花畑に回る。思った通りだ。チョットした通雨が、一二度あって生育を促したようだ。太陽熱処理の透明マルチの畝間は、緑の絨毯という感じ。夏草がびっしりと発芽し、生育している。まだまだ幼く、柔らかな感じだが、10日もすると、「えっ!」と、驚くほどのスピードで生長し、手に負えなくなる。居間がたたくチャンス。逃すまい、と思い明日からの予定とする。

収穫が終わった、マルチを張った畝間の草がひどく伸びている。刈払機で刈り取り、撤去しやすくしておく。